BEMANI MUSIC FOCUSとは、REFLEC BEAT groovin'!! upperで開催されていたイベントである。
概要
11月まで行われていたリフレクスタンプに代わって2014年12月12日から始まった、BEMANIアーティストが選曲した楽曲を解禁できる期間限定イベント。
初期のBEMANIシリーズを出典とする曲が数多く移植されてきた。
このイベント期間中は、100万アッパーポイントを溜めることによって、EXTRAステージに入る前(クレジットプレー時は2曲め終了後)に出現するアッパーポイントオプションの中に『BEMANI MUSIC FOCUS』が出現する。これを選択することにより専用選曲画面に移行する。
開催期間
選曲アーティスト | 開催期間 | |
開始 | 終了 | |
DJ TOTTO | 2014/12/12 | 2014/12/24 |
TAG | 2014/12/25 | 2015/1/8 |
Des-ROW | 2015/1/8 | 2015/1/22 |
Ryu☆ | 2015/2/5 | 2015/2/19 |
TOMOSUKE | 2015/2/26 | 2015/3/12 |
kors k | 2015/3/12 | 2015/3/26 |
SUPER CHOICE!! | 2015/3/27 | 2015/4/10 |
PHQUASE | 2015/5/21 | 2015/6/4 |
wac | 2015/6/4 | 2015/6/18 |
Ryu☆(復活) | 2015/7/2 | 2015/7/9 |
kors k(復活) | 2015/7/9 | 2015/7/16 |
dj TAKA | 2015/7/16 | 2015/8/6 |
DJ TOTTO(復活) | 2015/8/6 | 2015/8/13 |
TAG(復活) | 2015/8/13 | 2015/8/19 |
Des-row(復活) | 2015/8/19 | 2015/8/25 |
CONTENTS SELECTION | 2015/9/17 | 2015/10/28 |
楽曲解禁までの流れ
「BEMANI MUSIC FOCUS」を選択した後、選曲画面には初期状態で3曲の新曲と、「SECRET」として伏せられた枠が表示されている。
最初から表示されている3曲は全ての難易度を選択することができ、難易度を問わずに1回クリアすることでプレーした楽曲が全難易度常駐する。
3曲解禁後、「SECRET」曲のHARD譜面までが選曲可能になる。これもクリアすることで楽曲が常駐する。さらに、解禁後にその曲のSPECIAL譜面が選択可能になる。これはクリアの可否にかかわらず、プレーするだけで譜面が常駐する。
第十弾のdj TAKA回のみ構成が特殊で、通常「SECRET」枠のV を解禁→他3曲のSPECIAL譜面→VのSPECIAL譜面→5曲目にV2が出現(譜面の種類を問わずプレーするだけで全譜面が常駐)という流れだった、このため、第十弾のみ全解禁に必要なクレジット数が多く、開催期間も他と比べて3週間と長かった。
全曲の全譜面を解禁するためには、各弾ごとに最低5回(第十弾のみ9回)BEMANI MUSIC FOCUSを呼び出す(=合計500万アッパーポイントを溜める。第十弾は900万アッパーポイント)必要がある。各イベントが開催されている間は一日の初回プレーで20万アッパーポイントが、開催初日には初回プレーで100万アッパーポイントが獲得できるため、このボーナスを有効に使っていくことが重要となる。
開催期間内に楽曲を解禁できなかった場合は復活開催時に解禁する必要があったが、2015年9月17日以降は「CONTENTS SELECTION」以外のBEMANI MUSIC FOCUS楽曲を「リフレクショップ」で解禁できるようになった。
解禁に必要なポイントは「V2」のみ8,000リフレ、それ以外は3,800リフレだった。
イベント終了後の扱い
2015年10月28日、「REFLEC BEAT VOLZZA」稼働と同時にイベントも終了。SPECIAL譜面も含めて「ガレージ」から解禁できるようになった。「VOLZZA2」バージョンアップ時に通常譜面が無条件解禁・SPECIAL譜面は該当する曲のHARD譜面を一定回数(成績に応じて1回~5回)プレーすることで解禁となった。「V2」のみ扱いが特殊だったが、こちらもVOLZZA2バージョンアップ時に他のSPECIAL譜面と同様の扱いになった。
現行バージョン「悠久のリフレシア」では譜面リニューアルに伴ってプレーできる曲とできない曲が混在している。復活収録された曲については無条件解禁。
2021年5月4日現在AC未収録&REFLEC BEAT PLUSのパック配信[1]が行われていないのは「Nova emoção」「Ping×Pong×Dash」「MAKE A JAM!」の3曲である。
解禁楽曲
アーティストコメント
解禁できる曲には、それぞれ選者のコメントが掲載されている。
第七弾はプレイヤー選曲のため、作曲者のコメントが掲載されている。
第一弾 DJ TOTTO選曲 | |
曲名 | コメント |
ABSOLUTE | クラブトラック+メロディアスな展開に衝撃を受けた曲です。IIDXでの交互押しの乱打がとても印象的で当時はひたすらプレーしましたね! |
CHOCOLATE PHILOSOPHY | ボーカル曲でのお気に入り枠として選びました。ベストアルバムに入ったロングバージョンがまたさらにいい曲すぎてあれです、ズルいですw |
LOGICAL DASH | まさかの初代beatmaniaシリーズよりあの名曲をチョイスしてみました。当時から曲を知っているアツいプレイヤーはぜひその頃を思い出しながらプレーしてみてください! |
era(nostalmix) | IIDXで足元のバスシェイカーから伝わってくる重厚な低音を初めて体感した時は鳥肌ものでした。今思い起こすと僕の音楽性のルーツの一つでもあると思いますね。 |
第二弾 TAG選曲 | |
曲名 | コメント |
DROP THE BOMB | DDRからテンション高めのまさにアッパーな楽曲をチョイスさせていただきました。畳み掛けるラップとラストの三連のリズムは衝撃的です! |
AXIS | デビューとなったギタドラV3は本当に思い入れのある作品で、その中から共に戦場を駆け抜けたこの楽曲をご紹介します。 |
fellows | 1クレジットの中で1回は必ず選曲していたお気に入りの楽曲です。楽曲コメントにも非常に感銘を受け、今の楽曲制作に大きく影響を与えています。 |
MAD BLAST | ドラムマニアの譜面を覚えてしまうくらいプレーしまくった曲です。歌詞(?)は未だになんと言っているかわかりません。 |
第三弾 Des-ROW選曲 | |
曲名 | コメント |
大見解 | 何か新しいことをやりたくて、藻掻いていたそんな時代に生まれた曲だった。いろいろな機種に移植されたが、とうとう来たぜREFLEC BEATにも。 |
Funky sonic World | さわやかな歌声とは裏腹に、鬼神のような動きを求められるそんな印象が強く残ってます。BPM400なのか…、若かったと感じるあの頃。 |
BE LOVIN | ビーマニハッピーハードコアの歴史はここから始まったと言いたい! ワクワクするような4つ打ちのビートを! 初代ビートマニアの思い出に乾杯。 |
CURUS | デクルの泣きの名曲と言えばこの1曲! 幻のロケテスト版はなんとおれの声だったことを思い出された。メタルフロウバージョンも必聴だぜ! |
第四弾 Ryu☆選曲 | |
曲名 | コメント |
GENOM SCREAMS | L.E.D.さんのBEMANIデビュー作! サイケ系の妖艶キャッチーなリフが、たまりません! 最後のパートでは、階段あり、三連符あり、とオモシロ難しい! |
Presto | Osamu Kumotaさんの超名曲! 音色、構成、演奏感、そしてゲーム性と、音楽ゲームに必要な要素が、非常に高い次元で融合した傑作です! |
JET WORLD | 泉 陸奥彦さんの激グルービンな1曲! ハードロックとカントリーの融合! 非常に明るくてポップな曲調で、烈ノリノリ祭です! |
Go Beyond!! | Sota Fujimoriさんとのコラボ楽曲です! Sotaさん謹製、トランス系のハードな音色と、ブレイクでのオーケストラアレンジが響きわたる1曲! |
第五弾 TOMOSUKE選曲 | |
曲名 | コメント |
I'M GONNA GET YOU! | お世話になった大先輩の曲です。当時のGITADORAの曲は英語が大多数を占めていました。洋楽に造詣の深い先輩だらけで、超絶ポップなこの曲を含め本当に勉強になりました。 |
the keel | 民族+エレクトロ+ゴスロックという、自分にとってソーダバーにふえガムに麦茶のような好物だけの曲。キャラのロキも含めて、アイスランドを感じますね。当時のポップンは楽曲のベクトルがはっきりしていていいですね。 |
LOVE IS ORANGE | この曲はなんといっても「やっとあなたを嫌いになれたの」から始まる歌詞。コード進行などのサウンドはフレンチシャンソンの王道中の王道ですが、当時はリズムで新しさを出していました。 |
Gamelan de Couple | 民族的というか血からくる高揚感というものに重点を置いて作った曲ですね。東南アジアの音楽はテクノなどの反復音楽と非常に相性が良くてさらにガムランの音階は琉球音階に近いので僕達に親近感があるのです。 |
第六弾 kors k選曲 | |
曲名 | コメント |
Flash Back 90's | これくらいの頃から「音楽ゲームだからこそ!」と言った曲やアレンジを強く意識するようになってきたのではと思います。 |
White Eve | 昔からさなさんの歌声の大ファンでWhite Eveを聴いたときは衝撃でした。メロディと歌声が最高にツボです! |
HELL SCAPER | 速い! 速すぎる! 初プレーの時が今でも衝撃的で人生変わってしまったほど大好きです! |
starmine | 自分にとって大きな転機になったIIDX 3rd styleの楽曲公募。もう一人採用になったヤツの曲はどんな曲なんだ!? とIIDX 4th style稼働当日に走ってゲームセンターに行ったのはいい思い出。超ポップで可愛くていい曲! |
第七弾 SUPER CHOICE!! | |
明鏡止水 | JAZZとゲーム的な面白さ。この2つの要素をどう融合させるかがこの曲のテーマ。ゲーム的な面白さには変化する展開とノレるリズムが必須で結果、この曲のJAZZ要素は? というとモードジャズと和風曲の持つ共通点という形で演出しています。(TOMOSUKE) |
Pink Rose | もう15年も前の曲なのに、今でも愛され続けることへの驚き。当時、確かに強い野心を持って作曲したこの曲には、私の手を離れても巣立っていくほどの魂が宿っているんだね。(村井聖夜) |
sync | 目を閉じて聴けば今も、あのスタジオの風景や匂いが心に蘇る。オレにとって大切な思い出の曲。(dj TAKA) |
Beyond The Earth | Beyond The Earthは、僕にとってBEMANIシリーズに初めて提供した楽曲でとても思い出深い曲です。なので遊んでプリーズ!(猫叉Master) |
第八弾 PHQUASE選曲 | |
COSMIC COWGIRL | この曲を聞くと脳内にドラムマニアの譜面が流れます。キーボードマニアでも沢山プレイし、時には友人たちと三機種マルチセッションでワイワイしたのが懐かしい!! |
BOBBY SUE AND SKINNY JIM | ボビスー!!作曲は私が尊敬してやまない佐々木博史さん。素敵な歌声に込められた歌詞を訳してみて、その内容に少ししんみりしたyesterdayです。 |
男々道 | ヒプロ2!!歌詞を完全に覚えてしまうくらいプレーしまくりました。余談ですが、初めてプレイした時ラストで「だん!だん!だん!」ってなってしまいました。 |
spica | 7th style稼動日のゲームセンターで衝撃を受けました。beatnation summit 2015で流れ、思わず涙が…。ありがとうございます。 |
第九弾 wac選曲 | |
PULSE | 初めてポップンに関わった頃を思い出して聞くたび涙でそう。コード・メロディ・音色、全てが最高です。叩きたい音がいっぱいあるので、どうにかしてEX譜面を、と画策し続けましたが果たせず。幻の高難易度をリフレクでどうぞ。 |
GRADIUSIC CYBER | TAKAだけでなく、自分にとってもこの曲があったから今の自分がある、と言い切れる曲です。17年後にこの曲のことをこれだけ大勢の方々に語る日が来るなんてあの頃の自分とTAKAは想像もしてなかったろうなー。 |
Nova emoção | ともちんとMAMBO A GO GOの曲を入れよう!と企んだポップン8。頂いたマンボ曲はどれも名曲揃いでしたが特にこの曲は好きすぎました。そしたらこの曲はマルチ音源がないなどと言いよる。あの時の無念を今こそリフレクで晴らします。 |
踊るフィーバーロボ | 新進気鋭(だったけどその後見かけない)作曲家八戸亀生裸せんせいと楽しい仲間たちが繰り広げた一世一代の超カックイーロボットソングです。このよしくんの熱唱が後のVENUS誕生につながったと言っても過言でした。 |
第十弾 dj TAKA選曲 | |
♥Love²シュガ→♥ | Noriaといえばこの曲。メロディに乗った歌詞になるように何度も書き直した覚えがあります。 |
Lucy | wacの曲は外せないと、選んだのがこれ。キュートな歌詞と歌声に1票 |
GUILTY | dj TAKAのイメージができあがりつつあった頃、先入観なく聴いてほしくて作った新名義。D.J.SETUPとは誰か?言い当てられた人は当時少数派でした。 |
V | コロンブスの卵とはこのことで、誰でもできそうなアレンジは、誰もやってないアレンジだった。 |
V2 | 不朽の名作、後半をお楽しみ下さい。 |
CONTENTS SELECTION | |
ZERO-ONE | Mr.Tが放つ、エッジの効いたデジタルサウンドとメランコリックな旋律が共存する新解釈エレクトロサウンド! (L.E.D.) |
MAKE A JAM! | 1998年、DDRのために曲を書いた最初の一曲。まだダンスミュージックがゲーム音楽として一般的ではなかったころそれらが一つになるようなJAMを目指しました。今は昔。 (U1-ASAMi) |
Ping×Pong×Dash | 今回のチョイスは、ポップンらしいポップスという点を重視して「あの頃ポップンやってたな~!」と思い出しながら楽しんでもらえるような曲を選びました。スピード感、コード、ボーカル、どれをとってもポップンらしい名曲です。実はDJ TOTTOも喜んでます。 (PON) |
DAY DREAM | ギタドラでの難曲がリフレクで再登場です。17/16拍子が基本のこの曲、なれるまで時間がかかると思いますが、頑張ってチャレンジしてくださいね。 (Mutsuhiko Izumi) |
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wac SELECTIONまでの楽曲がREFLEC BEAT groovin'!! Upper ORIGINAL SOUNDTRACKに「BEMANI MUSIC FOCUS DISC 1」「DISC 2」として収録されている。特に初出バージョンが昔の楽曲の場合、当時発売されたサウンドトラック音源の入手が難しいこともあるのでそういった意味でも貴重な一品といえる。
なお、「dj TAKA SELECTION」「CONTENTS SELECTION」の9曲は未収録。次回作サントラ(悠久のリフレシア+VOLZZA ORIGINAL SOUNDTRACK)にも収録されていない。
関連項目
脚注
- *配信されているのはPHQUASE SELECTION(BEMANI MUSIC FOCUS PACK 08)まで。wac SELECTIONとCONTENTS SELECTIONのパックは未配信で、音源が変化するタイプのSPECIAL譜面も「Spica」以外は未配信である。
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