現れろ!CNo.9!
天空を覆う星よ、森羅万象をその内に宿し、今、ここに降臨せよ!
天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィア!
CNo.9 天蓋妖星カオス・ダイソン・スフィアとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。
概要
Vの使用する「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」が「RUM-アージェント・カオス・フォース」によってランクアップした姿。
エクシーズ・効果モンスター
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第30回による
ランク10/闇属性/機械族/ATK 3600/DEF 3200
レベル10モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材の数×500ポイントダメージを
相手ライフに与える事ができる。
このカードのエクシーズ素材全てを取り除いて発動する事ができる。
取り除いたエクシーズ素材の数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。
このカードが「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」をランクアップして
エクシーズ召喚に成功した場合、以下の効果を得る。
●このカードのエクシーズ素材が存在する限り、
相手モンスターはこのカード以外のモンスターを攻撃対象に選択する事はできない。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行った場合、その戦闘ダメージ計算後、
戦闘を行った相手モンスター1体をこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
ⅢとタッグでのVSミザエル戦で登場。
「防覇龍ヘリオスフィア」で攻撃を防いで反撃までの時間を稼ごうとするミザエルに対して、Vが召喚した。「CNo.6 先史遺産-カオス・アトランタル」でミザエルのライフポイントを1にしたうえでこのカードの1つ目の効果を使用、効果ダメージで決着をつけようとしたのだが、ミザエルはそれを狙っていた。
ミザエルが伏せていたのは効果ダメージをトリガーに発動する「ダメージ・リバウンド」。これによってダメージは防がれ、さらに奪った「No.107 銀河眼の時空竜」も取り返されてしまった。それでもあきらめず2つ目の効果でミザエルにダメージを与えようとしたが、「ダメージ・オルトレーション」によって防がれた。
そして、「CNo.107 超銀河眼の時空龍」が降臨。
VとⅢは「モノポール・チェーン」と「アトランティック・インビテーション」のコンボで攻撃を封じてターンの終わりに決着をつけようとしたが、CNo.107の力によって自身以外の全てがターン開始時まで戻り、さらにこのカードの効果も無効にされてしまった。
もはや手はなく、2人に残されたのはCNo.107の攻撃を受けるのみとなってしまったが、七皇のうち3人(+1人)を足止めすることで遊馬とカイトは無事旅立つことに成功、生中継で遊馬にメッセージを伝え、全てを終えた2人はCNo.107の攻撃を受けて散った。
元々No.9が巨大なモンスターであっただけに、このモンスターも大きい(演出を見るに、少なくとも地球よりは大きいと思われる)。ランクアップの際はNo.9が地球の周りをオーバーレイ・ユニットのように回っていた。
ランクアップ元は光属性であったが、ランクアップによって闇属性に変化した。
先例に「No.104 仮面魔踏士シャイニング」と「CNo.104 仮面魔踏士アンブラル」がある。
攻撃を誘導する効果は持っていたが、素材がすべてなくなっていたため、アニメではCNo.6が先に攻撃されており、実際に効果を発揮することはなかった(攻撃の順序によって勝敗が変わるわけではないが)。また、仮に素材があったとしてもCNo.107によって効果は無効にされてしまっていたので結局攻撃誘導の効果は発揮できない。
OCG版
エクシーズ・効果モンスター
ランク10/光属性/機械族/ATK 3600/DEF 3200
レベル10モンスター×3
このカードが相手モンスターと戦闘を行う場合、ダメージ計算を行わずに
そのモンスターをこのカードの下に重ねてエクシーズ素材とする事ができる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材の数×300ポイントダメージを
相手ライフに与える事ができる。
また、このカードが「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」を
エクシーズ素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を任意の数だけ取り除いて発動できる。
その数×800ポイントダメージを相手ライフに与える。
相手モンスターをエクシーズ素材にする効果は、特定のエクシーズ素材を必要とせず、ダメージ計算を行わずに素材化するようになった。素材の数に応じてダメージを与える効果は、ダメージ量が減少した。素材を取り除いてダメージを与える効果は、「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」が素材に必要になったが、取り除く素材の数は「全て」から「任意の数」へ変更された。また、攻撃対象を制限する効果は完全に削除された。属性は光属性に変更された。
相手モンスターを素材化できる効果を持っているため、破壊耐性をすりぬける除去とみなせる。向こうから攻撃した際にも発動するので、実質攻撃されない効果でもある。ただし、「エクシーズ素材にできない」効果を持つモンスターや、モンスタートークンは素材化できないため注意。
これだけでも強力な効果なので、ダメージをおまけとみてこちらをメインに使っていくのもあり。「RUM-アージェント・カオス・フォース」を使うのであれば、任意のランク9から出して使用可能。ただし、戦闘を介さねばならないため、「次元幽閉」などの妨害を受ける可能性はある。
素材数×300ダメージを相手に与える効果がある。
素材が2つ残ったNo.9からランクアップさせれば、900ポイントのダメージ。1つ目の効果で素材を追加した後に使えば1200ダメージとなる。効果耐性を持たないので厳しいが、次のターン以降まで生き残ればさらにダメージを与えられる。
素材を使えばその数×800ダメージを与えられる。とはいえ、素材を減らしてしまうと2つ目のダメージ効果のダメージ量も減ってしまうので、なるべく最後の一撃で使うようにしたい。
素材が3つあれば1ターンの内に3300のダメージを与えられるので、終盤ならばこのカードで決めることもあるだろう。ただ、「RUM-アージェント・カオス・フォース」を使うにしてもランクアップ先の選択肢が少なく(ほかには「CNo.92 偽骸虚龍 Heart-eartH Chaos Dragon」しかなく、素材指定の都合上No.9から出す意義はほぼない)、少々出しにくい「No.9 天蓋星ダイソン・スフィア」からさらにこのカードを出すのは難しい。
むしろダメージ効果をあきらめて、CNo.92を出そうとするデッキに「RUM-アージェント・カオス・フォース」を採用し、必要に応じて除去効果を持つこちらを出すという手もある。そんなデッキはない?そうですか……。
あるいは、ランク8から9へのランクアップを狙うデッキで、ランクアップ後のランク9からさらにランクアップを狙うという手もある。
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関連項目
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