混沌の具現たる軍神よ。切なる望みを我が元へ。
集え、七皇の力!CX 冀望皇バリアン!
CX 冀望皇バリアンとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」に登場するカードである。
概要
一人残されたバリアン七皇のリーダー、ナッシュが使用するバリアン七皇の真の力。七皇のオーバーハンドレッド・カオスナンバーズの力を合わせることで力を発揮する。
エクシーズ・効果モンスター
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第44回による
ランク7/光属性/戦士族/ATK 0/DEF 0
レベル7モンスター×3体以上
このカードをエクシーズ召喚する場合、
フィールド上の「CNo.10X」と名のつくモンスターエクシーズを
レベル7のエクシーズ素材として扱う事ができる。
(Xは1~7の任意の数値)
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×1000になる。
このカードのエクシーズ素材1つを選択し、
選択したエクシーズ素材を取り除く、または400ライフポイント払って発動する事ができる。
選択したエクシーズ素材の「エクシーズ素材を取り除いて発動する効果」を発動する。
このターン、選択したエクシーズ素材をこのカードの効果で再度選択する事はできない。
世界をかけた遊馬とのデュエルで登場。
フィールド上に次々とオーバーハンドレッド・カオスナンバーズを展開したナッシュが、7体をオーバーレイ・ユニットとしてエクシーズ召喚。
エクシーズ召喚のせいで「オーバーレイ・ブレッシング」を発動され、遊馬に7枚のドローを許してしまうものの、攻撃力を7000ポイントとして、まずはCNo.107の効果を発動。遊馬の「No.39 希望皇ホープ」とフィールド上のカードの効果を封じ、続けてCNo.102でホープの攻撃力を0にし、さらにCNo.103の効果を発動、2500のダメージを遊馬に与えようとしたが、遊馬はCNo.107の弱点を突いて手札から「アリバリア」を発動、ダメージを防ぎ、このカードの攻撃も封じられてしまった。
しかし、ナッシュはCNo.106の効果を発動、「アリバリア」を無効化し、CNo.105の効果でホープを破壊した。そしてこのカードのダイレクトアタックで勝負を決めようとした際、遊馬は手札から「ガガガガーディアン」の効果を使おうとしたことをトリガーにCNo.104の効果を発動、「ガガガガーディアン」の効果を無効にし、遊馬の手札をランダムに1枚捨てさせてライフを半分にした。
そしてダイレクトアタックを続行したが、直前に墓地へ捨てさせた「虹クリボー」が効果で墓地から特殊召喚されたため、そちらへ攻撃対象を変更した。
カオスの力を制御し、散って行った七皇たちのために闘おうとするナッシュの姿の前に、遊馬とアストラルもエクシーズ・チェンジ・ゼアル、ZEXALⅢとなる。
遊馬とZEXALの戦いで人間世界が危機に陥るが、遊馬の父、九十九一馬やかつての敵、トロン(バイロン)の助けもありデュエルは続けられる。
「RUM-アストラル・フォース」によってランクアップした「No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ」の攻撃を受けた際は「エクシーズ・トリップ」でバトルフェイズを終了させることで攻撃を防いだ。
次のターン、ビヨンド・ザ・ホープへ攻撃したとき、遊馬は「オーバーレイ・ウィーカー」を発動、このカードの大量のオーバーレイ・ユニットを利用され、攻撃力を7200までアップさせられてしまう。ナッシュはCNo.103の効果を発動して遊馬に効果ダメージでとどめを刺そうとしたが、これも「ダメージ・リアクター」で無効化され、そのままビヨンド・ザ・ホープに返り討ちにされた。
しかし、「七皇転生」を発動してこのカードと7枚のCNo.を除外することでナッシュ自身へのダメージを無効化、さらに「ブラック・レイ・ランサー」を特殊召喚した。
遊馬のフィールドにも「No.39 希望皇ホープ」が戻り、ナッシュもさらに「潜航母艦エアロ・シャーク」をエクシーズ召喚。かつての遊馬とシャークのデュエルを思い出すようなフィールドが再現される。
だが、ナッシュはシャークとしての遊馬との出会いを忘れないとしたうえで、再びナッシュとして遊馬と対峙する。
ホープの攻撃に対してナッシュは「七皇再生」を発動。エアロ・シャークと「ブラック・レイ・ランサー」をリリースすることでこのカードを復活させ、CNo.101、102、103をこのカードのカオス・オーバーレイ・ユニットとして迎撃しようとしたが、ホープの攻撃力も「ZW-天風精霊翼」によって4000まで上がってしまう。
ナッシュは「ドロー・リセット・バトル」を発動。これにより遊馬(ZEXAL)とナッシュが1枚ずつドロー。
遊馬は「ダブル・アップ・チャンス」を引き、ホープの攻撃力を8000にして再攻撃。だが、遊馬はみずからホープの攻撃を止めてしまう。遊馬がデュエルの中で見つけ出した「答え」を受けて、ナッシュは「栄光の七皇」を発動、除外されたままの残りのCNo.をこのカードのカオス・オーバーレイ・ユニットとして再び七皇がフィールドに集結するが……。
ナッシュはこのカードによってオーバーハンドレッド・カオスナンバーズの効果を使用する際、全てライフと引き換えに効果を使用している。これについて、遊馬は「七皇の魂がいるカオスオーバーレイ・ユニットを守っている」というように推測している(もちろん、取り除くと以後のターンでその効果が使えなくなってしまう、アストラルの言うように「攻撃力を下げたくない」というような戦略上の理由もあるかもしれないが)。
ナッシュはオーバーレイ・ユニットを守る「オーバーレイ・メナス」も使用しており、このカード自体が破壊されるまでオーバーレイ・ユニットが1つも欠けることはなかった。
オーバーハンドレッド・カオスナンバーズの効果を使用する際は、それぞれのナンバーズの所有者とナッシュがともに効果を説明するのだが、ドルベだけは、2人が友であったためか、専用の口上がある。「キサマらのしがみつく希望、今こそ意を決し、花と散れ!」というもの。
ホープに対して、CNo.102とCNo.103の効果のコンボを行っていたが、これより先にCNo.105の効果を使用すれば、ライフの消費を抑えてモンスターを破壊する事が可能ではあり、結果論でいえばナッシュは無駄にライフを消費したことになる。
もちろん、自らの妹と友の力を優先して使いたかった、遊馬が手札からモンスターを出すことを警戒したなどの理由があってCNo.102と103を優先したとも考えられる。
このカードは「CX」(カオスエクシーズ)と名のついたモンスターである。元々CXは「RUM-バリアンズ・フォース」でバリアンの力を得てランクアップされたモンスターエクシーズにつく名前である(別作品に登場した「CX ズババ最強ジェネラル」は少々例外だが)。
しかし、このカードの場合、RUMによってエクシーズ召喚されるものではなく、ランクアップされる際に見られる「オーバーレイ・ネットワークを再構築」や「カオスエクシーズ・チェンジ」というセリフもなく、それまでのCXからみるとかなり異質なモンスターである。
カード名には「冀望皇」とある。字は違うが、公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」で説明されているように、「冀望」と「希望」は同じ意味。「希」と「冀」を合わせて「希冀」(きき)という言葉もあったり。
このカードは、公式サイトでは「バリアン七皇の希望ともいえるカード」と説明されている。
OCG版
「マスターガイド4」(2014年3月20日発売予定)でOCGに登場することが「Vジャンプ」2014年4月号で明かされている。
エクシーズ・効果モンスター
※VジャンプWEBによる
ランク7/光属性/戦士族/ATK 0/DEF 0
レベル7モンスター×3体以上
このカードは、「CNo.101」~「CNo.107」のいずれかをカード名に含む
自分フィールド上のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
このカードの攻撃力は、このカードのエクシーズ素材の数×1000ポイントアップする。
自分の墓地の「No.」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
次の相手のエンドフェイズ時まで、このカードは選択したモンスターと同名カードとして扱い、
同じ効果を得る。
「CX 冀望皇バリアン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。
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関連項目
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