DJ.COO(DJ.Coo) / 黒川冷とは、アニメ『プリティーリズム・レインボーライブ』の登場人物である。年齢は25(『KING OF PRISM by PrettyRhythm』では27)。
CV:森久保祥太郎
概要
「プリズムストーン」でオーナーであるモモ / 荊千里のアシスタントを務める、浅黒い肌・キャップ・サングラス・赤いジャケット・白髪のロングヘア、とTRFのDJ KOOを思わせる謎のDJ。DJらしいファンキーな言動だが基本的に親身な人物で、店長の彩瀬なるを筆頭に周囲の中学生たちの頼れる大人ポジションである。
プリズムショーのMCのみならず、店の経理や事務も行っているが、加えてモモのガワである荊千里のアンドロイドやトランスフォーム機能の付いた出張トラックなどの開発も彼によるものであり、意外に器用な人物である(北海道まで当たり前のようにトラックで来てるし)。
このように本筋ではサポート役に徹する一方、本人とは無関係なところである人物との関係が匂わされていくが…
三強”黒川冷”
本編の2回前の2008年のプリズムキングカップ(キンプリにおけるそれの8年前)を競う時期に突如として現れ、法月仁、氷室聖と競い合ったプリズムスタァ。氷室聖がこれまでの正統派なアスリート系、法月仁がプリズムショーにアイドル化の先鞭を打った存在ならば、彼はそれまで水面下にあったストリート系プリズムショーを一躍有名にし、以降一大ムーブメントと化させたカリスマである。
もともとは横浜の大黒埠頭あたりでたむろっていたゴロツキだったが、工業高校時代の恩師である教師との出会いによって更生することとなり(荊千里は彼女がモデルらしい)、彼女の教えでプリズムショーの世界へと足を踏み入れることとなった(モモとはこの当時すでに出会っているようだ)。当初は自分が正しいと思ったプリズムショーを高架下でやっていただけだったが、ある時期から氷室聖の存在を知り、彼と競うために大会に現れるようになった(年表を見る限り、法月仁が一度目のプリズムキングの栄光を手に入れた2004年にはまだプリズムショーに出会っておらず、インタビューなどでも一貫して当時は法月仁にはあまり関心がなかった扱いとなっている)。
しかしストリート系というそれまでになかった存在は当時まだ正当に評価されていたとはいえず、仁の因縁などで判定が覆り大会での優勝を逃す、といったこともあった。さらに好敵手としてみなしていた氷室聖の欠場から興味を失いプリズムキングカップへの出場を取りやめ、以来消息を絶つこととなった。
なおまったく隠されておらず同一人物だと視聴者にはバレバレだが、DJ.COOのかつての姿である。氷室聖と戦えなくなったのを知った結果、プリズムショーもやめてしまい、モモへの恩返しのために今度はモモの夢をかなえようと、プリズムワールドの力も借りつつ、「プリズムストーン」を開店させていったようだ。
ちなみに、ご多分に漏れず、彼も女性が苦手である。そんな彼が「プリズムストーン」を経営しているのは、モモのためである。
決着
物語終盤、法月仁がなる達の成長と逆行する形で自身の野望の成就のための行動に移ると、ついに表舞台に上がることとなる。
彼は、氷室聖の怪我の下手人が仁であること突き止めてはいたもののプリズムショー界の今後を思って身を引いていたが、今回は流石に不満を爆発。水面下で仁の暗躍の証拠を集め、速水ヒロの離反に仁が動揺する最中それを突き出し、ついには法月皇による裁きを下させるに至った。
ただしその結果彼自身の身の上に特に何かが変わったわけではなく、すべてが決着した最終回においても以前と変わらずプリズムストーンで働く彼の姿を見ることができる。
KING OF PRISMでのプロフィール
| 名前 | 黒川冷 |
|---|---|
| 誕生日 | 1988年8月8日(日付はモデルの人物と同じ) |
| 星座 | 獅子座 |
| 血液型 | O |
| 身長 | 173cm |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 利き手 | 右利き |
| 属性 | バーニング系 |
| 座右の銘 | COOL! |
| CV | 森久保祥太郎 |
| 舞台版演者 | 及川洸 |
KING OF PRISMでの概要
8月8日生まれ。O型。右利き。
ファッションブランドショップ「プリズムストーン」の運営兼MC。
過去、氷室聖、法月仁と共に
キングオブプリズムの座を争ったこともある。
ファッションブランドショップ「プリズムストーン」の運営兼MC。過去、氷室聖、法月仁と共にプリズムキングの座を争ったこともある。アンダーグラウンドのプリズムショーにも精通している。
プリズムストーンで働いているのは以前と変わらないが、依然としてプリズムストーン運営として「DJ.COO」を名乗りつつも、黒川冷としても表に現れつつある。この2年間でかつては大会で会う好敵手でしかなかった聖とも親睦を深めたようだ。
聖とともに仁の支配下に置かれつつあるプリズムショー界の今後を憂いているとともに、仁科カヅキからも相談を受けているようだが…?
主なプリズムジャンプ
- EZ DO Burning
余談
- 2016年4月27日に行われた「劇場版「KING OF PRISM by PrettyRhythm」プリズムエリートの2次会」にてサイリウムカラーが赤であることが発表され、法月仁の青、氷室聖の白、と三強はトリコロールカラーということになっていた…
しかし、『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』以降の公式から発売されたキングブレードなどでは氷室聖と色が入れ替わってサイリウムカラーは白(…というよりグレー?)となっており、いまだに混乱が続いている - 本放送中からスタッフにケモナー扱いされており、好みのタイプなど明らかに傍らの公私を共にするパートナーを意識している
- かつてショーの評価が覆された際の判定が仁の言いがかりでしかないという反論のセリフ、「あのとき黒川冷の体は浮いていたんだ」、はオーロラドリームの「低い!」と並ぶジャンプを評するコメントとして用いられている
- 見ての通り公式にTRFのDJ KOOをモチーフとしたキャラであり、『劇場版KING OF PRISM 公開4ヶ月目突入記念レジェンド上映』においてついに両者が共演することを端緒として、以後一時期毎月行われていた上映後のアフターパーティー企画などDJ KOO本人も「KING OF PRISM」シリーズに深く関わっていった結果「『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』THUNDER STORM SESSION DJ Party!!!」にて森久保祥太郎とDJ KOOの共演などにつながっていった
- なお「KING OF PRISM」におけるアレの正体については長らく謎であり、『KING OF PRISM by PrettyRhythm』時点ではアニメージュの2016年6月号などでパートナーと同様ロボットと言及されていたが、『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』以降ではオトメディアの2017年8月号などでまた正体がはぐらかされるようになり、『KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-』時点でも監督としてはサイボーグと思ってるとは言いつつも完全に自分のコントロールの範疇外となった謎の存在と化してしまった模様
関連動画
関連項目
- プリティーリズム・レインボーライブ
- あのとき黒川冷の体は浮いていたんだ
- 氷室聖
- 法月仁
- 仁科カヅキ(ファンその1)
- 大和アレクサンダー(ファンその2)
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