Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~とは、「アイドルマスター ミリオンライブ!」の楽曲である。
概要
曲名 | Do the IDOL!! ~断崖絶壁チュパカブラ~ |
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作詞 | 藤本記子 |
作曲 | BNSI (佐藤貴文) |
編曲 | KOH |
試聴 | YouTube |
タグ | Do_the_IDOL!!_ ~断崖絶壁チュパカブラ~ |
ミリオンライブ!のアプリゲーム「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ(ミリシタ)」にて、作中の舞台である「『765プロライブ劇場』の宣伝ソング」というコンセプトのもとに制作された楽曲。
歌唱アイドルは天空橋朋花(CV:小岩井ことり)、永吉昴(CV:斉藤佑圭)、七尾百合子(CV:伊藤美来)、エミリー スチュアート(CV:郁原ゆう)、伊吹翼(CV:Machico)の5名。
2020年8月26日発売のCD「MILLION THE@TER WAVE 10 Glow Map」に収録されている。
配信販売はCD発売と同日に開始された。
なお、アイドルマスターの英文表記「THE IDOLM@STER」に関しては定冠詞「THE」を発音しないが、本楽曲のタイトルに関しては「Do the IDOL!!」の定冠詞「the」は「ジ」と発音する。
制作の経緯について
2020年1月19日に開催されたイベント「ミリシタ感謝祭 2019~2020」内での「楽曲制作をプロデュースしよう!」のコーナーにて、本楽曲の制作決定が発表された。
同時に、本楽曲の制作を佐藤貴文(バンダイナムコスタジオ)が担当すること、また本楽曲を同年5月23・24日に開催予定だった(後述)ミリオン7thライブ「Q@MP FLYER!!!」の中でお披露目し、その後にミリシタに実装することも併せて発表された。
上述のコーナーにおける実施内容は、感謝祭イベントをミリシタのアプリから観覧していた視聴者に向けて本楽曲の方向性について4問のアンケートを行い、その結果に沿った内容で佐藤に発注するというもの。
アンケートの設問とその結果は以下の通り。
設問1:曲のテーマは?? | 設問2:どんな雰囲気?? | ||
---|---|---|---|
アイドル達の友情 (13.1%) |
ライブにかける情熱 (21.1%) |
休日の カフェのような… (4.9%) |
夕日に向かって ダッシュのような… (33.2%) |
新しい時代への挑戦 (52.9%) |
乙女の淡い恋心 (12.9%) |
夜景をバックに 見つめ合うような… (11.1%) |
断崖絶壁を 登るような… (50.8%) |
設問3:どんな曲調?? | 設問4:何になりきって?? | ||
デスメタル (25.3%) |
ハードコアテクノ (35.9%) |
ねこ (28.3%) |
宇宙人 (19.1%) |
電波 (17.8%) |
ディスコ (21.1%) |
チュパカブラ (39.6%) |
赤ちゃん (13.0%) |
この結果に基づく発注を受け、感謝祭イベントに登壇していた佐藤は「作曲家人生で一番のピンチを迎えている」と悲鳴感想を述べ、イベント翌々日にはTwitterでハーコーヘッズ[1]へリファレンスとなる楽曲の募集もとい救援要請を出していた。
チュパカブラについては「チュパカブラ(アイドルマスター)」を参照。
本楽曲のお披露目を予定していたミリオン7thライブ「Q@MP FLYER!!!」が新型コロナウィルスの影響で中止となり、代替として2020年5月23日に実施されたWEB生放送「MILLIONSTARS特別生配信 ~手作りのThank You!~ DAY1」の中でティザームービーとしてMVの一部を公開し、翌日の同DAY2ではゲーム実装版のフル尺MVが公開された。
DAY1配信に出演した佐藤は「作詞は藤本記子、編曲はKOHにそれぞれお手伝い頂いた」「犠牲者を増やしながら作りました」と発言した。また、映像と同時に流れた出演者のチャット欄では「Tシャツ欲しい」「かわいい!好き!あがる!」「いい曲…!」「後ろwwwwww」「どうしてこうなった」「熱の時に見る夢」など様々な反応が見られた。
衣装について
上述のティザームービーとMVの中でアイドルが着用していた「チュパカブラ」をモチーフとした衣装は「
シアターデイズ
曲タイプ | ALL | MV | YouTube | ||
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楽曲Lv | 2M | 2+ | 4M | 6M | MM |
5 | 12 | 8 | 13 | 18 | |
音符数 | 280 | 554 | 457 | 605 | 913 |
2020年5月27日(水)12:00、通常楽曲として実装された。同時にスペシャルコミュ「完成! 劇場宣伝ソング」が公開された。
ただし新型コロナウィルス感染拡大防止の取り組みによる収録遅れの関係で、最初は朋花、昴、翼の3人歌唱版が実装された。エミリー、百合子の歌唱パートを含めた5人歌唱版は後日実装予定とされ(参照:郁原のツイート)、2020年7月27日(月)0:00に音源を5人歌唱版に変更された。
楽曲前半の台詞部分は一部歌い分け対応で、上記の5名以外の765 MILLION ALLSTARSアイドルも対象に含まれる。一部歌い分け非対応のExアイドルを編成すると、台詞部分は52名全員分の音声が一度にまとめて再生される。
Do the IDOL!! ~謹賀新年リミックス~
曲タイプ | ALL | MV | - | ||
---|---|---|---|---|---|
楽曲Lv | 2M | 2+ | 4M | 6M | MM |
5 | 12 | 8 | 13 | 18 | |
音符数 | 286 | 560 | 489 | 596 | 963 |
2020年12月31日に配信された「ミリシタカウントダウン 2020-2021」にてMVが公開され、翌日2021年1月1日に通常楽曲として実装された。
「THE IDOLM@STER 初星-mix」と同様に和楽器などによるアレンジが加えられており、台詞パートも謹賀新年らしいものに変更されている。台詞パートは原曲と同じく一部歌い分け対応となっている。
配信中のこのMVが流れている間に0時を過ぎたため、配信を見ていたプロデューサーらはこの曲と共に新年を迎えたことになる。
チュパカブラの出現(期間限定)
本楽曲の実装から同年6月3日(水)まで、劇場の各施設内にチュパカブラが出現していた。当時の出現場所は以下の通り。
同年6月29日(月)~7月12日(日)、再び同じ場所にチュパカブラが出現した。
「宣伝ソング」として
前述した通り、本楽曲は「765プロライブ劇場の宣伝ソング」である。
しかしながらゲーム中のコミュでは、これから歌うというところで終わっており、宣伝ソングとしてどの程度の効果があったのかは語られていない。
一方で現実では、曲の実装時に「チュパカブラ」というあまり一般的ではない単語がTwitterのトレンド上位に長時間存在し続けたり、そこからMVに辿り着いた人たちが曲自体やアイドルものとしては決して多くない「ハードコアテクノ」というジャンルについて言及したりなど、ゲームやコンテンツ自体の知名度向上に一定の成果を上げたと思われる。
ミリシタ3周年のCMのひとつにこの曲が使われたものがあり、本当に「宣伝ソング」になってしまった。(→YouTube)
IM@Sライブ
ライブ披露歴
※音源によるライブ披露(と思われるもの)は、表には記載しているが回数にはカウントしていない。
Q@MP FLYER!!!
先述の通り、当初は2020年5月23日・24日開催予定だった7thライブ「Q@MP FLYER!!!」で初披露となる予定だったが、ライブの中止に伴いその機会は見送られた。
ミリシタ感謝祭 2020~2021 ONLINE
ライブ初披露は2021年1月23日に開催されたオンラインイベント「ミリシタ感謝祭 2020~2021 ONLINE」。1月のイベントということで、原曲ではなく謹賀新年リミックスの方が先に披露されることになった。
Q@MP FLYER!!! Reburn
原曲の初披露は2021年5月22日・23日、7thライブの再演「Q@MP FLYER!!! Reburn」となった。
DAY1は郁原ゆう(エミリー スチュアート役)、小岩井ことり(天空橋朋花役)、近藤唯(篠宮可憐役)、田所あずさ(最上静香役)、村川梨衣(松田亜利沙役)が、DAY2は伊藤美来(七尾百合子役)、山口立花子(百瀬莉緒役)、桐谷蝶々(宮尾美也役)、Machico(伊吹翼役)が曲の開始時点で登壇しており、曲の中盤から他の出演者全員が登壇する形式となっていた。
途中から登壇したメンバーとバックダンサーは全員手にチュパカブラのぬいぐるみを持っており、人によってはチュパカブラがひしゃげるような持ち方をしていた。≡君彩≡の生配信では藤井ゆきよに放り投げられたりと、結構雑な扱いをされるタイプのマスコットである。
このライブで特徴的なチュパカブラの持ち方・扱い方をしていたメンバーは以下の通り。
DAY1 | |
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麻倉もも | 首を握る |
駒形友梨 | 首を握る |
田村奈央 | 頭を掴む |
DAY2 | |
山崎はるか | 間近で見つめ合う 後頭部を握る クラップで叩きまくる |
阿部里果 | 頭を掴む |
上田麗奈 | 首を握る |
木戸衣吹 | 首を握る |
桐谷蝶々 | 首を握る |
なお、ステージ脇にはチュパカブラのシルエットイラストが描かれており、この曲に限らず公演中はずっと観客らの視界にチュパカブラが入る状況になっていた。
また、ライブBlu-rayのメイキング映像では、以下のように舞台裏でもかなり雑に扱われていた様子が収録されている。
DAY1 | |
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南早紀 | 勢いよく両手で握りつぶす |
雨宮天 | 口の形から感情を読み取れず、「怖い」と感想を述べる |
DAY2 | |
夏川椎菜 種田梨沙 |
夏川が背面の取っ手や手を引っかけ、4体のチュパカブラを連結させて吊るす 種田はそれを称賛する その後、2人揃って片手で何度も握りつぶす |
髙橋ミナミ 末柄里恵 藤井ゆきよ |
弱点と思われる場所を指でつつく |
種田梨沙 阿部里果 中村温姫 山崎はるか |
カゴに思いっきり叩き込む |
Dreamin' Groove
2023年7月1日・2日に開催された「765 MILLIONSTARS LIVE 2023 Dreamin' Groove」では、各公演にてオリジナルメンバーである天空橋朋花、永吉昴、七尾百合子、エミリー スチュアート、伊吹翼の5人で披露された。ただし、歌は音源を流しているものと思われる。
バックのスクリーンには巨大なチュパカブラが映し出され、その歩みは大地を揺るがし、その眼から発せられる光線は全てを破壊し尽くす。UMAというより、もはや大怪獣の様相を呈していた。
10thライブツアー Act-2 5 TO SP@RKLE!!
両日ともメドレーの最初に台詞パート、最後にサビの部分に分けて披露された。このメドレーは9thライブ「ChoruSp@rkle!!」と踏襲したコーナーとなっており、「ChoruChup@rkle Mix」としてアレンジされたものになっていた。
DAY1はその日の出演者全員だが、DAY2は事前に「一部楽曲を除いての出演」と告知されていた郁原を除いての披露となった。
関連動画
関連生放送
関連項目
脚注
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