eBoostrとは、Windows VistaのReadyBoost機能をWindows XP上でも実現するシェアウェアである。
Windows 10 以降は非対応であり 2022 年 4 月 30 日に販売が終了した。
概要
- USBメモリの中にハードディスクより高速なキャッシュメモリ領域を作り、読み込みを高速化する。
- シェアウェアだが、パソコンを起動したときから毎回4時間までは無料で使うことができる。
- インストール作業中に言語設定で[Japanese]を選択すれば、ソフトのメニューが日本語で表示される。
- 実メモリに余裕がある環境で使っても当然ながら効果は薄い。
- Windows UpdateからUSB関係のドライバをインストールしておくと吉。
(デフォでは入っていないものがある。Win2000とか特に) - 間違えられやすいがeBoost「e」rではない。
こんな仕様だが常時使えるわけでない仕様、ノートPCだと貴重なUSBポートを常時一つ潰す仕様で、2010年代以降に登場するSSDはUSBメモリよりずっと早かったので非対応になるのなんて当たり前だわな。
なおHDDのキャッシュメモリとしてSSDを使う発想もちょこちょこあったがOSがSSD用でソフトウェアとデータ用がHDDの環境では特段効果を発揮しなかったためかこちらも最近は下火である。
eBoostrに必要なもの
- Windows XP(32bit/64bit)、Windows 2000、 Windows 2003がインストールされたPC
- USB2.0搭載のPC、USB2.0対応のメモリーカードリーダー
- Random readが2.5 MB/sec以上あるUSBフラッシュメモリ、メモリーカード
(製品の外箱に「ReadyBoost対応」と書かれていることを目安に)
関連サイト
- Home - eBoostr 日本語版 - eBoostrはWindows Vistaに搭載されたReadyBoostやSuperFetchテクノロジーをWindows 2000/XP上でも実現させるユーティリティソフトです。
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