EDFインベーダー対決シリーズとは、アズver2.0氏(以下、アズ氏)が制作及び投稿しているThe地球防衛軍2(以下EDF2)を題材とし撮影した特撮(?)ものである。
概要
人間VSインベーダーが基本のEDF2であるが、PARを使用し本来起こり得ないインベーダーVSインベーダーを実現させその戦闘の一部始終を戦場カメラマンであるアズ氏が撮影するというものである。
対戦カードはさまざまで親戚同士の戦いから全くつながりのない二種や大軍VS大群の決戦も行われる。
一見すると片方の圧勝に終わりそうな組み合わせも多いのだが、絶妙な戦力調整や魔改造によって見始めると最後まで目が離せない死闘が繰り広げられる。
なお普通にEDFをプレイしている時とは明らかに強さが変わる者もいるが、それはいくつかの要因があり、
- プレイヤーにはダウンがあるために爆撃が連続ヒットしないがインベーダーは全弾喰らってしまう
- あたり判定や狙いの関係で一部の敵には攻撃が当りにくい
- 女王の酸などはダメージ計算が特殊なため予想外のダメージを生むことがある
特に1.に属するメカソラスのミサイルや超爆などの破壊力はヒット数の分、数倍から敵によっては数十倍にまで膨れ上がる(元々ダウンがあるプレイヤーと戦う事を前提に作られているので、インベーダー達の使用する爆発物の大半は一発あたりの威力が高めに設定されている)。
ちなみに1.と2.の両方を併せ持つダロガは対インベーダー用兵器と呼ばれるほどの強さを持っていたが、2.の狙いのズレを修正するコードが発見されたため若干の弱体化となった(しかしプラズマ砲連射とバルカンという組み合わせは依然として驚異的な火力を誇っている)。
その他、仕様の問題により一部の攻撃がインベーダーに対して無効だったり(シールド・ベアラーの反射(レーザー以外)、ディロイの串刺し、ギリオ・ギリオラの突進)、攻撃の同士討ち判定があったり(ソラス系統の踏みつけ)する者も居るが、特にギリオ・ギリオラの突進無効は彼らにとってかなり痛手になっており、攻撃手段が自爆(笑)しかないという悲惨な状態になっている。
最強インベーダー決定戦 ~地球でやるな!杯~
2012年1月4日に投稿された「ダロガ&ディロイvs赤蟻&蜘蛛」戦にて発表された企画で、動画内にて視聴者への大まかなルール説明と開催の有無を問う投票が行われ、賛成多数によりアズ氏が開催を決定した。
その後に投稿されたアンケート動画にてアズ氏が一部のインベーダーの参加の有無や各インベーダーの参加数、大会方式などの案を提示し、視聴者と議論を行なった。その他にも、インベーダー人気投票も行われた。
尚、開催に伴い従来のインベーダー対決シリーズは一時休止が発表されている。
●大会目的
全インベーダーの真の実力を計るため“無改造状態”で相互に争い、ランキング付けを行う。
但し、諸事情により一部のインベーダーは不参加。(後述)
・全試合、1種vs1種で行う
・使用するマップは“廃墟”
・難易度はINFERNO固定
・参加インベーダーは原則として改造禁止(ディロイの串刺し封印コードなども使用禁止。但し、平等性を損なう“狙いのズレ”の修正コードのみは使用可能)
・↑のルールによりΩ式や魔ザーシップは参加不可
・最終的にフィールドに残っていた者が勝者となる
・試合時間は最長30分まで
・どうしても決着が付かないor試合時間が30分を超えた場合は引き分けとなる
・相討ちにより両者がフィールドに残らなかった場合、フレーム単位で少しでもフィールドに長く残った者が勝者となる
●試合形式
・Aブロック(10種)・Bブロック(9種)の2つに分け、それぞれ「総当たり形式」で試合を行う。
・AB各ブロックの試合終了後、各ブロックの同ランク同士で対決する。
●参加インベーダー
Aブロック | Bブロック | ||
名称 | 参加数 | 名称 | 参加数 |
黒蟻(噛) | 60 | 黒蟻(酸) | 40 |
赤蟻 | 40 | 羽蟻 | 20 |
凶虫バゥ | 20 | バゥ・ロード | 2 |
女王蟻 | 3 | ファイター | 40 |
百足龍虫 | 20 | 空爆 | 20 |
エース・ファイター | 5 | ダロガ | 3 |
近衛 | 40 | ディロイ | 3 |
超爆 | 3 | ソラス | 2 |
メカソラス | 1 | ミニソラス | 15 |
テラソラス | 1 |
尚、アンケート結果により、シールド・ベアラー、ギリオ、ギリオラ、マザーシップ、皇帝は不参加となっている。
但し、マザーシップ、皇帝は本戦終了後のエキシビションマッチのみ参加予定。
訓練された黒蟻の不参加に関しては明言されていないが、通常プレイでは登場しない事が理由と思われる。
そして2012年3月1日、遂にインベーダー達の熱き戦いの火蓋が切って落とされた!
・Aブロック
・Bブロック
現在、地球内外からスポンサーを募集中。
スポンサー紹介・希望される方は、お近くの最新動画へ。
余談だが、アズ氏はメカソラスを1体にするか2体にするかでかなり迷ったそうである。
↓メカソラス2体ver(本戦のネタバレが有るため、未視聴の方は先に本戦を視聴する事を推奨します)
インベーダーの能力調整及び改造(魔改造)について
シリーズ開始当初は無改造のインベーダー達をそのまま対決させる事が多かったが、無改造のままでは有利不利の差が著しくなる対決などでは特定のインベーダーに特化した仕様に改造されたり、HP、攻撃力、攻撃手段等の増減・変更が行われる事がある。
また、後述のΩ式の様に魔改造によって亜種として完全に独立したインベーダーも存在する。
参加インベーダー紹介(編集中)
地球防衛軍シリーズではお馴染のチュートリアル用で影が薄い不憫なインベーダー。
攻撃手段が噛み付きしかない為、相手に距離をとられたり、空を飛ばれたりしたら何も出来なくなる。
基本的には赤蟻の下位互換であり、赤蟻に勝る要素といえば噛み付きの初動が速い程度だろうか。
地球防衛軍シリーズではお馴染の結城隊員をサンダー!したインベーダー。
噛み付き攻撃が出来なくなった代わりに酸を吐いて攻撃するため、対地・対空共にバランスが良い。
しかし、彼らもあくまで歩兵に過ぎないため、単体や少数では心細い。逆に集団戦には強いが、蜘蛛の糸と違い酸には貫通能力が無いため固まり過ぎたりすると味方に攻撃を遮られる事もしばしば。
地球防衛軍2に収録されている没インベーダー。
黒蟻(酸)をベースにしており、見た目や攻撃方法は変わらないが、体力、移動速度(赤蟻より素早い)が強化されている。
そのため金蟻(EDF2Pに登場するインベーダー)と呼ばれる事も。
最強インベーダー決定戦では司会・進行役を務めているが、アズ氏に貢いだとの噂が・・・おっと、誰か来たようだ。
後述のΩ黒蟻は彼らをベースに生み出された。
地球防衛軍シリーズではお馴染のEDF隊員の武器・アーマー稼ぎ用インベーダー。
黒蟻(噛)の強化版で体格が一回り大きくなった他、体力と攻撃力が大幅に上がっており、移動速度も速くなっている。
噛み付き攻撃しか出来ない為、弱点はほぼ引き継いでしまっているが、高い攻撃力を生かして意外な活躍を見せる事も。
羽蟻
羽を生やした黒蟻(酸)。羽を使って空を飛べるため機動力が飛躍的に上がっている。
航空部隊に仲間入りしたため汎用性も高く、ディロイなどの戦車部隊にも強くなった。
飛行時の軌道が不規則で被弾率が低く、少数でも強さを発揮する。
但し、少しでもダメージを受けると地面に着地してしまうという弱点があり、着地するまでの間は反撃も出来ない為無防備になってしまう。
後述のΩ羽蟻は彼らをベースに生み出された。
蟻たちの生みの親。彼らと共闘する事もあるが、最近は彼らに厳しいご様子。
大きな体と羽をもっているが羽蟻の様に飛ぶ事は出来ない。
霧状の酸を吐いて攻撃するタイプが殆どだが、ソラスの様に炎を吐いて攻撃するタイプも確認されている。
前述にもあるが、女王の酸はダメージ計算が特殊なため凄まじい攻撃力を生む事がある(特にテラソラス)。
全体的にばら撒く様に酸を吐くため、単独で戦うよりも味方のサポート向きなインベーダーである。
足元がお留守。
ちなみにインベーダー人気投票にて、大蜘蛛と共にまさかの逆ワン・ツーを飾ってしまった。
地球防衛軍シリーズではお馴染の全国のEDF隊員にトラウマを植え付けた恐怖のインベーダー。
彼らは体力こそ黒蟻と同じだが跳躍による高い機動力、糸の理不尽な凄まじい攻撃力を兼ね備えており、
実力もトップクラスである。
彼らの吐く糸は多段ヒットする上、一定時間残留する特性があるため相手が自分から糸に引っ掛かってわたあめ蜘蛛の巣にされるのはよくある事である。
一見、完全無欠に見える彼らだが黒蟻に比べて射程(捕捉範囲)がやや短い・攻撃時の隙が多い等の弱点は抱えている。
蜘蛛の親分。子分達に比べて若干機動力に難があるが、射程(捕捉範囲)が大幅に伸びており、高高度の相手(超爆など)にも応戦出来るようになった。糸の威力もさらに凄まじくなっており、全弾ヒットすればエース・ファイターですらひとたまりもない。しかし体格の大きさ故に被弾率が高いにも関わらず攻撃頻度が低いというの弱点がある上、特攻癖が祟って集中砲火を喰らい自滅する事もしばしば。
前述にもあるが、インベーダー人気投票にて女王蟻と共に逆ワン・ツーを飾ってしまった。
本シリーズでは人気・実力共にトップクラスのインベーダー。通称:MKD(ムカデ)。
百足の個体の集合体でその姿はまるで武装列車。それぞれの個体が別々の標的を狙う事が出来る。
各個体は一定以上のダメージを受けるor力尽きると分裂(解結)して別々に動き回り、相手を翻弄する。
大量の酸を一斉に発射して酸性雨酸幕を降らせるのが得意技。
全方位攻撃が出来る(=死角が無い)ため、相手は何処に居ようが彼らの酸を浴びさせられ、たちまち殲滅されてしまう。
対地・対空能力の高さも群を抜いてるが、地上戦力であるにも関わらず空中戦までやってのけるという恐ろしい汎用性を秘めている。
頭の賢いインベーダーでもあり戦略的な動きを見せる事が多々ある。実際、EDF隊員の基本とも言える引き撃ちをしたり、分裂する特性を活かして相手の狙いを錯乱させたり、分裂した片方が相手を惹き付けている間にもう片方が回り込んで挟み撃ちしたり等・・・。そのため一部の視聴者からは「人が操作しているのでは?」という疑問まで持たれるほど。
極めつけに爆発物によるダメージを半減させる特殊なアーマーを身に付けているが、火炎や糸は苦手としている。
後述のΩ百足龍虫は彼らをベースに生み出された。
・ファイター
・エース・ファイター(精鋭)
・劣化エース・ファイター
・シールド・ベアラー
・インペリアル・ガード(近衛)
・インペリアル・ボマー(空爆)
・ドレッド・ノート(超爆)
・ダロガ
・ディロイ
・ギリオ
・ギリオラ
ソラスの幼生体。シリーズでは最弱癒し担当のアイドルである。 キャーミニソラスチャーン>EDF隊員
体長は黒蟻と殆ど同じで、サイズもソラスの4分の1程しかない。
サイズが小さい故に火炎放射や踏みつけの範囲が非常に狭く、機動力も皆無。
火炎放射に至ってはライターと揶揄される程で、至近距離でないと届かない上に地形などを上手く利用しないと拡散すら不可能。
但し、踏みつけに関しては判定こそ狭いものの威力は他のソラス系統と同じだったりする(ソラス系統の踏みつけダメージは統一されており、超爆の高度より背の高いテラソラスもミニソラスと同威力である)。
正直な話、単体では勝負にならないくらい弱い。知能が乏しいためか、単体で蟲軍団や航空部隊相手に挑んだりするとあっという間に包囲される上に狙いを定める事が出来ず右往左往するケースがよくあり、踏みつけ以外の攻撃をロクに出来ぬまま敗北する事も珍しくない(複数だと互いに連携しあうのだが・・・ミニソラス以外)。
そのため、ミニソラスは10匹前後の群れで戦いに挑む事が多いのだが、実はこれにも問題が・・・。
そう、前述にもある踏みつけの同士討ち判定の存在だ。ミニソラスの場合はこの仕様が特に厄介で、
マップに出現した際に密集し過ぎると敵と交戦する前から互いに踏みつけ合って悶絶してしまい、
挙句の果てには味方を“踏み殺して”しまう事もある。
あまりにも弱いためアズ氏や視聴者達どころか、インベーダー達からもテンプレ扱いされている。
・ソラス
・神獣(テラソラス)
・メカソラス
・イクセントヒル
・キャリアー
・マザーシップ
・魔ザーシップ
・皇帝都市
・Ω式
Ω式
彼らは最近になって各地で観測されるようになったインベーダーに対する仮称である
驚異的な殲滅力と制圧力を持つことが確認されており、強酸性の体液の代わりに光学兵器を体内に備えている。
現在確認されているのは、
の三種であるが、今後さらに発見される可能性もあり鋭意調査中である。
一説では亜種とも突然変異とも完全なる新種とも学会では叫ばれているが、すべて推測の域を出ず詳細は不明である。
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt