F2Pとは、「Free to Play」の略称であり、文字通り「無料でプレイ」という意味。英語圏で課金サービスを導入した基本無料形式のオンラインゲームを指す言葉である。
概要
同様の国産のタイトルのオンラインゲームやソーシャルゲームもその定義に含まれ、英語圏ではF2Pというジャンルとして扱われているが、国内では一部のメディア(開発者インタビューなど)で扱われてる程度で、コミュニティ間で同様の国産タイトルが呼ばれるときは「基本無料」といったものがほとんどで、おおよそ海外タイトルを呼ぶときに限定されていると思われる。
かつてはオンラインゲームといえば月額課金制度が一般的であったが、近年それに代わって増えてきたオンラインゲームサービスのメジャーな形式である。オンラインゲーム事業が盛んであった韓国では2000年代から導入されていた。インターネットの普及から近年ではF2Pが導入されたゲームは数多く、新規独立系企業の参入の窓口になったり、発売されてから時間が経過してしまったゲームの復興として導入されている。
基本的には課金サービスを導入した基本無料形式がF2Pと呼ばれており、無料でプレイと言っても、フリーゲームや無料配布タイトルは区別されているのが一般的である。同じくフリートライアルやフリーウィークエンドも別物である。
Pay to Win
一部のF2Pタイトルの課金サービスの中にはゲームの勝敗に影響を与えるものがあり、そういった現金を支払った者が勝者となるゲームはFree to Playではなく「Pay to Win(P2W)」と呼ばれている。公平なゲームを楽しみたい、ゲーム内容に影響を与えないアバターなどの課金アイテムだけを楽しみたいというプレイヤーからは否定的な意見が多く、課金サービスを乱用した問題点として使われている言葉である。
詳しくは該当記事を参照。
Free to Win
上記のPay to Winを廃止したWorld of Tanksの開発・運営元Wargaming社による造語。P2Wの対義語として扱われていることもある。
記事のあるF2Pタイトルの一覧
※便宜上国内でもF2Pと呼ばれているタイトルに限定。国産タイトルなどは「オンラインゲーム」「ソーシャルゲーム」の一覧を参照。
関連項目
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