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FC大阪とは、大阪府東大阪市ホームタウンとするJリーグ所属のサッカーチームである。

FC大阪は、大阪から3番Jリーグ入りをし、地域と共に地域社会の成長と発展に向けた原動力となることをミッションに掲げるクラブです。

FC大阪公式サイト クラブインフォメーション「経営理念」よりexit

概要

日本プロサッカーリーグ
FC大阪
基本情報
創設年 1996年
クラブカラー 水色
所属 J3リーグ
ホーム
スタジアム
東大阪市ラグビー場[東大阪市]
ホーム
タウン
大阪府東大阪市
前身
サッカークラブテンプレート

元々はセールス・プロモーションメインとしている広告代理業の会社「アールダッシュ」の社員らが集まって結成されたサッカーチームであった。2023年Jリーグに加盟し、大阪府3つJリーグクラブとなる。

クラブ名の「FC」は単にフットボールクラブという1つの意味ではなく、様々な領域(Field)、基礎・基(Foundation)、人々のため(For people)の頭文字「F」と、地域貢献(Community contribution)、協調(Cooperation)、信頼(Confidence)、創造(Creation)の頭文字「C」を組み合わせたものである。

クラブマスコット水の妖精モチーフとした「えふしくん」と、人間女性モチーフにした「リーナ」、白虎モチーフにした「ガーディアンティグレ」。

ブラジルの名門グレミオFBPAと提携するとともに、現地に育成部門の組織を編成。同時にポルトガルCSマリティモなどとも業務提携を図るほか、FC大阪に在籍した経験のある日本人選手のマネジメント事業にも取り組んでいる。

歴史

立から10年過ぎた後、大阪府リーグ1部で4度の優勝を果たして関西リーグ2部に昇格。以降、2部では参戦1年優勝し1部昇格、1部では参戦1年優勝・2年2位と、くも関西リーグの強として名を馳せることになった。なお、自らを「プロチームである」との宣言は既に関西リーグ時代にしており、また関西リーグ在籍時の地域リーグ全体を見渡してもプロチームであったのはFC大阪だけであった。

その後、2014年関西リーグ1部2年で全社会人サッカー選手権大会本選を制したことで全国地域サッカーリーグ決勝大会の出場権を獲得、決勝ラウンドまで進んで準優勝した結果JFL参戦を決めた。

2019年株式会社FC大阪(後に株式会社F.C.大阪に改名)を設立し、チーム運営を移管。J3リーグ参入に向けてJFL参入して5年2019年11月26日に「Jリーグ百年構想クラブ」の申請書類を提出し、翌年承認された。同時に東大阪市ホームタウンにすること、東大阪市ラグビー場をホームスタジアムとして承認された(スタジアムの詳細は後述)。

2022年J3リーグ参入の条件となる「総合順位4位以内」・「年構想クラブの上位2番以内」・「J3ライセンス保有」を満たし、残りは「1試合の均観客動員2,000人以上」をクリアするだけという状況になった。11月20日に行われるホーム終戦である対MIOびわこ滋賀戦で3,732人以上を動員すればこの条件をクリアとなるため、選手が無料招待券を頭で配るなどのPR活動を行い、最終的に12,183人を動員し条件を全てクリア2023年からのJ3リーグ参入を確定させた。リーグ戦は2位でフィニッシュ(1位は長年共に戦ってきた奈良クラブ)。

J3初参戦となった2023年は、J3昇格に導いた塚原真也がS級ライセンスを持たないため強化部ダイクターに就任。前ヴァンラーレ八戸監督の志垣良が後任となる。堅い守備でり強いサッカーを見せ、第26節には2位に浮上するなど上位争いに顔を出す。だが、10月の審結果によりJ2ライセンスが交付されず、昇格の可性が消滅する。それでも残り2試合の段階まで数字上は2位入賞の可性を残していたが、最後の4試合未勝利だったことにより最終順位は11位となる。

2024年は前鹿児島監督の大嶽直人が監督に就任。前年から24人が退団し、23人が新加入となった中で開幕3連勝と好スタートを切ると、堅守とハードワークを売りとしたサッカーで上位を維持し続け、前半戦を3位という予想以上の好成績で折り返す。ところが、7月8月の7試合勝利から遠ざかり、一時は12位にまで順位を下げる。だが、9月に入ってから持ち直すと、J2ライセンスが付与された10月には3連勝。第37節ではPO圏を争う相模原との直接対決を制し、6位以内が確定。最終的に6位でPOに進出。得点リーグ5番に少なかったが、失点31はリーグ最少であった。
J2昇格プレーオフ準決勝では3位の富山と対戦するも1-1の引き分けに終わり、規定により敗退。J2昇格は果たせなかった。

主なタイトル

現在の所属選手

背番号 Pos. 選手名 生年 加入年 前所属 備考
- 監督 大嶽直人 1968.10.18 2024 鹿児島ユナイテッドFC 監督
1 GK 山本透衣 2001.5.13 2024 京都産業大学
3 MF 川上 1994.10.25 2025 FC岐阜
4 DF 山下諒時 2000.5.11 2025 SC相模原
5 DF 水口湧斗 2000.6.16 2024 SC相模原
6 DF 野俊 1993.5.19 2016 江シティFC
7 MF 1993.4.7 2016 京都産業大学
8 MF 芳賀日陽 2000.7.30 2024 いわきFC
9 FW 島田拓海 1996.8.25 2023 ヴァンラーレ八戸
10 FW 久保吏久斗 1997.1.23 2021 MIOびわこ滋賀
11 MF 利根 1993.2.15 2023 ヴェルスパ大分
13 DF 和也 1997.12.1 2020 京都産業大学
14 MF 住田将 1999.8.19 2025 松本山雅FC
15 DF 隼人 1996.9.5 2025 栃木SC
16 DF 橋本 2000.6.16 2024 SC相模原
17 FW 和田 2000.12.19 2025 アスルクラロ沼津
18 MF 大和 2001.9.19 2024 京都産業大学
19 MF 増田 1998.8.13 2024 SC相模原
20 MF 堀越大蔵 1996.9.15 2025 カヤFC・イロイ
22 DF 林田魅斗 2001.8.29 2024 筑波大学
23 DF 秋山拓也 1994.8.26 2024 AC長野パルセイロ
24 MF 佐藤 1997.9.24 2025 愛媛FC
25 MF 武井 1998.4.15 2024 FC今治
26 FW 2003.5.4 2025 OKFC
27 FW 澤崎 2002.3.21 2024 大阪学院大学
28 FW 石橋 2002.1.10 2025 市民FC 【復】
29 MF 申東旻 2004.5.21 2025 崇実大学
30 GK 古賀 1999.3.1 2025 SC相模原
31 GK 菅原 1995.8.10 2025 藤枝MYFC
33 MF 禹相皓 1992.12.7 2022 サイゴンFC
34 FW 古川大悟 1999.9.15 2023 いわきFC
37 MF 奏一郎 2001.10.5 2024 関西大学
39 FW 望月 2001.4.3 2024 関西学院大学
51 FW 西村 2001.11.13 2024 関西大学
88 FW 松本 1994.7.31 2025 カターレ富山

※備考欄は【】=全移籍での加入、【レ】=レンタル移籍での加入、【復】=レンタル先からの復帰、【新】=新任の監督、【昇】=トップチーム昇格、【卒】=新卒での加入、【特】=特別定選手、【2】=2種登録、【H】=ホームグロウン選手

過去に所属した主な選手

歴代監督

監督 在任期間 備考
小川 2007年 大阪府リーグ1部優勝(2007年)
森岡 2008年2015年 ・選手兼監督(2008年2009年)
大阪府リーグ1部優勝(2009年2010年2011年)
関西リーグ2部優勝&1部昇格(2012年)
関西リーグ1部優勝(2013年)
JFL昇格(2014年)
和田治雄 2016年2019年  
塚原真也 2020年2022年 J3昇格(2022年)
志垣良 2023年  
大嶽直人 2024年  

ホームスタジアム

アールダッシュ時代は豊中市服部陸上競技場、大阪市東住吉区セレッソ大阪ホームスタジアムであるキンチョウスタジアム(長居球技場・現ヨドコウスタジアム)およびヤンマースタジアム長居長居陸上競技場)、堺市区のJ-GREEN堺市サッカーナショナルトレーニングセンター)、東大阪市園中央公園的球技広場でホームゲームを開催していた。

2019年ホームタウン東大阪市とした時に、東大阪市ラグビー場第2グラウンドをJ3基準を満たすように改修する計画を立てていた。しかし、2022年10月時点で、ボーリング調が終了した時点で停滞している状態となっている。前述のとおり2022年リーグ戦最終戦ホームゲームを第1グランドで開催したが、チーム社長である近藤氏はJ3に参入したらホームゲームの8割以上を第1グラウンドで開催する方向で調整を進めていることを表明した。

だが、5000席以上の新スタジアム建設を条件に、所有者の東大阪市から第1グラウンドを暫定的に使用を認めてもらっていたにも関わらず当時の経営者の急逝や資金難から新スタジアムの建設が進まず、期限の「23年3月末」を過ぎても第1の使用を継続しているような状況が続いていた。施設所有者の東大阪市から撤退をめられる事態となる。

詳細は『FC大阪・花園ラグビー場整備問題』を参照。

運営法人が持つノウハウを活かして

クラブ運営法人でもあるアールダッシュは、セールス・プロモーション業を行っていることを活かし、FC大阪そのものを広告コンテンツと捉えて様々なビジネスモデルの構築を行っている。FC大阪がUstream上で行っている『FC大阪TVexit』もその一環である。

地域リーグ時代の2013年では、当時のクラブ会長がこのように語っている。

単なる広告スポンサー契約ではなく、お客様の注文をつくる「顧客創注」の営業を心掛けています。

あくまでもスポンサー契約ビジネスファミリーの入り口であり、スポンサーにとって魅力的な情報提供や利益を供与することを最大の使命とする考え方です。

支援する側、される側という単純な構図をつくるのではなく、FC大阪というクラブを必要としていただけるような、付加価値を提案しているつもりです。

ニュース情報サイト『ビジネスジャーナル』のインタビューよりexit

サッカー人口の増加と地域経済の発展のために

ガンバ大阪セレッソ大阪・・・この大阪の2大プロサッカーチームの領域に割って入ろうとしているFC大阪がJリーグ入りを的の一つとしてサッカー人口の増加」がある。

FC大阪の会長く『大学生だけをピックアップすれば関西学生サッカー連盟の登録者は約2700人いるが、毎年Jリーガーになるのは全高校生大学生を合わせて130人ほどであり、関西大学生からJリーガーになるのは約10人くらい』とのこと。その為に、もっとたくさんの人がプロサッカー選手としてプレーができる場を作ってあげようということと、高校生高校卒業後にプロ選手をす、社会人がステップアップとしてプロ選手になる為の受け皿にもなりたいという想いを持っていると語っている。そしてそこからサッカー人口そのものの増加を図り、結果として競技人口の増加を狙っているという。

その一環だと思われるが、後述の育成チームとは別に、スクール活動を展開しており、小学生までを対にしたサッカースクール、そして高校生以上を対としたフットサルスクールを開講している。なお、このスクール既に他のチームに所属している人でも気軽に参加できるので、拠点としている場所に行ける人たちは機会があれば「行ってみるのもよし」ではなかろうか。

そしてもう一つの的としてJリーグに参入するFC大阪を介して全体に経済効果を生ませること」だという。

この2つがJリーグ入りをす最大の理由だとクラブ会長は語っている。

さて、JFL参入1年にて、第95回天皇杯本選で大阪府代表として出場したFC大阪は速、本選シードJ2チームである同郷のセレッソ大阪競り勝ってexitその名を十二分にアピールできた。今後、FC大阪の躍進がサッカー界のみならず、大阪府全体にどう反映されるのかが観ものであろう。

下部組織

その他、運営する高校サッカー部が名門チームとして知られる学校法人鹿島学園と提携して、「FC大阪高等学院exit」という通信制・定時制高等学校を展開している。

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ニコニコ市場にはいのでFC✩OSAKA オフィシャルオンラインショップexitで購入をお願いします。

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1 ななしのよっしん
2024/11/13(水) 10:14:26 ID: ILjFPvnMEu
ここがラグビー場を乗っ取る予定チーム
👍
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5
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2
2 ななしのよっしん
2024/11/14(木) 17:59:21 ID: VPmGjyPwVy
そのうちラグビー場の名前サッカー場に変更するつもりだろうな
👍
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1
3 ななしのよっしん
2024/11/26(火) 19:02:18 ID: VPmGjyPwVy
あやしいサッカークラブだ!
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4 記事作成者
2025/01/22(水) 18:18:26 ID: OoyqCd6f/Q
ラグビー場付近に住んでる人以外は
東大阪市民でもこのチームの存在を忘れてる人が多いんじゃないかな
収益の一部をFC大阪に寄贈するタイプ自販機
なんとか見つかるレベル存在感しかない
👍
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