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「Forza Motorsport 4」（フォルツァモータースポーツ4）とは、マイクロソフト（開発元：Turn10）より発売中のXBOX360専用レーシングシミュレーターである。略称はForza4、またはFM4。
概要
「Forza Motorsport 3」に続くシリーズ最新作。北米本国で2011年10月11日、日本版は2011年10月13日に発売。
世界の80以上のメーカー、初期状態で約500台の車種を収録。なお、車種は毎月DLCで10台ずつ追加されている。発売当初は収録断念と噂されていたポルシェが2012年5月に復活し、全収録台数はDLCを含めると現在600台ほどである。収録コースはオリジナルのアルプス、リアルサーキットのホッケンハイムリンクやインフィニオンレースウェイ、インディアナポリスが新収録、そのほかは概ね3から引き継いでいる。
3のUltimate Editionから始まったTopgearとのコラボレーションは健在で、新収録コースの一つにTopgearテストトラックがある。また後述するAutovistaやカーサッカーといった要素も実現した。
ニコニコ的にはある意味Forzaシリーズの代名詞でもあるペイント機能も健在。3で作ったバイナルは4に引き継ぐことが可能。ただし車全体に貼りられているものをコピーするのではなく、それぞれのバイナルを取り込む形式となっている。ペインターから要望の多かった図形が追加になり、より利便性を向上した。
開発元のT10スタジオ主催でタイムアタックやドリフトイベントが開催されており、ゲストには元F1レーサーのファン・パブロ・モントーヤやレスラーの"ランペイジ"クイントン・ジャクソン、メジャーリーガーのC.J.ウィルソンなどが呼ばれている。
前作からの進化点
挙動
挙動はこれまで通り、車の様々な部位の動きが360fpsで計算されている。もちろんForza3同様タイヤのたわみまで再現され、それらの情報をリアルタイムテレメトリで視覚的に確認する事ができる。更に、Forza3まではタイヤの挙動に関する情報を様々なメーカーから一方的に貰っていたが、今回はタイヤ会社のピレリに専用のテストを依頼し、今までよりタイヤの挙動に関する情報を細かいところまで得ることができたという。
グラフィック
グラフィックは前作から更にブラッシュアップされ、microsoftの他のゲーム制作チームやpixarからの協力を得てグラフィックエンジンを作りなおしたという。また、IBL（イメージベースドライティング）というテクニックを用いて、より車体を周囲の景色に溶けこませる事が可能になったようだ。
マシン強化
3まではBremboやBlitzなど、同じパーツでもメーカーによって取扱ブランドが異なり、メーカーとの友好度上昇で対象ブランドのパーツ(メーカーごとに異なる)が最大50%offになるというものであったのが、4ではブランド区分(Blitz、HKSなど)がなくなり、パーツがメーカー製のもので統一され(例:BMWなら全てBMW製のパーツ)、友好度を上げていくとメーカーからボーナスキャッシュがもらえる他、タイヤを含むパーツが最大100%off(ただし、エアロパーツ、ホイール及び径の変更、エンジン換装、駆動方式変更は除く)になり、基本的にパーツに金をかける必要がなくなった。
コミュニティ、オンライン要素
ゲーム内で撮影できる写真は、3まではかなり圧縮が掛かった1280x720の画像でしか保存できなかったが、4では無圧縮の3840x2160で撮影が可能。これはBigShotと呼称される。さすがにアップロードには制限が付く。
オンラインレースについては、パブリックでの部屋立てが2以来復活し、部屋に名前を付けることができるようになった。同時走行可能台数は3までの8台から16台へ増えた。鬼ごっこやサバイバルレース、マルチクラスレースは3と同様に遊ぶことができる。
2012年5月のアップデートで、VIPメンバーシップを持っているプレイヤーのストアフロントが拡張された。
新要素
Kinectへの対応
Kinectのヘッドトラッキング機能で、コントローラーを操作すること無く走行中左右を見回すことができるようになる。また、Kinectのみでドライビングすることもできる。
Autovista
Autovistaモードでは、80万ポリゴンで表現された美麗な車を様々な角度から自由に鑑賞することができる。ボンネットやドアなどは開閉可能で、コクピットに乗り込んでエンジンをスタートすることもできる。ブレーキやエンジンなど車の各部には解説ポイントがあり、詳細なスペックなどが視覚的に表現される。
Kinectを使用すればあたかも車がその場にあるように覗きこんだり、開閉可能なディテールを操作できる。
自動で車を紹介する音声ガイドも搭載される。解説をするのはTopgearのメインパーソナリティの一人であるパワー厨ことジェレミー・クラークソン。
対象車種はすべての車というわけにはいかず、全25台＋αとなっている。
カー・ボウリングとカー・サッカー
Topgearとのコラボレーションの一環として、カー・ボウリングとカー・サッカーというモードが追加されて、どちらもあの悪ガキ3人らしい破天荒なものになっている。特にカーサッカーはカオスになること必至である。
コミュニティ
プレイヤー同士で「カークラブ」を結成し、車やパーツ、セッティング、デザインなどを共有することができる。
「ライバルモード」では、ライバル（フレンド）に対し挑戦状を送ることができる。ライバルが出したタイムを塗り替えると、ライバルに対してその旨が通知されるのだ。
ゲーム内の様々な目標を達成することで「バッジ」と「称号」を獲得できる。獲得したバッジと称号は一つだけ装備でき、これらはオンラインやランキングなどでほかのプレイヤーに見せることか出来る。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
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関連項目
- マイクロソフト
- XBOX360
- レーシングゲーム
- ゲームのタイトル一覧
- Forza Motorsport
- Forza Motorsport 2
- Forza Motorsport 3
- Forza Motorsport 5
- Forza Motorsport 6
- Forza Horizon
- Forza Horizon 2
- Topgear
- Kinect
- Rocket League - 後に発売されたカーサッカーゲー。本作のカーサッカー同様超カオス。
外部リンク
- 3
- 0pt
