Glitch Abuseとは、海外で作られた改造マリオである。簡単に訳すと「バグの乱用」。
概要
Gbreezerunnerらが作成した改造マリオで、TASでのプレイを前提に作られている。
現在は"Glitch Abuse"、"Glitch Abuse 2"、"Glitch Abuse 3"と三作品のipsが公開されており、作者は1作品目は"Gbreezerunner"、2作品目は"Gbreezerunner/Gbreezesunset"、3作品目は"Gbreeze"となっている。
壁蹴りはもちろん、黄色無敵甲羅の持ち歩き、黄色無敵甲羅に亀を入れる無敵亀バグ、鍵を用いた空中移動、更には壁及び坂道抜け等のスキルを必要とする。
1作目は本来はゴールバーを取るとマリオが歩きマグマに落ちてしまうため、ヨッシーバグ(土管に入りながらアイテムを取ることにより、土管に入ることがキャンセルされ、更にマリオが出すファイヤーボールによりヨッシー等様々なオブジェクトをコインにできるようになるバグ)を用いてゴールバー等のオブジェクトをファイヤーボールでコインにする必要があったが、ヨッシーとPスイッチを同マップに設置したことにより、天井抜け(ヨッシーに乗ったままPスイッチに触れると座標補正が行われ、上にあがる形となる。この時にスイッチジャンプをすると天井を抜けられる)をした上でゴールバーを取ったため、マグマに落ちることなくクリアモーションが終了し、結果ステージの途中でクリアされてしまう自体が発生した。
また、正規で次のマップに移動すると鍵ジャンプステージに入るが、そこではドラゴンコインと隠し音符ブロック、また直後にヨッシーが設置されているため、ヨッシーの翼が出現し、翼クリアとなる自体も発生した。おそらく正規ルートはその2マップ後にヨッシーと鍵、マグマの中に鍵穴が設置されているため、ヨッシーに鍵を口に含ませ、マグマに入りミスをする。結果死亡モーションで落ちる時にヨッシーが鍵を口に含んでいるためマグマの中の鍵穴に触れクリアとなる。というのが本来の正規ルートと推測される。
2作目でも同じバグを前提としているが、ゴールバーの上部をダメージ床で敷き詰める等の対策が施されてある。また、ボスはアトミックテレサのボスで、ブルブルブロックが透明で不可視となっており、更にはマント飛行での壁抜けが必須となっている。
3作目ではとうとうゴールバーやゴール玉は設置されなくなり、スタンバグを利用したゴールが正規ルートとなった。
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関連項目
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