Google 日本語入力とは、Googleの膨大な日本語データを利用した日本語変換ソフトである。
概要
2010年12月16日にWindows、Macの正式版がリリースされた。2011年12月15日からはAndroid版も提供。いずれも無料。
クローラ(ボット)や検索などで得られたデータをもとにした辞書を利用して日本語変換を行うソフト。文字を入力すると、Googleの検索窓でもよく見るサジェストが表示され、すばやく変換したい語句を選ぶことができる。
「ニコニコ」などと入れ、Tabキーを押すとニコニコ動画関連サービスがずらりと並ぶ。「それなん」と入れると「ソレナンテ・エ・ロゲ」とでる。「つきは」と入れると「月は東に日は西に」とでる。「がちむ」と入れると「ガチムチパンツレスリング」が候補に出る。Google翻訳と同等の病気度を誇っているのは言うまでもない。
そのようなサジェスト機能が有名であるが、疎ましければオプションでオフにしたり入力履歴からの候補しか出さないようにすればよい。語彙力はもちろん変換精度やその他機能も非常に優れているので、病人専用と敬遠しないでね。
キー設定はMS-IME、ATOK、ことえり、カスタムの4種類を選べるため、使い方で戸惑うことはない。
尚、Mac標準装備のことえりはちょっとアレな為、Google 日本語入力に乗り換えるマカーが多いらしい。ATOK for Macちゃん(有償)が息してへん…
Android版は2021年3月にサポートを終了し、Googleでは後継となる「Gboard」への乗り換えを推奨している。[1]
オープンソース版 Mozc
LinuxやBSD等で使用できるオープンソース版がMozcという名称で公開されている。ソースを公開する必要があるため、Google 日本語入力の特徴でもある大規模語彙データは収録されていない。サジェスト機能は利用可能。文字入力の際にはiBusやSCIMなどのインプットメソッドと併用する。
関連動画
関連項目
関連リンク
脚注
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