Grim Matchstick(グリム・マッチスティック)とは、ゲーム『Cuphead』に登場するボスキャラクターである。
概要
インクウェル島のワールド2に登場するボスキャラクター。緑色の体が特徴の巨大なドラゴンである。勝利時の台詞を見れば分かる通り、弱気な性格をしているが、攻撃そのものは全く容赦がない。ドラゴンらしく炎を扱うのはもちろん、足場が常に移動しているため、常に気が抜けない戦いを強いられることとなる。なお、声がどもりがちなのは、舌をやけどしているかららしい。
ステージ名は「Fiery Frolic(ワクワク火あそび)」。fieryは「熱烈な」「灼熱の」などの意味が、frolicは「浮かれ騒ぎ」「大騒ぎ」などの意味がある。
おっとりした緑色のドラゴンは様々な作品に登場しているが、このキャラクターはロックマン2のメカドラゴンをモチーフにしている。また、第3形態の三つの顔はキングギドラが元ネタのようだ。名前はフライシャーのアニメーターだったグリム・ナトウィックから。
ちなみに、グリムの住処である塔の後ろの山脈は、インクウェル島のワールド3のステージ「ラグド・リッジ」と繋がっている。「ラグド・リッジ」には雑魚敵としてグリムの幼生のようなちびドラゴンが登場する。
攻略
第1形態
最初は画面右側に陣取り、プレイヤーに攻撃を仕掛けてくる。攻撃の種類は二種類あり、目から円形のビームを発射する攻撃(一番後ろのビームはパリィ可能)と、巨大なファイアボールを放つ攻撃を交互に繰り出す。ファイアボールは波のような軌道で動くほか、時折二つ同時に吐き出すので注意。ある程度ダメージを与えると、下から尻尾を伸ばして攻撃してくるようになるので、そちらにも気を使おう。
第2形態
グリムが左側に飛んでいったら第2形態の合図。ここからは左側に陣取って攻撃してくる。
この形態では、グリムが画面下側で舌を伸ばし、その上を小さなファイアボールが次々に行進していく。それだけならまだいいが、ファイアボールは時折Cupheadのいる場所に向かって体当たりジャンプを仕掛けてくる。山なりの軌道で飛んでくるため、避けにくいので要注意。また、グリムは鼻から炎を吹き出しているため、うかうかしてると当たってしまう。Cupheadの位置には常に気をつけよう。
第3形態
グリムの顔が三つに増え、キングギドラっぽくなるほか、天候が雷雨になる。この形態で吐き出すファイアボールは、攻撃を当てると分裂し、上下左右の四方向に飛んでいく。非常に厄介なので、なるべく避けるようにしよう。三つの顔の内一つがガスバーナーに変化したら、火炎放射の攻撃を仕掛けてくる合図。すぐさま画面上側か下側の雲に移動しよう。運が悪いと避難できる雲がない場合がある。
勝利時の台詞
第1形態
Don't m-m-m-misunderstand my flames -- I just meant fun and games.
ご、誤解しないで、ひ、ひひ火を噴いたのはちょっと遊びたかっただけなんだ。
第2形態
Sorry, I didn't mean to put you in the h-h-h-hot seat...
ご、ごめんよ、そ、そそんなに熱くするつもりはなかったんだけど…
第3形態
One..two..three! You'd b-b-b-etter flee !
いち…にの…さん! に、にに、にげたほうがいいんじゃない?
関連リンク
関連項目
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