Heroes of Newerthとは、RTSゲームの一種である。
Heroes of Newerthの概要
WarCraft3の派生Modである「DotA Allstars」をモチーフとし、S2 Gamesが開発したRTSゲームである。
RTSと聞くと毛嫌いする人も多いが、「DotA Allstars」は海外でも20万人以上が毎日プレイし、「Heroes of Newerth」も5万人以上の人が毎日プレイしている。日本人プレイヤーの人数こそ少ないものの、対戦相手には絶対に困らない。
RTSとしては異常とも言える人口を支えている理由は、その綿密に計算されたバランス、そして「操作するのは1Hero(つまり1ユニット)だけ」という手軽さからだ。
一般的なRTSゲームは多数のユニットの処理、建造物の把握、全勢力の把握などが必須であり、知識面&技術面での敷居の高さがネックとなっていた。だが、Heroes of Newerthの場合、プレイヤーは膨大な数(Ver1.66現在、なんと合計60体)のHeroの中から1ゲームごとに1体を選ぶだけでよい。あとはアイテムを覚えて、自分のHeroの特性を覚えさえすれば、たったそれだけでゲームの一員として加わることができる。なるべくHeroの特性などは把握したほうが良いのは確かだが、基本的な立ち回りを学習さえすればそれだけで十分に戦える。
最終的な目標もシンプルで、「相手チームの本拠地の陥落」である。
だが、Lv1(ゲーム開始時)の状態ではクリープ(雑魚モンスター)の群れに打ち勝つことすら困難なため、本拠地陥落のためにレベルや装備を整えることからゲームは始まっていく。雑魚モンスターを倒して経験値とお金を稼ぎ、レベルを上げて、装備を整えるという一種のRPGに近い形だと思えば良い。
また、クリープを倒すだけでなく、Heroで対戦相手のHeroを妨害することも可能。敵Heroを倒せばクリープを倒すよりも遥かに多い経験値とGold(装備売買に必要な金貨)を得ることができる。また、Heroが倒されると一定量のGoldを失い、かつ、復活に時間を要する=経験値とGoldを取得できないため、相手Heroを如何にして倒すか、妨害するかがゲームの醍醐味の一つだ。
他にも面白い部分は多いが、とにかく一度やってみるべし、だ。
2013/2/9 現在、無料でプレイすることが可能です。Windows以外でもOSXとLinuxでもプレイ可能となっております。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- Heroes of Newerth (公式サイト, 英語)
- Heroes of Newerth Wiki (日本語wiki)
- honcast.com (英語だが, トッププレイヤーの試合が動画で楽しめる)
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