HUNGRY JOKERとは、週刊少年ジャンプ2012年50号から2013年24号まで連載されていた漫画である。
作者は田畠裕基。
概要
天才ではあるがどこか抜けている少年科学者ハイジとその助手鳥居大路千歳の二人が失われたハイジの記憶の手掛かりを求めて繰り広げる怪奇科学冒険譚。
『エウレカ』と呼ばれる現代科学では解明できない超常物質が物語の鍵。
あらすじ
警察が発見した光る死体。その解剖のために呼ばれた謎の天才少年科学者ハイジには6年前以前の記憶がなかった。ハイジの知る唯一の記憶、それは黒いリンゴと光る死体の山。黒いリンゴの秘密とは?彼らを見る謎の人物の正体は?そして謎のアイテム『エウレカ』とは?ハイジと千歳の冒険譚が幕を上げる。
人物紹介
- ハイジ
謎の天才少年科学者。6年前気づいたらとある孤児施設におり、それ以前の事は何も覚えていなかった。唯一の記憶の手掛かりである黒いリンゴと光る死体について研究しており、そのリンゴの事を知ろうとしたらその他の事をほとんど知ってしまった。天才ではあるものの記憶喪失のせいか感情の起伏が乏しく、デリカシーがない発言も多数。 - 鳥居大路千歳
ハイジの研究所の助手のバイトをしている大学生。ハイジに名前を覚えてもらえず、そのたびによく訂正している。助手としての能力は低いが、知らず知らずのうちにハイジの心のよりどころになっていた模様。ちなみに巨乳でメガネっ娘。 - キルド
神を自称する存在。僕らという発言から複数の同族がいると思われる。眼と鼻を覆う仮面をつけている。黒いリンゴを狙ってハイジ達を襲うが失敗する。その際途中まではハイジに特に興味を持っていなかったが、最後にハイジに殴られ血を流させられたことでハイジに興味を示した。 - ロザリー
キルドの仲間の女性。ハイジに見覚えがあるようだが・・・
エウレカ
- ニュートンのリンゴ
ハイジの所持している黒いリンゴ。この世界ではニュートンはこのリンゴの汁を舐めて「万有引力の法則」を知ったとなっている。適合者でない者が口にすれば死亡するが、適合者が汁を舐めれば万有引力の知識を得、その身を齧れば万有引力の力そのものがその身に宿る。宿っている時間は一口でおよそ5分。 - メンデルのエンドウ
キルドの所持するエウレカ。飲み込んだ生物を人知を超えた怪物に変える。この怪物はキルドの意のままに動く。飲み込んだエンドウを吐き出させれば元に戻すことは可能。キルド自身が飲み込むことで自身の体を変化させることもできる。 - ピタゴラスの金槌
王英博物館に展示されている。
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関連項目
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