I am your father.とは、「私がお前の父なのだ」という告白である。
概要
映画『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』の終盤にて悪役ダース・ベイダーが主人公のルーク・スカイウォーカーを追い詰め、我が弟子となれと迫った際に発した台詞。この告白により、それまで父親の仇で倒すべき敵だったダース・ベイダーが実の父親であるという大どんでん返しが起こり、スター・ウォーズシリーズの一大転換点となっている。
エピソードⅠから順番に見れる現代ではなく、エピソードⅣ・Ⅴしか存在していなかった1980年の公開当時ではダース・ベイダー=アナキン・スカイウォーカーという事前情報が一切得られないため、その衝撃は想像しがたい。また、現代でこそ倒すべき仇敵が実の父親であったというストーリーはありきたりのものになっているが、エピソードⅤ公開当時は非常に斬新で、世界中に衝撃を与えたと言われている。
撮影秘話として、撮影現場では別のセリフとして「オビワンがお前の父を殺したのだ」というものが使われ、アフレコでこのセリフに差し替えられたというエピソードが語られている。ダース・ベイダーの演者がアクターと声担当が分かれていたからこそできた芸当である。本当のセリフはルーク役のマーク・ハミルだけにしか伝えられておらず、実際に出来上がった映画を見てアフレコを聞いたその他の演者は非常に驚いたそうだ。
2015年には『I AM YOUR FATHER』のタイトルでダース・ベイダーのアクターであるデヴィット・プラウズとスター・ウォーズとの関係を焦点に当てたドキュメンタリー映画がスペインで制作されている。
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実際の父親ではないのに、「I am your father.」と言い出すものもあとを絶たないようだ
関連項目
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