IPPONグランプリ(イッポン・グランプリ、英: IPPON GRAND PRIX)とは、フジテレビの大喜利番組である。
概ね半年に一度放映されている特番。当初は0:30~2:30の深夜枠だったが、2011年1月の第4回に深夜からプライムタイム枠(22:00~23:54)に昇格、同年6月の第5回放送からは21:00~23:10のゴールデンタイム(土曜プレミアム枠)で放送されている。
初回放送は年末とはいえ、深夜0時半頃からの放送にもかかわらず7.2%の高視聴率を記録。プライムタイム昇格以降は11~15%台と安定して2ケタ視聴率を稼いでおり、「人志松本のすべらない話」と並ぶ名物企画の一つとなっている。
概要
内容は大喜利形式で、番組は数回行われ最後に「大喜利 No.1」を認定するという内容である。
予選では、A・Bブロック各5名に分かれ、大喜利に参加しないブロックの5名が審査員となる。挑戦者は「写真で一言」「歌詞をつけてください」「カルタの読み札を答えてください」などのお題にボケで回答する。各審査員は2ptを所持しており、10pt、つまり全員が2pt投票して初めて有効な1本としてカウントされる。3本のお題で最も多く1本を獲得した挑戦者が決勝戦進出。なお、3問終了時で同点の挑戦者がいる場合は1本先取のサドンデスが行われる。決勝は同様に決勝進出以外の8名が審査員となり、16ptで1本。3本先取で優勝となる。
主な出演者
バカリズム
優勝3回。そして番組最多出演を誇る。番組内でも最強の大喜利マスターとされている。独特の絵のタッチを活かしたフリップ芸を持ち味としているだけあり、問題にも絵を使った回答を出す事が多い。
有吉弘行
優勝2回。かつて他番組の大喜利で無双していた事を覚えている人も多いはず。当番組ではバカリズムを執拗にライバル視するキャラとなっている。そのくせ第10回大会まで優勝経験なしだったのは内緒。
毒舌キャラは健在で、特に芸能界のデリケートな部分を扱った回答でIPPONを取る事が多い。
堀内健
優勝2回。独特のホリケンワールドが大喜利でも繰り広げられる。その勢いは解答を書くペンの跡がフリップからはみ出してしまうほど。一方で自分の番以外では案外腑抜けてしまうのか、審査中明らかに寝むたそうにしてたり意外と緊張しがちだったりといった面が見られる。
松本人志
当番組ではチェアマンという位置付け。大会の様子を別室で解説する。
スピンオフ
IPPANグランプリ
視聴者からの回答を発表する番組。
IPPONプラス
言葉を組み合わせるゲームが行われる。
このゲームは一人ごっつ(後継の松ごっつも含む)のワンコーナーだった「面雀(omojan)」がベースになっている。
後に「おもしろ言葉ゲーム OMOJAN」としてレギュラー放送された。
IPPONオープン・IPPONスカウト
若手お笑い芸人が大喜利ペーパーテストを受け、その結果を発表する番組。
ペーパーテスト参加者の中から特に面白いと評価された一人がグランプリ本選に出場できるようになった。
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関連項目
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