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概要
LDLと呼ばれるタンパク質と結合したコレステロールのこと。肝臓で作られてから全身に運ばれる。
細胞膜やホルモンの原料にもなっており、体内に絶対必要な物質である。
多過ぎると動脈硬化を促進し、場合によっては脳梗塞や心筋梗塞、腎硬化症(腎不全)、腸間膜動脈閉塞症などの危険な病気を起こすこともあるため悪玉コレステロールと呼ばれることもあるが、逆に少なすぎるとかえって血管が脆くなり脳出血などの原因となるほか、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなるなどの悪影響が出てしまう。
検査では
120〜139mg/dlは境界域高LDLコレステロール血症、140mg/dl以上で高LDLコレステロール血症(脂質異常症)と診断される。
ただし、実際に薬による治療が必要になるボーダーラインは人によって大きく異なる。具体的に言えば、
- 60歳未満で他の危険因子が無い男性の場合は160mg/dl(60歳以上の場合は140mg/dl)未満であれば薬物治療は必要なし。
- 60歳未満の男性でも他の危険因子がある人の場合はボーダーラインが厳しく(低く)なり、120mg/dlまたは140mg/dl以上で薬物治療の対象となる場合がある。
- 女性の場合は基準が男性より少し甘くなる。(ボーダーラインが高めに設定される)
- 既に心筋梗塞を起こしたことがある人や家族性高コレステロール血症(遺伝性の病気で生活習慣に関係なくLDLコレステロールが非常に高くなってしまう難病)の人は100mg/dl未満という非常に厳しいボーダーラインが設定される。
- 180mg/dl以上は非常に危険なレベルであり、年齢や他の危険因子に関係なく緊急の治療が必要とされる。
などという感じである。
なお、ここでいう危険因子とは具体的に言えば、
- 糖尿病または耐糖能異常(空腹時血糖値110mg/dl以上)
- 慢性腎臓病(CKD)
- 既に動脈硬化を起こしている。
- 高血圧(収縮期血圧130mmHg以上)
- HDLコレステロールが少ない。(40mg/dl未満)
- 喫煙習慣がある。
- 家族や身内に心筋梗塞を起こしたことがある人がいる。
などである。
薬を飲む場合は横紋筋融解症などの副作用に注意する必要がある。
ちなみに意外かもしれないが、実はLDLコレステロールはメタボリックシンドロームの診断項目には含まれていない(HDLコレステロール、中性脂肪、血糖値、血圧が診断項目に該当する)。これは「血液中のLDLコレステロールが多いということはそれだけで動脈硬化の危険因子だから」という理由かららしい。
関連項目
- 脂質異常症
- 健康診断
- 血液検査(生化学検査)
- コレステロール
- Non-HDLコレステロール
- 善玉コレステロール(HDLコレステロール)
- 中性脂肪
- 脂質、脂肪
- 有機化合物、有機化学
- 生化学、分子生物学
- ニコニコ大百科:医学記事一覧
- 化合物の一覧
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冒頭の静画がコピペで文章張り替えただけの手抜きなもの、かつ、自己顕示欲強すぎだったので除去します。関連静画も同じものだったので、まとめて除去します


