生きるのか、
生かされるのか―
LEFT ALIVEとはスクウェア・エニックスより発売されたサバイバルアクションゲームである。対応機種はPS4、Steam。PS4版は2019年2月28日、Steam版は2019年3月6日発売。
製品情報
ジャンル | サバイバル・アクション(TPS) |
対応機種 | PS4、Steam |
開発元 | シリコンスタジオ、イリンクス |
発売元 | スクウェア・エニックス |
発売日 | 2019年2月28日(PS4) 2019年3月6日(Steam) |
希望小売価格 | 8,300円 + 税 |
Amazon価格 | 549円 (20/6/29時点) |
プロデューサー | 橋本真司 |
ディレクター | 鍋島俊文 |
キャラクターデザイン | 新川洋司 |
メカニックデザイン | 柳瀬敬之 |
シリーズ | フロントミッションシリーズ |
プロローグ
西暦2127年12月
黒海近傍に位置する『ガルモーニヤ共和国』は
隣国『ルテニア共和国』に対し突如宣戦を布告奇襲を受けたルテニア軍の防衛部隊は総崩れとなり
戦いは瞬く間に終わったかに見えたしかしその傍らで
戦禍のもとに取り残された人々の“生存”を懸けた戦いは
いままさに始まろうとしていた
概要
2017 PlayStation Press Conference in Japanにおいて開発が明らかとなった。
ゲーム開発陣についてだが、登場するロボットがフロントミッションに登場するロボットと同じ名前のヴァンツァーであり、そのデザインに柳瀬敬之氏が携わっていること、キャラクターデザインは、メタルギアソリッドシリーズにおいて様々なイラストやデザインを手がけたコジマプロダクションの新川洋司氏が担当していること、プロデューサーはフロントミッションなどのプロデューサーを務めた橋本真司氏、ディレクターはアーマードコアⅤにおいてプロデューサーを務めた鍋島俊文氏であることが明らかとなっている。
本作は、『戦時下という極限状況における人々の物語を描く、全く新しいサバイバルアクション』となっており、フロントミッションの続編であることも明らかとなっている。『生きる』ことに懸命になる人々のドラマが描かれている。ちなみに『LEFT ALIVE』を日本語に訳すと、キャッチコピーと同様、『生きる』と『生かされる』の両方の意味がある。
主人公は3人おり、ミハイル・アレクサンドロヴィチ・シュヴァーロフ、オリガ・セルゲーヴナ・カリーニナ、レオニード・フョードロヴィチ・オステルマンの、それぞれの物語が進行される。主人公を軸としたステージ制のゲームとなっており、主人公を操作するか、ヴァンツァーに搭乗して戦場を生き抜く。戦略性が高く、限られた資源の中で、敵と戦闘にならないようなルートを探し出す必要性があったり、各ステージで拾った材料を合成することのできるアイテムを使用したりして、その場の危機を乗り越える。プレイヤーの状況判断能力が求められる。
本作ではサブクエストもあり、NPCとのやり取りで選択肢が出てくるものと、リアルタイムに行われるものがある。『選択』はストーリーに大きく影響するものがあり、リアルタイムのものは、プレイヤーの行動そのものが答えとなるはずだった。いずれにしてもこのゲームの購入はよく思考する必要がある。
『選択』が本作における重大な要素となり、ストーリーや戦略に重大な影響を及ぼすものとなるはずだった。
主人公にとっては脅威になることの多いヴァンツァーだが、逆にそれを敵から奪うことも可能。ロボットアクションも用意されており、爽快感のある戦闘も楽しめるはずだった。
2018年9月10日に開催された『PlayStation LineUp Tour』において、発売日が2019年2月28日であることが発表された。アルティメット・エディションも用意され、アートブック、サウンドトラック、ヴォルクのフィギュアといった豪華特典が付属されている。
Steamストアページにてスクリーンショットが多数掲載されているので、興味のある人は一度見てみた方がいいかもしれない。
3人の主人公
- ミハイル・アレクサンドロヴィチ・シュヴァーロフ
- ルテニア陸軍第二機動小隊所属のヴァンツァーパイロット。軍内部では問題児とされ、軽微な規律違反が目立っているようだ。尚、パイロットとしての能力は高い。
- オリガ・セルゲーヴナ・カリーニナ
- ノヴォスラヴァ市警察の警察官。元は彼女もガルモーニヤ軍のヴァンツァーパイロットであったが、『ある事』が要因となり除隊。ルテニアによるノヴォスラヴァ併合に際して同国国籍を取得。以後警察官となる。
- レオニード・フョードロヴィチ・オステルマン
- ノヴォスラヴァ解放運動グループ「NGFP」の元幹部メンバー。死刑囚で刑が執行されていることになっているが、獄中で生存。その後、ノヴォスラヴァ市街での戦闘勃発に紛れて脱走した。彼はなぜ投獄されていたのか、自身の経緯について全く知らない。
ロンチトレーラー
『MAN WITH A MISSION』によるTVCMソング(曲名:Left Alive)がゲーム制作陣からの依頼によって実現。PS4版の発売日と同日にデジタル配信された。ジャケットのイラストは新川洋司氏の描き下ろしである。以下はジャン・ケン・ジョニー氏(MAN WITH A MISSION)のコメントと公式ツイッターによるジャケット画像&ロンチトレーラー。
■ジャン・ケン・ジョニー(MAN WITH A MISSION)コメント
楽曲ヲ作ル前カラゲームノ内容ヲ伺ッテマシテストーリーソノモノヲ非常ニカッコイイ作品ダナト思イマシタ。
ソノ世界ノ一部トシテ我々ノ音楽ガ使ワレルコトニ興奮ト嬉シサヲ隠セマセン。
ゲームノ世界観ニ自分自身モドップリハマリタイトルモコレ以外ナイナ、 ト思イマシタ。
自分ノ選択一ツデ未来ハ変ワル。 ゲーム同様楽曲ニモソノ意志ヲコメテ作リ上ゲマシタ。
関連動画
公式生放送
関連チャンネル
関連リンク
- LEFT ALIVE | SQUARE ENIX
- LEFT ALIVE(@leftalive_jp)
- MAN WITH A MISSION - Left Alive - Youtube
- 橋本真司氏×鍋島俊文氏×新川洋司氏のインタビュー全文
- 『LEFT ALIVE』の新情報を公開! ヴァンツァーパイロットなど、3人の主人公たちの過去や戦争の背景が明らかに!
- マンウィズ、“絶体絶命サバイバルアクションゲーム”『LEFT ALIVE』CMソングに抜擢
関連項目
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