LEON(映画)とは、アメリカで製作されたアクション映画である。
概要
フランスの映画監督リュック・ベッソンの初ハリウッド作。音楽はエリック・セラ。1994年にフランス、アメリカで公開。日本では1995年春に公開された。英題は「The Professional」。
孤独な殺し屋と恵まれない家庭で育った少女の、親子とも恋人ともつかない愛を描く。
本作は画面の雰囲気や演出、スタイリッシュなアクションも然ることながら、撮影当時13歳とは思えないナタリー・ポートマンの妖艶さやゲイリー・オールドマンのキレた演技等、主要キャストの名演が好評を博している。
オリジナル版とは別に22分間の未収録シーンを追加した「完全版」がある。こちらはレオンとマチルダの交流が色濃く描かれ、ラブストーリー的なドラマ性が強調されている。
あらすじ
舞台はニューヨーク・マンハッタン。リトルイタリーのボロアパートに住む一流の殺し屋レオンは黙々と依頼をこなし、他人と関わらないひっそりとした日々を送っていた。
ある日、隣室の主人がスタンスフィールドから預かった麻薬をくすねたことにより、彼らの襲撃を受け、たまたま買い物に出ていた次女のマチルダ以外皆殺しにされてしまう。惨殺行為が終わった頃、部屋の階に着いたマチルダはすぐ異変に気付き、見張りが立つ部屋の前を何食わぬ顔で通り過ぎて行く。そしてそのまま目の前にあるレオンの部屋のベルを鳴らし、震える声で助けを求めた。
レオンは逡巡しながらもマチルダを招き入れた。そして彼女から復讐の為に殺し屋の技術を教えてくれと頼み込まれる...。
主な登場人物・キャスト
- レオン (ジャン・レノ)
- ミルクを1日2パック飲む寡黙な殺し屋。「女と子供は殺さない」というポリシーを持つ。
- マチルダ (ナタリー・ポートマン)
- 12歳の不良少女。 実父から日常的に暴力を受けている。唯一心を許せた4歳の弟を殺され、復讐を決意する。
- スタンスフィールド (ゲイリー・オールドマン)
- 麻薬取締局の汚職捜査官。 ドラッグ入りのカプセルを常時携帯しているヤク中。
- トニー (ダニー・アイエロ)
- イタリアンレストランの店主。レオンに殺しの依頼を仲介している。
- 観葉植物(アグラオネマ)
- レオンの親友。東南アジア原産。
関連動画
関連商品
関連項目
- 3
- 0pt
- ページ番号: 4169363
- リビジョン番号: 2885650
- 編集内容についての説明/コメント: