Limbus Company単語

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FACE THE SIN, SAVE THE E.G.O

Limbus Companyとは、韓国インディーゲームスタジオProject Moon」が開発した罪悪共鳴残酷RPGゲームである。

概要

基本情報
ジャンル 罪悪共鳴残酷RPG
対応機種 Windows(Steam)
Android
iOS
開発 Project Moon
運営 Project Moon
配信日 2023年2月27日
価格 無料
(アプリ課金有り)

2023年2月27日よりSteam/App Store/GooglePlayサービス開始。
対応言語は韓国語英語日本語CV韓国語のみ)。
日本国内ではCERO:Dに定されている。

メインテーマMili提供の"In Hell We Live, Lament feat. KIHOW from MYTH & ROID"。

買い切りであった前々作Lobotomy Corporation』および前作『Library of Ruina』と異なり、基本プレイ無料ガチャゲー方式で配信されている。

前作・前々作の世界観を引き継ぎつつ、七つの大罪世界文学作品をモチーフとした非常にダークストーリーとなっている。

ゲームシステム

戦闘システムLibrary of Ruina』を踏襲したターン制シミュレーションRPGとなっている。
12人の囚人からステージに参加するメンバーを選び、毎ターン彼らが使うスキルを選択することで戦闘が進行する。

操作自体はスマホでもタップスワイプだけでプレイできるよう非常に簡単に作られている。
一方で、属性バフデバフの種類の多さやそれらに依拠する編成テーマの豊富さ、戦闘の結果を決める威力に関わる要素の豊富さから、非常に深いバトルシステムとなっている。

人格・E.G.O.

人格は装備に、E.G.O.は超必殺技に相当する要素。
本作ではプレイアブルキャラクターが12人に固定され追加されることがないため、これらがガチャ品・イベント報酬でもある。

戦闘中囚人は装備した人格の力を使って戦うようになり、またE.G.O.による強力な攻撃を放てるようになる。

各人格は3つの攻撃スキル、1つの守備スキル、条件を満たすことで効果が発動されるパッシブスキル、パッシブスキルの中でも戦闘に参加していないときに有効となるサポートパッシブを持つ。

属性

撃・貫通・打撃からなる物理属性と、憤怒色欲怠惰暴食憂鬱傲慢嫉妬からなる罪悪属性があり、各攻撃スキル物理属性と罪悪属性を1つずつ持っている。

特に罪悪属性は、E.G.O.の発動コスト・攻撃スキルの性強化・スキル効果の起動にもなる非常に重要な要素である。

あらすじ

の中、頭が時計にすげ替わった主人公ダンテは、記憶を失いつつある中で襲撃者の魔の手から逃げ回っていた。そこに現れたバスと12人の囚人、案内人を名乗る男ヴェルギリウスによって助け出されたダンテは、彼らがリンバスカンパニーという企業であること、ダンテ囚人たちを引き連れて黄金の枝を探さなければならないことを告げられる。

こうしてダンテリンバスカンパニーバスチーム管理人として囚人たちとともに黄金の枝を探すたびに出るのであった。

登場人物

本作の要登場人物は世界文学からモチーフを取られており、いずれのキャラも元となった人物・作品を色濃く反映している。

主人公

ダンテ

本作の主人公囚人番号10(ダンテにも囚人番号が割り当てられている)。

管理人」として十二人の囚人達の揮と蘇生を担当する。

頭が時計の義体にすげ替わっており、そのせいか記憶を失っている。
時計の針を回すことで囚人蘇生ができるが、この力の使用には耐え難い苦痛が伴う。
また喋ることができなくなっているものの、共鳴した12人の囚人たちとは会話が可である。

原典『神曲』について 13~14世紀にかけて、イタリの詩人ダン・アリギエーリにより執筆された長編叙詩。
地獄編・煉編・編の三部作、計10014233行に及ぶ韻文で構成されている。

作者ダンテ自身の体験談という形で、ダンテ古代ローマ詩人ヴェルギリウスの導きのもと、地獄・煉天国を遍歴し、そこで見聞きしたものが歌われている。

囚人達

イサン

[検閲済]所属の最年少研究員出身で、他の囚人べて優秀な知を持っています。日常的なコミュニケーションは、恐らく々が選別した管理人さん物差しから考えると難しいと思われます。とはいえ、露に会話を避けるのもまた不安要素が残ります。たまに本囚人の沈黙状態が長いことがありますが、一連の思考を内で処理している最中ですので、広い心で待っていただくことをお勧めします。

囚人番号1。濃いクマ立つ男性。4章のメインキャラクター

の一つであるN社に在籍したこともある優秀な技術者で、本作の重要な要素である人格に関する技術を発明した当人。古文めいた言い回しをするためわかりにくいが、よく読んでみると時折ボケもこなすなどなかなか愉快な人物。

原典・について 日本統治時代の朝鮮詩人(1910-1937)。
朝鮮純文学作家の相互交流を的として結成された親睦会・九人会のメンバーであった。
前衛的で難解な作を得意とし、現在韓国では文学賞日本における芥川賞に相当)にその名を残している。

Limbus Companyにおいては特に『瞰図*』『つばさ』のが強く見られる。

*間違われやすいが、1文字は『(とり)』ではなく『(からす)』。

ファウスト

Limbus Companyのバスであるメフィストフェレスエンジン開発した囚人です。都市内には対等に知識と知恵を競うことができる者はいだろうとしていますが、あながち間違ってもいません。管理人さんに接するときは仕方なく言葉を交わすのみ、という囚人の態度に気分をされることもあるでしょう。にもそれとは気づかれないように傲慢行動をするため、改善の可性はありません。なので適当に頷く事をお勧めします。よりも天才的ではありますが、々にはコレの使用方法が分かりません。もしかしたら管理人さんが見いだすかもしれませんね?

囚人番号2。白髪女性

本作の拠点となるバスメフィストフェレス」の開発者で、その他チュートリアルの説明、ダンテの通訳、他社との渉外など様々な役割をこなす。自他ともに認める天才だが、何かに付けて自慢を挟む図太さも持っている。作中発生するほとんどの事件について知識を持っているものの、業務規約のためか実際に教えてくれることは少ない。

原典『ファウスト』について ドイツ作家ヨハン・ヴォルフガング・フォンゲーテによる長編戯曲。
1808年に第一部が、1833年に第二部が発表された。

学問に生涯をげたが何も得られなかったと嘆く大錬金術師ファウストが、生きることの充実感を体験するために悪魔メフィストフェレス契約する物語
第一部では若返ったファウストの悲が、第二部では皇帝に召し抱えられたファウストの活躍と最期が描かれる。

ドンキホーテ

情熱だけで囚人の質を測るのであれば、最高点を叩き出すであろう囚人でしょう。フィクサーというモノに対しての大変なコレクターであり、熱心なファンでもあるため、全身にジャラジャラとフィクサーのグッズを身に付けていたりします。戦闘にはこれといったを与えないようなので、必ずしも制裁を与える必要はありません。本人もまた、正義のフィクサーという(そんなものが存在していたことなんてあったのでしょうか?)役割にどっぷりと心酔しているがゆえ、俳優でもあるかのような大げさな立ち居振る舞いをします。円滑な任務のために調子を合わせてあげた方がよろしいかと。

囚人番号3。金髪で小柄な女性。7章のメインキャラクター

非常にハイテンションな性格。『正義のフィクサー』に強い憧れを持ち、著名なフィクサーに対してはオタク気質を発揮することも。行動力も高いが、その(およそ都市には似つかわしくない)正義感と合わさり度々暴走している。

原典『ドン・キホーテ』について スペイン作家ミゲル・デ・セルバンテスによる長編小説1605年出版の前編と1615年出版の後編からなる。


騎士物語読み過ぎで自分を騎士だと思い込むようになったドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャことアロンソキハーナの冒険譚が、伝記形式によって描かれている。

良秀

囚人ごとにそれぞれの信条がありますし、それを尊重することが管理人としての当然の責務ではあるとはいいますが、場合によっては理解するフリすら難しいこともあると思われます。当囚人は普段からタバコばかり吸って寡黙な状態を維持していますが、戦闘をするときだけはつきが恍惚としてチラつくという事実にお気づきですよね。戦闘中策で相手の頭を潰してばかりいることは、美を退歩させる教養の行動だと思います。どうしても耐えられないなら管理人さんに支給されたウェルカムキットに同封されたボタンを [警告] - 当囚人が社でも手に負えない背景を持っているので、できるだけ私的な恨みを作らないようにしてください。

囚人番号4。を携えた黒髪女性

一見すると無口に思えるものの、その実はなんでもで解決しようとする囚人随一の危険人物。芸術について並々ならぬ持を持っており、特に残酷な光景に対して芸術性を見出すことが多々ある。言葉を省略して話すがありダンテ及びプレイヤーには理解が難しいが、シンクレアだけには概ね通じているようである。

原典『地獄変』について 芥川龍之介による短編小説。1918年発表。
宇治拾遺物語の「絵師良秀の焼くるを見て悦ぶ事」を基に創作された。

時は平安時代、偏屈だが馬鹿でもある凄腕絵師良秀が、時の権力者である堀川の大殿の命で地獄変の屏絵を描くこととなり、その過程で起きた恐ろしい事件が語られる。

ムルソー

明確かつ短い示を、つまり個人に判断を任せない命を要する。

囚人番号5。大柄の男性

口数少ない、極度の「示待ち人間」。一方で示さえあれば大抵のことをこなせるため、ダンテからは要所要所で頼りにされている。

原典『異邦人』について フランス作家アルベールカミュによる長編小説1942年発表。
不条理小説と呼ばれるジャンルの代表作に数えられる。

アルジェリアに暮らす男ムルソーが、喧嘩に巻き込まれた友人を助けるために相手を撃ち殺してしまい、その裁判の過程で明らかになるムルソーの価値観とそれに対する大衆の反応を描く。

ホンル

が社の資産になるまで何不自由なく生きてきた囚人です。それゆえ自由めようとしますが、たまに他の囚人の製造した食べ物を見て低級文化に対する無知さを露呈し、侮蔑的な質問をするなど他人の地雷を踏むような状況が起こり得ます。ただ、当て擦っている訳ではなく、純好奇心から湧き出た質問なので、お互いに物を取り出させるのはあまり良い解決方法ではありません。

囚人番号6。ハーフアップオッドアイが特徴の男性

非常に裕福な柄の出の癒し系性善説的立場で悪意鈍感であるが、都市においてはしばしば他人の地雷を踏み抜く発言にも繋がっている。本人はおっとりしているものの、その環境はホンル自信とは似ても似つかない苛なものである様子。

原典『紅楼夢』について 中国清代に書かれた長編小説。18世紀頃成立。全120回に渡る物語で、うち前80回は曹の作、後40回は作者不明とされる。
三国志演義水滸伝西遊記と並び中国四大名著の一に位置づけられる。

皇帝の側室をも輩出した名・賈の次男に産まれた主人公・賈宝玉(か・ほうぎょく)と二人のヒロイン玉(りん・たいぎょく)および薛宝釵(せつ・ほうさ)を軸に、彼らの模様や上流階級の日常生活、そこに関わる人々の多様な人間関係が描かれる。

ヒースクリフ

論理的な思考よりは行動で実行することをより好む囚人です。考えていることや感情が表情と言葉に全て表れ、隠そうとする努力もしないため、管理人さんとの人間関係を形成していくのに頭痛を(あるいは物理的外傷まで……)誘発することもあります。囚人の思考体系に深刻な問題があるわけではないことを熟知していただけると幸いです。万が一、長時間にわたっても怒りが鎮まらない場合は人事部までお問い合わせください。しかし、こんなタイプであるほど考え方が馬鹿で単純だということさえ把握していれば扱いやすいものです。

囚人番号7。日焼けした肌の男性。6章のメインキャラクター

極めて短期で喧嘩く、特に物語初期にはその沸点の低さからダンテも手を焼いた。一方で発想は非常に常識的で裏路地の流儀にも聡く、核心をついた発言をすることも多い。故郷にキャサリンという名の想い人を残してきているらしい。

原典『嵐が丘』について イギリス作家エミリー・ブロンテによる小説1847年発表。

ヨークシャーの嵐が丘という屋敷を借りた青年ロックウッドが、屋敷の所有者ヒースクリフ過去興味を持ち使用人から話を伺う。その中で、かつて嵐が丘令嬢であったキャサリンヒースクリフを巡り起きた悲劇が明らかになっていく。

イシュメール

管理人さんは欠点の多そうな囚人たちを見ながら、途方に暮れているかもしれませんね。でもご安心ください。囚人較的駄口をかず仕事をこなしていくことのできる、数少ないタイプです。合理的な意思決定を下す可性が高いタイプでもありますので、アドバイスが欲しいときは当囚人の方を見ながら話題を切り出すのも良い方法です。しかし、忘れてはなりません。遠くも巨大な溜まりで、途方もないあの航を経て生き残った囚人である分、耐力は強いと思われますが、一度関係が拗れると修復するのは難しいと思われます。

囚人番号8。オレンジ色の長を持つ女性。5章のメインキャラクター

ダンテ示に対する従順さと高い判断力を持つ、バス内における優等生。他方毒舌な面もあり、特にヒースクリフとは度々衝突している。かつて捕鯨の乗組員として活動していたそうで、と操に関する知識が豊富。

原典『白鯨』について アメリカ作家ハーマン・メルヴィルによる長編小説1851年発表。

捕鯨で働くことを望む主人公イシュメールは、港町で出会い友となったクィークェグとともに捕鯨ピークォド号の乗組員となる。伝説モビー・ディックに対する復讐心を燃やす船長エイハブは、その狂気カリスマ性によってピークォド号の乗員全員にモビー・ディック討伐の誓いを伝染させていき、それはクィークェグやイシュメールにも及ぶようになる。

ロージャ

生まれが裏路地という残念な特徴が露に現れる囚人です。金にく、ギャンブルと賭け事を楽しむので管理人さんによる細心の注意が必要です。示を出せど、できもしないウィンクで応えたり、冗談で返したりする傾向を見せるため、時には管理人として厳格な姿勢を見せることをお勧めします。沈んだ状態が非周期的に現れることがありますが、管理人さんの方からできることはいので黙ってお待ちいただくのが効率的です。

囚人番号9。長身女性。2章のメインキャラクター

金とギャンブルがない、裏路地の典のような人物。較的常識人よりの発想を持つがグレゴールと対照的に勝ち気な自信で、大抵の面倒事はのらりくらりとかわしている。

原典『罪と罰』について ロシア作家フョードル・ドストエフスキーによる長編小説1866年発表。

「選ばれた非凡人は、新たな世の中の成長のためなら、社会道徳を踏み外す権利を持つ」と言う思想を持つ主人公ラスコーリニコフは、悪徳高利貸しの老婆を殺して善行をしようと企てる。 しかし、偶然居合わせた老婆の義妹まで殺してしまったラスコーリニコフは罪の意識に苦悩するようになる。

シンクレア

不安定な成長時期的特徴を考慮しても、話し掛けると非常に驚いたり、しかめっ面をしたりするなどの行動立つ囚人です。戦闘にも不慣れなので、最初は内臓を直視するのにも苦悩すると思われます。囚人の中には暴力的な傾向を見せる者もいると思いますので、管理人さんは本囚人よりかはを与えることをお勧めします。本人も認識することができない殺気を放ってはいますが、が社の事業分野に対する潜在力があるという意味なので、適切な刺さえ与えれば立に成長することが期待されます。

囚人番号11。小柄な金髪男性。3章のメインキャラクター

心優しくも気弱な性格、はっきり言ってしまえば暴力沙汰が日常茶飯事リンバスカンパニーは全く向いていない。その性格ゆえか他の囚人からもいじられがちだが、吹っ切れると思い切った行動も取る。

原典『デミアン』について スイス作家ヘルマン・ヘッセによる小説1919年発表。
第一次世界大戦で大きく作を変えたヘッセの、戦後最初の作品。

小さな町のラテン語学校に通う少年エーミールシンクレールは、細なから悪童クローマーに脅されるようになるが、転校生マックスデミアンによって救われる。 デミアンは明と暗2つの世界の存在をシンクレールに語り、それによってシンクレールは2つの世界を揺れ動きながら自己をめていくようになる。

ウーティス

管理人の力量によって立な助言者になることもある囚人です。しかし、過度なお節介を焼く囚人でもあるので適度に相槌を打つことをお勧めします。戦術を含めた様々な技術において熟達しているので助言をめるのが効率的です。加えて工房技術に関するを持っているので、バスの簡単な修理くらいは任せても良いでしょう。 [注意] - 他の囚人とは違って過去記録の閲覧は許可されません。 [注意] - 任務以外で頭を捻らせないように監督願います。

囚人番号12。茶髪ショートヘア女性

元軍人故か、軍隊的な規を重視した性格。指揮官よろしく囚人達をなにかと統率しようとするが、一方でダンテに対しては太鼓持ちと化す。ズレた発言は滅多にないが記憶喪失ダンテにはうまく伝わらないため手のひら返しを多々見せる。

原典『オデュッセイア』について 古代ギリシア詩人ホメーロスによる長編叙事。紀元前8世紀頃に吟遊作品として成立し、紀元前6世紀ころに文書として編集されたと言われる。

トロイ戦争英雄となるも海神ポセイドンの恨みを買ったことで旅路を妨されるようになった主人公オデュッセウスが、それでもなお故郷に帰るべく奮闘する冒険譚。

グレゴール

囚人は他の囚人べて、人格的な意味では難に扱えはします。しかし感情の高まりや、環境の急な変化によって身体の一部、場合によっては全部が甲虫類の一部、■■■■と類似)の組織に変化します。嫌な顔をしないようにポーカーフェイス底することをお勧めします。シニカルな口調をたまに使用しますが、コツさえ掴めば円満な意思疎通が可囚人であるので、それほど困難を要することはありません。

囚人番号13。眼鏡、そしての腕が立つ男性。1章のメインキャラクター

バス内でも常識人的な発想の持ちで、ダンテとも較的気が合う様子。不器用悲観的な傾向があるため物語の進行に伴いいじられキャラになりつつある。の右腕はかつて受けた改造施術によるもの。

原典『変身』について チェコ作家フランツ・カフカによる中編小説。1915年発表。
不条理小説と呼ばれるジャンルの代表作に数えられる。

普通サラリーマンであった主人公グレゴール・ザムザが、ある覚めると巨大なへと変貌しており、これによって仕事を失い家族からも疎まれるようになる過程を描く。

その他のバスの搭乗者

ヴェルギリウス

灰色の短男性

バス内にて案内人を務める、事実上の保護者役。「視線」の異名を持つ特色フィクサーであり、脅しだけで曲者ぞろいの囚人(およびダンテ)を御せるほどの戦闘力を持つ。彼ほどの実力者がなぜ非戦闘員として務めているかは不明だが、その的はカロンに関わるものと思われる。

なお、彼がリンバスカンパニーと関わるまでに至る物語前日譚リヴァイアサン』で語られている。

原典:『神曲』。詳しくはダンテの項を参照。

カロン

灰色の長を持つ少女

バス内にてドライバーを務める。言動が子供っぽく気ままな様が立つが、ヴェルギリウスには可がられている様子。

ヴェルギリウス同様、彼女リンバスカンパニーと関わるまでの話も『リヴァイアサン』で語られている。

原典:ギリシア神話に登場する冥界の渡し守。『神曲』にも登場し、ダンテヴェルギリウスを乗せた。詳しくはダンテの項を参照。

世界観・用語

本作は『Lobotomy Corporation』及び『Library of Ruina』の後日談に当たる物語であり、世界観を共有している。ここで紹介する用語は前作・前々作と共通のものであり、それらで開示されている設定も含む。

都市

物語舞台であり、作中世界において人間人間らしく生きていける一の場所とされる。
都市内は1区26区の26地区に分割されており、それぞれに管轄するが割り当てられている。
それぞれの地区は独自のルール文化を持っており、現実世界におけるの違いに近い多様性を持つ。

都市のうち、がもたらす快適な環境が保された地域。
そこに住む人々は「羽」と呼ばれる。
治安社会保障が充実しているものの、高額な住民税を負担しきれる者しか住むことができない。

裏路地

都市のうち、巣に該当しない地域。概ねスラム街にあたる。
巣とはべ物にならないほど治安が悪い。

とはいえ裏路地の環境はその地区を管轄するの方針によりまちまちなようで、飲食店・会社・学校など一定の社会システムが機しているところもあれば、殺人レベルの重犯罪日常茶飯事無法地帯まで千差万別な様子。

外郭

都市の外。
で暮らす人も一応存在しているが、怪物跋扈する極めて危険な場所。

都市にA社Z社まで存在する26の大企業
企業とはいうものの、管轄する地区においては独裁政府のような性質も持つ。
特異点と呼ばれる技術を所有し、それが生み出す巨大な富によって権力を与えられている。

特にA社、B社、C社はそれぞれ眼、という異名を持ち、管轄する地区のみならず都市全域にする広大な権力を持つ。

ロボトミーコーポレーション

かつて12区を管轄するLのであった会社。
前々作Lobotomy Corporation』の舞台
同作のエピローグにて創業者の的が達成されたために白夜事件を起こして落した。

優秀な燃料であるエンケファリンを生産するエネルギー会社であり、12区のみならず友好関係にある他のにもエネルギーを供給していた。
その関係で12区の巣にあった本社のみならず、都市の様々なところに支部を持っていた。

幻想体

ロボトミーコーポレーションがエンケファリン生産のために所有していた怪物の総称。
それぞれがこの世のものとは思えない特異な力を持っており、それ故ほとんどの幻想体は非常に危険な存在である。

黄金の枝

ロボトミーコーポレーションが所有していた技術の精髄とされるアーティファクト
その名の通り、黄金色にく木の枝のような見たをしているが、実際に木の枝というわけではない。
極めて膨大なエネルギーを秘めており様々な現を引き起こすことが可であり、リンバスカンパニーのみならず多数のや組織が奪取を論んでいる。

E.G.O.

Extermination of Geometrical Organ
人間幻想体の精神を具現化する技術。
他者のE.G.O.を借りることもできるが、自分だけのE.G.O.を発現することもできる。

間的な発露によって必殺技のように使用できる他、ロボトミーコーポレーションはこれを装備の形で固定する技術も持っていた。
Limbus Companyの作中においても装備・必殺技両方の形で登場する。

フィクサー

都市で発生する出来事を処理したり、助けたりする便利屋。
その力・業績に応じて、最下級の9級から最高級の1級までに等級分けされている。
更に、1級の中でも特に優れた力を持つものは"色"の称号を与えられ特色と呼ばれるようになる。

12協会

フィクサーを管轄する12の協会。
それそれ業務が違い、各分野に合った依頼と事件が協会に舞い込む。
依頼は直属のフィクサーが処理するか、協力事務所に振り分けることとなる。

事務所

協会直属ではないフィクサーが活動のために所属することになる法人

組織

フィクサーとしての資格を持たずに活動する集団。概ね犯罪組織と同義。

組織の中でも極めて強大な5組織、人差しの総称。
裏路地においてはに匹敵する支配力を持つとされる。
それぞれが独自のルールに基づいて裏路地に敷かれた縄張りを管轄している。

都市災害

都市の各所において発生する事件のこと。
12協会の1つであるハナ協会によって、上から順に都市都市悪夢都市疾病都市伝説都市怪談ランク分けされるが、その分類は危険度ではなく依頼の報酬額によって決められている。
(つまり、危険度が同じでも裏路地より巣で発生する都市災害のほうがランクが高くなる)

また、ハナ協会によるランク分けとは別に、A社によって認定される不純物と呼ばれる区分も存在し、ここに分類されると都市に存在してはならないものとしてA/B/C社直々に外へ放逐されることになる。

図書館

ロボトミーコーポレーション落し白夜事件を起こした後、本社のあった地点に出現した都市災害
前作『Library of Ruina』の舞台
作中、く間に都市まで駆け上がり、最後には不純物に認定され外へ放逐された。

都市の人々に欲しい情報を記した本を提示し、ゲストとして招いて命を賭けた戦いを繰り広げる場だったという。

ねじれ

白夜事件以降都市の各所で散発するようになった、人間突然怪物に変貌する現、及びそうして生まれた怪物幻想体のように千差万別な力を持ち、全にその人固有のものであることも他に存在する怪物をもしたものであることもある。

ねじれに至る過程次第では周囲の働きかけで元の人間に戻したり、E.G.O.を獲得して元に戻ることもありうるらしい。

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889 ななしのよっしん
2024/10/26(土) 01:38:35 ID: Gyn44Id/1Y
ラ・マンチランドはR社と提携してればこうはならなかったかもしれない
でもドン・キホーテはそれを認めないだろうね
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890 ななしのよっしん
2024/10/26(土) 01:59:58 ID: W9G0Gp/sEF
Warp列車の中から蒸発させられるくらいだし
単に物質的な血を消費するんじゃなくて、血を通してもっと人間本質に迫る何かを接種してるんじゃないかなって・・・
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891 ななしのよっしん
2024/10/28(月) 20:10:21 ID: EI/T0JXYfy
時間殺人時間の時期から初めてようやく最前線に追いついた!
ドンキさんが理不尽の塊だったからこれからそれ以上の敵が来るのかと戦々恐々だよ
師ウーティス、神父グレゴールとくると残りの人格も考えてみたくなる
ドゥルシネーアはファウストロージャかなぁ(特徴の一部を参照しながら)
あとバリをシンクレアが受け持つ可性もある?
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892 ななしのよっしん
2024/10/30(水) 01:04:15 ID: WJXBc7fNGK
ドゥールネシアはウーティスの同期で出てくるのセリフの色からロージャで確定
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893 ななしのよっしん
2024/10/31(木) 20:32:38 ID: v4RG1H5OFq
神父人格で血についてだいぶ掘り下げられたけども
どうすりゃよかったんだと頭を抱えるしかない
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894 ななしのよっしん
2024/10/31(木) 20:42:49 ID: 6qVvJt6gU5
どうすりゃよかったってそりゃ決まってんだろ 世のため人のためを願うなら全員死んでくれ
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895 ななしのよっしん
2024/11/01(金) 07:05:41 ID: WJXBc7fNGK
なんてこったこれが血…どうやっても人間と共存できない悲しい存在 二度と人間と共存したいと思い上がるんじゃねぇ
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896 ななしのよっしん
2024/11/01(金) 14:15:17 ID: EI/T0JXYfy
ねじれ探偵でいたけど、都市の片隅でコソコソしながら犠牲者が出ない程度で血をかすめ取るばーさんが最適解だったんだよね
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897 ななしのよっしん
2024/11/01(金) 17:35:35 ID: WJXBc7fNGK
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898 ななしのよっしん
2024/11/04(月) 10:24:50 ID: 8TPOOIXkI3
本当毎章演出凄いよなあ
前作・前前作やってた方が世界観とかよく知れるけどそれ抜きにしてももっとプレイヤー増えて欲しい
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