M-1グランプリ単語


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M-1グランプリとは、吉本興業朝日放送テレビ催で開催されている新人漫才師発掘コンテスト、およびそれを生放送するテレビ朝日系テレビ番組である。

概要

2001年スタート島田紳助が発起人となって始まった、若手漫才師の日本一を決めるコンテスト
バラエティ番組「紳」にて、紳助が松本人志ダウンタウン)に審員を依頼した際、番組の構想が明らかにされた。

優勝賞金は1000万円。第1回大会よりこの金額であり、当時のお笑いコンテストとしては破格だった。
また、現在では当たり前だが漫才限定のお笑いコンテスト生放送で全放送されることも当時は画期的だった。

紳助は「単純におもろいを決めるコンテストがしたい」と発言した一方、「なかなか芽の出ない若手漫才師に、芸人を諦めるきっかけを作るために始めた」とも発言しており、漫才で立身出世したという紳助の恩返しの意味と、若手芸人に対する才の見極めを測る場としてM-1を創設したようである。
具体的には当初の出場資格である「10年やって準決勝現在の準々決勝相当)に行けないヤツは才がないのでダラダラ続けても不幸になる」という旨の発言をしており、NSCの講演等では「3回戦にも行けないヤツはプロじゃない」としている。

毎年頃から予選が始まり、12月末に決勝進出者が生放送の大舞台しのぎを削る。
決勝進出者と敗者復活戦優勝者の合計9~10組のうち、師匠格の審員が持ち点(100点満点)から点数をつけ、合計点数の上位3組が最終決戦に進出。
最終決戦では審員が3組のうち一番面いと思った芸人投票し、最も票を集めた芸人が王者となる。

この大会はお笑いファンや一般視聴者のみならずお笑い関係者やテレビ業界人も注しており、「王者になったとたんに出演依頼電話が鳴りく」と言われている。
王者となった芸人は、優勝直後からM-1事後番組、翌情報番組、~夕方のワイドショー生放送番組をほぼ徹夜で渡り歩き漫才を披露する、まさに「M-1王者のウィニングラン」と呼べる出演コースが用意されており、一気にメディアへの露出度が上昇する。まさに日本最大の新人・若手漫才師発掘コンテスト」「若手漫才師の登竜門である。

本番組の成功は競合他局にも刺を与え、関西テレビではピン芸日本一を決める「R-1グランプリ」、TBSではコント日本一を決める「キングオブコント」、フジテレビではM-1グランプリの休止期間を埋めする形で復活した「THE MANZAI」や芸歴16年以上の芸人が競うトーナメント形式の「THE SECOND」、日本テレビでは女性芸人日本一を決める「女芸人No.1決定戦 THE W」と飽き足らずダブルインパクト」をそれぞれ開催するようになった、お笑いレース史にも大きなを与えたコンテストである。

2025年大会で第21回を迎え、エントリー数は1万組えの11,521組となった。

歴史

第1期(2001年~2010年)

出場資格コンビグループ結成10年以内(20012002年大会は10年未満)であること。
しかし、たとえ芸歴10年以上であっても都度コンビを組めば結成1年として出場できるため、ベテラン芸人同士が即コンビを作って出場することもある。たとえば、大会初年度の2001年大会では石田靖(1987年デビュー)と山田花子(1988年デビュー)の即席コンビ石田花子」が準決勝進出を果たしている。

当時は漫才コント人気に押されスポンサー集めに苦戦したそうだが、結果としてオートバックスが筆頭スポンサーとなった。優勝した芸人は賞金に加え、副賞として優勝年翌年のオートバックスCMキャラクターを1年間務められる権利が与えられていた。

2008年2010年お笑い芸人を扱った漫画べしゃり暮らし』がポスターイラストに採用された。(ちなみに作者森田まさのり2018年大会に出場し、ベストアマチュア賞を受賞している。)

当時起こったお笑いブームから注が集まり、特に第6回(2006年大会)以降は、それ以前とべて視聴率が飛躍的に向上している。
関東地区でも均視聴率が20前後、関西地区では脅威の30と、「年末の風物詩として定着した。

しかし、紳助は「漫才を全に広め、若い才を発掘する標を達成できた」として、2010年の第10回大会をもって一度終了。また、「漫才若者が増え、漫才レベルも上がった。ほんの少し漫才に恩返しできた」と、この大会の存在意義について述べている。

休止期間中(2011年~2014年)

2011年より、漫才コンテストフジテレビ系の「THE MANZAI」が、朝日放送制作コンテスト番組は大芸を中心とした世界一の諸芸決定戦「神芸~KAMIWAZA~」が、それぞれ後継イベントとして企画・放送された。

しかし、M-1終了は当時の若手芸人に大きな衝撃を与え、本大会をモチベーションとしていた芸人やる気をなくし解散する事態が相次いだ。後の王者であるミルクボーイも、当時有望視されていながらサボり期に入ってしまい、漫才を蔑ろにして遊び呆けていたという。
また、M-1終了と連動するかの如く「エンタの神様」「爆笑レッドカーペット」「あらびき団」「イロモネア」などのお笑い番組が軒並みレギュラー放送を終了し、お笑いの時代と言うべき時代が到来してしまう。2010年前後にプロ入りした芸人からするとトラウマ的な出来事で、ニューヨークもたびたび述懐している。

ちなみに、実質的な後継番組「神芸」も初回視聴率は7.4と伸び悩み、第3回の2013年大会では日本代表メンタリストDaiGoが抜されるなど迷走感が否めず、3回限りで打ち切りとなってしまった。

第2期(2015年〜)

2015年7月30日朝日放送からM-1グランプリの復活が発表され、5年ぶりのM-1グランプリが同年12月6日に開催された。
休止期間が4年間あったことを考慮し、出場資格が「プロアマ・所属事務所を問わず2人以上で、結成が2000年1月1日以降であり15年以内のグループ」に改められた。

当初は12月THE MANZAIキングオブコントR-1との重なりを避けるため開催案もあったというが、休止期間中の実質的な代替となっていた「THE MANZAI」は2015年より賞レースして優劣を競わない祭典形式に変更された為[1]、今まで通りの12月開催が実現した。

第2期より、GYAO!TverYouTubeLeminoなどで予選大会の配信が行われるようになった。動画配信に適さない表現や著作権の問題がある歌ネタなどがあった場合は吉本の都合で一部また全部のネタ動画からカットされることもある。
ちなみに、翌年の2024年大会は然程過ネタではなくとも凄まじいカットの連続になり、20しか配信されない芸人が何組も発生してしまった。

M-1開催再開からは関西ローカルながらABCラジオでも決勝で披露される漫才を同時放送しつつ独自に出演者がトークをするラジオでウラ実況!?M-1グランプリ」という番組が放送されるようになった。また2018年より決勝戦の放送終了後、芸人たちに密着した映像ドキュメンタリー形式で編集した「M-1アナザーストーリー」が放送され、優勝した芸人が大々的に特集される。

スポンサーについて

第2期からはオートバックスに代わり、複数社がプレミアムスポンサーという名で大会をサポートする方式へ変更。
毎回4社ほどがプレミアムスポンサーとして特別協賛に参加しているが、不定期入れ替わりも行われている。プレミアムスポンサーの変遷は以下の通り。

第11回(2015年 Cygames 日清食品 ファミリーマート ユニクロ
第12回(2016年

第16回(2020年)
サントリー
第17回(2021年
セブンイレブン
(セブン&アイホールディングス)

日清食品力商品「どん兵衛」を予選の参加賞や準決勝観客の手土産として配布しており、金のない若手芸人の重な食料として喜ばれている。
ちなみに、金属バットが敗退した際は友保がいせにどん兵衛を大量に持ち去り、それに日清が怒るのが当時のお約束となっており、その縁で金属バットM-1卒業後にどん兵衛WebCMに起用された。
旬を過ぎたきつねダンスパロディは、日清による実質的な嫌がらせだった。

サントリーは決勝戦放送後の配信番組「M-1打ち上げ」の冠スポンサーも務めている。

スポンサーM-1関連番組(本大会、敗者復活戦事前番組など)内のCMにて特別仕様CMインフォマ)を放送している。
日清食品20152016年どん兵衛パッケージデザイン優勝者を起用していたが、2017年以降はM-1エントリー歴のない空気階段3回戦が最高戦績のジョイマンを起用したCMを放送している。
セブンイレブンクリスマスシーズンという事もあり、力のホットスナック「ななチキ」をミルクボーイダイアン漫才形式で紹介するCMを恒例で放送している。
Cygames子会社ドライブイン鳥佐賀店とウマ娘コラボCMを放送した。

ルール

審査基準

毎年頃から行われる長い予選を経て、数千組の中から決勝進出者9~10組を選出。

決勝戦・敗者復活戦以外の審員は、放送作家TVディレクターなどが担当。審基準は「とにかく面漫才」の一点りであり、詳細な審基準は不明。(ただし予選でも全組に点数を付けている模様。)
ゆにばーす川瀬名人く、審は「減点方式」であり、評価が拮抗した場合はコンプラ違反や有名人ネタ商標の使用などの分かりやすいマイナス要素がある芸人を減点していると、実際に審員を担当した作家から聞いたという。ただ、この話が出た2018年に全てに反するトム・ブラウンが決勝に進出しているので、突き抜けて面ければ問題ないのは間違いない。

披露できる芸は非常に自由であり、楽器や小具の使用・カツラ化粧を使って役に入り込んだコントネタ許可されている。

制限時間

1回戦は2分、2回戦・3回戦は3分、それ以降は4分となっている。
4~5分という制限時間は漫才としては特殊であり、それまでは短くても8分前後、寄席では15~20分が当たり前だった。M-1グランプリも第1回(2001年)大会のチラシや公式サイトには当初「決勝戦8分」とされていたが、直前で5分に変更された。これは番組構成上の都合が大きいと思われるが、結果的に4分という安は漫才コンテストバラエティ番組の基準になり、多くのお笑い番組での持ち時間の基準として使われている。

それぞれの予選で設定された制限時間を15ほど過ぎると警報が鳴り、さらに15過ぎると爆発音と共に照明され、強制終了となる。[2]制限時間4分の場合、爆発音までの30挨拶時間の免除を足した「4分30~40」が実質的な上限となる。
なお、笑い待ちなどのイレギュラーもあるため、ミルクボーイスタッフに「5分程度までなら伸びて良い」と説明を受けたという。2004年に6分半やった笑い飯ブチギレられた。 

時間を過ぎたからといって必ずしも失格となるわけではなく、2010年ではナイツ2021年ではアルコ&ピース2024年では例えば炎が準々決勝で強制終了になった上で準決勝に勝ち進んでいる。また、1回戦では強制終了した芸人1位通過する例も散見される。

しかし、勝ちあがるにつれ減点の対になると言われており、決勝では「持ち時間を過ぎると減点」とルールとして明言される年も存在した。また、決勝では審員の博多大吉ストップウォッチを持参し、独自にネタ時間を計測した上で評価基準としていた。

各大会の特徴

エントリー

M-1の戦いはエントリー段階から始まっている。

エントリーシートコンビユニット名や年齢、出身地などの基本情報と共に、都合の良い会場・日程を第三希望まで記入する。基本的に事務所に所属するプロ芸人はエントリーシート社員がまとめて郵送する関係で、エントリーナンバーが同じ事務所・同じ劇場所属の芸人で固まりやすい傾向があるが、個別でエントリーする芸人ももちろん存在する。
エントリー数が5000組以下だった頃は第一希望でも通っていたが、近年では会場のキャパシティオーバーしてしまうことから、第一希望に抽選漏れとなり第二希望・第三希望の会場に回されることもある。なお、エントリーしながら急用が入ったり体調不良などで参加できなくなった場合は「不参加」扱いとなる。

エントリーが集中する終盤日程を選んでいると、抽選の倍率は上がり、1回戦にすら出場できずに終わる通称「0回戦落ち」となることもある。特に前年よりエントリーが1,790組も増えたことで合計1万組えとなった2024年大会は顕著であり、1日に200組ちょっとの出場が限界の中、550組もの出場希望者が集まる日もあり、結果的に計635組の0回戦落ちが発生してしまった。しかし、抽選漏れとなった者も総エントリー数に加算されていたため「こんなに出れない人が居るのに1万組突破と言っていいのか?」と批判も上がった。

ナイツによると、1回戦TOP3動画に出演することは若手にとって「箔が付く」との事で、動画に出ることを狙い、あえて地方会場を希望し遠征する芸人も存在するという。
ずっと大阪予選を受けて1回戦落ちを続けていた芸人東京で受けたら3回戦進出、というケースも存在するので、若手にとって会場選びは重要である。最も人気で倍率が高いのはヨシモトホールだったが、2025年3月に閉館した。

1回戦

事に日程が決まり、会場の受付で2,000円(コンビの場合)とエントリーシールを引き換えて迎える1回戦。東京大阪を中心に北海道沖縄広島名古屋などの都市で行われる。
1回戦のみ全な同一ユニットでの再エントリーが可。エントリーNo.3000以下で出場を果たす事が条件だが、抽選のため必ず再出場できる訳ではない。
また、前年大会の準決勝(2023年からは準々決勝)進出者はシード権が得られ、1回戦免除となる。

基本的にエントリーフィーさえ払えば「来る者は拒まず」であり、思い出づくりやレジャー感覚で出るアマチュアがかなり多い。小学生コンビや会社の上・部下コンビだけでなく、ロボットコンビVtuberコンビ金魚のビニール袋を握って相方と言い強盗ハリネズミ紙芝居で寝かしつける飼い、15人組のオーケストラなど何でもありである。野田クリスタル「2,000円くらい慢しましょうよ」
(あまりに何でもありすぎたためか、2025年大会から1組2,000円から1人1,000円に変更され、多重ユニットで挑むピン芸人や数で勝負するアマチュアへの牽制が入った。)

かつては「発さえちゃんと出来れば通る」「落ちたらプロ失格と言われていたが、近年は侮れない難易度になっており、変ホ長調馬鹿よ貴方はなど、決勝戦経験者が1回戦敗退することもある。

2016年から各会場の予選MCが特に印に残ったアマチュア1組を「ナイスアマチュア賞」として選出しており、合否に関係なくYouTubeネタ配信される。さらにすべての予選を通して、最も上位に選ばれたアマチュアには「ベストアマチュア賞」が送られ、準決勝で特別にネタを披露できる。
ベストアマチュア賞の受賞者が後にプロに転向することもある(熟フレッシュ、ラランドなど)。

2019年からは各予選ごとの上位のネタYouTube配信する「トップ3配信」が行われており、名のコンビ名前を売るチャンスとなっている。2019年はぼる塾がトップ3配信話題となり、後の大ブレイクに繋がっている。2023年からはシード権が拡大されたことで芸人の選出が多くなっている。
2021年からは「キラリるマヂカルスターを探せ!」という特別番組も配信されており、1回戦に登場したヤバいプロ漫才師や漫才めきってるアマチュアを特集している。見届人のマヂカルラブリー野田く「この番組でゴミどもが救われる」。
これらの企画が実を結んだのか、2021年からは毎年エントリーが1,000組以上増え続けており、これが原因で前述の0回戦落ちが増加しているという見方もある。

2回戦

ネタ時間が2分から3分に伸び、多くの芸人がこの1分の扱いに泣かされ敗退する2回戦。以降の大会含め、東京大阪/京都と東西に分けて行われる。

およそ1,200~1,400組が進出し、多くの若手芸人・アマチュアの最初のとなっている。この2回戦に阻まれ続け、解散する芸人は非常に多い。

2回戦からシード組の実力者が参加するので、名の芸人が多数出演する合間に人気芸人がご褒美的に登場する香盤になるが、ネタ時間が伸びた事で演時間が10時間に達することもあり、観客にも体力が必要となる。

2007年頃は「ヨシモトファンダンTV」でネタを見ることが出来たが、現在では一のブラックボックスになっており、予選に足を運んだ人しかネタを見ることが出来ない。故に出場芸人は全力で挑めるが、コアお笑いファンは2回戦から観覧で見始めることが多く、令和ロマンく「ある意味(観客は)1回戦よりキツい」「客がメチャクチャ重い」とのこと。

2回戦終了後に一部出場者へインタビューが行われる様子がYouTube投稿されるので、動画で会場の空気感を若干だがい知ることができる。

3回戦

毎年300組前後(2023年以降は400組弱)が進出する。
結成したての若手やアマチュアが進出すると、業界人やお笑いファンから一置かれるようになる。テレビ露出の多い有名芸人もここで多数が敗退しており、毎年この頃からM-1が大きな盛り上がりを見せる。チケットは当然即売・抽選である。

予選の盛り上げに一役買う即席ユニットや色物芸人にとっては大きなとなっており、アイデンティティ田島などは「3回戦々の決勝戦」と自虐している。事実2010年以降でこの手のコンビは準々決勝が天井であり、2024年の準々決勝で一番ウケたラパルフェもこのは破れなかった。

2015年から始まった予選の動画配信は、3回戦から通過・敗退を問わず全組が配信されるようになり、一定の知名度がある芸人であればネタバレは免れられない。そのため、準々決勝を見据えた場合「どのネタを隠すか」という戦略められていた。
2025年からは、傑作ネタ1本だけで通過した若手芸人が軒並み準々決勝で失速してしまう事を考慮してか「通過者を除く全組配信」に変更された。

準々決勝

20012009年の準決勝に相当する大会。当時の準決勝出場組数が60~70組と非常に多く、芸人からも「多すぎて準決勝感がい」と言われていた中、2010年に導入された。
大阪なんばグランド花月東京ルミネtheよしもとで開催。

当初は75組だったが毎年微増を続け、現在120組前後で争っている。M-1予選の中でも「地獄」と言われる舞台であり、ファイナリスト経験者も容赦なく敗退する。7年連続、8年連続で準々決勝敗退を続ける、通称「閉」芸人も存在するほどで、予選全体を通して最大のになっており、プロ限定の通過率も予選全体で最も低い20ほどである。

当初は3回戦同様に全組がネット配信されていたが、3回戦同様ネタバレの配慮からか、2019年より準決勝進出者のみ配信されなくなった(2021年からは準々決勝の有料配信が始まった)。

2015年からは「ワイルドカード」が設けられており、2022年まではGyaO!で、2023年からはGyaO!終了に伴いTVerで、準々決勝を敗退した芸人のうち最も視聴数・投票数が多い芸人が準決勝に進出できる。なお、ワイルドカードは準決勝敗退しても敗者復活戦に挑むことはできない。
しかし、2015年名のニッポン社長の力で復活したにも関わらずスベリ散らかしたことで色々とシステムが変わった事件や、2018年に自動再生の不具合で一番最初に表示された魔人(令和ロマン)がそのまま復活する事件が発生。投票制となった近年でも、一部のファンによる票の売買・複数端末を使用しての組織票の言など問題も多く、芸人ファンから苦言を呈されることもある。

準決勝

毎年わずか24~30組しか進出できない準決勝。
かつては大阪東京に別れていたが、2010年以降は東京のみで開催されている。当初は様々な会場で行われていたが、現在東京都港区のNEW PIER HALLで固定されており、漫才向きではないこの会場向けの対策を行う芸人も多い。ぶっちゃけ演者・観客双方に不評。

ここまで来れば間違いなく一流漫才師。敗者復活戦地上波で行われる現在では、(ワイルドカード組を除き)テレビ出演も約束されている。

ネタ順はベストアマチュア賞組→ワイルドカード組→抽選となっている[3]。なお、ベストアマチュア賞組はエキシビション扱いで審ではなく、後の芸人ネタが被らないようにM-1自体を題材にした時事・メタ系の内容という、通常では反則気味のネタをすることが不文になりつつある。

準決勝終了後、同会場で当日中に決勝進出者発表会見が行われる。決勝進出者の名前読み上げる間が密着の映像などで流れることはあったが、2020年より決勝進出者を発表する間がノーカットYouTube投稿されるようになった。
名前読み上げられて喜ぶ者、仲間が決勝進出したことを祝福する者、悔しさを滲ませる者など、芸人の悲喜交々が感じられ、毎年高い再生回数を記録している。

敗者復活戦

準決勝で敗れた芸人がたった1枚の切符を争う敗者復活戦。決勝戦放送前に開催されているが、初期はCS放送限定だった。

会場は長らく屋外(大井競馬場神宮球場六本木ヒルアリーナなど)で行われており、12月気温ビル、さらには日による寒さや騒音など芸人及び観客にとっても過酷な環境の中で漫才を披露しなければならず、番組内で「地獄からの生還」などと呼ばれたりする。2023年からは後述の制度変更に伴い会場も屋内(新宿住友ビル 三角広場、EX THEATER ROPPONGIなど)に変更となり、恵まれ環境へと変貌した。

決勝進出者は番組内で発表され、発表後すぐに会場からテレビ朝日まで移動する。
敗者復活戦の会場から決勝戦の会場まで距離がある場合、タクシーなどの交通機関で移動する様子が決勝放送中に中継で流される。当然ながら道路事情により渋滞に巻き込まれる可性もあるため、タクシーから自転車バイク便に乗り換えるなどの対応をとることもあった。

当初はランダムで選ばれた会場の観客100人による投票制で決勝進出者が決められていた。
2015年からは地上波放送が始まり、視聴者インターネット投票する「投票」に変更された。しかし、インターネット投票は番組を見ていない人も投票できる他、複数端末による二重投票も可である為、前年のファイナリストなど知名度が高い芸人が軒並み復活する中、プラスマイナス金属バット令和ロマンなど会場を湧かせた芸人があと一歩の所で敗退する例が後を絶たず、2020年にはそのルールについてABCテレビ社長すら疑問視していた。
2023年、ついに制度が変更。観客投票+芸人の導入が発表された。出場者は準決勝での順位をもとにA・B・Cブロックに分けられ、ランダムに選ばれた観客500人が、暫定勝者とその時ネタを披露した芸人のどちらが面かったかを投票する方式となった。更には最終投票として、A・B・Cブロックの勝者にM-1王者の芸人員が記名式で投票し、最も票数を集めた物が決勝進出となる二段階システムとなっている。初導入の2023年大会では決勝以上の盛り上がりの末過去の方式では選ばれなかったであろうシシガシラが復活。大成功を収めた。翌年はちょっと揉めた。

決勝戦

大会としての特徴

生放送・全ネットで放送される決勝戦。原則7人の審員が100点満点で点数をつけるファーストラウンドと、上位3組が進出し審員が最も面芸人1組に投票する最終決戦(通称「決勝の決勝」「ファイナル」)に分かれている。

会場のスタジオ漫才舞台MC席、審員席が三方向に分かれる形式となっており、観客は状況に応じて見る向きを変えている。スタジオ裏には出番前の芸人の待機スペースや、暫定3位までの芸人が待機する暫定ボックスがある。(一時期コロナ禍の感染対策としてスタジオから離れた場所で待機することもあった。)
員は舞台下手側の斜め向かいに横一列で座っているため、各審員で漫才の見え方・聞こえ方および客席の笑いの聞こえ方が大きく異なり、令和ロマンくるまはこれが各審員の点数差として表れている可性があると分析している。

他の賞レースと大きく異なる要素として、芸人ネタを披露した直後に審員がその芸人に点数をつける審方式がある。
かつてのコンテスト番組は全組披露後に審員が協議して優勝を決める形式や、タイマン形式で暫定勝者と挑戦者に分かれて勝ち抜く形式が一般的だった。この審方式は大会を大いに盛り上げ、後に様々なお笑いコンテンスがこの方式に追従している。
ファーストラウンドにおける事実上の最低点は、開始当初は50点だったが、現在では80点とされている。全体レベルの上昇と審員の軟化が重なった結果、2024年現在では80点台後半(87~89点)でも低得点として扱われている。

出番順について

出番順は第1回大会のみ出場者全員によるくじ引きで決定。以降は長らく記者会見などで事前に決める方式となった。
2017年からは「笑神籤」が導入され、敗者復活組含めた出番順をその場のくじ引きで決めるルールに変更された。笑神籤は各回の会や特別ゲストが引いている。

しかし、前述の「芸人ネタを披露した直後に審員がその芸人に点数をつける審方式」は、トップバッターおよび前半の出番順が極端に不利という性質がある。第1回大会で出番順を決める際に紳助が「今日一運があるとすればここが大きい」「1組ずつ点数を出すので後半(有利)かなって感じはしますよね」と語るほどだった。

そのため大抵の芸人は中盤(4~7番手)を望んでおり、1番手を引いた芸人実質敗北が決定した状態で決勝に臨むことになる。2008年は、1番を引いたダイアンの後ろでナイツU字工事福田が熱い抱擁をするイヤな場面も見受けられた。
1番手の不利を考慮した上で加点する審員もいたが、それでも十分な救済にはならず、2022年までの18回大会のうち、一番手で最終決戦に進んだのは2組(01年中川家、05年笑い飯)のみ。しかし2023年2024年大会では令和ロマントップバッターからの連覇という偉業を達成してしまい、現在では2番手が最も最終決戦進出が少なくなっている。

同様の問題に「敗者復活組の有利」があった。
当時はスタジオから距離のある大井競馬場などで敗者復活戦が行われていたで、番組冒頭で復活組発表をした後、復活組がスタジオに移動するまでの時間が必要だったため、復活組は最終9番手で固定されていた。その結果、復活組で最も戦績が低かったのは敗者復活戦が初めて導入された2002年大会のスピードワゴン(7位)で、他は最終決戦進出者多数という不な状態が続いていた。
この問題点は笑神籤導入以降改善され、復活組の最終決戦進出は一組もいない。

ただ、4時お笑い番組は中盤を過ぎると演者も観客も疲れてしまうため、漫才の精度や客ウケが落ちてしまう点でいえば後半が不利に働く場合もある。

番組としての特徴

番組構成はオープニングMC登場→ルール説明→審紹介ファーストラウンド(ネタ披露→審、の繰り返し)→最終決戦→最終審→「優勝は、今年もCMの後で!」(からの最終決戦進出者ズッコケ)→本当の最終審優勝者決定→エンディング、という流れ。回によっては前回チャンピオンから優勝トロフィーの返還式が行われることがある。放送開始から1組ネタが始まるまで1時間程度かかることはしょっちゅうあり、エンディングでは大体時間が足りなくなっている。

オープニング煽りVTRの特徴として、「たちが、一番、面」というフレーズがある。各文節ごとに決勝進出の芸人クローズアップされ立つことから、「たちが一番面」として注されることがある。

観客席には前年のチャンピオンや笑神籤を引くスポーツ選手などが座るゲスト席がある。

芸人ステージのせり上がりから登場し、階段を降りてネタを披露する流れ。ちなみに、せり上がりで使われている昇降機、株式会社テルミックの「ムービングステージ」は最大荷重500kgであり、5人組のザ・プラン9や総体重300kg弱のママタルトも楽々持ち上げられる。

ファーストラウンドの出囃子はファットボーイ・スリムの「Because We Can」。この曲と共にせり上がりで登場して漫才を披露するのは、全芸人の憧れであると言われている。
他にも番組内では「Back To The Future」、敗者復活戦の中継は「帝国のマーチ」が使われているが、出囃子を始めとした番組内で使われている曲は、ソフト版や配信版では著作権の都合でカットされるかオリジナル曲に差し替えられている。

2006年以降は点数が色分けされており、90点以上が、80点台が、70点台がとなっている。そのため、点数が出る際に「銀色がいっぱい続く」と芸人的には絶望するらしい。千鳥大悟野田クリスタルは打ち上げ等にて、最下位になった芸人に「銀色世界へようこそ」と熱歓迎している。
(一応、70点未満の色もプログラム上設定されており、ロンドンハーツとのコラボ企画「M-2グランプリ」では点数表示のプログラムが流用され、50~69点は青色になっていた。)

現在では1万組近い中からたったの10組しか進めない大舞台にもかかわらず、滑ったら損するまであるオール巨人談)という。二度の最下位を味わったPOISON GIRL BANDいわく「4,000組の中の9位なのに、今日本で一番おもしろくないヤツとして扱われる」とのこと。
しかし、暫定ボックス内での振る舞いや敗退時のコメント(通称「場」)で取り返すことも可であり、この時にはバラエティタレントとしてのスキルめられる。2003年千鳥2021年アキナ漫才場共に失敗し、非常に深い傷を負ったという。

余談だが、放送前の前説はレギュラー(お笑いコンビ)、くまだまさし、バイク川崎バイクの3組が長年務めており、本番放送中に彼らが映ることがたまにある。

各回の結果

表は上から出番順。決勝1stステージでの得点、票数は最終決戦での票数、王者になった芸人黄色背景
※第1回の得点は特別審員の得点のみ掲載。[4]

第1期(2001~2010)

M-1グランプリ(第1回)

出場者 キャッチコピー 得点
中川家 笑いのDNA 596 6
フットボールアワー 奇跡の顔面 532 -
チュートリアル お笑い陰陽師 483
アメリカザリガニ 3オクターブ衝撃 568 -
おぎやはぎ 東京 497 -
キングコング 脅威のルーキー 528
麒麟 無印
(ノーマーク)
542
ますだおかだ 実力 575
DonDokoDon 無冠の帝王 520
ハリガネロック 舞闘 567 1

優勝中川家。二位はハリガネロック

本番組は朝日放送制作だが、第1回決勝戦は東京・砧にある関西テレビレモンスタジオから生放送で行われ、客席審員がいる札幌大阪福岡吉本直営劇場からの中継も挟まれた。

2001年のみ審委員長の紳助がMCを兼任しており、審員席に座らずに番組の進行と審を同時に行なっていた。

後のM-1とは採点方式が異なり、スタジオプロの審員7人に100点ずつ、東京/大阪/福岡会場の客(一般審員)それぞれ100人に1点ずつ持ち点を与え、合計1000点を用いて審を行った。
しかし、会場によって同じ芸人に対する審得点が大きく異なったため、会場によって観客審員の点数が極端に偏った。特に大阪会場(なんばグランド花月)の観客審員の松竹東京勢に対する採点は辛く、本当につまらなかったのだがおぎやはぎの採点が100点満点中9点という結果だったことに対して松本人志が「大阪会場の人は頭おかしいんとちゃう?」と言ってしまった。これは観客審員が0点か1点という二者択一の方式だったことも一因である。

最終決戦に進出したのは中川家ハリガネロック。今大会の最終決戦は2組だけのタイマン形式であり、3位のアメリカザリガニは敗退とされている。結果的に中川家が6票を集め大差で優勝、初代王者にいた。

サブ会の赤坂泰彦中川家のことを石川ハリガネロックのことをアメリカロックと言ってしまう(ユウキロックがとっさに「(アメリカザリガニと)一緒にやりましょうか?」と叫んだほど)など、全体的な段取りは生放送としてはややgdgdな面も見られたが、これも第1回ならではであろう。

視聴率

M-1グランプリ2002(第2回)

出場者 キャッチコピー 得点
ハリガネロック 前回準優勝 リベンジだけに燃えたこの1年 541 -
ますだおかだ 打倒吉本合言葉に今年も決勝へ 612 5
ダイノジ 大分県出身の重量級コンビの初出場 534 -
テツandトモ 現代版音楽漫才M-1に新を吹き込む 539
フットボールアワー 漫才新人賞を総なめにしてきた若手実力 621 2
笑い飯 今年もM-1予選にノーシードの新が現れた 567 0
おぎやはぎ 前回東京からはただ1組の決勝進出 561 -
アメリカザリガニ 前回は高熱をおして堂々の第3位 525
スピードワゴン なし(敗者復活 535

優勝ますだおかだ。二位はフットボールアワー

放送前は前年2位ハリガネロックが優勢と思われていたが、トップでの登場がとなり、最終決戦進出もわなかった。

この回より、決勝戦の場をパナソニック有明センターに移動。東京ビッグサイトの先にある国際展示場駅前の広場で敗者復活戦が行われ、さらに第2回と第4回はコミックマーケットの日程と重なったこともあり、多くの見物客が足を止めて立ち見する光景が見られた。

前年の一般客の採点については、前述のとおり大阪会場の観客の採点が極端に偏っていたことから採点方式が見直され、一般客の採点方式がなくなり、審員7人に100点ずつ計700点を用いる方式に変更された。

決勝では新進気鋭の漫才師・笑い飯が会場を沸かし、最終決戦に進出。ますだおかだに加え、フットボールアワーとの三つの戦いを制したのは当時ラストイヤーのますだおかだであった。松竹芸能所属のますだおかだ優勝したことでM-1吉本贔屓の大会ではないことが改めて知れ渡り、翌年以降のさらなる盛り上がりに繋がったと言われている。

ちなみに、審員の立川談志テツandトモに対し「お前らここへ出てくるやつじゃないよ。もういいよ。」と発言し、一会場が凍りついたことは今でも語りとなっている。(直後に「褒めてんだぜ?」と加えており、「お前ら(の芸は立ってる=もう完成されているから)ここ(賞レースのようなところ)へ出てくるやつじゃない(出るべきではない)」という意図であることは推察できるが、当のテツandトモ本人はダラダラだった。)

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  • お前らここへ出てくるやつじゃないよ

M-1グランプリ2003(第3回)

出場者 キャッチコピー 得点
千鳥 無印ノーマーク 552 -
麒麟 返り咲き 554
スピードワゴン 正面突破 572
笑い飯 インフィニティ 656 3
2丁拳銃 ラストチャンス 608 -
アメリカザリガニ 3度目の正直 564 -
フットボールアワー 悲願 663 4
りあるキッズ 最年少 601 -
アンタッチャブル なし(敗者復活 616 0

優勝フットボールアワー。二位は笑い飯

千鳥などそれまであまり知られていなかった芸人が多数出場した今大会。

柄にもなく緊したトップバッターの千鳥に始まり、今一つの立ち上がりで大会は進むが、4組笑い飯伝説ネタ奈良県歴史民族博物館」を披露、昨年のますだおかだ・612点をかにえる656点という当時としては異次元の高得点を獲得した。

これに前年準優勝フットボールアワー663点を獲得し、笑い飯に食らいつく。続いて史上最年少ファイナリストの高校生コンビ・りあるキッズが、前半パート爆笑をかっさらうも、後半に大きく失速し、惜しくも最終決戦進出を逃す。

最後に敗者復活で上がってきたアンタッチャブルが、3位通過で最終決戦に滑り込み、大会を多いに盛り上げた。

最終決戦では前年敗れた笑い飯フットボールアワーと再びしのぎを削るが、わずかの差で敗れる。
アンタッチャブルについては最終決戦で票が入らなかったものの、島田紳助から「来年の本命」と絶賛された。

この大会は大成功し、後に紳助は「2003年からM-1が本格的に始まった」と語っている。事実笑い飯フットボールアワーが今大会で一気に得点を引き上げたことで、翌年の2004年よりM-1グランプリの点数基準は現在に近いものとなった。

ちなみに、この回からステレオ放送となった。

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M-1グランプリ2004(第4回)

出場者 キャッチコピー 得点
千鳥 リベンジ 582 -
タカアンドトシ 直球勝負 615
東京ダイナマイト "ビート"の遺伝子 583
トータルテンボス THE渋谷系 587
南海キャンディーズ 初物尽くし 639 1
POISON GIRL BAND 支離滅裂のアーティスト 603 -
笑い飯 予測不能 615
アンタッチャブル 悲願の正面突破 673 6
麒麟 なし(敗者復活 634 0

優勝アンタッチャブル。二位は南海キャンディーズ

この大会のみ、紳助が謹慎期間中であったことからM-1一期で一不在であり、松本人志ジャンクSPORTSフジテレビ)特番でダウンタウンの裏被りを回避するという名で審員を外れている。

まさかの2年連続トップバッターを引いてしまった千鳥自虐ツカミに成功するも、本ネタで勢いが持続せず撃沈。2番手タカアンドトシは、おなじみの「欧米かっ」をこの年に間に合わせられなかったが、会場を大いに沸かせた。

衝撃デビューを果たしたのは5番手・南海キャンディーズ名・男女コンビ(初)・最短コンビというダークホースながら「火を怖がるサイ」に始まる全ボケがハマり、1位に躍り出る。

連続出場の笑い飯タカアンドトシと同点で3位に並ぶも、当時同点だった場合のルールが決められていなかったようで、審議の末「最高得点を付けた審員の数で勝敗を決める」ことになり敗退。ちなみにこのルールは翌年から公式ルールとなっている。

その後、優勝補のアンタッチャブルが、M-1史上最高得点673点叩き出す。この記録2019年ミルクボーイが現れるまで破られることはなかった。
最後に去年と同じく敗者復活から勝ちあがってきた麒麟が最終決戦に進出した。

最終決戦アンタッチャブルが大差をつけて優勝。去年の紳助の言葉通りとなった。

ちなみに、今大会で初めて「敗退コメント」の文化が始まった。
これまでのM-1は(バラエティ番組と思えないほど殺伐とした空気を漂わせていたこともあり)審について芸人コメントする際は特にボケることをめられていなかったが、東京ダイナマイト笑い飯が敗退時にボケるようになったことでこの文化が生まれた。

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M-1グランプリ2005(第5回)

出場者 キャッチコピー 得点
笑い飯 予測不能のWボケ 633 3
アジア ハーモニー 564 -
南海キャンディーズ 相方以上人未満 552
チュートリアル 暴走するイケメン漫才 622
ブラックマヨネーズ モテない男たちの逆襲 659 4
品川庄司 不屈のお調子 626 -
タイムマシーン3号 アキバカリスマデブ 571
麒麟 M-1チルドレン 646 0
千鳥 なし(敗者復活 607 -

優勝ブラックマヨネーズ。二位は笑い飯

笑い飯麒麟千鳥南海キャンディーズなど、優勝してもおかしくない第5回。大阪で知名度のある芸人が多く出場し、大阪府民にとって新しい芸人はいなかったとされている。

この回からテレビ朝日制作協力に加わり、以降第10回までテレビ朝日本社第1スタジオから決勝戦の模様が生中継された。
ちなみに、決勝会場がテレビ朝日に変更された理由として「コミケの混雑を避けるため」という噂が当時流れていたがこれはデマであり、「催の吉本興業が(それまでの決勝会場であった)パナソニックセンター有明スタジオとの契約を切ったため」というのが本当の理由。
加えて地下格闘技イメージした渋いセットから一気にやかなセットに様変わりし、現在M-1イメージの第一歩となった。ったM-1独特のフォントが初登場したのもこの大会である。

笑い飯は1番手で数少ない「トップバッターでの1stラウンド逃げ切り」に成功。

番狂わせは5番手ブラクマヨネーズ。「4分の使い方が完璧」と評される直球勝負のしゃべくり漫才1位に躍り出ると、そのまま1位を維持して最終決戦に駒を進めた。

期待されていた南海キャンディーズは(特にしずちゃんが)売れっ子になってしまい、漫才練習が出来なかったことから最下位で終わる。千鳥敗者復活戦から返り咲くも、妙に間の詰まった出来になり今ひとつ点数が伸びなかった。

最終決戦では麒麟ツカミで沸かせるも失速。1st同様のスタイルで「喧嘩の強い男」を披露したブラマヨが4-3の戦を制して優勝した。なお、笑い飯の「ハッピーバースデー」は優勝こそ逃したものの「~民俗博物館」「鳥人」に並ぶネタとして語りになっている。

ちなみに、前年に6分半もネタをした笑い飯で「4分30えると1につき1点の減点」というルールが発表されたが、適応例がないまま翌年には消滅している。

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M-1グランプリ2006(第6回)

出場者 キャッチコピー 得点
POISON GIRL BAND 暴走する異次元漫才 570 -
フットボールアワー 帰ってきた王者 640 0
ザ・プラン9ナイン 5人の漫才革命 597 -
麒麟 空腹ファンタジスタ 627 0
トータルテンボス ハンパねぇ渋谷系漫才 613 -
チュートリアル 麗なる妄想 664 7
変ホ長調 史上最強アマチュア 576 -
笑い飯 予測不能のWボケ 626
ライセンス なし(敗者復活 609

優勝チュートリアル。二位はフットボールアワー

本命しの第6回。一方で第3回優勝者のフットボールアワーや、史上初の5人組ザ・プラン9アマチュア変ホ長調が決勝進出と話題づくしではあった。(一部では話題作りとの噂もあったが、変ホ長調は準決勝で落とすわけには行けないほどウケており、ザ・プラン9も前年に決勝を確信するほど会場を沸かせ2006も上々の出来と、不自然な選出ではなかったという。また、変ホ長調アマチュア参加者が急増したという。)

そんな今大会決勝戦は、松本人志ラジオで「ヤラセでもPOISONなんちゃらは1番手にするべきではなかった」と腐すほどの大事故で始まり、中盤まで大きな笑いがないまま進行する。
この大事故について、アマチュアの変ホ長調プロであるPOISON GIRL BANDが負けたことが今でもネタにされたりする。決勝に残れなかった芸人は全組そうである。

しかし、その空気は6番手チュートリアル爆発。最終決戦までチュートリアルの勢いが落ちることはなく、審全員一致で優勝した。1stラウンドの得点トップであり、史上一の優勝とも称される。

この大会から1stラウンドの点数開示・最終決戦ファイナルジャッジの映像現在の物となり、大会の盛り上げに一役買っている。

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M-1グランプリ2007(第7回)

出場者 キャッチコピー 得点
笑い飯 予測不能のWボケ 604 -
POISON GIRL BAND 屈辱からの脱出 577
ザブングル 奇跡の顔面 597
千鳥 オレ流漫才 580
トータルテンボス ハンパねぇラストチャンス 646 2
キングコング 帰ってきたスーパールーキー 650 1
ハリセンボン (デブ+ヤセ)×ブサイク=爆笑 608 -
ダイアン お笑い月見草 593
サンドウィッチマン なし(敗者復活 651 4

優勝サンドウィッチマン。二位はトータルテンボス

またもや本命しの第7回。

第1回以降6年ぶりにキングコングが決勝進出。トータルテンボスキングコングが会場を盛り上げるものの、500点台が連発してしまい、はっきりとした決定打がないまま大会は進んでいく。

そんな中、ラストに敗者復活から這い上がった9組サンドウィッチマンが登場。それまでの空気をすべて塗り替えるかのように大爆笑を誘った。その勢いは最終決戦でも衰えることなく、敗者復活による初めてのM-1優勝となった。
この結果について審員のオール巨人が、「なぜこのコンビが準決勝で落ちたのか」と発言したことが有名。松本人志巨人の意見に同意するとともに、吉本偏重の選出のあり方に疑問を呈した、という裏話がある。

大きなの登場ゲートが初登場。せり上がりのシステムの構造は毎年異なるものの、決勝ステージの形は現在も使われている。

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M-1グランプリ2008(第8回)

出場者 キャッチコピー 得点
ダイアン お笑い月見草 619 -
笑い飯 孤高のWボケ 637
モンスターエンジン 自在の高性漫才 614
ナイツ 浅草 640 0
U字工事 とちぎ 623 -
ザ・パンチ ラストチャッチャチャーンス 591
NON STYLE ストリート漫才 644 5
キングコング 逆襲のスーパールーキー 612 -
オードリー なし(敗者復活 649 2

優勝NON STYLE。二位はオードリー

ナイツキングコングなど、世間での下評が高かったコンビはいたものの、本命がいなかったとされる第8回。

ザ・パンチはかかってしまったのか久々に「死んで~」を繰り出し、スタジオ冷やしてしまった。(キャッチコピーラストチャッチャチャーンス」でスベる空気を作らされてしまったという見方もある。)
一部で残念ネタの代名詞として語り継がれている、キングコングの「お口チャックマン」がスタジオを凍りつかせた。

このままNON STYLE優勝で決まりかと思われたが、最後に登場した敗者復活オードリーが高得点を獲得し1stラウンド一位に。
その結果、笑い飯は最終4位で1stラウンド敗退を喫したものの、暫定ボックスの去り際に西田が発した「思てたんと違ーう!」は屈の名コメントして高い人気を誇る。

前年のサンドウィッチマンの様に、この勢いのままオードリーが最終決戦を制するかと思われたが、ネタ選びがよくなかったためか爆笑とはならず、安定してネタを披露したNON STYLE優勝した。

ただ決勝での功績が認められたためか、その後仕事爆発的に増えたのはオードリーであった。
これはNON STYLE大阪時代から共演してきた審員の上沼恵美子の「彼らは漫才は上手いがフリートークが下手」という発言が大きく足を引っったとされている。
翌年のM-1でも、上沼は「やっぱり彼らはフリートークが下手」とネタにし、同じく審員の松本人志も「去年は惜しくもオードリーに負けてしてしまって…」とボケている。
まさに試合に勝って勝負に負けた」NON STYLEであった。

当時はお笑いブーム中という事もあり、関東関西の視聴率が共に史上最高を記録した。

ちなみに、NON STYLE石田オードリー若林ナイツ笑い飯哲夫と、1~4位になったコンビの片方がって2024年大会で審員を努めたことが後に話題となった。

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M-1グランプリ2009(第9回)

出場者 キャッチコピー 得点
ナイツ 浅草 634 -
南海キャンディーズ 漫才という名の赤い糸 607
東京ダイナマイト 逆襲の異端 614
ハリセンボン する漫才 595
笑い飯 孤高のWボケ 668 0
ハライチ 生まれM-1育ち 628 -
モンスターエンジン ネタの精密機械 610
パンクブーブー 9年の正直 651 7
NON STYLE なし(敗者復活 641 0

優勝パンクブーブー。二位は笑い飯

またもや下評が高かったコンビはいたものの、本命がいなかった第8回。

笑い飯の披露した「鳥人ネタは、審員から高評価を得た。特に審委員長島田紳助が大会史上初の100点満点を付けたことは現在でも伝説とされている。
その後、9度にして初の決勝進出となるパンクブーブーが意地を見せ最終決戦進出。そこに敗者復活戦を制したNON STYLEが滑り込み、トップバッターながら高得点だったナイツの最終決戦連続出場はわなかった

最終決戦では笑い飯NON STYLEが勢いを失い、満場一致パンクブーブー優勝
特に笑い飯は序盤は調子よくウケを重ねたものの、最後の最後で「チンポネタを連発したのが大きくいた。このネタの正式タイトルは「スポーツ」または「野球&ラグビー」であるが、チンポとしか呼ばれていない。この歴史的失速はキングオブコント2015のロッチと共に未だにネタにされ続けている。

ちなみに、優勝特典として当時の冠スポンサーオートバックスCMに「パンクブーブー」という縁起の悪いコンビ名が起用されたことが良くも悪くも話題となった。

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M-1グランプリ2010(第10回)

出場者 キャッチコピー 得点
カナリア 羽ばたけ!ラストイヤー 592 -
ジャルジャル スーパールーキー 606
スリムクラブ 無印(ノーマーク)人(しまんちゅ) 644 3
銀シャリ 昭和をまとった新世代 627 -
ナイツ 浅草 626
笑い飯 孤高のWボケ 668 4
ハライチ 進化するムチャぶり漫才 620 -
ピース 笑いのアーティスト 629
パンクブーブー なし(敗者復活 668 0

優勝笑い飯。二位はスリムクラブ

M-1一期最後の回、OPでは「全員ラストイヤー」と称された第10回。決勝は第2回から9年連続進出を続けていた無冠の帝王笑い飯に期待がかかっていた。

1番手のカナリアは、予選で評価された2ネタから変更し歌ネタを披露するも不発。最後の大会にされた為か、紳助がコメント拒否とも取れる審コメントを発した。
2番手のジャルジャルに至っては漫才をフリにした本当のコントを披露し、中田カウス79点をつけるなど最終回らしからぬ立ち上がりとなる。

そんな中、大きな衝撃を与えたのが3番手スリムクラブ栄田の訥としたボケ内間がものすごい間でツッコむスタイルには、紳助に「本物かどうか1回だけでは判断しかねる」と評され、3位に食い込み最終決戦に進出した。

そして、本命視された笑い飯は前年の鳥人の続編的ネタサンタウロス」で668点を獲得。さらには前年の優勝で何故か予選9位で落とされたパンクブーブーが敗者復活を制し出場、日本語を巧みに使ったネタで大爆笑をとり668点の同点を獲得するという事も発生。員が最高点を付けた人数の差から、パンクブーブー1位笑い飯2位として決勝を通過した。

最終決戦では同じ系統のネタを披露したパンクブーブーが失速。一方、スリムクラブトップバッターにもかかわらず会場を沸かせ、笑い飯も「小銭の神様ネタで堅調な漫才を見せる。
結果、スリムクラブ3票、笑い飯4票、パンクブーブー0票で辛くも笑い飯がついに優勝を飾り、第1期のM-1歴史に幕を下ろした。

ちなみに、準決勝はキャパ7,000人の両国国技館で開催。音響が悪すぎた。この準決勝直後にM-1の終了が突然発表され、若手芸人は阿鼻叫喚したという。

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第2期(第11回~)

M-1グランプリ2015(第11回)

出場者 キャッチコピー 得点
メイプル超合金 誰も知らないダークホース 796 -
馬鹿よ貴方は 静かなる毒舌漫才 791
スーパーマラドーナ 震える子ボケまくる! 813
和牛 心にさされ!非情なボケ 806
ジャルジャル フリースタイルが止まらない! 834 1
銀シャリ 昭和をまとった新世代 再び! 818 2
ハライチ 澤部、今日も騒ぐってよ 788 -
タイムマシーン3号 器用なおデブさんは好きですか? 816
レンディエンジェル なし(敗者復活 825 6

優勝はトレンディエンジェル。二位は銀シャリ

5年ぶりの開催となったM-1
今回から審員の選定が見直され、島田紳助松本人志といった大御所ベテラン芸人から一変、第10回大会までのM-1王者コンビのどちらか一方が選出される形となり、総勢9名の審員となった。(アンタッチャブルのみスケジュールの都合で不参加)。

決勝冒頭、メイプル超合金馬鹿よ貴方はの2組が得体の知れないシュールボケかます漫才で会場をざわつかせ、「(M-1未開催の)5年のうちに漫才が変わってしまった」「心に闇を抱えている」と審員を困惑させた。
しかし、中盤以降は王道漫才を披露するコンビも登場し、視聴者・観客・審員を安堵させた。

そんな中、敗者復活戦よりコンビ共に若ハゲが特徴のトレンディエンジェルが登場。その個性的な見たネタで注され、最終決戦に進出する。

最終決戦に残ったのはジャルジャル、トレンディエンジェル銀シャリの3組。正統派しゃべくり漫才銀シャリ、技術力のあるジャルジャルを抑えて、敗者復活戦からの勢いに乗ったトレンディエンジェルが切り抜ける。
結果、銀シャリ2票、トレンディエンジェル6票、ジャルジャル1票で見事トレンディエンジェル優勝を飾り、第7回大会優勝サンドウィッチマン以来の敗者復活からのM-1優勝を飾った。

優勝発表後、勝利コメントめられたトレンディエンジェルたかしパズドラ課金します!」プレミアムスポンサー一社であるCygamesライバル会社のガンホー・オンライン・エンターテイメントゲーム名前を言ってしまったため、ネット波紋を呼んだ。

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M-1グランプリ2016(第12回)

出場者 キャッチコピー 得点
アキナ 自在 446 -
カミナリ ダークホース 441
相席スタート 婚活漫才 436
銀シャリ 王道漫才 470 3
スリムクラブ 一撃必殺 441 -
ハライチ シンハライチ 446
スーパーマラドーナ 虚弱 × 最強 459 1
さらば青春の光 予測不能 448 -
和牛 なし(敗者復活 469 1

優勝銀シャリ。二位は和牛

再び審員が大御所ベテラン芸人からの選出に戻ったが、7人えることが出来なかったのか歴代で最も少ない5人での審となった。

前年2回戦敗退ながら、3回戦・準々決勝・準決勝と全てネタを変えて大爆笑を取り続けたカミナリが脅威のダークホースとして話題になるも、ドツキが上沼恵美子にハマらずまさかの81点。

一方で準決勝で大爆発したスリムクラブも決勝では低調。上沼に(89点ながら)「発想が飛びすぎ」「あんたらの事好きやから言っとるんや!!」と叱責されるなど、後の上沼恵美子怒られ枠の始まりとなった。

最終決戦に残ったのは銀シャリ和牛スーパーマラドーナの3組。結果、銀シャリ3票、和牛1票、スーパーマラドーナ1票で銀シャリが前回大会の辱を果たした。最終決戦では1stステージよりパワーダウンするコンビも多い中、三組とも強いネタを用意し屈名勝負とされている。

また1stラウンドも立ってスベったコンビも居ない上に、準決勝では三四郎・Aマッソ・アルコ&ピース錦鯉霜降り明星マヂカルラブリーなど後の売れっ子やチャンピオンが多数初進出し、敗者復活戦も含めると最高レベルの回とも言われている。特にトップバッターから4組まではってチャンピオンになっており、語りになっている。

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M-1グランプリ2017(第13回)

出場者 キャッチコピー 得点
ゆにばーす 野生女×インドア男 626 -
カミナリ 進化のどつき漫才 618
とろサーモン ついにキターーー!! 645 4
スーパーマラドーナ なし(敗者復活 640 -
かまいたち 史上初の2冠へ 640
マヂカルラブリー 摩訶不思議 607
さや香 無印ノーマーク 628
ミキ 兄弟漫才 650 0
和牛 3度目の正直 653 3
ジャルジャル 帰ってきたフリースタイル 636 -

優勝とろサーモン。二位は和牛

第1回以来の10組による決勝戦となった。また、「最初にネタ披露するコンビは不利で、順番が最後になる敗者復活組が有利」という批判を受けたことにより、順番決めの方法を一新。番組冒頭で敗者復活者を発表した上で、「笑神籤(えみくじ)」と呼ばれるおみくじで順番を都度発表するルールに変更された。

キングオブコント優勝直後のかまいたち、10大会連続準決勝敗退を経て初決勝のとろサーモンなどのコンビが注されたが、本番では決勝初進出のマヂカルラブリーが審員の上沼恵美子と一触即発のやり取りを交わし、2020年までの(一方的な)因縁が生まれたことが話題になった。その後、野田クリスタルが最後に筋肉を見せようとYシャツを脱ぐパフォーマンスを図ったところ、最悪の放送事故を防ぐために今田耕司に妨されてしまった上、松本から「(録画で見る時)ここはスキップします」とスベリ判定を食らい、SNSでも辛口評価が連発するなど、マヂラブにとっては最下位以上に散々な結果となってしまった。

最終決戦に残ったのはとろサーモン和牛ミキの3組。
結果、とろサーモン4票、和牛3票、ミキ0票でとろサーモン優勝となった。

ちなみに、審員のオール巨人が後に出版した自著において「和牛優勝だと思っています」「名誉ある敗退」と記載したことで、優勝者のとろサーモン久保田と確執を生んだことが一部話題となった。

視聴率
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  • 本気でやってるっちゅうねんこっちも!

M-1グランプリ2018(第14回)

出場者 キャッチコピー 得点
見取り図 ダークホース 606 -
スーパーマラドーナ 最後の逆襲 617
かまいたち 史上初の2冠へ 636
ジャルジャル フリースタイル再び 648 0
ギャロップ け!いぶし銀 614 -
ゆにばーす 今年もイェエエエイ 594
ミキ なし(敗者復活 638
トム・ブラウン 秩序 633
霜降り明星 縦横 662 4
和牛 第4形態 656 3

優勝霜降り明星。二位は和牛

敗者復活の発表は「笑神籤」で出番が決まった間に発表し、すぐに会場に向かいネタを披露する方式に変わった。

今大会は新M-1でも突出して「審員と会場が重い回」と言われている。
1番手見取り図の606点に始まり、優勝補筆頭のスーパーマラドーナツカミで大ウケするも失速しまさかの低得点。その余波を受けたかまいたちも点が伸び悩み、準決勝で爆発したギャロップまでややスベリ、ゆにばーすに至っては緊で噛みまくったことでM-1一の500点台を記録その後ジャルジャルが「名分けっこ」で沸かせた以外は低調となっていた。

しかし、8番手で登場したトム・ブラウンケンタッキー丸呑み宣言の後に「サザエさん中島君を5人合体させる」というネタを披露。最初こそ引かれながらも空気を一変させた。
次に登場した霜降り明星が「」のネタで大爆発。続く敗者復活で登場した和牛も会場を大いに沸かせた。

最終決戦に残ったのは霜降り明星和牛ジャルジャルの3組。
結果、霜降り明星4票、和牛3票、ジャルジャル0票で霜降り明星平成生まれとしては初の王者となった。

この年はR-1グランプリ濱田太郎キングオブコントハナコと当時20代の若手芸人が王者になっており、彼らと同世代の芸人を中心とした「お笑い第7世代」が台頭することになる。また、トム・ブラウンゴールデンタイムに定着するブレイクを見せた。

大会終了後、とろサーモン久保田スーパーマラドーナ武智が審員の上沼恵美子に対し採点についての不満を含む暴言を吐いたことから炎上騒動になった。

視聴率
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  • ダメー
  • えみちゃん待っててねー
  • お前だよ右側のな

M-1グランプリ2019(第15回)

出場者 キャッチコピー 得点
ニューヨーク 漫才ジョーカー 616 -
かまいたち 憑依する漫才 660 1
和牛 なし(敗者復活 652 -
すゑひろがりず 令和伝統芸能 637
からし蓮根 火のトロン 639
見取り図 逆の個性 649
ミルクボーイ ナニスパイラル 681 6
オズワルド 新・東京スタイル 638 -
インディアンズ ノンストップ 632
ぺこぱ ツッコミ方改革 654 0

優勝ミルクボーイ。二位はかまいたち

決勝進出を果たした10組のうち7組が初進出という、テレビ的にはほぼ名のコンビばかりとなった大混戦の第15回。M-1マニアには喜ばれたが、故に話題性や視聴率を気にするも上がった。

2017年キングオブコントタイトルホルダーかまいたちが手堅く笑いを取り高得点を獲得。続く敗者復活組の和牛も高得点を獲得した。

その後、第2回のテツandトモ以来の鳴り物使用コンビとなったすゑひろがりずが出場。しかし、審員の反応までテツトモの時と同様の評価(すでに芸が完成されているの意)をされてしまった。

そんな中、開催年の2019年漫才テレビ初披露というミルクボーイが放った、特定の物に対して「○○やないかい!」と偏見の強い肯定と否定を繰り返す「リターン漫才」で会場を沸かせ、M-1史上最高得点となる681点記録

さらに最後の10組で登場したぺこぱの、シュウペイのボケ陰寺がツッコむようでツッこまずに受け入れる、ノリツッコミ亜種的なノリツッコまないスタイル爆発。2点差で最終決戦へ進出し、和牛は惜しくも4年連続の最終決戦進出を逃す。

最終決戦に残ったのはミルクボーイかまいたちぺこぱの3組。審員も口をえて過去最高レベルの大会」「どのコンビを支持するか悩んだ」という戦であったが、ミルクボーイ6票、かまいたち1票、ぺこぱ0票でミルクボーイ令和初の王者となった。

特にミルクボーイ1本ネタコーンフレーク」の反は凄まじく、翌日コンビニスーパーの棚からコーンフレークが消えるなどだった。また、ネタ内で暗にイジられた虎のキャラクタートニー・ザ・タイガーを自社商品「コーンフロスティ」に使用しているケロッグが反応し、M-1決勝翌日にミルクボーイに対してコーンフロスティ1年分を進呈するという異例の発表も行った。exitM-1スポンサー外の企業がこのような進呈を行うのは異例である。その後もタイアップCMを行なったり工場見学に招いたりするなど、かえってコーンフレークネタがやり辛い状況に陥った様子。

視聴率
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M-1グランプリ2020(第16回)

出場者 キャッチコピー 得点
インディアンズ なし(敗者復活 625 -
東京ホテイソン ボケツッコミ 617
ニューヨーク ダークリベンジ 642
見取り図 逆の才III 648 2
おいでやすこが 個性と技のハーモニー 658 2
マヂカルラブリー 流大暴れ 649 3
オズワルド NEO東京スタイル 642 -
アキナ 覚醒するファンタジスタ 622
錦鯉 おっさんバカ 642
ウエストランド 市民怒涛の叫び 622

優勝マヂカルラブリー。二位はおいでやすこが。

史上最年長のファイナリスト錦鯉ピン芸人ユニットおいでやすこが、決勝最下位経験のあるマヂカルラブリーなど、話題性のあるコンビが出場した第16回。
新型コロナウィルス流行により開催自体が危ぶまれていたが、予選会場の入場制限、予選の回数削減などの感染対策を施して事に開催された。

3年連続ファイナリストの見取り図ピン芸人ユニットのおいでやすこが、どうしても笑わせたい人がいるマヂカルラブリーがそれぞれファーストラウンドを通過した。
特においでやすこがは、「準決勝の直前にR-1ぐらんぷりルール改訂。出場資格が芸歴10年以下となり、ピン芸人ユニットのおいでやすこがは突然M-1しかなくなってしまった」ことをツカミに使いつつ、「聞いたことあるようでない歌」ネタで大爆発史上初のユニットファイナリストとなった。

その後、優勝補とされたアキナに「スベリ大魔神」が降臨。最終決戦への進出はわなかった。

最終決戦見取り図マヂカルラブリー、おいでやすこがの順でネタを披露。投票数が2,3,2で割れるという史上初の事態となったが、最終決戦マヂカルラブリーが制し優勝野田クリスタル霜降り明星粗品に続きM-1グランプリとR-1ぐらんぷりの二冠を獲得した。

第13回大会に決勝進出したものの、その独特すぎる漫才スタイルから一度は第10位に沈んだマヂラブが、その後もスタイルを崩さず第16回大会で見事に王者となるという劇的な展開となったが、そのスタイルネットを中心に漫才か漫才じゃないか論争を巻き起こした。

視聴率
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M-1グランプリ2021(第17回)

出場者 キャッチコピー 得点
モグライダー やんちゃとぶきっちょ 637 -
ランジャタイ の極み 627
ゆにばーす NO M-1 NO LIFE 638
ハライチ なし(敗者復活 636
真空ジェシカ 屈折エリート 638
オズワルド シン東京スタイル 665 1
ロングコートダディ やわらかハード 649 -
錦鯉 50歳おバカの大冒険 655 5
インディアンス 快速ボケ特急 655 1
もも なにわNEWフェイス 645 -

優勝錦鯉。二位はオズワルド

2020年に引き続き新型コロナウィルスにより感染対策を施したが、流行が収まってきた中での開催となり、その制限はかなり緩和された。

決勝進出者9組のうち4組が非吉本事務所所属のコンビであり、そのコンビランジャタイ真空ジェシカなど一も二もあるコンビばかりという、昨年度巻き起こった「漫才か漫才じゃないか論争」に対する運営側の回答とも思われるコンビたちが名を連ねた。これに関しては、ロングコートダディ堂前が「週4くらいでお笑いライブに通っているお笑いファンが高熱の時に見るみたいなメンバーと決勝進出者発表会見の場にて評している。

敗者復活戦ではトリとなったさや香がひたすら「からあげ」と叫び続けるネタを披露したことが話題になったが、敗者復活勝ち抜けはラストイヤーのハライチとなった。

本番前から大波乱が予想されていたが、前半はまさにその予想通りとなる。特に2番に登場したランジャタイが奇と奇行を繰り返すカオス漫才を披露し、審員が頭を抱えることに。この場の空気荒らしまくったランジャタイからか、前半5組はランジャタイを除き点数が1点差で順位がつく接戦に。(なお、ランジャタイ立川志らくが高得点をつけたもあってか、歴代最下位としては最高得点記録している。)

そこに、3年連続ファイナリストである6組オズワルド爆発トップ順位で最終決戦進出。ようやく場の空気が安定し、その後出場した決勝進出経験者の錦鯉インディアンスがそれぞれ最終決戦へ進出する。
錦鯉インディアンスに関しては第10回大会以来の同点による最終決戦進出となったが、審員が最高点を付けた人数の差で2位錦鯉、3位がインディアンスという扱いとなった。

最終決戦インディアンス錦鯉オズワルドの順番でネタを披露。どのコンビも手堅く笑いを取ったが、最終決戦で5票を集めた錦鯉優勝サンドウィッチマン以来となる非吉本事務所所属のチャンピオンが誕生し、長谷川紀が歴代最年長優勝記録(50歳)を更新した。
最終決戦に関して、松本人志は「本当に僅差でしたけど、最後の最後は一番ばかに入れようということで錦鯉にしました」というコメントを残した。

2本ネタオチである「ライフ・イズ・ビューティフル!」[5] を体現した錦鯉は大号泣し、審員のサンドウィッチマン富澤ナイツもらい泣き。こうして錦鯉は見事おじさんドリームを実現し大会の幕を閉じた。

視聴率
  • 関東:18.5%(個人視聴率:12.6%
  • 関西:28.8%(個人視聴率:20.1%
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M-1グランプリ2022(第18回)

出場者 キャッチコピー 得点
カベポスター 食系ロジカル 634
真空ジェシカ アンコトロール 647
オズワルド なし(敗者復活 639
ロングコートダディ ゆるハイブリッド 660 -
さや香 熱血リベンジ 667 1
男性ブランコ あぶない地味 650
ダイヤモンド レイジーな 616
ヨネダ2000 なかよし奇想天外 647
キュウ ノーリアル 620
ウエストランド 市民怒涛の叫び 659 6

優勝ウエストランド。二位はさや香

2018年以来に審員の顔ぶれが変更。昨年で審員を辞退する旨を表明していた上沼恵美子オール巨人に代わり、山田邦子博多大吉が審員に名を連ねた。
過去に審員経験のあり、なおかつ現役で漫才舞台に立っている博多大吉と違い、漫才大会などでの審員経験がどない山田邦子の起用は良くも悪くも話題となり、80年代90年代前半の山田邦子全盛期を知らない30代以下からの「山田邦子って誰?」という意見や、全盛期を知る40代以上からの「漫談モノマネメインだった山田邦子漫才って審できるの?」という意見など、その採点基準の未知数さに視聴者は戦々恐々となっていた。

その予感は見事に的中。山田邦子は1組のカベポスターに84点というここ数回の大会では辛めの採点をつけたのに対し、2組真空ジェシカに95点という高得点をつけた。振り幅の大きい採点はこの後も続き、次第に他の審員の採点も振るわなかった出場者に辛めの点数をつけるようになった。

2年連続ファイナリトロンコードダディ大喜利の要素もあわせたコント漫才で、5年ぶりファイナリストのさや香が徐々にボケツッコミが入れ替わるしゃべくり漫才爆笑をさらい高得点を獲得。ファーストラウンドを1位2位通過した。その後、男性ブランコが「音符運び」という発想力勝負のネタで勝負をしかけた。

その後出場したのが、THE Wでファイナリストに名を連ねたばかりのヨネダ2000。共に20代半ばという若さながら、独特すぎる世界観と予想不可能異次元ネタに審員は頭を抱え、「ランジャタイ」と言わしめた。残念ながら最終決戦には進めなかったものの、立川志らくとナイツが「自分でもなぜこの点数を付けたのかわからない」と困惑しながら高得点をつける事が起こった。

ラスト2組は同じ事務所タイタンからキュウとウエストランドが出場。最後の出番となったウエストランドは、あるなしクイズの体で井口恋愛映画YouTuberネタの分析をしてくるウザいお笑いファン、路上ミュージシャン佐久間宣行と世間のあらゆる人間毒舌を吐きまくる漫才爆笑をさらい高得点を獲得。3位にはウエストランドが滑り込み、男性ブランコは敗退した。

最終決戦ウエストランドロングコートダディさや香の順でネタを披露。ウエストランドは決勝10番に続いて最終決戦1の披露という形となり、これを上手く利用するかのように、1度ネタの続きと言わんばかりの毒舌漫才を展開。悪口の対はより全方向になり、R-1グランプリの権威がいことや、M-1グランプリの感動路線すらも敵に回すネタを披露した。

後発のロングコートダディさや香もしっかり笑いをとったため、審員は頭を悩ませることになったが、最終投票で6票を集めたウエストランド優勝。特に近年のトレンドであった「傷つけない笑い」の逆を行く「もかれも傷つける笑い」は審員に高く評価され、松本は「窮屈な時代だけど、キャラクターテクニックさえあれば毒舌漫才もまだまだ受け入れられる」と評し、富澤は「ウエストランドネタで笑ってるは共犯」と話した。

2年連続で非吉本事務所所属のコンビ優勝したことになるが、同時に「M-1感動路線を全否定するを吐きまくっていたのに、そのM-1感動路線の徴的存在であるM-1アナザーストーリーで大々的に取り上げられることが確定する」という事態になった。

視聴率
  • 関東:17.9%(個人視聴率:12.1%
  • 関西:30.1%(個人視聴率:21.6%
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M-1グランプリ2023(第19回)

出場者 キャッチコピー 得点
令和ロマン エキセントリックルーキー 648 4
シシガシラ なし(敗者復活 627 -
さや香 リベンジ 659 0
カベポスター 食系ロジカルモンスター 635 -
マユリカ ずっとキモダチ 645 -
ヤーレンズ ノンストップ・ウザ 656 3
真空ジェシカ アンコトロールIII 643 -
ダンビラムーチョ M-POP 631 -
くらげ 純情!Yシャツアロ 620 -
モグライダー メジャーポンコツ 632 -

優勝令和ロマン、二位はヤーレンズ

前年まで審員を務めていた立川志らくが審員を卒業する旨を事前に表明、後任の審員として海原ともこが起用された。

今大会より番組編成が見直され、敗者復活戦と本選の間に「ANNスーパーJチャンネル」「相葉マナブ」を放送する従来の編成から、敗者復活戦と本選をぶっ続けで生放送する合計7時間強の一大イベントへ変更。さらに前後の関連番組や配信を含めると間から深夜まで10時間以上にわたって放送が展開される「M-1デイ」とも言える一日となった。風呂入るタイミングに困る。そして翌日にはゴールデンタイム生放送舞台裏の模様を放送する「速報!M-1ネクストデイ」が放送された。

また、前年までは公式サイトからの投票で勝ち上がりを決めていた敗者復活戦ルールが前述の通り大きく変更。
敗者復活戦はAブロック勝者のヘンダーソン、Bブロック勝者のナイチンゲールダンス、Cブロック勝者のシシガシラの中から、芸人員の投票によりシシガシラが敗者復活となった。

決勝ファーストラウンドでは今大会最年少の令和ロマンが歴代トップバッター最高得点の648点を記録トップバッターは後続の基準点となるため点数が伸び辛いと言われる中での高得点となった。
その後はさや香ファーストラウンドトップの659点、ヤーレンズ2位の656点を記録令和ロマンが3位に残った。(トップバッターが最終決戦に残ったのは2005年笑い飯以来3回

最終決戦令和ロマンヤーレンズさや香の順でネタを披露。ファーストラウンドから続き堅実なネタを披露し笑いを取った前者二組に対して、さや香ファーストラウンド時のしゃべくり漫才から一転、客席に語り掛けながら架の計算「見せ算」を説明するネタを展開して大きく失速。最終投票では0票という結果になってしまった。審員の山田邦子から「さや香の最後のネタ全然よくなかったよ」と評されたが、放送後に話題になったという意味ではを残したと言えるかもしれない結果となった。
最終投票では4票を集めた令和ロマン優勝2001年中川家以来となるファーストラウンドがトップバッターのチャンピオンとなった。発表の際には「令和ロマンヤーレンズ令和ロマンヤーレンズ…」と交互に名前が挙がるような事態になり、最後の1票で優勝が決まるという盛り上がる流れになった。

令和ロマンの高良くるまはラストに「来年も出ます!」と宣言、令和ロマンは翌年本当に出場することになった。

ちなみに、3回戦でとあるコンビ差別的要素を含むネタを行い、更にそれを何故かノーカット配信した結果、中国報道される問題に発展した。

視聴率
敗者復活戦
決勝戦
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M-1グランプリ2024(第20回)

出場者 キャッチコピー 得点
令和ロマン Champion 850 5
ヤーレンズ 逆襲のノンストップ・ウザ 825 -
真空ジェシカ アンコトロールIV 849 1
マユリカ なし(敗者復活 820 -
ダイタク 双子無双 820 -
ジョックロック 爆音ダークホース 819 -
バッテリィズ のド直球 861 3
ママタルト デカすぎるにもほどがある! 812 -
エバース 雑談ファンタジスタ 848 -
トム・ブラウン ラスト秩序 823 -

優勝令和ロマン、二位はバッテリィズ

通算20回を数える記念大会。り出される告知ポスターは例年なら昨年度の王者が登場するのみであったが、昨年度王者の令和ロマンが再び挑戦することをくから表明していたことも関連してか、今回は令和ロマンを含めた歴代の王者19組が勢いした仕様となった。ひそかにウエストランドは二年連続でM-1ポスターに登場する快挙を達成した。

員筆頭の松本人志2024年初頭から芸能活動休止中てあり、「今年のM-1の審員はなのか(松本が復帰するのか、他の審員に交代するのか)」という点に注が集まっていた。
決勝戦一週間前の12月15日に審員が発表。海原ともこ、中川家礼二ナイツ宣之、博多大吉は前年度から引き続き担当する中、歴代のM-1チャンピオン及びファイナリストであるNON STYLE石田明、アンタッチャブル柴田嗣、笑い飯哲夫、かまいたち山内オードリー若林正恭が新たに加わり、2015年以来となる総勢9名での審となった。

敗者復活戦はAブロック勝者の金魚番長、Bブロック勝者のマユリカ、Cブロック勝者のインディアンスから、芸人員による投票マユリカが勝ち抜き復活となった。

令和ロマンくるまは2回戦よりヴィラン的な言動で他出場者を挑発しており、「連覇を狙う令和ロマンVSそれを阻止する他コンビ」という構図を作りながらM-1グランプリを決勝前から盛り上げていた。
その令和ロマンストレートで決勝進出。新M-1チャンピオンの出場は初であり、当然決勝進出も初である。過去にも再挑戦するチャンピオンは存在したが、NON STYLEパンクブーブーなどは敗者復活から勝ち上がっており、ストレートの決勝進出は2006年フットボールアワー以来となった。

令和ロマンは決勝ファーストラウンドで2年連続トップバッターを引き当てるも、前年王者に違わぬネタを披露して合計850点記録。続く2年連続決勝のヤーレンズが825点、4年連続決勝進出の真空ジェシカ令和ロマンに続く849点を記録した。

その後は敗者復活組の大急ぎで負けに来たマユリカ・初決勝のダイタク・ジョックロックでやや停滞するも、7組バッテリィズアホキャラ漫才が大爆発し、合計861点で1位通過

舞台のせり上がりが事に上がるかどうかが心配されたママタルトは不振に終わり、続くエバースも3位にあと1点届かず敗退。ラストトム・ブラウンは相変わらずの秩序漫才で挑むも、みちおの体力が続かず敗退。最終的には令和ロマン真空ジェシカがそれぞれ2位、3位でファーストラウンドを通過した。

最終決戦真空ジェシカ令和ロマンバッテリィズの順で漫才を披露。どのコンビも大きくウケていたが、最終投票で5票を集めた令和ロマン優勝史上初のM-1連覇を達成した。

ちなみに番組放送中、二宮和也がXにて「バッテリィズが1番選んだら有り得るかもね」と投稿。これに放送終了後、令和ロマン良くるまが引用で「これめっちゃ鋭いです、すご」と投稿し、話題となった。

また、準々決勝ではラパルフェニューヨーク2019年決勝で披露したネタを丸ごとコピーしたモノマネ漫才を披露し、大きな話題を呼んだ。

視聴率
敗者復活戦
決勝戦
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関連項目

脚注

  1. *なお、毎回1~2組若手芸人の出演を「プレマスターズ」として設けており、本編放送の前日または前週の放送している。
  2. *この演出をネタに利用する芸人もおり、インポッシブルは「覚醒したうっかり兵衛江戸を火のにする」ネタで、怪奇!YesどんぐりRPGは「打ち上げ花火爆発する」ネタ爆発音と照明を利用している。
  3. *2016年馬鹿よ貴方はのみ、ワイルドカードではあるが仕事の都合でAグループのトリで出場。
  4. *特別審員の票はますだおかだ2位だったが、一般審員の得票を合算すると4位となり最終決戦に進出できなかった。
  5. *ちなみに、この「ライフ・イズ・ビューティフル!」というセリフは、キングオブコント王者であるバイきんぐ小峠英二ネタを見せてアドバイスを貰った際に追加されたもの。実は長谷川は言葉の意味をわかっておらず、M-1優勝後の殺人スケジュールが終わり帰路につく途中、ライフ・イズ・ビューティフルってどういう意味?」相方渡辺に聞いたという後日談がある。
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M-1グランプリ

687 ななしのよっしん
2024/12/24(火) 18:53:35 ID: b2xkBu+s/1
最終決戦には残れなかったものの、M-1反省会速くるま様呼びで媚び出すマユリカ阪本令和ロマンバンザーイ!しだすジョックロック福本でめっちゃ笑った
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688 ななしのよっしん
2024/12/24(火) 19:46:34 ID: B0dRGes0EH
本音を言えば新優勝コンビの誕生が見たかった
バッテリィズ真空ジェシカ優勝してくれる空気も出来上がってたと思う
でもやっぱ最終決戦で1番盛り上がったネタは?って聞かれたら令和ロマンになっちゃうんだよね
バッテリィズジェシカ爆発が足りなかった
そこはやはりロマンに入れた審員たち皆とてもフェアだったな
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689 ななしのよっしん
2024/12/25(水) 16:39:38 ID: O9UQzyXbvG
第1回からタイトルバック駄に凝ってるし、オープニングVTRも力入れてるし、本放送版の再放送やってくんねえかなぁ。配信版とDVDはどうしても著作権BGMが差し替えられるからなぁ…。R-1キングオブコントも本放送版の再放送が見たいです…。
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690 ななしのよっしん
2024/12/26(木) 08:17:08 ID: 9oczBOtqur
トム・ブラウンは確かに面かったけど、2023年の敗者復活と似たタイプネタで、
しかも敗者復活の時の方が完成度が高かったのが惜しい

自分は敗者復活ネタにハマってYouTubeで何回も見てしまったんだが、
敗者復活ネタを全然見ずに今回の決勝見てた方が楽しめたのかもな
それにしたって審員9人中4人が最低評価ってのは随分辛口だなと思ったが
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691 ななしのよっしん
2024/12/29(日) 10:48:47 ID: CnI6WzkpII
トム・ブラウンの去年の敗者復活見たくてアマプラ見てたら、エバースケンタウロス見れて、あれ良かったなあ
あとバッテリィズ、全く同じ格のネタなんだけど、客の引き込ませ方が全然違ってた
練ったんだな今年
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692 ななしのよっしん
2025/11/14(金) 20:45:48 ID: B0dRGes0EH
前回王者がとんでもなくやらかしたから今年は例年より不安感が強い
くるまの罪は重い

でもまたUSJ免許返納みたいな狂うほど笑えるネタが見たいな
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693 ななしのよっしん
2025/12/01(月) 23:37:27 ID: O9UQzyXbvG
>>692
文句しの2連覇だったからオンラインカジノの件はマジで非常に悔しかったなぁ。キンコメのような強制解散にはならなかったが凄くショックだったよ。
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694 ななしのよっしん
2025/12/04(木) 22:15:58 ID: HXZXrEBmyf
ヨネダ2000きたかあ 2回の決勝とは本当に立
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695 ななしのよっしん
2025/12/05(金) 02:20:48 ID: xN8FNv3tet
常連:ヤーレンズ真空ジェシカ
2年連続:エバースママタルト
返り咲き:ヨネダ2000
初決勝:キャプテンくろうドンデコルテめぞん

個人的には去年悔しい思いをしたエバースママタルトに頑ってほしいな
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696 ななしのよっしん
2025/12/14(日) 17:44:40 ID: PN4lvIyLKB
こういうコンテストは後から出るほうが点数が高くなりがちだから福御籤は正解だわ。
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