m.o.v.e(ムーヴ)は、2人組の音楽グループである。所属していたレコード会社はエイベックス。
概要
t-kimuraがFavorite Blueの覆面ユニットとして企画したのをきっかけに、盟友であるラッパーのmotsu、オーディション番組「ASAYAN」を見た木村が注目していたyuriと共に結成。
1997年10月1日、「ASAYAN」のOPテーマにもなったシングル「ROCK IT DOWN」でデビューし、2013年3月16日に解散。
『頭文字D』を含めた車関係のタイアップが多く、またドライバー達によって彼らの楽曲がドライブ時のBGMに選ばれることも多かったため、世間的にはユーロビートやエレクトロのイメージが強いが、一から歴史を辿ると、様々なジャンルを手がけ、メンバーもそのジャンルの広さから体力が必要と言及していたほど。
今までに発表した楽曲のジャンルは、ユーロビートは勿論のこと、ビッグビート、ハウス、R&B、ディスコサウンド、トランス、レゲエ、ラテンポップ、ゴシックメタルなど、ほとんどの分野をやりつくしたのではないかと思われるほど。
それもそのはず、常に一点にとどまることなく変化を続けていく≒音楽のなんでも屋を目指すという意気込みでmoveと名付けられたのだから。
来歴
メンバー
- yuri (vocal)
- ASAYAN乱発オーディション出身。番組出演時のコメントを見たt-kimuraにスカウトされてデビュー。
木村氏からは歌心をそれほど仕込まれていなかったが、2002年秋頃に目覚めた様子。
(余談だが、木村氏はヘタなボーカルでいきたかったようだ)
力を抜いた、通りがよく、艶のある声が特徴的。現在の歌唱スタイルは2ndアルバム前後から確立。
『BOULDER』以降は積極的に楽曲製作に関わるようになる。
『anim.o.v.e』シリーズではLilyの中の人として登場している。 - motsu (rap, lyrics)
- 歌詞のほとんどを手がける。
ラッパーとしての言葉選びは宝野アリカ嬢からも絶賛されるほどのセンスであり、高速ラップを得意としている。
ちなみに、コレまでにV6(ラップ指導含む)、倖田來未、MAXらに楽曲を提供したり、リミキサーとしても暗躍。
AAA・日高光啓らとのMother Ninja、fripside・八木沼悟志らとのALTIMAなど、個人的なユニット活動も積極的。田村ゆかりファンからはチェケラッチョとして親しまれている。
『anim.o.v.e』シリーズではMoshの中の人として登場している。 - t-kimura (produce, music, synthesizer, vocoder etc.)
- 初音ミクなどのネット文化にも精通していたことから、2ch等で注目されたプロデューサー。
プロデューサー業に専念するため2008年末に脱退したが、現在楽曲提供はm.o.v.e限定で行っている。
サポートメンバー
- ASAKI (guitar)
- AGE of PUNKやBUGとしても活動。ちなみに、KONAMIにいるあの人とは別人。
- Charlie K (piano)
- 初期SURFACEのサポートでも活躍。m.o.v.eがラテンに凝っていた頃は、木村氏とのユニット「Puertronic」名義で編曲者としても登記されていた。
代表曲
基本的に『頭文字D』関係の曲に人気が集中しているが、他にもアニメを含んだ各種タイアップを持っているので、
決して『頭文字D』専用のアニソンアーティストではない。
※『Gravity』自体のオリジナルはm.o.e.vによるものだが、
まさかの公式逆カバーにらき☆すたファンは騒然としたとか。
カバーバージョンは『anim.o.v.e01』に収録されている。
関連動画
公式動画
その他公式動画の入口はこちら。
関連生放送
関連タグ
関連項目
外部リンク
- 7
- 0pt