minao(みなお)とは、VOCALOIDを用いた楽曲を制作している、P(プロデューサー)の一人である。
なお、タグ表記ではプロデューサー名と合わせて「minao(希望p)」と表記される場合が多い。
概要
VOCALOIDによる歌唱を伴う作品を制作している他、インスト曲も作曲している。作品はホームページ「+ Pastel Vitamin +」で公開されている。
作品の多くで作曲と作詞を自分で行っている。優しさや切なさを含んだ作品、また人間の女声の音域でも無理なく歌唱できる作品が多いことが作風の特徴である。作品数は決して多くないものの、一つ一つが地に足のついた人気を持っている。
音楽活動を休止していた期間がある為、活動休止までを活動第1期、活動再開後を活動第2期として下記に示す。
活動第1期(~2008年)
VOCALOID処女作は、2008年03月15日に投稿された「スノウドロップ」。「昔々のおはなし」の歌いだしで始まる本作品は、「スノウドロップ」のドイツ民話をモチーフに制作されたもので、現在もminao作品の中で最多の再生数、マイリスト数を有する人気作の一つ。なお、「スノウドロップ」の花言葉が「希望」であることから、「希望P」(きぼうぴー)というプロデューサー名で呼ばれることもある。
また、2008年08月25日に投稿された第2作「噴き上がるユメの碧」は、絵師:縣の同タイトルのイラストをモチーフに制作されたもので、真夏の夜の夢が生み出した碧の妖精の物語を切ないメロディと歌詞が描きだす。JOYSOUNDカラオケ配信曲に選ばれるなど、処女作「スノウドロップ」に並んで人気が高い作品である。
2008年末までニコニコ動画でVOCALOIDオリジナル曲中心に活動していたが、2008年12月14日に投稿された第5作「ガラクタロボット」を最後に、体調不良の為、2年ほど音楽活動を休止する。
活動第2期(2011年~)
2011年より活動再開し、2011年03月28日に2年ぶりの新作「サクラ*スノウドーム」が投稿されている。同年03月11日に発生した東北地方太平洋沖地震を経た心境が、「こんな時だからこそ辛かったら泣いてもいいと思います。いつか雨も止むし、明けない夜も無いし、春だって来ますから」という投稿者コメントに綴られており、それがこの作品にも少なからず影を落としていることがうかがえる。
2年あまりのブランクを経ても、その優しいメロディラインは健在で、投稿から数日を経ても10%を超えるマイリス率を維持していることから、ファンの根強い人気に支えられているプロデューサーの一人といえるだろう。
関連動画
最新作
投稿作品リスト
活動第1期(~2008年)と活動第2期(2011年~)で別のマイリストとなっている。
活動第1期 |
活動第2期 |
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代表的な作品
関連商品
関連コミュニティ
minaoに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
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- 0pt
https://dic.nicovideo.jp/t/a/minao