MONARCH(モナーク)とは、下記のいずれかを指す。
- 英語で「君主」を意味する単語。
- イギリスの航空会社「モナーク空港」。
- イギリス海軍の戦艦「HMS Monarch」。
- 上記戦艦をモチーフとするSTGアプリ『アズールレーン』のキャラクター「モナーク(アズールレーン)」
- ニコンが製造・販売する双眼鏡のシリーズ名。
- 2021年にフリューが発売したゲーム『モナーク/Monark』
- レジェンダリー・ピクチャーズの怪獣作品群「モンスターバース」に登場する、架空の特務研究機関。本稿で解説。
概要
映画会社レジェンダリー・ピクチャーズが制作する一連の怪獣作品は「モンスターバース」と呼称されており、すべて同じ世界観の出来事として設定されている。
MONARCHはそのモンスターバース世界に存在するアメリカ合衆国の特務研究機関であり、1954年以降その存在が確認されたゴジラを始めとする未確認巨大陸生生命体(MUTO)を調査、研究するため、1946年にハリー・S・トルーマン大統領により設立された組織である。
設立以降、世界各地の古代文明の遺跡や伝承、神話から巨大生物の情報を集め続けていたが、1970年頃は具体的な研究成果を出せていなかった事から規模を著しく縮小されて解散寸前の状態まで追い込まれていた。しかし、1973年に衛星探査で発見された髑髏島の調査においてコングを筆頭とする多くの巨大生物を確認できた事から組織の存在意義を認められて存続が決まり、1999年のフィリピンで誕生したムートーが日本の雀路羅を襲撃した事件の際には日本政府に働きかけて同地にムートーの繭を監視する施設を建設させるなど世界全体に対する影響力も増している。
2014年にアメリカで起こったゴジラとムートーの戦いによって巨大怪獣の実在が世界全体に知れ渡ると、MONARCHの活動内容も公のものとなり、その後は世界各地の怪獣が眠るないし生息している地点に前哨基地を置いてその動向を監視するようになり、さらに移動拠点として巨大な全翼機型飛行艦艇「アルゴ」を開発、配備するなど、今まで以上に組織の規模が拡大している。
その一方で、世論からはこれまで怪獣の存在を秘匿してきた事が2014年の怪獣災害の被害を大きくしたとの批判に晒され、さらにあくまで怪獣を研究対象としたいMONARCHと全ての怪獣の殲滅を考えている米政府との対立も表面化しつつある。
登場作品
- GODZILLA(2014)
- ゴジラ:アウェイクニング<覚醒>
- キングコング:髑髏島の巨神
- GODZILLA: King of the Monsters
- GODZILLA vs. KONG
MONARCH所属メンバー
- 芹沢猪四郎
- ヴィヴィアン・グラハム
- 芹沢の父
- ショウ
- ウィリアム・"ビル"・ランダ
- ヒューストン・ブルックス
- サン・リン
- エマ・ラッセル
- リック・スタントン
- サム・コールマン
- アイリーン・チェン
- ダイアン・フォスター大佐
- マーク・ラッセル[1]
- アイリーン・アンドリューズ
関連項目
脚注
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