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この記事では2015年発売のゲームについて解説しています。 シリーズについては、ニードフォースピード(NFS)の記事をご覧ください。 |
Need for Speed(2015)とは、Ghost Games,Criterion Games,Visceral Games開発、エレクトロニック・アーツ発売のレーシングゲームである。
対応機種はPS4及びXboxOneで、約4ヶ月遅れる形でPC版が実装された。
シリーズでは異例の副題なし(他のシリーズではMost Wantedなど何かしら副題がつく)のため、タグはNFS2015などが推奨される。(投稿者・配信者の皆様ご協力お願いします)
概要
米国西海岸のベンチュラ・ベイという架空の街を舞台とし、ストーリーとしては夜間のストリートレースやJDMをはじめとしたカーカルチャーが押し出されており、雰囲気としてはアンダーグラウンドに近いものになっている(そのためか和製スポーツカーが多く収録されている他、北米が舞台にもかかわらず日本純正仕様かつ右ハンドル率が高い)。
また、ストリートレース主体のシリーズにおいてアンダーグラウンド2以来となるホンダ及びアキュラの復活となり、ファンを驚愕させた(警察絡みの作品ではまずホンダ車が出てこないため)。
しかしながら警察とのカーチェイスでは、MostWantedなどのストリートレースを全面に押し出したシリーズやHotPursuitなど時には警察サイドに立って全力でレーサーぶっ潰すシリーズとは異なり、警察車両を潰したりロードブロックを力技で突破するといったド派手なものではない。特にロードブロックは道を完全に塞いでくるため非常にど迷惑。
車種についても最初は20メーカーから50車種程度であるが、アップデートにより、カリスマたちのマシンや新マシンなどが随時追加されていくとのこと。
恒例のマシンの魔改造もアップデートで充実していっており、ボディキットによる劇的ビフォーアフターの他、過去作のライバルたちのペイントも追加され、彼らのマシンを擬似的に再現することも可能。性能面も一部過去作に準拠してか多くのマシンが限界まで強化すると1000馬力近くのモンスターと化すため、どのマシンを選んでも最後まで使うことができる。ただし手元に保管できるのは10台まで(2016年3月現在)なのでどれをコレクションするかはよく考えよう。
また、今作からデカールの編集機能が追加されたため、自分の芸術センスに任せて作ったオリジナルペイントの他、映画に出た車のレプリカやネタペイント、そして案の定痛車を作り出す紳士猛者も現れたとか。
ちなみにプレイ中は常時オンライン状態で、同じサーバーにいる他のプレイヤーをイベントに招待して一緒にレースやドライブすることも可能。この点はこれより前に発売されたレースゲーム"The Crew"と似通った部分がある。
このゲームには通常盤とデラックスエディションの二つがあり、デラックスエディションはDL版限定かつ¥9504と高くつくものの、マシン及びパーツ代にVIP割引が入る他、モストウォンテッドに登場したBMW・M3GTR(風に改造したM3E46"Deluxe Edition")や、高ランクのパーツとビジュアルカスタマイズアイテムが複数ついてくる。
余談だが、警察が使用するチャージャーSRT8は前作Need for Speed Rivalsの性能データが丸々流用されている。当たり判定が非常に強いのはこのため。
登場人物(演/吹替)
- 主人公:本作の主人公で、物語は彼の目線で進んでいく。ストーリー中では一切喋らず、素顔も映らないが、運転中にそれっぽい顔を見ることができる。
- スパイク(アダム・ロング/勝杏里):スピードのキーパーソン。グループの中では最年少のようで、やや子供っぽい一面も。彼がトラビスのガレージでのパーティーに主人公を誘ったことから物語が始まる。愛車はBMW・M2F22。
- マヌ(ハワード・チャールズ/松田健一郎):本名エマニュエル。スタイルのキーパーソン。ケンのようにスタイリッシュなドライビングを好む。愛車はマツダ・ロードスター(NA)。
- エイミー(フェイ・マーセイ/岡村明美):ビルドのキーパーソン。ガレージのメカニックで、ポルシェチューナー"Rauh-Welt Begriff"代表の中井啓に強い憧れを抱いている。愛車は日産・180SX。
- ロビン(クリスティーナ・ウルフ/佐古真弓):クルーのキーパーソン。リスキーデビルに触発され、様々なチームドライビングを模索する。愛車はBMW・M3E46。
- トラビス(レオ・グレゴリー/藤原啓治):ベンチュラベイの走り屋グループのリーダー的存在。カリスマたちと連絡を取り合うなど異様に顔が広く、アンダーグラウンドに登場したエディとは古くからのライバル関係。愛車は日産・スカイラインGT-R(C10)。
REP
プレイしていると自然と高くなっていくREP。これはプレーヤーの名声を表し、スピード、スタイル、ビルド、クルー、アウトローの5つのジャンルから成り立つ。これを上げていくことでイベントや上物パーツがアンロックされる。これはレースの他フリードライブ中にも稼ぐことができる。
また、これらのジャンルには頂点に立つカリスマ(実在の人物)がおり、ストーリー中で流れるムービーでご本人が登場する。以下に主にREPを獲得する方法とカリスマ(搭乗マシン)を示す。
- スピード:三度の飯よりスピードだ。カリスマはマグナス・ウォーカー(ポルシェ・911カレラRSR2.8"277")。
- スタイル:ドリフトなどスタイリッシュな運転を披露しよう。カリスマはケン・ブロック(フォード・マスタング"Hoonicorn RTR")。
- ビルド:チューニングしたクルマは芸術同然。その作品を披露しよう。カリスマは中井啓(ポルシェ・911カレラRSR2.8"Stella Artois")。
- クルー:一緒に走るクルーと共に魅せる走りを披露しよう。カリスマはリスキーデビル。
- アウトロー:違反上等警察がなんぼのもんじゃい。カリスマは諸星伸一(ランボルギーニ・ディアブロSV)。
登場車両
アキュラ
ベック・カスタムズ
- F132
BMW
シボレー
ダッジ
フェラーリ
- 458イタリア
- F40
フォード
ホンダ
ランボルギーニ
ロータス
- エキシージ
マツダ
マクラーレン
- 570S
メルセデス・ベンツ
三菱
- ランサーエボリューションⅨ(CT9A)
日産
ポルシェ
- 911(993/991)
- 911 GT3RS(991)
- 911 RSR 2.8
- ケイマンGT4(981c)
サイオン
スバル
トヨタ
フォルクスワーゲン
- ゴルフ(初代)
ボルボ
- 242
関連動画
関連項目
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