nikonikoとは、メガドライブ(MD)『F1サーカス』などで活躍するF1パイロットである。
現在、プラットフォームを変えて待望のカムバックを果たし、Wii『F1 2009 Wii』で活躍中である。
概要
2008年1月、ドイツGPにてフットワークアロウズよりF1デビュー。15年のブランクがあるとデビュー戦の走りは決してほめられるものではなかった。残りラップ3周前にシケイン前のタイヤウォールに激突。デビュー戦をノーポイントで終える(sm2049647)。
初年度3戦目イタリア・モンツァGPにて3位入賞(sm2049647)。初の表彰台・初のポイントを得る。パドックの批評家は「コーナーの少ないアクセル全開のビギナーズラック」と片付けたが、母国日本のファンは鈴木亜久里以来の表彰台パイロットの登場に、沸き立った。以来、再生回数の増加とともにnikonikoの走りは研ぎ澄まされていく。
次年度、母国である日本・鈴鹿GPにて初の優勝を遂げる。翌年の日本GPでも優勝を果たし、名実ともに世界のトップランナーとしてグランプリを転戦する(sm2103783)。
しかし予選での成績は芳しくなく、ポイント圏内でのスターティンググリッドを確保したことが皆無に等しいことから経営陣の評価は低く、フットワーク→リジェ→ロータスとBクラスを転々とする日々が続く。だがマシン開発に恵まれない環境ながら、リジェで1勝、ロータスで3勝(表彰台は5回)を果たすなど、本番における勝負強さは目を見張るものがあった。
4年目、ベネトンからのオファーを断る痛恨の選択ミスにより旧名門ブラバムに移籍。2戦目スペイン、3戦目イタリア(sm2144752)を優勝で飾り、アイルトン・セナと熾烈なポイント争いを繰り広げることになる。名門ブラバム復活を願う往年のファンの声援を受け、57ポイントでセナと並んだ最終戦・日本GPで5位となり、念願のワールドチャンピオンとなる(sm2166593)。本線は雨、予選12位からのスタートにもかかわらず激戦を制したnikonikoの走りは「納豆ww」「sugeeeee」などと賞賛をもって迎えられた。
翌年のジョーダン移籍を反故にしてまさかのパリダカ参戦(sm2192185)など、ストーブリーグ時の奇天烈なレース参加から翌年のF1参加が危ぶまれたが、SFC『スーパーF1サーカス』にてティレルより参戦。ほぼ直線の疑似コースから全画面回転というレギュレーション変更に戸惑ったのか、18位(最下位)で初戦を終える(sm2213245)。
6年目、スクーデリア・イタリアで2度目のワールドチャンピオン(sm2490954)となるが、その後病気療養を理由に、多くのファンに惜しまれながら一時引退を発表。弱小チームを優勝圏内に押し上げるその力量は、不況下の日本の原動力となって今でも多くのファンを勇気づけている。
2010年1月、Wii版『F1 2009 Wii』(開発・コードマスターズ)により「nikoniko右京片山」の名で電撃カムバックを果たす。モンツァで行われたトロ・ロッソのテストに招聘され、目標タイム1分28秒00を切り、合格(ちなみにこの目標タイムは2008年イタリアGPでキミ・ライコネンが獲得した本戦のファステスト・ラップ1分28秒047が基準と思われる)。同時にテストに参加していた佐藤琢磨は落選となった。
第1回のオーストラリア・メルボルンGPでは予選でいきなりポールポジションを叩き出し、カミカゼ健在ぶりを見せ付ける。だが本戦では2周目のピットイン後、コース復帰の際にセーフティラインを無視したとしてペナルティを課せられる。ペナルティ決定はファイナルラップ周回中で、処罰は「ピット停車」という実践不可能なペナルティに観客は憤りをあらわにした。
第2回のマレーシアGPでは健闘し、7位3ポイントを獲得。さらに第3回上海GPでは復帰後初の優勝を飾る。今後の活躍が最も期待される選手として注目を集めている。
走法
nikonikoの走法は基本的にアクセル全開で他車をコース外から抜き去る方法が初期においては顕著だったが、マシンコントロールの安定性とともにクラッシュを避ける見事な危機回避力を見せ付けてポイントを重ねてきた。
当初はその強引な走法から不名誉なあだ名を数多くつけられたことも有名。
師匠はアイルトン・セナ。4年目、セナと熾烈なチャンピオン争いを繰り広げていた最終戦・鈴鹿においてセナが記者会見で『アイルトン・セナ カートデュエル』での個人指導について語ったといわれている。
また、異なるレギュレーションのPCエンジンにおいて活躍するsmilevideo選手(mylist/4717013)に優勝杯をささげており、後輩のできたnikoniko選手の今後に期待が高まっている。
あだ名の例
- ウイングの破壊屋
- 納豆
- 神OP(とても凝ったオープニングを自作するところから。本家CXのOPよりも出来がいいといわれることもあった)
- 雨のnikoniko
- 教授
- カミカゼ(2009 Wiiより。片山右京を名乗ることから)
- PPは12番グリッド(予選12番からよく優勝していたところから命名されたと思われる)
- 師匠と言われるアイルトン・セナやピットクルーからは「ニコ」と呼ばれていた。
神実況の人
nikoniko選手の動画には、熱烈なファンの幾人かによって字幕実況がなされることがある。この内容が非常にためになるF1うんちくとCX実況の絶妙なパロディーとなっており、動画の人気に一役買っている。数人いるようである。
記述者が異なることで設定が変化するサーガの様相を呈す側面もあり、ドライバー・nikonikoについての設定が微妙に異なる。確認されているのは3名。
- 初代実況(2008年2・3月~) 実況・三宅 解説・今宮・森脇 ピットリポート・川井 冷静沈着な実況。Wii版の実況も行っている。関係者のように大変詳しい。6年目におけるスクーデリア・ダラーラのフェラーリエンジン供給の政治的動向に詳しいことからイタリア人だと思われる。「ティフォシ(イタリアへの愛国心からフェラーリを応援するファン)」という言葉の紹介もF1雑誌に先駆けて行う。
- 2代目(2009年1月頃) 実況・三宅 解説・今宮 ピット・川井 パドックの様子などレース外の実況も行う。緑字に名前つきの実況・解説を出すシナリオ方式を採用していると思われる。4年目日本GPにおけるセナとの師弟関係、ブラバムとFOCA会長バーニー・エクレストンとの因縁などを描出したと思われる。テクニカルな解説は不得意な様子が伺える。
- 3代目(2010年1月~現在) 実況・三宅、下田 解説・今井、熊倉 ピット・川井、近藤(マッチ) 最近のF1事情にも非常に詳しく、新技術解説やレギュレーション、ルールにも大変詳しい。ルールに厳格な次世代機ゲームならではの解説ぶりが初代の方の支持を得ている。
レースヒストリー&リザルト
この項目は編集中です。
5年目 SFC『スーパーF1サーカス』(ニチブツ) ※5~7年目まで
6年目 コンストラクター: スクーデリア・イタリア・フェラーリ(ダラーラ) 総合1位
8年目 Wii『F1 2009 Wii』 (コードマスターズ) ※8年目~参戦中
コンストラクター: トロ・ロッソ・フェラーリ チームメイト: セバスチャン・ブルデー(ボーデとも表記)
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt