Noitaナイトメアモードとは、
ノーマルモードをクリアした人に解禁される、Nolla Games公式のMODである。
クリア後解禁という性質上、当記事にはネタバレが多く含まれるので、ご注意を。
概要
この記事の執筆時点(2021/9/19)におけるSteam集計のクリア率が10.7%という、高い難易度を誇るゲームであるNoita。
そのNoitaをクリアした人だけがプレイできる高難易度モードが、このナイトメアモードである。
- ダンジョンの構造が変化
- スタート地点に「どこでも杖編集」+ランダムな特典3つ(全て取得できる)+ランダムな杖3本が配置
- 一部特典(パーク)・アイテムが配置されなくなる
- 受けるダメージが基本2倍(一部は3倍)
- 敵の体力が上昇(一部例外あり)
- 敵の攻撃頻度が基本2倍(一部は更に上昇)
- 敵の数が増加(同じ敵が2~3体組みになっている事が多い)
- 特典(パーク)・杖を持っている敵が出現
最初の炭鉱の時点で、被ダメージ2倍、敵の攻撃速度2倍、敵の体力2倍であるため、ノーマルモードと同じ感覚で戦うと単純計算で8倍のダメージを受けてしまう仕様となっている。
そのため、敵の攻撃は全て回避、もしくは攻撃させずに倒すか逃げるか、そのくらいの考えで行動する必要がある。
また、後半になると敵の体力が10倍、15倍と更に増加するため、ノーマルモードではクリアに到達できるレベルの杖であっても、そこらの雑魚1匹倒せず敗北する事すらあり得るのが恐ろしいところ。
また、パークや杖を持った敵が生成されているのも厄介な点であり、ガラスキャノンやホーミングといった、攻撃された時点で回避困難に陥るパークを持った敵や、同じく杖による核や地震といった無差別範囲攻撃による事故死もあり得るため、万全を期してなお脅威が消える事が無い。
と、このように書くと悪い点ばかりであるが、開始時にどこ杖がある事と、敵と共に杖が生成される関係で杖が大量に手に入る事、そして何より、ノーマルモードではオーバーパワーである杖構築が生きるモードでもあるため、ノーマル攻略が安定したプレイヤーにとっては、やりがいがあり楽しめるモードとなっている。
挑むのであれば、「Noita学会」タグで紹介されている知識も、大いに役に立つだろう。
ただし、上記の仕様を踏まえてなおナイトメア特有のバグも多く、中には致命的な問題が発生してノーマルモード以上の理不尽に襲われる事もしばしあるため、挑むのであればクリアが出来なくても折れない心を持つことが、一番大切である。
地形の生成のバグ
歴史
アーリーアクセス時代
時期によりその度合いにズレはあるが、敵の強化とこちらの防御力の低下、スタートが炭鉱からと、現在のナイトメアの形がある程度出来ている。
が、プレイヤー側に全く救済措置が無かった。
そのため、核やホーリーボムや各種海系などの後先考えない殲滅魔法を聖なる山から次の層に投げ込んで、出待ちの敵が居なくなった隙に山から降りて次の聖なる山に駆け込み、その間にボスを倒す手段を手に入れられるかどうかに賭けるといったプレイが、攻略法とされていたこともあった。
……のだが、この時点でクリアしてる人がいるのが恐ろしいところ。
バージョン1.0時代
アーリー時代と比べて、入り口にパーク3つと杖3本が置かれるようになった。
現在の形に近いが、固定どこ杖は無く、パークも3つのうちから1つを選ぶ、通常の聖なる山と同じ仕様であった。
どこ杖が固定で手に入らないため、炭鉱の探索では聖なる山の維持をする手段を手に入れるのが最優先課題となっていた。この時点のバージョンでは理不神に強化形態が存在しなかったため、地震ショットなどで聖なる山を崩すのがやりやすかったなど、現在とは定石が異なっているのが面白い。
アーリー時代と比較して、運に左右されるがプレイヤーの技術で立ち回れる場面が多くなり、ゲームとしての完成度は大きく上がった。
ゲーム性が向上したためか、この時点でナイトメア連勝を目指す人も現れている。
エピローグアップデート時代(現在)
クリア自体が以前よりは楽になったほか、ノーマルモードでストリーク(連勝)が記録されるようになった事に倣い、ナイトメアでも連勝を狙う人が以前にも増して現れ始めた。
プレイ人口が増加した関係で研究も進み、対ナイトメアの攻略法もある程度確立されてきている。
現在、既にナイトメアを10連勝以上している人も現れているため、知識と技術を最大限に発揮したいなら、連勝記録に是非挑戦してみよう。
関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/noita%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%A1%E3%82%A2%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%89