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Patricia(魔法少女まどか☆マギカ)単語

パトリシア

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（ラテン文字転写：Patricia、カナ表記：パトリシアもしくはパトリツィア）は、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する魔女。アニメでは第10話に登場した。

※読み方は、他の魔女名と同じドイツ語準拠の発音だと「パトリツィア[patríːʦia]」になるが、英語などにみられる一般的な「パトリシア[pətríʃiə/pətríʃə]」の方が日本人にとっても親しみがあることもあってかこちらで定着している。

概要

委員長の魔女。その性質は傍観。蜘蛛のような糸を吐き結界内の空に自分だけの学園を作って学生達と変わらぬ日常生活を繰り返している。下校チャイムを鳴らせばこの魔女はどこかの住処へと帰ってゆくだろう。
（公式サイトの魔女図鑑より）

首のない大きな胴体を黒い冬服用のセーラー服で包み、両腕の4本と脚の代わりに生えている腕2本を駆使して、セーラー服が張り巡らせた糸を伝う、蜘蛛に似た姿の魔女。
攻撃はスカートの中から射出される学習机や木椅子、そして使い魔のMat hieu。Mat hieuはスケート靴を着用しているため直撃すると致命的だが、その後は糸に沿ってスケートするだけの存在になるようだ。

登場時間は短いものの「委員長の魔女」「傍観」「自分だけの学園生活」「6本の腕」「投げられる学習机」「使い魔は傍観するだけ」という属性から、生前は学級委員長のような立場であったが、執拗ないじめに遭って「傍観」を求めるも、今度はその性質から学園生活にうまくなじめず、やがて学習机を投げられるような学級崩壊とそこに立っているだけの女子に直面し、絶望して魔女に成り果てたものと推測されている。
彼女は足さえも捨てて多くの腕を望み、糸の学園と服だけの生徒と足だけの生徒を作り、そこで学生時代の憧憬に浸っているのだ。

アニメでは、暁美ほむらお手製のマジカル ☆時限爆弾（別名:ぼむぼむ）によって華麗に散った。おそらく実戦で初めて暁美ほむらが倒した魔女になる。

BD/DVD5巻のジャケットにて、シャルロッテ、オクタヴィア等他の人気魔女を差し置いてセンターを飾るという偉業を達成した。この勢いでグッズ展開も期待したいところである。
また、アニメ本編では美樹さやかと佐倉杏子の二人はPatriciaの戦闘に参加していない（そもそもさやかが契約したのは3周目以降）が、同巻ジャケットの裏表紙には二人も戦闘に参加しているような表現がされている。（2周目以外でもPatriciaとの戦闘があったという考え方も出来る）

ファンからの扱い

劇団イヌカレーによるグロテスクな容姿の魔女が多い中、異型ながら人間の少女らしさやエロティシズムを感じさせる姿をしている。結界内の様子も他の魔女のようなダークでカオスな空間ではなく、一面が青空という爽快な舞台となっている。辺りには、電信柱から伸びた電線（Patriciaが吐きだした『糸』と思われる）に無数の白い夏服用のセーラー服が吊るされている。

このため、他の魔女にはない独特な可愛らしさやエロティシズムを持っているとして、同じく少女の姿をする魔女「H.N.Elly(Kirsten)」のようにコアな愛好者を持っている。一部では愛を込めて「パトリシアちゃん」と呼ばれるほど。公式ホームページ内の魔女図鑑にて「委員長の魔女」であることが明かされてからは完全に「委員長キャラ」として定着した。

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