PRIMAとは、イギリスのZero-G社で開発販売されている音声合成・デスクトップミュージック (DTM) ソフトウェア、VOCALOID2シリーズのひとつである。ソフトウェアの詳しい仕組みなどについては、VOCALOIDの項を参照。
発売日:2008年1月14日(日本国内では2008年2月22日より発売)
概要
PRIMAは英語圏のプロのソプラノ歌手の歌声を元に開発された。当然ながら英語の歌を得意とする。
特性
他とは異なる発声法の歌手をベースにしているため、VOCALOID2の中でも独特の癖がある。
- 英語圏のVOCALOIDだけあって、子音の滑舌はいい方である。
- しかし、母音が極めてゆっくり立ち上がる癖がある。特にアルト以下の音域で、遅れが顕著となる。このため、速いパッセージが不得意である。
- ちなみに、音符のアクセントパラメータを70%以上(デフォルト歌唱スタイルのテンプレートでaccentやstrong accent)に振ると、立ち上がりは相当改善される。そんなパラメータすぐには分からないって(苦笑)
- 発音記号による音量のばらつきが、かなり目立つ。鏡音リンAct1以上にばらつきが激しい。しかも、大音量になる記号の場合、ピークがアタックからかなり遅れて出る。
- GENパラメータで激しく声の質が変わる。96付近では完全にしんちゃん、デフォルトの64では独特のツヤのある大人の女性。24~32ではややノイジーになるものの軽い声質の少女声となる。
- ちなみに超高音に振った場合は、リコーダーかオカリナに似た音色を出す。
関連動画
MMDユーザーモデル化されました。
関連商品
※本家サイト、クリプトンのsonicwireでDL販売も行われている。
関連項目・外部リンク
- 7
- 0pt