QWERTY配列(クワーティはいれつ)とは、大抵のパソコンのキーボードに採用されている英字キー配列である。
概要
この記事をパソコンから読んでいる方であれば、そのパソコンのキーボードには、ほとんどの場合この配列が採用されている。キーボードを左上から右に視線を移していって、「QWERTY」の順に英字キーが並んでいればQWERTY配列である。
1872年、タイプライターの開発の際にクリストファー・レイサム・ショールズによってこの配列の原型が提案され、10年後の1882年に現在のキーボードのアルファベット部分(Q~P、A~L、Z~M)と同じ配列が登場した。ショールズがなぜこの配列にしたかは諸説ある。
QWERTY配列が普及した理由は、当時タイプライターにQWERTY配列を採用していたレミントン社と、そのライバルであるカリグラフ社(こちらは別のキー配列を採用していた)がともにユニオン・タイプライター社の傘下に入った際、「キー配列をQWERTY配列に統一する」ことが決定されたことによる。これによって大手タイプライターメーカーが共通してQWERTY配列を採用することになり、QWERTY配列は一気に一般的なものとなったのである。
以降、タイプライターから印刷電信機、ワードプロセッサ(ワープロ)、パーソナルコンピュータ(パソコン)、PDA・スマートフォン(の一部)に至るまで、QWERTY配列は継承されていった。
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関連項目
- キーボード
- qwerty(MAD製作者) - 名前の由来がQWERTY配列と思われる
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- 親指シフト
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