リアルバウト餓狼伝説2とは、1998年にエス・エヌ・ケイ(旧SNK)から発売された対戦格闘ゲームである。餓狼伝説シリーズとしては7作目、リアルバウトシリーズとしては3作目にあたる。
概要
正式名称は『REAL BOUT 餓狼伝説 2 THE NEWCOMERS』。通称「RB2」。
いわゆる「ラインシステム」を備えた「2D」の餓狼伝説シリーズとしては(※2016年現在で)最後の作品である。
前作までとはシステム、操作、演出などが大きく変更され、システム面ではメインラインとスウェーラインによる2ラインシステムの採用、操作面では特殊なコマンド入力技(ギースのレイジングストームコマンドなど)の排除や避け攻撃の簡素化、演出面ではキャラ同士の掛け合いや勝利後のデモ画面の省略などにより、全体的に対戦の効率化や初心者でも操作しやすいような配慮がなされた。
…が、ビジュアル面でのマンネリ、お手軽なコンビネーションアタック(連続技)の排除、「遊び要素」の少なさからCPU戦の面白みが薄れた事などが原因でとても地味な作品になってしまったせいで、今作の評価は稼動当初からあまり芳しくはなかった。
さらに同年夏、一大ブームとなる「KOF98」が発売された事により、全国のゲームセンターから早々に姿を消していった。
しかし、キャラバランスの良さや各種システムを駆使した読み合いの奥深さなど対戦ツールとしての評価は高く、地味ながらその奥に隠れた完成度の高さに惚れてプレイを続けているユーザーは、少数ながら今でも全国に散在している。
現在ネオジオおよびネオジオCD版の購入は困難だが、プレイステーション2用ソフトの「餓狼伝説 バトルアーカイブズ2」に収録されている(2015年8月19日よりPS3向けのゲームアーカイブスでも配信中)ほか、2012年6月19日よりWiiのバーチャルコンソールにてネオジオ版が配信されているため、今からプレイしたいという人にはそちらでの購入を推奨する。
ニコニコ動画内における関連動画は、主に「RB2」タグが使われている。(※ RB2タグの動画へ)
"中野TRF"では、
が開催されている(2015年2月現在)。
以前、中野TRFでは盛んに対戦が行われていたため、
RB2が上手いプレイヤーも多い。
また、クラブセガ新宿西口、高田馬場ゲーセンミカドでもイベントが行われている(2015年2月現在)。
主なシステム
コンビネーションアタック
A→B→CやA→Cといった具合にボタンを押して攻撃を繋げていく連繋、連続技。
自由度はあまり高くはなく、各キャラごとにボタンを押す順番とルートが細かく決められている。
コンビネーションを繋げて最後にキャンセルして必殺技(超必殺技、潜在能力)を出すというのが基本的な使い方ではあるが、その他にも最後の1発が相手をスウェーラインに送る攻撃になっていたり、投げ技になっていたり、移動技になっていたりとキャラごとに様々なルートが存在する。
打撃も全てキャンセル可能というわけではなく、どの打撃がキャンセル可能でどの打撃がキャンセル出来ないかは、攻める方はもちろん、守る方も後述のブレイクショットを狙ったりする上でよく把握しておかないといけない。
ラインシステム
主に戦う画面手前のメインラインと、特殊な行動が可能な画面奥のスウェーラインの2ラインが存在する。
両者ともスウェーラインに行く事は出来ない。メインラインとスウェーラインでは様々な行動が可能でとても奥が深く複雑だが、中でも一番重要になるのが互いのライン攻撃であり…
- メインラインでは立Dボタンで「対スウェー上段攻撃」 、屈Dボタンで「対スウェー下段攻撃」が出せる。
- スウェーラインではAボタンで「対メイン上段攻撃(中段判定)」、Bボタンで「対メイン下段攻撃」、Cボタンで「対メイン強攻撃」が出せる。
- 「対メイン上段攻撃」は「対スウェー上段攻撃」で一方的に潰せるが、「対メイン下段攻撃」は食らってしまう。
- 「対メイン下段攻撃」は「対スウェー下段攻撃」で一方的に潰せるが、「対メイン上段攻撃」は食らってしまう。
- 「対メイン強攻撃」は「対スウェー上段攻撃」と「対スウェー下段攻撃」の両方に潰されるが、一方的に潰される事は無く、逆に対スウェー攻撃を潰せる事もある。
そしてヒット後、メインラインで色々な技を繋げる事が出来る。
…といった、ちょっとしたジャンケン要素が組み込まれている。
この関係を基本とした上で、対メイン強攻撃で戻ってくる相手をジャンプ攻撃で迎撃したり、対スウェー攻撃をスカすクイックロール(スウェーラインで↓入れっぱなしor↓+D)でメインラインに戻って相手の隙に反撃したり、対メイン攻撃を当て身技で取ったり無敵技で潰したり、移動して避けたり、ガードしたりetc… といった様々な駆け引きが行われる。
ブレイクショット
いわゆるガードキャンセル技。
各キャラともブレイクショット対応技が決まっており、ゲージが半分溜まった「H.power」以上の状態で、一定量のゲージを使用して出す事ができる。
今作はガードクラッシュという概念が無く、加えて相手の攻撃をガードする度に少しずつゲージが溜まっていくので待ち気味な状況が発生しやすく、それ故にキャラ性能を語る上では“ガード崩し能力”と“ブレイクショットの性能”、そしてそのブレイクショット等に必要な“ゲージ溜め能力”の3つが非常に重視される。
ブレイクショットは基本的に“無敵技”と“非無敵技”に分類され、かつブレイクショット時限定で大幅な無敵時間が付加される技も多い。
非無敵技は性能として使いやすいものが多い反面、多段ヒット技の途中やコンビネーションの途中で出すと逆に潰されてしまうので狙い所を見極めるのが重要。
避け攻撃
前作までとは違い、単純にボタンA+B同時押しで出す事ができる上段無敵の打撃技。
キャラごとに発生速度は異なるが基本的に攻撃発生まで食らい判定が膝下に限定されるので、避け攻撃が対空の主力になるキャラも多い。
加えてヒット&ガード問わずキャンセルが可能なので攻めにも重宝する。
同時に重要なのが“避け攻撃潰し”が出来る技(=下方向まで攻撃判定がある技)で、特にジャンプ攻撃でこの避け攻撃潰しを持たないキャラは「飛ばせて落とす」という古典的な戦法を打破しにくい弱点に繋がってしまう。
フェイント
文字通り必殺技(超必殺技、潜在能力)モーションのフェイント。
←A+C、↓A+C、→A+C、↓B+C、のどれかで出す事が可能。
各キャラごとに対応している技の種類と持っているフェイントの数はバラバラだが、基本的には必殺技と同じ扱いとして通常技やコンビネーションなどにキャンセルして出す事が出来る。
(※ただし空キャンでは出せない。)
本当にフェイントとして相手を撹乱するのに使えるものもあれば、通常技やコンビネーションの隙消しにしか使えないものも多い。
が、どちらかと言うと今作では後者の方が遥かに重要である。
キャラクター
李 香緋(リー・シャンフェイ)
「RB2」から参戦した新キャラクター。中国系アメリカ人のデコッパチ少女。
弱始動のコンボや強力な牽制技が充実し、詠酒という特殊な反撃技を持ち、連続技に組み込める超必殺技があり、オマケに潜在能力が投げ技(※ただし間合いが離れると打撃技に)という万能キャラ。
一部の通常技に若干癖があるが性能が悪いわけではない。
覚える事は非常に多いが、覚えただけ強くなるのでとても奥が深いキャラ。
「RB2」以外では「餓狼伝説WA」、「KOF99」、「KOF2001」などに参戦している。
リック・ストラウド
「RB2」から参戦した新キャラクター。ネイティブ・アメリカンのボクサー。一応本作の主人公…らしい。
隙消しフェイントによる固め、そして弱攻撃から大ダメージに繋がるコンボが強力。
出の速い無敵対空や、スカし投げにも使えてガードされてもほとんど反撃を食らわない突進技、上半身無敵になるウィービング技などを持ち、トリッキーな動きも可能。
間合い調整が非常に難しいが、画面端での永久コンボも保有する。
しかし相手の避け攻撃を潰せる空中技が無く、相手のガードを崩す選択肢が少ないなどの弱点も持っている。
KOFの某人妻ボクサーがリックと似たような技を保有しているが、継承した経緯などは不明。
テリー・ボガード
全キャラトップクラスのリーチと使いやすさを誇る牽制技を持つ。
新技ファイヤーキックによるブレイクショットが非常に強力で、溜まったゲージは全てブレイクショットに注ぎ込んでもいいと言って過言ではない。
チャージキック(ダッシュ中C(中段))とチャージキック空キャンファイヤーキック(下段)による二択も強力だが、ガードされた時のリスクが高い(※特にファイヤーキック)。
そして体力リードした相手に画面端を背負われると非常に技が振りづらく戦い難いという弱点も…。
アンディ・ボガード
同じく餓狼伝説シリーズの顔。金髪骨法家。カツラ疑惑(※舞のEDより)。
対空、突進、飛び道具と使いやすい技が揃っており、コマンドの簡素化により超必殺技も簡単にコンボに組み込めるようになっている。
避け攻撃の性能が極めて優秀で、リーチが長い上にヒット確認して強斬影拳に繋げる事が出来る。
ただ防御が充実している反面、全キャラ中1、2を争うほどガード崩し能力に乏しく、基本的には攻めて勝つよりリードした体力を守り切って勝つスタイルになる。
ジョー・ヒガシ
ボガード兄弟と同じく餓狼伝説シリーズの顔。ハリケーンアッパーのジョー。
アンディと同じく対空、突進、飛び道具は揃っているし超必殺技&潜在能力ともにコンボに組み込む事が出来るが、致命的なまでに通常技のリーチが短く、ある程度まとまったダメージを取るには相手とほぼ密着、さらに加えて相手が立ち状態という厳しい条件が要求される。
アンディと違い牽制技のリーチも短く、さらに飛び道具のハリケーンアッパーが見た目より遥かに当たり判定が小さいので、飛ばせて落とすという戦法も実践しづらい。
不知火 舞(しらぬい まい)
コンビネーションアタック、ブレイクショット、フェイントキャンセル、避け攻撃対空etc…このゲームで覚えるべきシステムをひと通り使いこなす事が出来る上に、キャラ性能自体も文句無しの万能キャラ。
特に潜在能力「花嵐」は超が付くほど強力無比な性能なので、初心者には是非ともオススメしたい。
タイミングは難しいが、ジャンプBを低めに当てるとガード不能になるので(※タン以外)、これを使いこなせるようになれば出の速い無敵対空技を持たない何人かのキャラを画面端でハメ殺す事も可能になる。
弱点らしい弱点と言えば、舞自身が出の速い無敵対空技を持っていない事くらい。
ギース・ハワード
RB2の代名詞になるほど猛威を振るった「雷光投げ」が強力。
特に潜在能力「羅生門」による雷光投げは、キャラによっては牽制技の外から吸えるので回避や迎撃が非常に困難。
ただ、投げだけではなく牽制や避け攻撃、空対空の小ジャンプC、下段始動のコンビネーションなど打撃技も優秀なので、打撃で固めながら要所で的確に投げを狙う戦い方が有効。
レイジングストームのコマンドが簡素化したので対空としても使いやすくなった。
ゲージを溜められる技が基本的に烈風拳しか無いので、ゲージ溜め能力には少々難がある。
ブルー・マリー
コマンドサンボ使いのクールビューティー。本名マリー・ライアン(「餓狼MOW」のケビンは遠い親戚)。
お手軽要素一切無し。
全ての技に癖があり、通常技のリーチも短い。
ガードを崩す手段はある程度豊富だが相手の攻撃を切り返す手段が皆無で、牽制技も貧弱なので攻められ放題と、良いとこ無しの最弱クラス
………なのはあくまで通常状態の話であり、潜在能力「M・エスカレーション」を発動して特定の必殺技が使えるようになるとヒエラルキーが反転し、一気に最強クラスに大変身。
特にバーチカルアローは、屈B(もちろん下段)から繋がるほど出が速いのに初段から中段判定というハメに近い性能を誇り、さらにそこから大ダメージを与える真の潜在能力「M・トリプルエクスタシー」に繋げる事が出来る。
ただし、潜在能力を発動しても通常技が変わるわけではないので、ダメなものはダメ。
キム・カッファン
正義のさわやかテコンドー使い。ドンファンとジェイフンの親父。
多彩な牽制技と使いやすい必殺技が揃っているので、初心者にも扱いやすい。
さらに対空技の飛燕斬は、見た目の地味さに反して本作屈指の対空性能を誇る上にブレイクショットにも対応しているので、攻めこまれた時の切り返しにも非常に優秀。
相手をスウェーラインに送る弱攻撃からのコンビネーションが、スウェーラインに居る相手をメインラインへ戻す対スウェー上段攻撃から目押しで繋がるので、そのループを絡めた画面端での猛攻はかなり凶悪。
その代わりガード崩し能力にはかなり乏しい(※デカキャラを除く)。
ビリー・カーン
リーチの長い通常技、牽制にも優秀な必殺技、そして信頼できる対空性能の避け攻撃を持つ。
ジャンプ攻撃に癖があり、かつジャンプの速度が緩やかなので主に地上で相手の攻撃を捌きながら戦うスタイルになる。
アンディと双璧をなすほどガード崩し能力が皆無なので、相手に体力リードされた時は逆転するのが非常に困難。
望月 双角(もちづき そうかく)
とにかく相手を画面端に追い込んでからが双角の真骨頂で、邪棍舞(飛び道具判定の打撃技)の追加技と鬼門陣(コマンド投げ)を軸にしたガード崩しが凶悪。
チャンスがあれば永久コンボで相手を葬る事ができる。
画面中央では使いづらいブレイクショットも画面端では大幅に使いやすくなり、相手は無闇に反撃することも出来ない。
ただ機動力に難があり、かつ無敵対空を持っていないので、相手を画面端に追いやるまでが課題になる。
山崎 竜二(やまざき りゅうじ)
リーチの長い牽制技で相手を寄せ付けず、かつ攻め込む時は発生が最速の特殊技と蛇使いキャンセルを軸に猛攻を仕掛けられる。
超必殺技がコンボに組み込めて、潜在能力のドリルも狙い所が多く、デカキャラ扱いの中では最も万能に戦えるキャラ。
その代わり技一つ一つの隙が大きく、牽制技の主軸である蛇使い中段は一部キャラにはただの前ダッシュで抜けられてしまうので、無闇に振りまくるのは禁物。
レベル5ドリルは男のロマンなので要練習。
ボブ・ウィルソン
ドレッドヘアーのカポエイラマスター。パオパオカフェ2号店店長。
優秀な牽制技を持ち、相手を固める能力も高い。
潜在能力も非常に使いやすく、さらに画面端どころか画面中央付近でも通常投げから、悪名高い永久コンボを入れることが可能。
無敵時間は少ないものの出の速い対空技も持っているので一見万能に戦えそうなキャラだが、ガード崩しは投げに頼らざるを得ず、さらにしゃがんだ相手にコンボが入れづらいなどの弱点も持つ。
ホンフゥ
山崎を追う香港警察の刑事。ヌンチャクマスター。漢字表記は「紅虎」。
信頼度抜群の無敵対空を持ち、牽制技や固め技も優秀。
超必殺技と潜在能力が若干使いづらいので、ゲージは主にブレイクショットに注ぎ込んでいい。
このキャラもガード崩し能力が乏しいので、相手の攻撃にきちんと対応してリードを奪っていくのが重要。
1チャンスで大ダメージが取れるキャラではないので、かなり堅実に戦わないといけない。
タン・フー・ルー
達人ジジイ界の重鎮。「ネオジオバトルコロシアム」ではか◯は◯波も会得。
基本的にはどのキャラと対する場合でも、強力な牽制技である遠立Aと遠立C、ブレイクショットにも対応し弱攻撃から繋がる弱箭疾歩、判定の強いジャンプCと低めに当てるとガード不能になるジャンプBを絡めて自分の間合いとリズムをキープしながら戦うことができる。
潜在能力が使えない限り1コンボで大ダメージを取ることは出来ないが、堅実にダメージを重ねていける事こそタンの強み。
空中での食らい判定が特殊で「タン限定コンボ」が数多く存在する。特に舞は通常投げから追撃が入るので要注意。
チン・シンザン
とにかくブレイクショット弱破岩撃がこのキャラの全てと言っても過言では無い。
溜め技ゆえに実質レバーを前に入れてBボタンを押すだけで、出が非常に速く無敵時間まで付随したブレイクショットが出せる。
超必殺技と潜在能力の性能がイマイチなので、溜まったゲージは全てブレイクショットに注ぎ込んでもよい。
他にも全キャラで唯一対メイン上下段攻撃からコンビネーションとして屈Cが繋がるなど、トリッキーな動きも可能。
一つ一つの技の癖が強く、まとまったダメージが取りづらいのが難点。
フランコ・バッシュ
リーチの長い牽制技を持ち、そこそこ性能の良いブレイクショット対応技も有するが、身体が大きいせいで相手に攻め込まれやすい。
また攻めに転じてもガードを崩す手段に乏しく、潜在能力を挟まないと1コンボで大ダメージが取れないので、遠立CとB+C同時押しのバロムパンチを軸にした堅実な戦いを強いられるキャラ。
ダック・キング
体力ゲージが半分になり、超必殺技が使い放題になってからが最も恐ろしいキャラ。
ガードされてもほとんど反撃を受けない上にブレイクショットにも対応している弱ヘッドスピンアタックを主軸にし、相手の裏をかくトリッキーな技の数々を絡めて、隙あらば常にブレイクスパイラル(投げ超必殺技)やブレイクスパイラルブラザー(空中投げ超必殺技)を狙っていく。
通常技も優秀なものが揃っているので、技の偏りも苦にせず全てのキャラとまともに戦える能力がある。
秦 崇雷(ジン・チョンレイ)
無敵対空、飛び道具、突進技が揃っていて、ジャンプ強攻撃も非常に優秀。
主力になるコンビネーションも簡単なので初心者にはとてもオススメ。
堅実に戦うだけではなく、食らい判定が小さくなる移動技の龍転身や、空振った時の硬直がほとんど無い真・神足拳などで相手を翻弄する戦い方もできる。
超必殺技と潜在能力は連続技に使えず癖があるものの、性能を把握すれば様々な使い道がある。
秦 崇秀(ジン・チョンシュウ)
秦兄弟の弟者。兄者と一緒で身長170cmあるよ!ほんとだよ!
兄同様無敵対空、飛び道具、突進技が揃ってはいるがその性能は全く異なる。
無敵対空技の天耳拳はブレイクショットに対応し、真上に上昇して相手を吸い込む性能が備わっているので攻守共に崇秀の主力となるが、他の技は通常技のリーチの短さも相まってイマイチ使い勝手が悪い。
テレポート技の神眼拳で相手を困惑させるトリッキーな動きも出来るが、隙が大きいので狙いどころが難しい。
ローレンス・ブラッド
一言で言って今作最も残念な性能の持ち主であり、安定して戦えるようになるには相当の修練が必要。
主力となるブラッディーカッターも攻撃発生前に無敵が切れるので潰される事が多々あり、ブレイクショットに対応しているものの、しゃがんでいる相手に当たりづらいので気軽に使う事もできない。
オーレイからのガードの揺さぶりも重要だがライン移動で拒否られやすい。
ジャンプ軌道の遅さや身体の大きさも災いして防御面にも難有り。
そんな中、潜在能力のブラッディーシャドーは高性能で、かつコンボ補正を受けないという特性から高ダメージを与えやすいので、是が非でも当てたいローレンスの最終兵器。
ヴォルフガング・クラウザー
重量級のデカキャラに似合わず、持っている技を総動員して相手に的を絞らせない細かい動きで戦うキャラ。
身体の大きさとブレイクショット対応技の発生の遅さが弱点なので、相手に攻め込ませないように間合いを保つ事も重要。
ギガティックサイクロンは前作のような鬼の吸い込みは無くなったものの、広い投げ間合いと高ダメージを持つので、ゲージが溜まった時には積極的に狙っていきたい。
ただし、ダメージはデンジャラススルー(相手を後ろに放る投げ技)からもう一つの潜在能力アンリミテッドデザイアーを絡めたコンボの方が勝るので、狙える時はそちらを狙いたい。
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(管理人:LINN氏)
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