Re-mo(リーモ)とは、株式会社ドワンゴによって提供されている音声通話アプリである。2020年9月4日開始。
概要
完全無料で使えるグループ通話アプリであり、アカウントの登録が必要ない(というかそもそも存在しない)。電話番号もメールアドレスなどの個人情報が一切不要である。そのため、複雑な操作がなくインスタントにすぐ始められる。時間制限などはなく、最大9人まで同時通話可能。
コロナ禍の2020年、しっかりリモート飲み会をホストする者から、常に通話をオンにし生活音ごと共有する者まで現れるなど、ネット越しに人とつながりあうことの需要が増した。LINEなどの従来の通話アプリと異なる点は、情報伝達や連絡よりも「人と時間を共有する」「生活を共有する」ことに重きがおかれているところにある。そのため、このアプリの機能は「通話相手と流れているその時間を共有してのんびりとつながること」と「シンプルであること」に特化している。
時間制限がないため、長時間つけっぱなしにしたまま、食事をしたり、宿題をしたり、テレビを観たりするなど、生活を共有する使い方のほか、作業や移動をしながらのおしゃべりなどもできる。またバックグラウンド再生で通話可能なため、なにか他のアプリを使いながらおしゃべりしたり、ゲームのボイスチャットとして使ったりなどもできる。
グループで写真を共有することもできる。送信した写真はサーバーなどには保存されず、15秒で自動で表示が消える。このことからも、このアプリがいかに「その瞬間の時間と生活の共有」に特化したサービスであるかわかる。
リリース時点では、iOS版のみである。株式会社ドワンゴ専務取締役COOの栗田穣崇氏によると、Android版のリリースは未定であるが、iOS版の利用状況や人気に応じて検討されるそうである。
このアプリは株式会社ドワンゴのプレスリリースでは告知されているものの、ニコニコインフォなどのniconicoサービス内では告知されておらず、niconicoとの関連性もなさそうなことから、あくまでドワンゴのいちサービスであり、niconicoファミリーのサービスということではなさそうである。ただし、ニコニコ生放送で行われた「週刊ニコニコインフォ」第10号では、栗田氏によりこのアプリの紹介がされた。栗田氏によるとNTTの技術が使われているらしい。音声通話サービスの中では音質は良い方であるとされる。
使い方
※最新の使い方は、公式サイトやアプリ内の案内を参照ください。
関連リンク
関連項目
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