S:Pリトルナイトとは遊戯王OCGに登場するモンスターカードである。
概要
S:Pリトルナイト/S:P Little Knight
リンク・効果モンスター(準制限カード)
◤ ▲ ◥ ◀ ロ ▶ ◣ ▼ ◢
リンク2/闇属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左/右】
効果モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが融合・S・X・Lモンスターのいずれかを素材としてL召喚した場合、自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
このターン、自分のモンスターは直接攻撃できない。
(2):相手の効果が発動した時、
自分フィールドのモンスターを含むフィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体をエンドフェイズまで除外する。
2023年7月22日のAGE OF OVERLORDで登場。元ネタについては後述。
解説
(1)の効果はL召喚時に自分か相手のフィールド・墓地のカード1枚を除外する効果。条件として、融合・S・X・Lモンスターのいずれかを素材にする必要があるが、リンク1モンスターを採用出来るデッキなら問題無いだろう。
発動したターン、自分は直接攻撃出来ない点も注意。
(2)の効果は相手の効果にチェーンして、自分フィールドのモンスターを含む表側表示モンスター2体をエンドフェイズまで除外する効果。
(1)の除外も優秀だが、(2)の効果は相手への妨害・相手からの妨害対策になるので強力。
無効効果を使用した《フルール・ド・バロネス》の制約をリセットしたり、《融合強兵》で出した《ナチュル・ビースト》を次の相手ターンで使用できるようにしたりと様々な戦術に活用することが可能。
《I:Pマスカレーナ》で相手ターンにL召喚、2妨害することも可能。
(2)の効果のみ活用するなら、《スプライト・エルフ》で蘇生するという手もある。リンク2の蘇生は相手フィールドにモンスターが存在する必要がある上、OCG・TCGでエルフが禁止カードに指定されている(マスターデュエルは無制限)ため注意が必要。
採用率が非常に高いためか、2024年4月に準制限カードに指定された。
元ネタについて
S:Pリトルナイトは《I:Pマスカレーナ》を踏襲したカード名となっており、その正体は《S-Force 乱破小夜丸》と見ていいだろう。
実は前弾のパックに収録されていた《リトル・チェンジ》において、マスカレーナを追う《S-Force ナイトチェイサー》に対し、フードを被った人物が行く手を阻んでいた。この人物について、刀の柄や脚元などから小夜丸ではないかと推測されていた中での登場である。
SPは「要人警護」の意味を持ち、リトルナイトは「小さい騎士」「小夜」と訳せるため、外見のみならずカード名からも小夜丸との関係性が読み取れる。
関連動画
関連項目
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