TAKUROとは、GLAYのギタリストであり、リーダーでもある。
概要
小学校の頃からの同級生であったTERUと共に、1988年にGLAYを結成する。1994年にメジャーデビュー。GLAYのほとんどの楽曲の作詞・作曲を担当している。
HISASHIと共にギターを担当(ツインギター)しているが、音楽性は正反対。HISASHIがパンクを基調とした、近年のサブカルチャーも取り入れたデジタルな作風を得意とする一方で、TAKUROはアコースティックの傾向が強い。
他のメンバー3人の身長が170cm弱である一方でTAKUROは182cmと、メンバーの中でずば抜けて背が高い。そのせいか、ニコニコ動画では「御大」と呼ばれていたりする。TAKUROを表す顔文字は「 川°し°川 」。
GLAYのメンバーとしてのTAKURO
HISASHIとは同じギターパートだが、HISASHIはリードギターを、TAKUROはリズムギターを担当する事が多い。しかし、TAKUROがギターソロを披露する曲も非常に多い。
ギターの他にも、キーボードやベースを弾くことの出来るマルチプレイヤーである。「逢いたい気持ち」や「時の雫」のPVではキーボード(ピアノ)を弾くTAKUROの姿を確認できる。2017年のライブでJIROが急病により欠席した際は、ピンチヒッターとしてHISASHIと持ち回りでベースパートを担当した。
ライブでは頻繁にコーラスを担当し、その頻度はHISASHIやJIROより多い。またCD音源でも「君の見つめた海」で一部フレーズでボーカルを担当したり、「おまえと供にある」では一曲まるごとメインボーカルを担当したこともある。
ライブ終演時には、他のメンバーがステージから降りた後、客席に向けて長く深いお辞儀をしたあと、全身を使った決めポーズ(Yes!!!)とともに帰っていくのがお約束。
寛大な性格であり、大変なメンバー思いでもある。メンバーが精神的に苦境に立たされたときには「GLAYを解散させても良いからメンバーを休ませてやりたい」と発言するほど。「メンバーの仲が非常に良いバンド」として知られるGLAYには、リーダーとしての彼の存在は必要不可欠である。
GLAYのメンバーで唯一、SNSを利用していない。(JIROも本人名義のアカウントは所持していないものの、本人がパーソナリティーを務めるラジオ番組の公式Twitterアカウントを通して近況を発信することがある)これはTAKUROがGLAY随一のアナログ人間であるだけでなく、ネット上のやり取りよりも面と向かった直接的な対人関係を大切にしている故である。ただし最近はLINEで、メンバー4人のグループトークで談笑することも多いらしい。
音楽性
GLAYの結成以来、バンドの大半の楽曲の作詞作曲を手がけてきた。特にシングルではデビュー以来、2010年の「Precious」に至るまで、実に16年間・42枚連続で表題曲(A面)を担当し続けた。つまり、「HOWEVER」や「誘惑」「Winter,Again」といった、一般人にもGLAYの代表曲として広く知られている楽曲は間違いなくTAKUROによる楽曲だといえる。
亀田誠治氏のプロデュースに移行した2013年前後からは、他のメンバー(特にHISASHIとTERU)にシングルの座を譲ることも増えてきたが、それでも2017年現在GLAYの全楽曲の8割近くをTAKUROが制作している。
それだけの曲数を作ってきただけあって、TAKUROの作風はスピードチューンからスローバラードまで、非常に幅広い。ただ総合的にはアコースティックな作品を作るのを得意としており、2002年のアルバム「UNITY ROOTS & FAMILY, AWAY」(TAKUROが全曲を担当)ではその音楽性がいかんなく発揮されている。
また2016年には、GLAYのメンバーで初めてソロ活動を開始し、B'zの松本孝弘プロデュースのもと、ブルースを中心としたインストゥルメンタル・アルバムをリリースしている。
他のメンバー(特にJIRO)が作曲した楽曲の作詞を担当することもある。
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関連項目
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