The Boor-Leg Mariaとは、VOCALOIDをボーカルに起用した仮想音楽グループの一つである。
略称は「TBLM」。作品全体のプロデューサーは“渋谷(シブヤリョウヘイ)”。
概要
バーチャル・アマチュアバンドの肩書きで活動しているロックバンド。
少しキザでハードボイルドなVOCALOID達が現代社会でグルーヴを放つような世界観を持つ。
デビュー作は“Echoes(2013/04/04)”。時期はさとうささら(CeVIO)の発売三週間前。
作品制作は完全な単独行動であり、作詞も作曲も作画も自己完結が常。
他の何者とも交わろうとしない様は力強い意志すら感じさせる。
ボーカルやコーラスのポジションは不定。歌唱者は作品に応じて変わる。
これも全員VOCALOIDで構成されたメンバーならではと言える。
ジャンルは80年代以降のガレージロックにも似た曲調が主体。ただしサイケっぽさは薄め。
実際に作曲はシンプルな展開やコード進行を好む傾向が強く、
演奏時間も一分半から二分半前後の短い作品が多数を占めている。
楽器もメンバー以上の数は滅多に扱わないため、同じVOCAROCKでも一際ストイックに思わせる。
歌詞については風刺じみたシニカルソングばかりのスタンスとは程遠く、
どちらかといえば恋模様や情緒風情、何気ない日常を歌う詩がメイン。
憂鬱になることも多けれど、彼らのイマジネーションは壮大で清々しい。
平成30年7月現在、第四期The Boor-Leg Maria活動継続中。
作品一覧
第一期
第二期
第三期
第四期
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