THE IDOLM@STER SideM 3rdLIVE TOUR 〜GLORIOUS ST@GE!〜は、アイドルマスター SideMのライブイベントである。
概要
- SideMの3回目となる単独周年ライブ。2018年2月〜4月にかけて開催。
- 会場は千葉(幕張)、宮城(仙台)、福岡、静岡の四都市で、各日2日制(福岡のみ1日)の合計7公演となる。
- SideMのツアーライブは2017年にグリーティングツアー「BEYOND THE DREAM」が行われたが、周年ライブでのツアーは初。
- シンデレラガールズ5thツアー「Serendipity Parade!!!」同様、チケットの販売は千葉(幕張)・宮城を第1弾、福岡・静岡を第2弾とした分割形式でチケットやグッズなどの予約・販売がされた。
- 1st、2ndに続き全国の映画館でのライブビューイング(生中継)も開催。日本国内だけでなく香港や韓国でも開催された。
- 本人確認が導入されており、参加時にパスポートや運転免許証等の身分証を掲示する必要がある。アイマス公式ブログの注意事項はこちら。対応するスタッフにもよるが基本的には厳重に行われる。
- 最近のアイマスライブではコスプレについての問題が多いが、公式に明記されてない以上は禁止である。アイドルの髪型や服装を真似したイメージコーデも賛否が分かれているため避けた方がいいだろう。
- 現地では乾電池式ペンライト(キンブレ等)の使用が禁止されているため、ボタン電池式のペンライトや公式ペンライトが必須となっている。もちろんライビュの場合は自由である。
- 1stは「ファスライ」、2ndは「セカライ」と略されていたが、3rdは「サドライ」または普通に3rdと呼ばれている模様。
- 公式からアニメサントラに収録される新曲「GLORIOUS RO@D」は3rdライブに繋がる大事な曲となっているという告知がされた。
- SideMランティス公式ツイッターで毎公演セットリストと演出が変わることが発表された。
- 最終日の静岡公演2日目にSideMのライブでは初となるサプライズ出演が行われた(後述参照)。
- 2018年7月25日に放送されたアイドルマスター13周年記念ニコ生内で全公演分のBlu-rayの発売が発表された。幕張公演は2018年11月7日発売。仙台、福岡、静岡も順次発売予定。
- 2018年11月3日・4日に西武新宿ペペ広場の大型ビジョン「YUNIKA VISION」にて、幕張公演分のスペシャル上映会を実施する。(詳細ページ)
出演者
幕張公演1日目はSideM初の46人全員揃ってのライブになる。サプライズを除き、最初から全員揃ってライブすることが告知されることは、2017年の765PRO ALLSTARSのライブ「Fun to the new vision!!」以来である。そして1公演に46人が同時に出演するというのは、当時のアイドルマスターシリーズのライブでは過去最多の人数となる。(後に2022年に開催されたシンデレラガールズ10thライブM@GICAL WONDERLAND TOUR!!!ツアーファイナルに記録を破られる。1日目は49人、2日目は58人)
- Jupiterは2ndライブには松岡禎丞(御手洗翔太役)のみ、グリーティングツアーでは分割で出演していたが、幕張公演1日目に1stライブ以来全員揃っての出演となる。
- 幕張公演2日目以降は、これまでのアイマスシリーズの過去のライブツアー同様に、それぞれの公演ごとにメインのMCを担当する出演者がいる。
- 2017年12月28日に、福岡公演にBeitの堀江瞬(ピエール役)と高塚智人(渡辺みのり役)の2人、静岡公演1日目に彩のバレッタ裕(華村翔真役)と中田祐矢(清澄九郎役)の2人が追加出演者として出演することが発表された。
- 全通出演者はおらず、最多出演公演数は5公演(菊池勇成)となっている。
一覧
●はサプライズ
ユニット | 出演声優(配役) | 幕張 | 仙台 | 福 岡 |
静岡 | 出場会場数 (出演日数) |
|||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 2 | ||||
Jupiter | 寺島拓篤 (天ヶ瀬冬馬 役) | ○ | 1 (1) | ||||||
神原大地 (伊集院北斗 役) | ○ | 1 (1) | |||||||
松岡禎丞 (御手洗翔太 役) | ○ | 1 (1) | |||||||
DRAMATIC STARS | 仲村宗悟 (天道輝 役) | ◎ | ○ | ○ | ◎ | 2 (4) | |||
内田雄馬 (桜庭薫 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 2 (4) | ||||
八代拓 (柏木翼 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 2 (4) | ||||
Beit | 梅原裕一郎 (鷹城恭二 役) | ○ | 1 (1) | ||||||
堀江瞬 (ピエール 役) | ○ | ○ | 2 (2) | ||||||
高塚智人 (渡辺みのり 役) | ○ | ○ | 2 (2) | ||||||
High×Joker | 野上翔 (伊瀬谷四季 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | |||
千葉翔也 (秋山隼人 役) | ○ | ◎ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
白井悠介 (若里春名 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
永塚拓馬 (冬美旬 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
渡辺紘 (榊夏来 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
W | 山谷祥生 (蒼井享介 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | |||
菊池勇成 (蒼井悠介 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | 3 (5) | |||
S.E.M | 伊東健人 (硲道夫 役) | ○ | ○ | ◎ | ○ | 3 (4) | |||
榎木淳弥 (舞田類 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
中島ヨシキ (山下次郎 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
彩 | バレッタ裕 (華村翔真 役) | ○ | ○ | 2 (2) | |||||
山下大輝 (猫柳キリオ 役) | ○ | 1 (1) | |||||||
中田祐矢 (清澄九郎 役) | ○ | ○ | 2 (2) | ||||||
FRAME | 熊谷健太郎 (握野英雄 役) | ○ | ◎ | ○ | ○ | 3 (4) | |||
濱健人 (木村龍 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
増元拓也 (信玄誠司 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
神速一魂 | 益山武明 (紅井朱雀 役) | ○ | ○ | ◎ | ● | 3 (4) | |||
深町寿成 (黒野玄武 役) | ○ | ○ | ○ | 3 (3) | |||||
Café Parade | 狩野翔 (神谷幸広 役) | ○ | ◎ | ○ | ○ | 3 (4) | |||
天﨑滉平 (東雲荘一郎 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
古川慎 (アスラン=BBII世 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
児玉卓也 (卯月巻緒 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
小林大紀 (水嶋咲 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
Altessimo | 永野由祐 (神楽麗 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 2 (4) | |||
土岐隼一 (都築圭 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 2 (4) | ||||
THE 虎牙道 | 寺島惇太 (大河タケル 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | |||
小松昌平 (牙崎漣 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
濱野大輝 (円城寺道流 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
もふもふえん | 矢野奨吾 (岡村直央 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | |||
古畑恵介 (橘志狼 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
村瀬歩 (姫野かのん 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
F-LAGS | 三瓶由布子 (秋月涼 役) | ○ | ○ | ○ | 2 (3) | ||||
浦尾岳大 (兜大吾 役) | ○ | ○ | ○ | 2 (3) | |||||
徳武竜也 (九十九一希 役) | ○ | ○ | ○ | 2 (3) | |||||
Legenders | 笠間淳 (葛之葉雨彦 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | |||
汐谷文康 (北村想楽 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) | ||||
駒田航 (古論クリス 役) | ○ | ○ | ○ | ○ | 3 (4) |
チケット先行申込券
幕張公演・仙台公演(4公演分)
- 2017年11月15日発売のCD「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 01」
1つのシリアルで2公演まで - 2017年11月22日発売のBD/DVD「THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-」
1つのシリアルで4公演まで
福岡公演・静岡公演(3公演分)
- 2017年12月13日発売のCD「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 02」
1つのシリアルで2公演まで - 2017年12月13日発売のCD「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 03」
1つのシリアルで2公演まで - 2017年12月13日発売のCD「THE IDOLM@STER SideM ANIMATION PROJECT 04」
1つのシリアルで2公演まで - 2017年12月27日発売のBD/DVD「アイドルマスター SideM 第1巻」
1つのシリアルで3公演まで
各公演詳細
幕張公演
- 【日程】2018年2月3日(土)開場16:00 開演17:30 / 2018年2月4日(日)開場14:30 開演16:00
- 【会場】幕張メッセイベントホール
- 1日目はキャスト46名全員が揃う
- 1日目のMCの担当は公表されていないが、DRAMATIC STARSの仲村宗悟(天道輝役)が最初と最後の挨拶を行った。2日目のMCはCafé Paradeの狩野翔(神谷幸広役)が担当した。
出演者
1日目
|
2日目 |
セットリスト
1日目
- DRIVE A LIVE / 全員
- STARLIGHT CELEBRATE! / DRAMATIC STARS
- TOMORROW DIAMOND / Beit
- Reversed Masquerade / Café Parade
- バーニン・クールで輝いて / 神速一魂
- 桜彩 / 彩
- Over AGAIN / Jupiter
- Study Equal Magic! / S.E.M
- JOKER➚オールマイティ / High×Joker
- 情熱…FIGHTER / THE 虎牙道
- Tone's Destiny / Altessimo
- Symphonic Brave / Legenders
- カレイド TOURHYTHM / Jupiter、W
- Fun! Fun! Festa! / Beit
- 夢色VOYAGER / F-LAGS
- もっふいんざ・ぼっくす♪ / もふもふえん
- AFTER THE RAIN / W
- MISSION is ピースフル! / FRAME
- 夏時間グラフィティ / Beit、High×Joker、W
- 流星PARADE / DRAMATIC STARS、S.E.M、Jupiter
- From Teacher To Future! / S.E.M
- Sunset★Colors / High×Joker
- Alice or Guilty / Jupiter
- BRAND NEW FIELD / Jupiter
- ARRIVE TO STAR / DRAMATIC STARS
- Reason!! / 全員
- Beyond The Dream / 全員
- 【アンコール】GLORIOUS RO@D / 全員
- 【アンコール】DRIVE A LIVE / 全員
2日目
- Reason!! / 全員
- Reversed Masquerade / Café Parade
- Symphonic Brave / Legenders
- Tone's Destiny / Altessimo
- サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday / S.E.M
- MOON NIGHTのせいにして / DRAMATIC STARS
- A CUP OF HAPPINESS / 狩野翔(with 笠間淳、駒田航)
- Café Parade! / Café Parade
- Echoes My Note / 永野由祐
- The 1st Movement 〜未来のための二重奏〜 / Altessimo
- String of Fate / Legenders
- ∞ Possibilities / S.E.M
- Never end「Opus」 / Altessimo
- DRAMATIC NONFICTION / DRAMATIC STARS
- À La Carte FREEDOM♪ / Café Parade
- Legacy of Spirit / Legenders
- THIS IS IT! / 榎木淳弥(with 仲村宗悟、小林大紀)
- From Teacher To Future! / S.E.M(with 土岐隼一、天﨑滉平、古川慎)
- ARRIVE TO STAR / DRAMATIC STARS
- 流星PARADE / DRAMATIC STARS、S.E.M
- Eternal Fantasia / Café Parade、Altessimo、Legenders
- Beyond The Dream / 全員
- 【アンコール】GLORIOUS RO@D / 全員
- 【アンコール】DRIVE A LIVE / 全員
主な出来事
1日目
- ユニット曲のトップバッターはSTARLIGHT CEREBRATE!と、2ndライブの始まり方を彷彿とさせた。
- TOMORROW DIAMONDの間奏では、2018年1月にMobage版SideM内にて実施されていたイベン
ト「怪盗団シャノアール~呪われし女神の涙~」のガシャR【怪盗団】鷹城恭二+のポーズを再現した手
袋を加えるしぐさを、鷹城恭二役・梅原裕一郎がやってのけ、会場を沸かせた。また曲が終わる際には、
3人それぞれがステージ上に跪き、「指輪の入った箱を相手に向かって開ける」というプロポーズのよう
な演出も組まれ、世界がBeitと結婚してしまったのであった。 - バーニン・クールで輝いてが終わり、歓声もそこそこに次の曲の準備を始め静まる会場。そこへ聴こえ
てきたのは聞いたことのないイントロ、そしてモニター上には「桜彩」の文字。彩の完全未公開新曲、
桜彩のお披露目の瞬間だった。彩は順当にいけば、3rd ANNIVERSARY新曲を初披露するのは静岡1日目公演だったのであろうが、そこでは猫柳キリオ役・山下大輝が不参加の為、3人そろっての出演が幕張1日目公演のみであった。そのため、SideM史上初となる、試聴未解禁の状態での初披露をするに至った。
後のMCでは、3人でいたずらっぽく「びっくりし(まし)た(でにゃんすか)?」と笑い、「サイリウムの色に迷うプロデューサーの様子が面白かった」「びっくりするプロデューサーちゃんがかわいかった」などと語った。 - 情熱…FIGHTERでは、モニター上に3人それぞれに分割された、格闘ゲームのような画面が映し出された。曲中にそれぞれのHPが増減したりする凝りっぷりであった。
- カレイドTOURHYTHMは2ndライブに続き2度目の披露となったが、今回は念願のフルメンバーでの披露となった。6人?いやそんなはずは・・・
- 夢色VOYAGERはF-LAGS初のトロッコでの披露となった。曲中には、会場全体でウェーブを作る演出もなされた。
- もっふいんざ・ぼっくす♪の曲中、幕張現地で見守っていたプロデューサーはこう思ったであろう。「ステージ上に4人目のもふもふえんがいる・・・」と。そしてライブビューイングで見守っていたプロデューサーはこう思ったであろう。「もふもふえんのVRステージだ・・・」と。4人目のもふもふえん改め、カメラマンがステージ上をくるくると動きまわり、映像で観ると、まるでもふもふえんのVRステージを体験しているような気分になる、という仕組みであった。まさに「ライブビューイング現地」を体現したこの演出は、3rdライブではもふもふえんに限らずいくつかのユニットでも用いられた。
- AFTER THE RAINはTVアニメ第6話で初解禁となった新曲。2人で手を取り合いながら、2人だからこそ表現できるダンスで会場を驚嘆させた。後のMCでは、蒼井悠介役・菊池勇成が泣き崩れてしまうというシーンも。1st、2ndとやってきて毎回どこか悔しさの残るステージだった中で、初めてノーミスのパフォーマンスを披露できて安心してしまったという菊池の涙に、監督とプロデューサーからは温かい拍手が贈られた。
- 夏時間グラフィティでは、曲中に大きなボール(若里春名役・白井悠介曰く「ドーナツボンバー」)が放たれ、会場を盛り上げた。しかしなかなか思うようにボールが回らず、ステージにボールが戻ってきてしまったり、ライブビューイングカメラに何度もボールが乱入するなど、ちょっとしたハプニングだらけのステージであった。
- Sunset★Colorsは、当日2度目のトロッコ披露。TVアニメ10話のライブシーンで登場した、カラフルな風船をたくさんトロッコに括り付けて会場内を歌いまわった。各々の楽器ソロパートでは、おなじみとなったエア楽器が披露されたが、白井はそばにあった風船をドラム代わりにして激しく叩いていた。この様子はライブビューイングカメラにもしっかりおさえられており、思わず笑ってしまった人も少なくないだろう。
- Sunset★Colorsが終わり、客席の視線が再びメインステージへと戻されたそのとき、聴き慣れたイントロが響き渡り、会場は悲鳴と動揺に包まれた。Jupiterによる8年越しのAlice or Guiltyオリジナルメンバー初披露である。モニターには、961時代に用いられていた旧Jupiterロゴが映し出され、アイドルマスター2のMVに沿った、千手観音やポジション確認などのお馴染みの振付やライティング、また衣装も、ブラッキッシュ961SPをイメージしたものになっており、多くのプロデューサーを沸かせた。その動揺と歓声は曲の間中ずっと、収まることはなかった。そしてその歓声も鳴りやまぬまま、モニター上のロゴが315プロのJupiterロゴに変わり、曲はBRAND NEW FIELDへ。ブラッキッシュ961SP風衣装を脱ぎ、315プロとしての衣装をまとって歌い踊るJupiterの姿は、まさしくEpisode of Jupiterのライブシーンそのままであった。
- ARRIVE TO STARが終わると、着替えタイムも兼ねた幕間映像が映し出される。SideMの歩みをなぞったその映像が終わると、ステージにはオープニング以来の46人の姿が。新衣装「グローリーモノクローム」を身にまとい、Reason!!を歌唱。曲が終わると同時に、アニメOP衣装を着た46人のアイドルたちの新規イラストがモニターに映し出され、また会場を大きく沸かせた。
- アンコール後の大団円では、SideMライブ恒例でもある、ユニット毎のお揃いTシャツを着て登場。人数の関係もあり、各々の挨拶はかなり簡略化されたものであったが、秋月涼役・三瓶由布子の「46人でアニメに出たーい!!」という叫びには、会場中のプロデューサーが拳を突き上げた。
- 3rdライブ全公演通しても最大曲数、終演時刻は9時半にまで及んだこの幕張1日目公演、実にJupiterは全体曲を含めて10曲を披露することとなった。当初、Over AGAINは披露しない予定であったが、天ケ瀬冬馬役・寺島拓篤の打診により、披露されることとなった。
2日目
- 1日目のオープニング映像がユニット毎の紹介だったのに対し、2日目以降は、出演アイドルそれぞれが紹介される映像となった。また、このオープニング映像内で1番最初にアップになるアイドルがその日のMCを務める、という法則も見出された。
- 最初のMCにて、MCの神谷幸広役・狩野翔から、幕張2日目公演のテーマが「SHOW」であることが発表された。狩野が言うとただのシャレにしか聞こえないのはお察し。
- SideM楽曲の中でも特に高い火力を誇るMOON NIGHTのせいにして。3rdライブでは曲に特殊イントロが追加され、それが流れているあいだにモニターに大きな満月が映し出される、という演出が追加された。そしてその演出を見た時、誰かが叫んだ。「月が出たぞおおおおお「!!!」と・・・
- SideM初のソロ曲フル初披露の先陣を切ったのはA CUP OF HUPINESS。「ステキなステッキ」を使っての華麗なパフォーマンスであった。狩野が言うとただの(ry
- Café Parade!は、センターステージ(通称出べそ)を利用したフォーメーションで披露された。その斜めのフォーメーションが、かつて同じく「3rdライブの幕張公演」で披露された「5人のユニット曲」のフォーメーションとよく似ていたため、既視感を得たプロデューサーも多かったのではないだろうか。
- Echoes My NoteはGREETING TOUR北海道公演での1番のみの披露を経てのフル初披露。これにより、GREETING TOURで既に1番のみ披露済みの楽曲でも容赦なくフル披露されることが確定した。椅子に座りながらはにかみ笑顔で歌う神楽麗役・永野由祐。その足元に炊かれるスモーク。揺れる黄色のサイリウム。その景色はまさしく「雪の下のタンポポ」であった。
- À La Carte FREEDOM♪は、まさかのトロッコ披露であった。5人それぞれバラバラの場所で歌いまわる中、トロッコは相変わらずのスピードで動いていたため、途中でアスラン役の古川慎が曲がり角で踏ん張る声などがもろにマイクに乗っていたりもしていた。後のMCでボールを持ったままメインステージに現れ、そのボールを再び客席に投げるも、古川が投げたかなりの剛速球がプロデューサーに直撃し、平謝り状態になっていた。プロデューサーは無事であった。
- THIS IS IT!はミラーボールに反射するピンクと黄色の光の中で披露された。2番からはバックダンサーとして天道輝役・仲村宗悟と水嶋咲役・小林大紀も登場し、マイケル・ジャクソンをモチーフとしたキレキレのダンスで魅せた。余談だが、この日観に来ていた、桜庭薫役・内田雄馬の姉であるシンデレラガールズの神崎蘭子役・内田真礼は、DRAMATIC STARS担当の類、咲推しのため、この曲を「私得だった」と語っていたらしい。
- From Teacher To Future!では、曲の前に、TVアニメ第6話の口上が太鼓の音と学ラン付きで再現された。また曲中では、ポンポンを持ったバックダンサー陣が、サビのラインダンスの振付にも負けない圧巻のチアダンス風の振付を披露した。その際の都築圭役・土岐隼一のハッスルぶりが後々話題となった。
- この日のユニット曲トリを飾ったのはEternal Fantasia。全体曲を除けば最大の10人での披露な上、フォーメーションが細かく変わる振付なためギリギリまで仕上がりがうまくいっておらず、リハーサルでは三瓶から「大丈夫?」と心配されるほどであったが、本番ではそれらを感じさせない圧巻のパフォーマンスであった。
仙台公演
- 【日程】2018年2月24日(土)開場16:00 開演17:30 / 2018年2月25日(日)開場14:30 開演16:00
- 【会場】ゼビオアリーナ仙台
- 1日目のみ神速一魂が、2日目のみFRAMEが出演する
出演者
1日目 |
2日目 |
セットリスト
1日目
- Reason!! / 全員
- 夏時間グラフィティ / High×Joker、W
- バーニン・クールで輝いて / 神速一魂
- RAY OF LIGHT / THE 虎牙道
- うぇるかむ・はぴきらパーク! / もふもふえん
- 夢色VOYAGER / F-LAGS(with 益山武明、深町寿成)
- “W”onderful Tactics! / 山谷祥生(with 矢野奨吾、古畑恵介)
- “W”orldwide Ambitions! / 菊池勇成(with 小松昌平、徳武竜也)
- HANAMARU LIFE / 浦尾岳大(with 野上翔、千葉翔也)
- 伝えたいのはこんなきもち / もふもふえん
- ♡Cupids! / F-LAGS
- ナツゾラRecords / 渡辺紘
- Genuine feelings / 永塚拓馬
- Sunset★Colors / High×Joker
- 強く尊き獣たち / THE 虎牙道
- ROAD TO THE FUTURE / 濱野大輝
- いつかこの瞬間に名前をつけるなら / High×Joker、W
- 漢一貫ロックンロール / 益山武明
- 威風堂々と / 深町寿成
- RIGHT WAY, SOUL MATE / 神速一魂
- AFTER THE RAIN / W
- PRECIOUS TONE / 千葉翔也
- HIGH JUMP NO LIMIT / High×Joker
- Beyond The Dream / 全員
- 【アンコール】GLORIOUS RO@D / 全員
- 【アンコール】DRIVE A LIVE / 全員
2日目
- Reason!! / 全員
- RAY OF LIGHT / THE 虎牙道
- LEADING YOUR DREAM / W
- ♡Cupids! / F-LAGS
- Swing Your Leaves / FRAME
- OUR SONG -それは世界でひとつだけ- / High×Joker
- 伝えたいのはこんなきもち / もふもふえん
- 新世代ワールド・ビッグスター! / 古畑恵介
- 青春!サティスファクション / 白井悠介
- JOKER➚オールマイティ / High×Joker
- ハートフル・パトローラー / 熊谷健太郎
- もっふ・いんざぼっくす♪ / もふもふえん
- …掲げよう、偽りなき自分を。 / 徳武竜也
- 羽ばたきのMy Soul / 三瓶由布子
- With…STORY / F-LAGS
- 夏時間グラフィティ / High×Joker、W
- RULE 〜牙ヲ穿テヨ〜 / 小松昌平(with 菊池勇成、熊谷健太郎)
- その場所へ行くために-KEEP ON FIGHTING- / 寺島惇太
- 情熱…FIGHTER / THE 虎牙道
- いつかこの瞬間に名前をつけるなら / High×Joker、W
- VICTORY BELIEVER / W
- 勇敢なるキミヘ / FRAME
- Compass Gripper!!! / FRAME、F-LAGS、もふもふえん
- Beyond The Dream / 全員
- 【アンコール】GLORIOUS RO@D / 全員
- 【アンコール】DRIVE A LIVE / 全員
主な出来事
1日目
- RAY OF LIGHTは、この公演の4日前に試聴が解禁された状態での高速初披露となった。試聴の段階でかなりの部分が公開されており、ラップパートでのプロデューサーのコールも初披露とは思えないほどのものであった。
- うぇるかむ・はぴきらパーク!の間奏では、「探検しちゃお〜!」の掛け声とともに、まさかの舞台裏見学ツアーが敢行。間奏のあいだだけであったため少しではあったが、舞台裏の通路を抜けて再びステージに戻ってくるという演出であった。
- 夢色VOYAGERの曲中では、神速一魂の2人が旗をもって登場。長ランと旗の組み合わせはさすがの見栄えであったが、黒野玄武役・深町寿成が旗の扱いに少し手間取っていたのがまた少しの笑いを誘った。
- Wのソロ曲は2曲続けての披露。享介のソロのアウトロから、悠介のソロのイントロが途切れることなく上手く融合したひとつの曲のようなアレンジになっていた。”W”orldwide Ambitions!では牙崎漣役・小松昌平と九十九一希役・徳武竜也がバックダンサーとして登場し、3人でサッカーをする、という遊び心満点の演出。悠介にゴールを入れられ、悔しがる漣、という構図も見られた。
- HANAMARU LIFEはアイマス内4曲目となるタオル曲(ほかはYOU往MY進!、JOKER↗オールマイティ、Beat the World!!!)。バックダンサーは伊瀬谷四季役・野上翔と秋山隼人・千葉翔也と、SideMのタオル担当High×Jokerからの登場であった。後のMCでは兜大吾役・浦尾岳大より、バックダンサー2人に対し「タオル職人」という二つ名が与えられた。野上によれば、「タオル職人と呼ばれるのはやぶさかではない」とのこと。
- ♡Cupids!の間奏では、2016年2月にMobage版SideM内で実施されたイベント「バレンタインライブ2016」のF-LAGSのそれぞれのカードを再現したポーズをとっていた。
- ナツゾラRecordsを歌い終えた榊夏来役・渡辺紘の視線の先にあったのはグランドピアノ。そこに現れる冬美旬役・永塚拓馬の姿に会場は大きく息をのんだ。深くお辞儀をし、ピアノを弾き始めるその指は、カメラ越しにもわかるほどに震えていた。アイマスライブでも初となる、ピアノ弾き語りである。しかも後ろに音源は一切なく、この日の為に編曲された、「Genuine Feelings ピアノVer.」であった(編曲・ピアノ指導を担当したのは、瑠璃色金魚と花菖蒲の作編曲で知られるラムシーニ)。初めは震えていた指も声も、曲が進むごとにだんだんと力強いものになっていき、皆固唾をのみながら、サイリウムも振らず(振れず)に旬もとい永塚の弾き語りに聴き入っていた。
- ピアノ生弾き語りの衝撃もつかの間、さらにとんでもない衝撃がプロデューサーたちを襲った。演奏を終えた永塚が走っていくメインステージにはバンドセットが。これまたアイマスライブ初の、キャストによるバンド生演奏である。後ろで音源は流れていたものの、当て振りではなく正真正銘の生演奏であり、その様子はまさに、TVアニメ第10話のライブシーンそのままであった。幕張1日目公演では省略されたメンバー紹介も行われ、各々の楽器ソロもエアではない本物で披露された。
- ROAD TO FUTUREは曲中に火柱が上がる演出がなされた。
- 漢一貫ロックンロールでは、ライブステージ初となるにゃこ(のぬいぐるみ)が紅井朱雀役・益山武明の肩に乗って登場した。
- 暗転した中で突如会場に響いた「ブチッ」という音。誰しもが「機材トラブルか?」と訝しんだそのとき、ライトが照らした中にいたのは、ギターを下げた秋山隼人役・千葉翔也であった。ミリオンライブのジュリア役・愛美以来2人目となるギター生演奏が披露された。千葉はこの日、HANAMARU LIFEでバックダンサーとして登場していたため、ソロ曲披露は無いと思われていたが、これにより、バックダンサーとソロ曲披露が同日に行われるのもあり得ることが確定となった。曲の最後で「ありがとう」と笑う姿は、さすがは伊瀬谷四季が秒で軽音部入りを決めるほどのカリスマギター担当秋山隼人であった。
- HIGH JUMP NO LIMITは、旬の「アイドルのHigh×Jokerも見たいですよね?」という掛け声からスタート。まさにアイドルでもあり、バンドでもあるHigh×Jokerのあり方を示した一曲となった。
2日目
- 最初の挨拶で、プロデューサーは「ドーナツを揚げる油」になった。
- Swing Your Leavesでは、特殊イントロが追加され、ステージにFRAMEがそれぞれ誰かを捜すように駆け込んでくる演出から始まった。曲そのものが優しいラブソングであり、それに相応しく、且つFRAMEらしさの残る動きの大きいダンスで魅せた。間奏では、3人それぞれが異なるシチュエーションでの「デート」を表現しており、まるでFRAMEとデートをしているかのような錯覚に陥る演出だった。
- 新世代・ワールドビッグスター!は、ヘッドセットでの披露。「いっつもまじでマジメなそんなヤツと どーぶつみたくちっさいヤツと」の歌詞の部分では、モニターに直央とかのんのシルエットが映し出されていた。「こんしんのステップふんじゃうぜ」では思わず会場がざわめくほどのステップを見せており、まさにワールドビッグスター橘志狼であった。
- 青春!サティスファクションは、イントロ前にTHE ROLLING STONESの楽曲「satisfaction」が少し流れ、春名が登場して歌い始める、という演出であった。歌い終わりで、大きく足を広げて座り込んで後ろに倒れる、という白井のアドリブ動作が入った。そこから「春名おつかれ〜!」と、High×Jokerのメンバーが入ってきて歌う、という白井にとっては鬼のようなセットリストだったが、MCでの白井曰く、疲れていてもみんなで歌うと自然と楽しくなってきてしまい、「コレガ、ナカマカ・・・」という気持ちになったとのこと。
- ハートフル・パトローラーでは、曲の前に握野英雄役・熊谷健太郎による「聞いてくれ、ハートフル・パトローラー」という台詞がはいってからのパフォーマンスとなった。間奏中に大きくジャンプした熊谷だったが、バランスを崩してしりもちをついてしまった。だが照れたように笑い「大丈夫!」といって歌を続ける姿にときめいた者も少なくないだろう。
- ステージ上に置かれたテーブルにスポットが当たり、ペンをマイクに持ち替える動きから始まった、・・・掲げよう、偽りなき自分を。では、モニター上に開かれた本が映し出され、その中に歌と連動して歌詞がつづられていく、というなんとも元小説家らしい演出であった。途中歌詞を間違えてしまう場面もあったが、止まることなく歌い続けた徳武の度胸と、後のMCでそれを悔しがり、次こそはと意気込む意志には温かい拍手が贈られた。
- 羽ばたきのMy Soulは涼のイメージカラーであるノイエグリーンのライトの中に、涼の876の仲間である日高愛と水谷絵理のイメージカラーであるスプラッシュレッド、イノセントブルーのライトを交えたステージであった。そこからの繋ぎで披露されたWith…STORYでは、モニターにMobage版SideM内で公開されているコミックから、3人それぞれのコマが映し出され、中には愛、絵理だけでなく石川社長や桜井夢子、武田蒼一などの姿も見えた。
- RULE ~牙ヲ穿テヨ~は、ヘッドセットでの披露であった。元アクション俳優である小松の本領発揮といわんばかりに、キレキレのダンスやバク転も取り入れられていた。バックダンサーとして登場した菊池と熊谷は、小松も含めて2ndライブで結成された通称「滞空時間組」であり、小ネタポイントである。
- この日のユニット曲トリを飾ったのはCompass Gripper!!!。勇敢なるキミへの盛り上がりをそのままに、信玄誠司役・増元拓也が曲名を叫ぶ様はさながらニチアサの必殺技シーンであった。
- 大団円のアンコール後のDRIVE A LIVEでは、毎回ユニットを超えた仲良しショットが沢山見られることでおなじみだが、仙台2日目公演では特にそれが顕著であった。Mobage版SideM内で2016年3月に実施された「ホワイトデーライブ2016」で両面SRを飾って以来の人気の組み合わせである牙崎漣と伊瀬谷四季の、前述の両面SRを再現した小指投げキッスや、315プロ内のゲーム好きで構成された「ゲーム組」から、大河タケルと秋山隼人と兜大吾が並んでゲームコントローラーをピコピコするジェスチャーをしたり(後に「ゲーム組」がTwitterでトレンド入り)と、ファンにはたまらないショットが多々見られた。
- 最後のキャスト全員による肉声での「ありがとうございました!」において、先に音頭を取るMCの熊谷の「ありがとうございました」に思わず増元もかぶせて「ありがとうございました」を叫んでしまうというちょっとしたハプニングが起こる。周りにイジられながら照れ笑いが止まらなくなる増元の圧倒的「かわいさ」には誰もが癒されたことだろう。まっさんかわいい。ありがサンキューを幻視した奴は手を上げろ
福岡公演
- 【日程】2018年3月25日(日)開場14:00 開演15:30
- 【会場】西日本総合展示場 新館
- 他の公演と異なり1日のみであり、30分早く始まるので注意
- Beitの2人が追加出演者として出演する
- 4月からランティスがバンダイビジュアルに吸収合併されるため、ランティスとして最後のアイドルマスターのライブとなる
- デレ5th参加者によると、フラットな会場のため後ろの方はモニターも見辛いらしい
- MCはS.E.Mの伊東健人(硲道夫役)が担当した。
出演者
- S.E.M(伊東健人、榎木淳弥、中島ヨシキ)
- Café Parade(狩野翔、天﨑滉平、古川慎、児玉卓也、小林大紀)
- THE 虎牙道(寺島惇太、小松昌平、濱野大輝)
- もふもふえん(矢野奨吾、古畑恵介、村瀬歩)
- Legenders(笠間淳、汐谷文康、駒田航)
- Beit(堀江瞬、高塚智人)
セットリスト
- Reason!! / 全員
- From Teacher To Future! / S.E.M(with 狩野翔、天﨑滉平、古川慎)
- うぇるかむ・はぴきらパーク! / もふもふえん
- Café Parade! / Café Parade
- Symphonic Brave / Legenders
- 強く尊き獣たち / THE 虎牙道
- 魔法のステアー / 堀江瞬
- Cherish BOUQUET / 高塚智人
- Fun! Fun! Festa! / Beit(with 寺島惇太、小松昌平、濱野大輝)
- Piece Montee / 天崎滉平
- ほっぷ・すてっぷ・ハイ、しーぷ! / 矢野奨吾
- もっふ・いんざぼっくす♪ / もふもふえん
- Secret! Playful! Drive! / S.E.M
- フェイバリットに踊らせて / 小林大紀(with 堀江瞬、高塚智人)
- ワンホール=ワンダーランド! / 児玉卓也
- Reversed Masquerade / Café Parade
- Sweep Your Gloom / 笠間淳(with 榎木淳弥、中島ヨシキ)
- Flowing Freedom / 汐谷文康
- Legacy of Spirit / Legenders
- RAY OF LIGHT / THE 虎牙道
- ∞ Possibilities / S.E.M
- Learning Message / 伊東健人
- スマイル・エンゲージ / Beit
- エウレカダイアリー / Beit、S.E.M
- Beyond The Dream / 全員
- 【アンコール】GLORIOUS RO@D / 全員
- 【アンコール】DRIVE A LIVE / 全員
主な出来事
- 開幕のFrom Teacher To Future!では、幕張2日目公演と同じく、学ラン姿での口上が行われた。チアダンスは土岐の代わりに狩野を迎えての披露となったが、狩野のポンポンさばきが土岐にも負けないハッスルぶりだったことが後に315プロNight!で話題になり、「洗車機みたいだった」とすら言われていた。
- うぇるかむ・はぴきらパーク!の今回の間奏は野球。ピッチャー志狼、バッター直央、審判かのんという役割分担で行われた。
- 強く尊き獣たちでは、恒例の殺陣が披露。今回は、普段タケルと漣の殺陣を制止する役目を負っているはずの道流までもが殺陣に参戦し、ますますのカオスとなった。まあまあ落ち着かない・・・
- 魔法のステアーでは、「トビラを開いたら つづいてる階段」の歌詞に合わせて、ステージ上の階段を降りてくるピエール役・堀江瞬の後ろのモニターに螺旋階段が映し出されており、ステージ上の階段とモニターの階段が一続きの階段のように見える見事な演出であった。曲が終わり、堀江が指を振って魔法をかけると、ステージ上に渡辺みのり役・高塚智人が花束を持って登場。そのままCherish BOUQUETが始まり、「迎えに行くよこの手を取って?」の部分でカメラに向かって花束を差し出す高塚の姿は、LIVE ON ST@GE!のSSR【アイドルの自覚】渡辺みのりのスペシャルパフォーマンスの再現そのままであった。曲が終わり暗転するもつかの間、ピエールとみのりによる掛け合いが始まり、そのまま法被を着た2人が登場し、Fun!Fun!Festa!が始まるというBeitPに容赦ないセットリストであった。堀江の手には、アクアマリンより発売が告知されていた恭二Ver.のカエールの姿も見られ、不参加であった恭二の面影をわずかながら感じさせた。曲中にはTHE 虎牙道が法被を着て神輿を担いで登場。「今日のケータリングは何にしようか?」では虎牙道にちなんで「ラーメン」となっていた。
- Piece Monteeのイントロが始まると、少なからず会場がざわめいた。これにより、2ndライブで披露されたソロ曲も3rdで披露されることが確定したからである。曲中では、バルーンアートで作られた大きなケーキが登場。曲が終わり、ほっぷ・すてっぷ・ハイ、しーぷ!が始まりケーキに飾られていたプレートが表を向くと、そこには「Happy Birthday」の文字が。そして当日誕生日であった岡村直央役・矢野奨吾が登場。相変わらずの魔法の声帯とダンスでのパフォーマンスだった。
- ほっぷ・すてっぷ・ハイ、しーぷ!が終わると、ステージ両端から橘志狼役・古畑恵介と姫野かのん役・村瀬歩が登場し、クラッカーを鳴らして「直央(くん)、お誕生日おめでとう!」のサプライズ。そのままもっふ・いんざぼっくす♪の披露となった。
- 曲間のMCでは、古畑より、当日が誕生日の直央と、三日前が誕生日であったみのりの誕生日を祝おう、という提案がなされ、会場のプロデューサーのサイリウムをろうそくに見立て、矢野と高塚がそこに息を吹きかけて前から順にそのサイリウムを消す、という試みが行われた。さすがは舞台装置P、一発で成功し、矢野は少し目を潤ませる様子も見られた。
- MCが終わり、暗転する会場に突如、類による「ドライブしない?」の声。トロッコに乗ったS.E.Mにスポットが当たり、Secret! Playful! Drive!の初お披露目となった。Jupiterは福岡公演では不在だったため、S.E.Mのみでの披露であったが、近距離でのカメラアピールが目立つ刺激的な一曲となった。ちなみに、曲中の「Boom Boom Boom」という「車」のエンジン音をイメージした擬音語歌詞の部分で、ハンドルをきるようなジェスチャーが入る中、舞田類役・榎木淳弥は明らかに「バイク」のハンドルを握るようなジェスチャーをしていた。
- フェイバリットに踊らせてでは、Beitの2人がバックダンサーとして登場。ステージ上にはベンチや街頭などの小道具が設置されており、2人にエスコートされながら踊る小林の軽やかな動きはまるでミュージカルを観ている気分であった。後のMCでは、2ndライブでバックダンサーをした榎木が、自分の時とはまるで違うバックダンサーの扱いに対し憤慨しており、「高塚ならいいのか!?」と叫んでいた。
- Flowing Freedomでは、曲前に「あいさつ代わりに一曲、歌います。」という想楽のセリフは入ってから曲が始まる演出であった。ちなみにこのセリフは、2017年7月にMobage版SideM内で実施されたイベント「ORIGIN@L PIECES in 広島」で想楽が言っていたセリフである。
- Learning Messageでは、√や四則計算記号など、数学記号をモチーフにした個性的なダンスが目立った。
- 最後の挨拶では、小松から、2か月間頑張った自らの頭皮への感謝が述べられたほか、村瀬から、「F-LAGSの3人が福岡公演をライブビューイングで観ている」ということが告げられ、F-LAGSへの公開告白がなされた。
- 退場の際にはユニット毎に決めポーズをとるのが通例となっており、もふもふえんがF-LAGSの持ちネタを真似て「はい、ふらふらえん♪」という新ネタを披露していた。
静岡公演
- 【日程】2018年4月28日(土)開場16:00 開演17:30 / 2018年4月29日(日)開場14:30 開演16:00
- 【会場】エコパアリーナ
- 1日目に彩の2人が追加出演者として出演する
- MC1日目は神速一魂の益山武明(紅井朱雀役)が、2日目は仲村宗悟がMCを担当した。
- 2日目後半パートからは神速一魂の益山武明とWの菊池勇成(蒼井悠介役)がSideM周年ライブとしては初のシークレットゲストとして登場した。
出演者
1日目 |
2日目
2日目シークレットゲスト |
セットリスト
1日目
- Reason!! / 全員
- VICTORY BELIEVER / W
- 勇敢なるキミへ / FRAME
- Tone's Destiny / Altessimo
- RIGHT WAY,SOUL MATE / 神速一魂
- À La Carte FREEDOM♪ / Café Parade
- STARLIGHT CELEBRATE! / DRAMATIC STARS
- ぴんとこな 〜蝶よ華よ〜 / バレッタ裕(with 狩野翔、小林大紀)
- 流るゝ風の如く 〜和敬清寂〜 / 中田祐矢
- 桜彩 / 彩
- 我が混沌のサバト・マリアージュ / 古川慎(with 山谷祥生、熊谷健太郎)
- Reversed Masquerade / Café Parade
- The 1st Movement 〜未来のための二重奏〜 / Altessimo
- 冬の日のエトランゼ / DRAMATIC STARS
- Swing Your Leaves / FRAME
- Happy-Go-Unlucky! / 濱健人
- GO AHEAD SMILE! / 増元拓也(with 益山武明、深町寿成)
- LEADING YOUR DREAM / W
- MOON NIGHTのせいにして / DRAMATIC STARS
- 笑顔の祭りにゃ、福来る / 彩、神速一魂
- 喝彩!〜花鳥風月〜 / 彩
- バーニン・クールで輝いて / 神速一魂
- Beyond The Dream / 全員
- 【アンコール】GLORIOUS RO@D / 全員
- 【アンコール】DRIVE A LIVE / 全員
2日目
- Reason!! / 全員
- HIGH JUMP NO LIMIT / High×Joker
- Study Equal Magic! / S.E.M
- MOON NIGHTのせいにして / DRAMATIC STARS
- Legacy of Spirit / Legenders
- Tone's Destiny / Altessimo
- Swing Your Leaves / FRAME
- Undiscovered WORLD / 古論クリス
- Symphonic Brave / Legenders
- Never end「Opus」 / Altessimo
- Sanctuary World / 土岐隼一
- GOLD 〜No.79〜 / 中島ヨシキ(with 笠間淳、汐谷文康)
- サ・ヨ・ナ・ラ Summer Holiday / S.E.M
- 夜空を煌めく星のように / DRAMATIC STARS、High×Joker
- 永遠なる四銃士 / 仲村宗悟、熊谷健太郎、笠間淳、益山武明
- トレジャー・パーティ! / 濱健人、白井悠介、菊池勇成
- サイコーCOUNT UP! / 野上翔(with 増元拓也、益山武明、榎木淳弥)
- Sunset★Colors / High×Joker
- 勇敢なるキミへ / FRAME
- 約束はドリーミングフライト / 八代拓(with 永野由祐、菊池勇成)
- Because / 内田雄馬
- THE FIRST STAR / 仲村宗悟
- ARRIVE TO STAR / DRAMATIC STARS
- Beyond The Dream / 全員
- 【アンコール】GLORIOUS RO@D / 全員
- 【アンコール】DRIVE A LIVE / 全員
主な出来事
1日目
- 最初の挨拶にて、深町が「昨日ホテルで風呂からあがって、タオルと間違えて浴衣で体を拭いた」ことを報告していた。
- VICTORY BELIEVERは、最初の「キックオフ!」をMC終わりのキャスト全員で行ってのスタートだった。曲の最後には、実際にボールを用いてゴールを決める・・・はずだったのだが、失敗。菊池はかなり悔しがっていた。
- STARLIGHT CEREBRATE!では、仲村はアクアマリンより発売された「天道輝の一番星スカーフ」を腕に巻いて披露した。また内田は、3rd全公演通して、桜庭薫が腕に付けているイルカのネックレスと同じものを装着していた。
- MCでは、RIGHT WAY, SOUL MATEの「わきわき」する振付がキャスト間でブームになっていることが話された。柏木翼役・八代拓はハマりすぎてバックステージでほぼわきわきしかしていないとのこと。
- 流るゝ風の如く ~和敬清寂~では、竹林の映像がモニターに映し出される中、和傘を携えて歌唱された。
- Happy-Go-Unlucky!の終わりで案の定転んでしまう木村龍役・濱健人を、後ろから現れた増元が助け起こし、そのままハイタッチして交代し、GO AHEAD SMILE!が始まるという繋ぎ。GO AHEAD SMILE!では間奏でバズーカが用いられ、客席に向かってボールを放ったり、曲中には匍匐前進の振付が入っているなど、元自衛官らしさが際立っていた。
- 笑顔の祭りにゃ、福来るでは、特殊イントロが追加され、法被を着て大きな団扇を持った神速一魂と彩がそれぞれトロッコに乗って登場。アリーナトロッコで後ろの方までかなり複雑なコースを回っていたが、「となり同士グータッチ」の歌詞ではキャスト同士のトロッコが交差するようになっており、熱いグータッチが見られた。
- 曲が終わっても彩はそのままトロッコ上に残り、喝彩! ~花鳥風月~がスタート。1番はトロッコ、2番からはステージに戻ってセンターステージに移動しての歌唱となった。キリオの「〜でにゃんす!」のパートを照れながら歌う清澄九郎役・中田祐矢には歓声が上がった。
- この日のユニット曲トリはバーニン・クールで輝いて。ここまで連続で声出し曲が多く、Pのライフをギリギリまで削るセットリストであったが、その最後にふさわしい一体感があった。曲のラスサビからは当日出演アイドルが全員登場し、全員での「Oi Oi Oi」は壮観であった。ちなみにDRAMATIC STARSだけはオイオイせずにしつこくわきわきしていた。また、「Beyond The Dream」は特殊イントロなしでそのまま歌唱が始まり、メインユニットたる神速一魂の2人は歌いながら通称「でべそ」とも呼ばれるセンターステージへと歩みを進めていった。
- 静岡公演の時期はちょうど315プロNight!の神速一魂パーソナリティのクールと重なっており、この公演の2週間前のオフサイド放送で、益山の並々ならぬアイマス愛が語られたばかりであった。そんな益山が放つ「アイマスですよ!アイマス!」にはまた、並々ならぬ思いが込められていた。
2日目
- 最初の挨拶にて、プロデューサーは「ドーナツに練り込まれる茶葉」になった。
- Undiscoverd WORLDでは、「クリスが海洋学者として彷徨い、アイドルになって新大陸を目指す」という一連のストーリーが表現されていた。MCでは古論クリス役・駒田航により簡単な解説もされ、プロデューサーも顔負けのキャラクター解釈に満ちた一曲であった。
- GOLD ~No.79~では、開幕早々山下次郎役・中島ヨシキが大きなソファに乗って登場し、会場を沸かせた。そこから立ち上がったと思えば、今度は光るスタンドマイクを手に歌い踊り、曲名に恥じないとことん派手な演出であった。八代曰く、「すごすぎて笑いしか出ない」ステージだった。
- 暗転したステージの中でうっすらと浮かび上がる4人の人影にフライングして悲鳴が上がる中、盛大な音楽とライトの中で立ち上がる4人の騎士。SideM初のサプライズゲスト枠・益山を交えたオリジナルメンバーでの永遠なる四銃士のライブ初お披露目であった。鞘付きの剣を携え、LIVE ON ST@GE!内の限定SSRのスペシャルパフォーマンスを再現した、4人で剣を合わせる振付などを見せた。
- 四銃士の衝撃もそのままに、悠介、龍、春名の掛け合いが流れ、3人がトロッコで登場。こちらは菊池がサプライズゲスト枠での登場となった。曲の後奏でトロッコを降りてステージに戻り、LIVE ON ST@GE!のMVを再現したダンスを披露。ここは本来は振付はなかったが、3人で相談して、MVのダンスをそのまま再現したとのこと。後のMCでは、四銃士組もこの振付を気に入って披露していた。
- Becauseでは、Cメロにおいて完全に音を止め、内田のアカペラのみで歌唱するという演出がなされた。さすがの歌唱力で歌いあげており、そのアカペラの静寂から、音が戻っての会場の大歓声はまさに「静寂と歓声が手を取り合っている」さまそのものだった。この演出は、当日のゲネプロにて急きょ提案されたものであった。
- THE FIRST STARは、センターステージで堂々と歌い上げるまさにセンターの貫禄がまざまざと感じられた。ところどころ、プロデューサーに「歌って!」とマイクを向ける仲村の姿に、どこか某歌わせることに定評のあるセンターの姿を幻視する人も少なくはなかったかもしれない。この歌は非常にキーが高く、仲村自身も少し生歌歌唱にはきつい部分があり、直前まで録音を少しかぶせながら歌うかで議論されたが、仲村本人の意思により、完全生歌での披露となった。
- DRAMATIC STARS怒涛のソロ三連続を終え、3rd全公演通してのユニット曲の大トリであるARRIVE TO STAR。ステージ上を3人で歩き回りながら楽しそうに歌う3人はまさに実家のような安心感の擬人化のようであった。楽しすぎてマイクを上げて歌うのを忘れて客席に手を振り続けるなど、どこかはちゃめちゃなステージも、内田は「DRAMATIC STARS(の中の人)らしくていいかな」と感じたという。しかし、サビなど決めるところはしっかりと決めてくるDRAMATIC STARSはさすがであった。
- 最後の挨拶にて、プロデューサーは「315プロのGLORIOUS RO@Dはうなぎのように続き、丸くなってドーナツになる」ことが宣言された。
- お馴染み退場時のパフォーマンスは、人間枠組みを作るFRAME、人間ドーナツになるHigh×Jokerなど、体を張ったものが多かった。
公開された新情報
幕張公演
- A-1Pictures描きおろしのアニメOP曲「Reason!!」の衣装を着用したアイドル46人のイラスト公開
- ライブ開催記念商品のモバイルバッテリーとアクリル万年カレンダーの販売
- Mobage版SideM内に演劇や芝居イベントの演目を振り返ることができる「theater315」実装
- 続編を制作するイベントを決める「パッション炸裂!イベント続編大作戦!」の実施
- 「Cybernetics Wars 〜機械仕掛けの反逆者〜」の新規ゲーム内コミックと未来編イベントの開催
- 一部イベントのフルボイス化
- LIVE ON ST@GE!での楽曲追加予定
- WORLD TRE@SUREシリーズの開催と連動CD発売。第1弾はフランス。
- 315万DL突破記念ログインボーナスとして10連ガシャチケット配布
- リアル315プロで日清食品とコラボ。S.E.Mがキャンペーンアイドルに就任することが後日発表された。
- 2017年4月から開催されたライブツアー「THE IDOLM@STER SideM GREETING TOUR 2017 〜BEYOND THE DREAM〜」のBlu-ray発売
静岡公演
関連項目
- アイドルマスター / アイドルマスターSideM
- iM@Sライブ
- THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE 〜ST@RTING!〜
- THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE 〜ORIGIN@L STARS〜
外部リンク
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