The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)とは、イギリスのロックバンドである。
概要
1960年代に結成され、現在も第一線で活躍している数少ないバンドのひとつ。全世界で根強いファンがおり、現在も精力的にツアーを行っている。全世界でのアルバム総売り上げは2億枚を越えている。
日本へは2006年に来日、「(年齢的にも)これが最後の来日公演になるのでは」と言われていたが2014年、何食わぬ顔でまた来て20曲も歌った。多分東京オリンピックの頃にまた来る。
詳しくはWikipediaの当該記事を参照のこと。
メンバー
- ブライアン・ジョーンズ(Brian Jones)- パート:ギター 在籍期間:デビュー〜1969年 バンドの初代リーダー。1969年にバンドを脱退後、謎の急死を遂げる。
- ミック・ジャガー(Michael Jagger)- パート:ボーカル 在籍期間:デビュー〜現在 ご存知ストーンズのフロントマン。2003年、英国ナイトに叙勲。
- キース・リチャーズ(Keith Richards)- パート:ギター 在籍期間:デビュー〜現在 バンダナの方。バンドの問題児。
- チャーリー・ワッツ(Charles Watts)- パート:ドラム 在籍期間:デビュー〜現在2021年 英国紳士ぜんとした温厚そうな見た目だが有名な「テレビをホテルの7階から放り投げ事件」の主犯。2021年8月24日、ロンドン市内の病院にて死去。享年80歳。
- ビル・ワイマン(Williams Parks)- パート:ベース 在籍期間:デビュー〜1991年 レコーディング中だろうと定時で勝手に帰宅するマイペースな男。現在はレストラン経営者。
- ミック・テイラー(Michael Taylor)- パート:ギター 在籍期間:1969年〜1974年 現在でもバンドと交流があり、2014年の来日公演にもゲスト参加した。
- ロン・ウッド(Ronald Wood)- パート:ギター 在籍期間:1976年〜現在 博多大吉に似てる方。ジェフ・ベックの紹介でストーンズに加入。実は諸般の事情で93年まで固定給だった。
ビル・ワイマン脱退後は正式にベースギター担当者を設けてはおらず、ダリル・ジョーンズがサポートメンバーとしてプレイしている。またキーボーディスト、イアン・スチュワート(1985年没)も実質的なメンバーであった。
略歴
1960年代
ブライアン・ジョーンズが中心となり、バンドを結成。バンド名の由来はマディ・ウォーターズの"Rollin' Stone"から。
1964年、全米デビュー。
瞬く間に人気バンドとなる反面、キースが家宅捜索を受け麻薬を押収される、「悪魔を憐れむ歌」が反キリスト的だとして抗議を受ける、女性問題がゴシップ記事に書かれるなど、スキャンダルも絶えなかった。
1969年、ブライアン・ジョーンズがバンドを脱退。
原因は音楽性の違いや彼のドラッグへのあまりの耽溺、女性問題などが絡んだものとされる。同年7月3日、ブライアンが自宅のプールの中で死体となっているのが発見された。享年27歳。死因は自殺説・他殺説・事故説など様々な憶測があるが、真相は闇の中。7月5日、企画されていたフリーコンサートが「ブライアン追悼公演」として行われた。
同年の年末には、同じくフリーコンサートで警備員が観客の青年を刺殺するという事件も起きている。
1970年代
名実共に黄金期を迎え、傑作アルバムを連発する。一方で、メンバーのドラッグへの耽溺が問題化。特にキースはベロンベロンだったようで、「全身の血を入れ換えた」という嘘のような逸話も存在する。結局彼は1977年にカナダで逮捕され、その後はドラッグから足を洗っている。
1973年、日本での公演がキャンセルされる。あまりの麻薬問題の大きさに、日本政府がメンバーの入国を拒否したためである。その後1990年まで、ストーンズとしての来日公演は果たされなかった。
1974年、ミック・テイラーが脱退。翌年ロン・ウッドがバンドへ加入した。
1980年代
メンバー間の人間関係が悪化し、メンバーはソロ活動を行うようになる。氷河期と呼ばれた時代で「一時はほぼ解散状態」であったが、1989年にロックの殿堂入りを果たし新作アルバムを発表、積極的にツアーも行うようになる。
1990年代以降
1990年、初来日公演。
1993年にビルが脱退し、ダリル・ジョーンズがサポートとしてベースギターを担当するようになる。
2003年、ミックがナイトに叙勲。しかしキースはこれに対して批判を述べている。
2021年、チャーリー・ワッツ逝去。
特徴
ストーンズの音楽の特徴として、黒人音楽(ブルース、R&B)の強い影響を受けているという点にある。もともとロックは黒人音楽から発祥したものだが、ストーンズはそれをさらに深く掘り下げる姿勢を見せ、時に「泥臭い」と形容される曲を数多く製作した。
上記の通りスキャンダルまみれのバンド史であり、「セックス・ドラッグ・ロックンロールを地で行く」「永遠の不良」と評されることもある。特にキースは某音楽番組内で「まだ生きているのが不思議」とすら言われたりしている。またミックは2006年ごろにようやく「ボイストレーニングの重要性を知った」とラジオで語るなど、「さすが」としか言いようのない部分も多々ある。
ビートルズのメンバーとストーンズのメンバーは仲が良く、またブライアンはストーンズを脱退後ジミ・ヘンドリックスに勧誘を受けていたという。
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関連項目
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