The Long Dark(ザ・ロング・ダーク)とは、極寒の地を生き抜いていく3D系サバイバルゲームである。
Steamより配信されている。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アドベンチャー シミュレーション ストラテジー |
開発元 | Hinterland Studio Inc. |
販売元 | Hinterland Studio Inc. |
機種 | Windows Mac Linux Xbox One PlayStation4 |
発売日 | 2014年9月22日 (アーリー) 2017年8月1日 (正式版) 2022年12月5日 (SE) |
価格 (税別) |
¥ 2,300 (SE) ¥ 3,600 |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
磁気嵐によってインフラが壊滅した世界、雪の降るカナダを舞台としたサバイバルアドベンチャー。
開発陣には「Far Cry」シリーズのラファエル・ヴァン・リエロップ、「God of War」シリーズのマリアンナ・クラフチック、「TESシリーズ」のケン・ロルストンなどが参加している。
有志による翻訳が充実しており、現在も各国の言語対応が増えている。日本語は2015年2月から対応となっており、STEAMのワークショップから有志作成のファイルをサブスクライブで導入することで日本語版に対応する形になっていた(関連動画を参照)。
現在では公式で最初から日本語に対応しているが、一部ゲーム内アイテムのメモなど、日本語化されていない部分もあるので注意。
ニコニコ動画でもプレイする人が段々と増えてきており、2015年10月にはファミ通(10/29号)にゲームレビューが掲載され、ファミ通編集部がニコニコ生放送においてプレイしている。
製品
開発はHinterland Gamesで、クラウドファンディング系サイト「Kickstarter」にて資金調達を行っており、2014年9月22日にはアーリーアクセス版が配信開始した。アーリーアクセス版においてはただひたすらサバイバルするだけの「サンドボックスモード」が提供されていた。
2017年8月に、長らく未実装であったストーリーモードが実装され、これをもって正式版に移行した。正式版移行直後に5つのエピソードのうち2つ、その後アップデートで1つが実装されており、残りのエピソードも順次無料で追加実装されるとのこと。また、正式版移行にともないサンドボックスモードは「サバイバルモード」へと名称変更になり、 引き続き楽しむ事ができる。
2022年12月5日をもってエントリーバージョン(ベースゲーム)にあたる「Survival Edition」(SE)がリリースされた。これはサバイバルモードとストーリーモードが切り離されサバイバルモードのみをプレイできる。ストーリーモードや拡張内容およびDLCなどは、今後、オプションで購入しアップグレードする形式に変更されるという(12月5日の分割前までに購入済みの人はサバイバル+ストーリーの両方を購入している扱いになっている)。 [1]
動作環境
システム要件は変更することがある。
最低環境 | 推奨環境 | |
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OS | Windows XP | Windows 7 |
CPU | 2コア Intel i5 2Ghz |
Intel i7 2.6GHz以上 |
メモリ | 4GB | 8GB |
グラフィック | Intel 4xxxシリーズ VRAM 512MB以上搭載 |
nVidia GTX555 VRAM 1GB以上搭載 |
HDD | 空き容量 1GB | 空き容量 1GB |
サウンド | オンボードチップ (どんなオンボードでも動作可能) |
理想的にはサラウンド能力のあるもの |
ゲーム内容
ストーリーモードが完結していないため、以下に記述する内容の大半は、サバイバルモードに関する内容がメインとなっている。
ストーリーモード
■Season 1: WINTERMUTE
第1エピソード: 「身を任せるな」 (Do Not Go Gentle) |
マッケンジーとグリーンウッド医師が乗っていた飛行機が北カナダの山中に墜落した後に離れ離れになってしまった。マッケンジーは何とか生き延びながら「ミルトン」という小さな町を見つける。そこで彼は自身が巻き込まれた静かな大惨事について少しずつ理解し始めるのであった。 |
第2エピソード: 「荒野の中の光」 (Luminance Fugue) |
マッケンジーがアストリッドを探しながら厳しい大自然の中へと足を踏み入れる。もしかすると、謎の罠猟師がアストリッドを見つける鍵になるかもしれない。でも、彼を信じて良いのだろうか? |
サバイバルモード
- 寒いところにいれば体温が奪われて死ぬ
- 移動すれば腹が減ってのどが渇いて死ぬ
- 道具を持ってないと素材がとれなくて死ぬ
- 薪を集めて火をおこさないと寒くて死ぬ
- 寝るときも暖炉の火を絶やさず寝ないと死ぬ
- カロリーを補充しないと死ぬ
- 状態の悪いものを飲んだり食べたりすると食中毒になり、薬がないと死ぬ
- 素肌を晒したままでいると、その箇所が凍傷になって死ぬ
- オオカミやクマに襲われて対抗手段がなければ死ぬ
- うまく助かっても止血や感染症予防をしなければ死ぬ
スタートの段階からすぐに雪が一面に広がるフィールドに放り出される。服はもともと着ているが時間の経過とともにステータスが低下していくため、栄養をとりつつ自身のケガや病気など体調に気をつけながら生きていかねばならない。
なお、スタート時の時間・天候・場所・所持品はランダムであり、運が良ければ家の中スタートもあり得るが、運が悪いと真夜中の猛吹雪の中でボロボロのシャツ一枚でいきなりオオカミに襲われて死亡することもある。
世界観について
先述したとおりスタート時の状況はランダムであるが、基本的に雪に覆われた世界であることは変わらない。また、謎の磁気嵐により電気製品や機械などが麻痺しているため、この世界では原始的な物しか使えない。
フィールドにはシカやウサギが多く、それらを狩るオオカミやクマもいる。その他、最近ヘラジカが追加された。ノーマル以上の難易度ではオオカミとクマは敵対してくるため、プレイヤーを認識すると襲ってくる。あと、なぜかたくさんのおっさんが雪原で寝ている。屋内でうずくまって寝ているおっさんもいる。
トンネルなどを通して複数のフィールドが存在しており、サバイバルモードでは選んだフィールドの範囲内でランダムスタートする仕様になっている。
ステータスについて
キャラクターには生体ステータスがあり、体温(温度計)、疲労(目)、乾き(水滴)、空腹(胃)、など複数のステータス管理が必要になる。これらが0になると減り始めるトータルの体調(ハート)が0になるとゲームオーバー(死亡)となる。
体調は他にも野生動物や感電、寄生虫等の怪我や病気によって減少したり、凍傷によって最大値が永久的に減少したりするため、各ステータスと合わせて進退を見極める必要がある。
通常の行動でもゲージを消費するが、動物の解体や薪集めなど特定の作業でも、何時間消費するかによってステータスの低下具合が異なる。屋内での行動と屋外での行動も大きく減り具合が違う。
時間消費について
このゲームにおいては全ての作業に時間を消費する。雪解け水や生肉を採取してさらにそれを加熱処理するのも、着火しやすさや燃焼時間のそれぞれ違う薪を集めるのにも、フィールドに落ちている物や動物の解体にも、素材を用いて行うクラフト作業にも、全てである。
また、インベントリ画面でも時間は止まらないため、注意が必要。
作業の際に欲ばって大量の時間を消費すると、作業時間が過ぎたと同時に一気にステータスが低下し、瀕死状態に陥ることもある(あまりにステータスを見ていないと死ぬが、注視しすぎていても一日だけで少ししか作業できないこともしばしば)。
セーブデータについて
セーブについてはオートセーブで、基本的に家屋などに入ると自動でセーブされる。セーブデータスロットは5つあり、タイトル画面で「ロード」を選ぶと最後にプレイした順番にデータが表示される。
キャラクターが死亡した場合、それに併せて自動的にセーブデータも消去され、もう一度最初からサバイバルを始めなければならない。
関連動画
実況プレイ
MMD
関連静画
関連商品
関連項目
関連サイト
関連ニュース
脚注
- *傑作サバイバル「The Long Dark」初の有料拡張パス“Tales from the Far Territory”が正式アナウンス、第1弾コンテンツは12月リリース (Doope! 2022年10月22日 16:06)
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- 0pt
- ページ番号: 5347941
- リビジョン番号: 3098496
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