Titanfall(タイタンフォール)とは、Electronic Artsから発売中のFPSである。
北米では2014年3月11日発売。欧州では同年3月14日。日本ではPCが3月13日,Xbox360版が4月10日
プラットフォームは、Xbox One・Xbox360・Windows。
リードプラットフォームであるXboxOne版とWindows版は、RespawnEntertainmentが、
Xbox360版は同スタジオが選出したBluepoint Gamesがそれぞれ開発を担当している。
2016年10月28日には、続編のTitanfall2が発売された。
概要
近未来を舞台としたSFシューターで、マルチプレイ専用タイトル。
パワードスーツを着込んだ兵士が、高いジャンプ力と速度で飛び回るスピーディさと、全高約7mの巨大ロボット「Titan」に乗って戦うというロボットもの作品のロマンにあふれたシステムが特徴。
トレイラーでは、タイトルの通り、ワープによって空中に転送された「Titan」が落下してくる様子が、非常に象徴的に描かれている。
「次世代のマルチプレイ」をテーマとしており、シングルプレイとマルチプレイの融合を試みているという。
戦闘前にはカットシーンが挿入され、プレイ中にはワープしてくる戦艦や対空砲火などの演出があり、戦闘に敗北した際には撤退戦があったりと、単に勝敗を決めるだけではない、豊富かつダイナミックな演出が盛り込まれた作品になる。
また、マイクロソフトの協力により、Windows Azureのクラウドを活用したデディケットサーバーを採用している。
デディケットサーバーは全てのプラットフォームで利用することが可能で、従来のオンラインマルチプレイで生じていたホスト問題などを解消する。さらに、自動操縦時の「Titan」やBOT兵士のAI挙動、物理演算を、クラウドを通して処理することで、より複雑かつ緻密な物理表現と、大規模な戦闘を実現しているという。
エンジンには、Valve社のSource Engineの改良版が利用されている。
開発を担当するRespawnEntertainmentは、『COD』シリーズの開発を担当しているInfinity Wardのスタッフのうち、『COD:MW2』の時点で脱退した、かつてのコアメンバーが中心になって設立されたスタジオである。
TitanとPilot
Titan
全高約7mの二足歩行ロボット。
現実でも登場しはじめている、軍用強化外骨格の延長として誕生した。
戦闘だけでなく、貨物輸送や、深宇宙での宇宙船サルベージといった分野でも活用されている。深宇宙での救助救難といった状況でも利用され、Frontier全体の戦場と人々の命に関わる両方で重要な役割を果たしている。
ゲーム中ではキルストリーク無しで、一定時間経つとTitanを要請することが可能。
プレイヤーはどんな角度からでもこのロボットに乗り込むことができる。
ロボットというとゆっくりした動きを思い浮かべるかもしれないが非常に俊敏な動きで移動し、サイドステップも行う。
非搭乗時には、自分に追従させる“フォローモード”や待機して場所を守る“ガードモード”といったAI制御もできる。
強力な武器に加え素早い動きにより無敵に見えるTitanだが、視界が制限されているため後方や上空には気をつけなければいけない。注意を怠ると後方からの攻撃や、Pilotに乗り込まれTitanの弱点である〝脳〟を直接攻撃される可能性がある。破壊されそうになった時には緊急脱出を作動することもできる。
Titanのロードアウトは基本3種類に加え、プレイヤーレベルが上がるとカスタム枠が最大5枠まで追加される。
カスタム項目の武装はほぼレベルによって開放されるようになる。
例外がシャシーとメイン武器のMODで、シャシーはキャンペーンの1周及び2周クリアが、武器MODは個別のチャレンジをクリアすることがそれぞれ開放条件となる。
Pilot
Titanへ搭乗する操縦員。TitanとPilotは認可によって格付けされ、多くはサルベージなどの民間向けの分野が多い。
その中で戦闘を許可されるPilotになるためには強靭な肉体や精神力に加え、Titanでの戦闘やパルクール能力をマスターしなければならない。
ゲーム中ではプレイヤーの主要な操作キャラクターとなる。
ジェットパックを装備しており、前述したパルクール能力を組み合わせることにより移動は2次元的な動きだけに留まらなず、建物を登ったり壁を走ったりと今までにない自由度の高い移動をすることができる。これにより敵の不意を付いたり、Pilotの脅威となるTitanにも対処が可能だ。
pilotのロードアウトも基本3種類+カスタマイズ5枠となる。こちらの装備も原則レベルによって順次開放される。
メイン武器のMODがチャレンジクリアで開放なのも同様だ。
スキンは、メイン武器と性別の組み合わせによって決定される。
Burn Cards
フロンティアの戦闘に参加してしばらく経った新米pilotの元にひっそりと届けられた封筒。その中身には、燃やすと効力を発揮する不思議なカードが数枚入っていた・・・
他ゲームにおけるperk的位置付けのアイテム。
外観はMTG等のカードゲームを模したもので、御丁寧にフレーバーテキストまで作られている。
1ラウンドにつき3枚まで持ち込める。出撃時に使用することで1枚消費し、死亡またはラウンド終了まで効力は持続する。カードのストック所持できるのが26枚までなので、貴重な物以外はバンバン使ったほうが得策。
世界背景
人類は宇宙の広い地域への進出へ成功し、自分たちが居住している領域を“The Frontier”と呼んだ。
宇宙への開拓が進む中である企業が爆発的な成長を遂げる。
企業の名はThe Interstellar Manufacturing Corporation、通称IMCと呼ばれる。
成長する前はHammond Engineeringと呼ばれ天然資源を抽出する小さな企業だったが、Titan製造のニーズの高まりとともに、この会社が持つ惑星の測量技術や地図データベース権利の需要が高まった。
その結果爆発的な成長を遂げ、様々な買収や吸収合併を通してIMCとなった。
現在IMCは只々利益を得ることだけに専念し、Frontierの重要航路や資源的に役に立つ惑星を軍事力を利用し搾取している。
このIMCに対抗すべく現れるのがThe Militiaだ。
彼らはフロンティアにおける領土防衛協定を代表する軍事勢力である。
主な加入者は農業を営む入植者や強盗、傭兵、海賊や“必要”な事態が発生した際に市民兵として戦う人々により構成されている。IMCから見るとMilitiaはただの大きな海賊組織にしか見えないが彼らの障害になるには十分な脅威を有している。
日本からの影響
Titanfallには日本と関係したものをマップ上で見ることができる。
壁には「タ イ タ ン 落 ち る」と書かれていたり桜の木に似たものがあったりファミリーマートに似た建物が存在する。
TGS2013の際、RespawnのコミュニティーマネージャーであるAbbie Happe氏へインタビューが行われた。
その中で彼女はRespawnの開発者はアニメや漫画といった日本の至る所からインスピレーションを受けていると述べている。 またとある日本のメーカーのロゴと会社名も利用させてもらってることを明かし、さまざまな所で日本を想像させる要素があるようだ。
日本との関係についての質問は9:25頃から
関連動画
Titanfallお披露目トレーラー E32013でのゲームプレイ映像
E32013 Gamespotのゲームプレイ映像 開発者へのインタビュー
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関連項目
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