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Twitter検索とは、Twitterの検索機能である。

概要

過去の現存する、公開されたTwitterの投稿（ツイート）を検索することができる機能。2023年 5月時点で利用する場合、Twitterへのログインが必要となっている。

Yahoo!リアルタイム検索（→リンク）など、外部サービスで提供されている場合はログインなしでも利用できるが、当記事ではTwitter 公式のものを取り扱う。

検索欄の上部タブに「話題のツイート」「最新」などがあり、概ね全てのツイートを上から新しい順に表示できるのが「最新」の方である。最初に表示される「話題のツイート」の場合は人気になった投稿が中心に出てくる。他には「アカウント」「画像」「動画」があり、各コンテンツを検索することができる。

利点

リアルタイムでの検索に優れる: 数秒前の投稿でも検索結果に表示されるため、地震などの災害・事件・事故発生時や、交通情報、放送された内容の直後の感想などを調べるのに適する。
利用者数が多く、層も広い: 情報の蓄積が多いほか、様々な立場からの投稿が表示されており、多数のコミュニティを横断的に検索することができる。
投稿の発信者がどのような人物かある程度把握できる: 全てわかるわけではないが、発信者のプロフィールや過去の投稿まで閲覧することで、発信者の属性をある程度読み取ることができる。
時系列順である: 時系列順に表示されるため、放送中の感想を内容に沿って追うことができたり、流行の発生・拡大を調べたりするのに適する。

欠点・注意点

特定の投稿が検索結果に表示されない場合がある: いわゆる「シャドウバン」などで、特定の投稿については削除されていなくても検索結果から間引かれる場合がある。公式でも「検索結果の質を保つために、一部のツイートやアカウントが検索結果から除外されることがあります」としており、これはTwitter側の仕様とされている。
投稿が削除、非表示にされている場合がある: アカウント凍結や削除、投稿者自身による投稿削除・非表示などにより投稿が検索結果に出ない場合もある。上記の除外であったり、「検索ワードが若干違うため出てこない」などの場合であったりしても言える話だが、「検索結果の時系列順で最初に出てくる＝その話題の初出、発端、元凶」とは必ずしも限らないので注意が必要。
アカウント名が検索結果に出てきてしまう: 「好きな作品名を調べようとすると、その作品名を名前に入れているアカウントまで表示されてしまう」など。「（検索キーワード） OR @a -@a」などと入力することでそれらのアカウントを検索結果から除外可能だが、やや入力の手間がかかる。
Twitterのサービス開始前の話題は表示されない: 当然ではあるのだが、2006年 3月20日以前については、Twitter自体が存在しないため検索には投稿が出てこない。2000年代後半であっても、今と比べて投稿の量は少ない。この時期の話題を調べる際は、書籍やGoogle 検索など別の手段を使う、または併用する必要がある。
ログインしたりアプリを入れたりしないと使用できない: 2023年 5月時点では、ブラウザからはTwitterにログインしなければ使用できない。以前は長らく非ログイン状態でも使用可能だった（ただし、2021年にもログインが必要な時期が一時的に存在した）。今回の仕様変更についてもTwitter側から特にアナウンスはなく、今後もずっとこのままなのかも不明。

検索コマンド

条件指定・絞り込み検索で使うコマンドも複数存在する。ここでは主要なものを述べる。

AND検索: 「いちご　バナナ」など。両方を含む投稿を検索する。
OR検索: 「いちご OR バナナ」など。どちらか片方を含む投稿を検索する。
完全検索: 「"猫の背中"」など。単に「猫の背中」で検索した場合、「猫」「の」「背中」が別々に検索候補とされてしまう。
マイナス検索: 「メロン -メロンパン」など。「メロン」の検索結果から「メロンパン」が含まれるものを除外する。ただし、2023年 4月ごろから稀にうまく機能せず、メロンとメロンパンが両方表示されてしまう場合もある。
from検索: 「大百科　from:@nico_nico_info」など。特定のアカウントの投稿のみを検索する。
until検索: 「ニコニコ大百科　until:2008-06-01」など。ある日までの投稿を検索することができる。「_00:00:00_JST」まで後ろに付け加えると、「日本時間の何時何分何秒まで」と細かく時刻を指定できる。
lang 検索: 「apple lang:ja」など。日本語での投稿に絞って検索可能。lang:enの場合は英語になるなど、複数の言語で検索できる。
min_faves検索: 「ニコニコ動画　min_faves:10000」など。過去にいいね（お気に入り）を一定数以上獲得した投稿を閲覧できる。