Tyan単語

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Tyan Computer Corporation（タヤン・コンピュータ・コーポレーション、泰安電腦科技股份有限公司）は台湾の台北を本拠とする、主にサーバ向けマザーボードの製造販売で知られる企業。MiTAC（神達電腦股份有限公司）の子会社である。

概要

IBMおよびIntelで働いた経験のあるT. Symon Chang（張彤）によって1989年に創業され、対称型マルチプロセッシング技術を用いたサーバ製品で業績を伸ばした。1999年よりMiTACとの間にパートナーシップを結び、2007年には同社の子会社となる。現在はIntel XeonプラットフォームおよびAMD Opteronプラットフォームの製品を展開している。

一部PCパーツショップがエンスージアスト向けとして扱っていたこともあり（外部リンク参照）、ハイエンド自作PC市場でもその名が知られている。

主な導入事例

HA8000クラスタシステム

東京大学情報基盤センターの運用するスーパーコンピュータ。合計952ノードで、各ノードはOpteron 8356（4コア）を4個搭載する。

Hyperwall-2

NASAエイムズ研究センターの大規模情報視覚化システム。128画面から成る超大型スクリーン（約2.5億画素）で、NASAの運用する各種データを表示・分析することを可能とする。合計128ノードで、各ノードはOpteron 2354（4コア）を2個搭載。GPUとしてGeForce GTX480を128枚搭載している。

外部リンク

• TYAN - 公式サイト
• なんと総額500万円超──Opteron×8搭載スペシャルマシン登場。購入勇者求む - ITmedia PC USER 週末アキバPick UP!（2005年9月3日）