UNDER NIGHT IN-BIRTH(アンダーナイトインヴァース)とは、MELTY BLOODを輩出したあのエコールソフトウェアとフランスパンのタッグが送る2D対戦型格闘ゲームである。
通称「UNI」「ウニ」等。
2012年9月20日に稼動開始。PS3移植版は2014年7月24日に発売開始。販売はアークシステムワークス。
ストーリー
そんな噂をオカルトの類と一笑しながらもそういった非日常に憧れる少年、ハイド。
彼は学友と別れ、帰路の最中の彼はその噂どおりの現象に遭遇する。
黒く霞む視界、力なく崩れ落ちる四肢、こみ上げる不快感はか細い腕によって事無きを得る。ハイドに襲い掛かってきた怪異を一掃したその少女はリンネと名乗り、彼の家に転がり込んだ。
ハイドの前に現れた怪異、『虚ろの夜』と言われる現象から生還し、超常の力EXS(イグジス)を扱う事のできる偽誕者(インヴァース)に目覚めつつある彼はリンネと共にその怪異と戦う事を承諾。
以後、リンネに従いながらEXSという能力を行使し、怪異と戦う日々を送っていた。次なる『虚ろの夜』を目前に控えた頃、忽然とリンネがハイドの下を去る。
遺言に近い言葉を残して去ったリンネに危機感を覚えたハイドは単身リンネを追うことを決意。
時を同じくして、 『忘却の螺旋(アムネジア)』を束ねる総帥、“ヒルダ”はある計画を始動する。
それに応じ、様々なEXSの能力者達が同じ場所、同じ夜に集まる事となる。
「……どういう意味?」と思った方はライトノベルやRPGみたいな現代を舞台にしたファンタジーを想像して概ね間違いない。
中学生の黒歴史ノート仕立てのストーリーにツッコミなど不要なのだ。
システム
2D対戦型格闘ゲームの分類で行くと『コンボゲー』にあたる。
「スマートステア(後述)」といった初心者向けシステムのみならず、「GRDゲージ(後述)」による『戦況の奪い合い』が対戦における目玉のシステムとなっている。
基本システム・駆け引き
本作の姉にあたるMELTY BLOODシリーズに似たシステムを持っているが、触ってみると意外と異なる。
まず、コンボゲーとしては珍しく地上戦を主体としたゲームシステムとなっているのが特徴。
二段ジャンプはリンネ限定、空中ダッシュもセトを除いて前進オンリー(「アサルト」というシステム名)、さらに昇竜など多くの地上技の空中ガードが不可能であるため、空中に居ると無防備なゲームとなっており、安易なバッタ戦法は通用しない。相手の出方を考え、空振りに付け込んで攻めることがより重要なゲームと言えよう。
また、起き攻めが強力なゲームバランスであり、一度ターンをとる事ができれば圧倒的有利な攻めを展開できるが、起き攻めを成立させるテクニックと相手の起き攻めを凌ぐテクニックが必要で、格ゲー経験値の要求度はちょっと高め。
初心者は近場の大会等に参加し、うまい人と顔見知りになるなどしてスパーリング相手を見つけてゆきたいところである。
基本操作
8方向のレバーとA(弱)・B(中)・C(強)の攻撃に対応した3ボタン+特殊行動(イグジスアクション)に対応したDボタンの計4ボタンを使う。
※以後、キー入力はテンキー準拠(5を中央に、6を前方とする1P側想定)で解説する。
詳細は検索されたし。 ネット情報を頼りに格ゲーする上でかなりの手助けになる。
スマートステア
A連打でそのキャラクターの基本的なコンボをフィニッシュまで出してくれる。
知っている人ならばいわいるP4Uにおける「A連コンボ」といえばわかりやすいか。
初心者でもとりあえずこれでCPU戦を乗り切れるし、上級者でもミスしないコンボとして活用できる。
また、パッシングリンクで使った通常技を、スマートステア経由でもう一度使うことができる。
ただし、ガードされていても必殺技まで出しきるので、適当なところで止めないと反撃を貰うので注意。
パッシングリンク
基本的には(弱)A→B→C(強)という方向でプレイヤーの任意で攻撃が繋がる。
(実際のところ、CBAでもCBAでもなんでもよく、スマートステアで発動する通常技を除いては、1コンボ中一度使ったコマンド入力さえなければ連続で繋がる)
また、キャラごとのレバーを入れながらの攻撃ボタン(特殊技)も連携ルートに入れる事ができる。
キャラクターごとのレシピ等を理解したうえで使うと「スマートステア」以上の火力や有利状況を作り出せる。
勿論、全マニュアル操作なのでコンボレシピとそのレシピを完走する練習が必要。
インクリース
各キャラの特定の技はボタンを溜めると、モーションは遅くなるが強力な技に強化される。
溜める事で中段やスーパーアーマーといった特殊な効果が付与される場合もある。
MELTY BLOODのブローバックエッジと同様のシステム。
ダッシュ攻撃(ダッシュ中6+BorC、66+BorC)
キャラクターごとの独自モーションでダッシュからの強力な攻撃を放つ。
6方向を入力中でないと出ない(あるいは暴発する)ので注意。
受身(食らい中 AorBorC 押し続け)
受身はよくある「攻撃ボタン連打」ではなく、「攻撃ボタン押しっぱなし」方式に。
格ゲープレイヤーならばP4U方式といえばわかりやすいか。
Dボタン(イグジスアクション)
普段使わない特殊なアクションがまとめられている。
コンセントレーション (5D押しっぱなし)
自分のGRDゲージを貯め、相手のGRDゲージを押し返す効果がある。
GRDゲージは試合展開を有利にする重要なリソースとなるので、待ちに入った相手を誘い出すことができる。
動作中は他の行動(特にガード)が取れないが、解除の隙は少ない。 それでも油断は禁物。
アサルト (前方向+Dor空中限定で66、6Dor66)
鋭角にジャンプし、強襲を掛ける。いわいる空中ダッシュだが、地上・高空でも可能。
ただし、前述の通り前方のみで1ジャンプ中1度だけ。また、使用時にEXSゲージ(後述)を10%消費
牽制戦からの奇襲などに適するが、防御不可能な時間も長く、読まれて落とされた時の痛手も大きい。
レバー二連打による空中ダッシュの無い本作では貴重な移動手段となる。
シールド(後ろ要素+D、7or4or1+D)
自分のGRDゲージ増加量が増え、相手のGRDゲージを減らす強化版のガード。入力を続ければ維持ができる。
また、自分の硬直を短くしたり、相手の硬直を伸ばしたりジャンプキャンセルを不能にする。
空中で貼ることもできる。
GRD支配権争いという高次の戦いが出来るプレイヤーほどその重要性は増す。
しかし、GRDブレイク(後述)の危険性があることと、EXSゲージを消費するため、乱用は禁物。
特にコマンドの関係から投げ抜けが不可能になる。
とりあえず簡単に言うなら、(任意にだしっぱできるけど)直ガに近い。
ガードシールド(ガード硬直中にシールド入力)
ガードを維持しながらシールドを開始。この状態でガードに成功すると、相手を大きく後ろに突き放す。
格ゲーでいうところの「アドバンシングガード」に相当。
シールド属性なので、GRDブレイクの対象となる。
GRDブレイク
シールド使用中にガードを崩される(下段・中段・投げ等を食らう)と、「ブレイク」が発生。
一定時間「ヴォーパル(後述)」が剥奪され、GRDゲージが増えない。また、アサルトとシールド、コンセントレーションなどが使用不可能に。
不利な状況をアドバンテージに変換してくれる便利なシールドだが、リスクがあることは留意しよう。
投げ (4or6+A+D)
左右方向にレバーを入れれば投げる方向を選択できる。相手のガード入力によって妨害されない。
特にシールド中の相手をGRDブレイクさせることができるので有効活用したい。
投げ抜け
相手が投げを成立させた瞬間に同じくA+Dを押せば投げを失敗させる事ができる。
ただし、猶予は見てから余裕というわけにはいかない。成功率には経験がモノを言うところなのでできたらラッキー程度で。
GRDゲージ
画面中央の真下にあるゲージ。グリッド(升目)状に表示されたゲージの1P側が赤色、2P側が青色で表示され、16カウントごとに判定が行われ、判定時にゲージが多いほうが「ヴォーパル」状態に入る。
いわゆる『優勢・劣勢をゲージで表示し、優勢側にメリットがあるシステム』である。
16カウント毎の判定なので、寸前まで優勢だったのが、残り1秒で逆転されるといったことが起こりえるので、 賢く攻めた・守った方に恩恵があるというシステム。
ゲージの増減
公式サイトでは『強気な行動で増え、弱気な行動で減少し、ゲージが多いほうが優勢である』とあるが、実際はそう簡単な話ではない。
……というのも、GRDゲージの主な特性は、
- 前進すると増加 (後退すると減少)
- 攻撃を当てると増加
- シールドが成功すると増加
- ダメージを与えると増加 (ダメージを食らうと減少)
- コンセントレーションで増加
- チェインシフト(後述)発動で全ゲージ減少
- GRDブレイクで、一定時間増加しない
特に太字部分がポイントで、コンボゲーの核ともいえる「固めて崩す」行動にリスクが存在しており、攻めは強気な行動だから~などと勘違いして延々と固めているだけではシールドされてGRDゲージ優勢を相手に渡してしまう。だが、早い段階で崩せてしまえばコンボダメージによって取り返すことが出来る。
「現在優勢だから、ヴォーパルを得てから改めて攻める」という選択肢が生まれ、固めという状況において引き際の判断も必要となってくる。
とはいえ、優劣のゲージの増減は早く、立ち回りで作ってきたGRD優勢が1コンボでひっくり返ることはよくある。ヴォーパルに必要以上に執着せず、ダメージを取れる状況を作ってゆくほうが勝ちにつながるだろう。あくまで、上手く攻められたときのボーナス程度の認識で良い。
ヴォーパル
対戦開始から10カウント毎にGRDゲージが多い方に自動で発動する。
一定時間は攻撃力にボーナスが乗り、火力が向上。 また、チェインシフトが使用可能となる。
チェインシフト (ヴォーパル発動中にDボタン2連打)
ヴォーパル発動中に1度だけ発動でき、直前の行動をキャンセルし、その時点で溜まっているGRDゲージをEXSゲージ(超必ゲージ、後述)に変換するというもの。
「ロマンキャンセル(ギルティギア)」に代表される隙消しアクションは立ち回り超強化に繋がるのだが、本作ではそれに加えてゲージ回収効果まで付いている。格ゲープレイヤーならその効果の凄まじさを理解できるだろう。
これを理由として、相手にGRD優勢を渡さないように戦うことも重要になってくる。
またGRDゲージが6個以上点滅している時にチェインシフトを行なうと、コンボの補正と拾い判定がリセットされる特性が追加されるので、連続技で一気にダメージを奪うことが可能になる。
ただし、攻撃中で使用した場合はEXSゲージの回収効率が著しく下がるので、EXSゲージを連用する攻めがしにくい。
なお、『Exe:Late』ではGRDゲージが増加しづらくなっており、コンボ補正リセットができるほど貯まっている事は稀。むしろコールドゲームという印象が強いか。
GRDゲージの奪い合いはチェインシフトの発動権を得るため、と言ってしまって構わないほどに重要なシステムであり、相手のGRDをブレイクしたり、優勢を維持し続けることが強くなるためには非常に重要である。
ただし、ヴォーパルは発動した時点で終了し、GRDゲージはゼロになる。
次のGRD優勢を相手に明け渡す可能性もあり、「GRD優勢を維持するために使わない」という判断も必要となってくる。
EXSゲージ
最大200%まで貯める事ができ、必殺技の強化(EX必殺技)や「ヴェールオフ」、超必殺技「インフィニットワース」に使う。
いわいる『スパコンゲージ』等、他の格闘ゲームで体力以外の『ゲージ』と呼ばれるもの。
MELTY BLOODのゲージシステムを色濃く継承しているシステムといえる。
EX必殺技
EXSゲージを100%消費する強化型必殺技。
他の格ゲーで言うところの超必殺技に相当する性能を持っているため、 基本的なEXSゲージの使い方となる。
ヴェールオフ (EXSゲージ100%の時に A+B+C)
ゲージ100%以上のときにA+B+Cボタンで任意で発動する。
発動する際にキャラの周辺に無敵のある攻撃判定が発生するため、発生を中断される恐れは少ない。また、この攻撃判定がHITした相手はGRDブレイクに陥るほか、発動タイミングをボタンホールドで遅らせることができるので直撃させやすい。
ゲージがタイマーと共に減少してゆき、ゲージが無くなれば停止する。
発動中はGRDゲージの上昇率が大幅に増加する他、EX必殺技の連発、インフィニットワースを発動する事が可能。
いわいるMELTY BLOODにおける「強制解放」に近い。
インフィニットワース
ヴェールオフ中、ヴェールオフ中でないならゲージ200%あるときに、ゲージを全部使って発動する。いわば2ゲージ超必殺技。
派手なエフェクトとコンボ補正が強くとも大きくダメージを奪うことが出来るのでコンボの〆におけるダメージアップに有用。
キャラによって性能は異なり、コンボパーツは勿論、無敵切り返しにと活躍する有用なものから、特定の状況でのみ効果を発揮するものまで様々。
MELTY BLOODでいう「アークドライブ」といえる。
インフィニットワースイグジスト
無印時代はいわいる一撃必殺技。 テーレッテーとかオーモーイーガーとかアオニソマルマデーとか。
ヴェールオフを最大まで溜めて発動する状況が稀なので魅せ技に過ぎない。
ただ、一度は見ておくとほっこりできるかもしれないし、実際の試合で決めることが出来れば高まれるかもしれない。
一応、攻撃判定はそれなりに広く、コンボに組み込めることが確認されている。
Exe:Lateではいわいる3ゲージ超必殺技に変更。
単発4000近い高威力を発揮し無敵があるためぶっ放しに向く(無敵技がこれしかないキャラも多い)が、撃つと強制的にGRDブレイクを起こし、文字通りゲージがスッカラカンとなる。追い詰められた時の最後の悪あがきに近い。
また、保証ダメージが低く、コンボ補正が乗った状態で当てるとかなりしょんぼりする結果となる。消費するゲージ相応の効果を発揮すべく、できる限りコンボのはじめのほうで当てて殺しきりたい。
新バージョン Exe:Late (エクセレイト)
2013/09/05 に稼動開始したいわいる“Ver.2.00”。
全盛期のギルティもかくやの大味バランスだった前バージョンの反省点を大きく反映し、バランスをリビルドしている。
主に「攻めづらく、相手の攻めから抜け易い」ような志向のバランス調整が施された。
また、個人データ管理カードの遊び方も増え、ゲーム本体とは別のユーザーインターフェースも整備された。
ガードスラスト(ガード中214+D)
いわいる「ガーキャン」に相当する技。
ヴォーパル状態、またはEXSゲージ100%の2つの条件を満たした時に、ガード硬直をキャンセルして反撃を行う。
崩しの強いこのゲームで起き攻めを拒否することができるのだが、ヴォーパルの放棄やEXSゲージ100%のみの発動の場合はGRDブレイクといったデメリットもあり、おいそれと連発できるシステムではないので注意。
フォースファンクション (B+C)
各キャラクター固有の特殊技を発動。GRDグリッドを一つ消費。
強攻撃よりも強い打撃だったり、前転といった移動技であったりと、各キャラクターごとに性能は異なる。
その他 修正点ピックアップ
- のぼりジャンプ攻撃が 上段判定 下りジャンプ攻撃のみ中段となる。
- ゲージ消費行動後のEXSゲージ増加率減少時間が設定された
- 200%ヴェールオフによるコンボ補正リセットを削除
- ダッシュ攻撃の有利フレーム削除 (代わりに必殺技キャンセルでカバーできるようになった)
- 各技に“リカバリー補正”追加。特殊やられ(壁や地面バウンド)後のコンボは受身されやすくなった
- 空中受身は着地まで無敵になる。
- 受身の際、受身方向をニュートラル、後ろ、(地上受身の場合、前も可能)へ移動できる
結果、『Exe:Late』ではコンボが繋がりづらくなり、受身で攻め側の有利状況の維持が困難に。
今後の研究にもよるが、『ノーゲージで相手を逃すリスクを負うか、 ゲージ使って確実な攻勢を続けるか』の2者を選択してダメージレースを競り合ってゆくようなゲームバランスとなっている。
“長いコンボ覚えないと火力差で競争にもならない”という無印よりも取っ付きがよくなったという声も増えた。
プレイアブルキャラクター
全体的にコミカルな容貌をしたキャラクターだが、全体的にあっち方面で濃い発言、含みの多い文言が多い点はゲームコンセプトやシナリオの仕業なのでお察し下さい。
また、キャラ性能は現在では評価が変わっている可能性があります。
詳しい人編集ヨロシク!
ハイド
身長:171cm 体重:55kg 誕生日:4月14日 血液型:O型
能力名:漆黒のEXS「ヴォイドレッド」
武器名:断裂の免罪符(だんれつのめんざいふ=インスレーター)
恩人、リンネを追って単身夜の街へ出向いた本作の主人公。
その筋では名の知れた特殊なEXSの能力に目覚めつつあり、実践の経験が浅いにもかかわらずそつなくこなしているあたり大器なのかもしれない。リンネ仕込みの剣術で戦うが、それでもまだ制御しきれないらしく、未熟さが見られる。
熱血一本気な性格だが、喧嘩上等な気質とダメージボイスの\パネェヘ/のヘタレ具合で色々台無しである。
キャラ性能としては主人公らしく波動・昇竜タイプ。必殺技の命名はもうちょっとどうにかならなかったのか。
そこそこのリーチの地上技と隙の少ない派生付き飛び道具、昇竜を持ち、何か当たれば「虚空ヲ分ツ断層(ベイカントシフト)」の3段技に繋げてコンボを伸ばし、起き攻めにゆくといったシンプルかつ分かりやすい立ち回りが楽しいキャラクター。
JC→JBorJA・アサルトJAによるガード崩し、削りダメージ技を持つ特性など、オールラウンダーに相応しく性能も高い。
UNIの基本が全て揃っているようなキャラである為、本作を始める際にとりあえずハイドを使ってみると良いかもしれない。
『Exe:Late』ではプラスとマイナスの両方の調整を受けたキャラである。
当たれば大火力コンボ確定かつガードされてもハイド側が有利だったダッシュCがマイルドに。空中コンボの弱体化もあいまって4000~6000もの火力を高頻度で発揮できる馬鹿火力やゴリ押しは鳴りを潜め、見た目の割りにリーチの短い素人っぽい技を繊細に扱うキャラクターとなった。
ただ、ダッシュCが必殺技キャンセルできるようになり拾い能力はアップ、全体的に火力が落ちたのでオールラウンダーらしい立ち回りの強さをより発揮しやすくなったという見方もある。
本名は「城戸(きど)灰都」で、数少ない本名勢。しかしなんつーDQNネームだ。苗字が発覚するストーリーのオリエとの会話は必見。
具体的に言うと、「コスプレをしたクラスメイト同士がバッタリ出会ったとき」の気まずいトーク。
リンネ
身長:141cm 体重:34kg(69/50/72) 誕生日:3月18日 血液型:AB型
能力名:疾駆のEXS「スピードスター」
武器名:無銘/名無(むめい/ななし)
「夜刀(やと)の姫君」といわれており、ハイドに後始末として自分を殺害するように告げて彼の前から去った。
ワレンシュタインからは「小娘」扱いされているが、とある事情により見た目と精神年齢が一致しない所以「ロリババア」。
事件の核心に迫るキャラクターである事は確実なのだが、どれほどハイドストーリーと絡むは注目すべき点であろう。
太刀とナイフの二刀流によるスピードタイプ。キャラ特性として二段ジャンプが可能。
リーチは短めに感じるが、実際には地上戦でのリーチは長めであり地上戦は非常に強い。
分類としては波動昇竜タイプ。シンプルさだけで言えばハイド以上だが、ダッシュでキャンセルできる短射程飛び道具「空牙」 による触りあいや、固め継続力は侮れない。
二段ジャンプもあり、相手にまとわり付いた立ち回りを維持することを身上としている、現状では接近戦での強さはトップクラスであり攻める手段を豊富に取り備えている。
無印時代は真っ先に永久コンボが見つかったり、それが修正されても『タイムアップ勝ちのためにコンボをする』と言われるほど長いコンボを主力としていたが、『Exe:Late』の受身関連の修正でそこまで長いエリアルは不可能となった。
公式の人物設定からして「飾り気の無い出で立ち」と言われたり、素っ気無い振る舞いをする等、女子力低め
ハイドでアーケードモードをクリアしたときの一枚絵で数パーセントのデレ成分を捻出しているので必見。
ワレンシュタイン
身長:256cm 体重:298kg 誕生日:9月15日 血液型:A型
能力名:剛力のEXS「ヘカントケイル」
武器名:剛鉄爪『破軍』(ごうてっそう『はぐん』)
かつての相棒、クオンの妹であるリンネに従う老人。
今回の事件の直前に『忘却の螺旋(アムネジア)』の襲撃を受け、単身、その組織の排除に向かう。
何気に義に篤い好漢であり、厳つい見た目に反してリンネとハイドの関係を目の当たりにして親心に似たものを感じるなど「萌えおじいちゃん」やら「癒し系キャラ」と目されている。
モーションの見切られにくいアサルトで画面内を飛び回り、全キャラ中でも最速クラスの発生の小技で固めながら中下段で崩すデカキャラという、普通のデカキャラの常識を裏切りまくる全く新しい重量級キャラクター。
重量級ながら、画面の半分ぐらいを一瞬で制圧する打撃により、投げに依存しない立ち回りが可能。
前進に関してはステップしかないが、「アサルト」が可能なので意外と素早い動きが利くためどこぞの一流戦士()みたいに投げキャラにありがちな近づくまでが遠いということはなく、持ち前のリーチもあって終始気が抜けない試合を相手に強要できる。
また、キャラ特性は「飛び道具を打撃で消せる」こと。このシステムに判定のデカさがかみ合っており、散発的な飛び道具を掻き消して突っ込むことも可能。
『Exe:Late』の低火力化調整を受け、刺し合うチャンスが増えた結果、評価が上昇中。
欠点は食らい判定の大きさ。さすがに腕のグラフィックには判定が無いものの、胴体のサイズでも既に並のキャラ以上なのでまとわりつかれるのが苦手。 また、デカキャラのお約束として備わっている超必殺コマ投げは暗転後0Fではないため上いれっぱで回避可能だったり、実は投げキャラとしての要素は薄い。コンボも繊細な目押しを要求されたりと、図体のデカさとは裏腹に軽量級の挙動なじいちゃんである。
カーマイン
身長:175cm 体重:61kg 誕生日:5月8日 血液型:B型
能力名:命血のEXS「ブラッドスパイク」
武器名:レインブラッド
自分より格上の偽誕者が居る事への不快感を理由に殺戮を繰り返す男。今回の事件に絡む理由も自分よりエラそうで強いらしい偽誕者が現れたという噂に誘われてとのこと。
享楽的な殺人者であるのだが、以上の理由で実はかなりの脳筋でDQNなので、ファン間の非公式設定でひどいいじられ方をしそうな予感がするのは気のせいであろうか。
キャラ性能は線の細いロンゲから差しあいタイプだとかラッシュタイプだとか思ったら、設置飛び道具タイプでした。
相手の前進を妨害する設置飛び道具が豊富。 コレを盾にしながらじわじわと接近し、相手を追い詰めて崩すスタイル。
また、飛び道具は終了後に紫の血痕(ディゾルブ)としてフィールドに残り、特定の必殺技によって再度新たな飛び道具として現れる。 シューティング能力も高く、相手を飛び道具で挟み込んでしまえば逃げや暴れを許さぬ攻めが可能。
『Exe:Late』でディゾルブを移動させる技が追加され、陣地取り能力が更に強化された。
牽制合戦においては強みはあるが、「命を対価にするEXS能力」という設定ゆえに、キャラ特性として特定の技では自ら体力を(かなりゴリッと)減らすという欠点を理解しないとかなり大きなデメリットに。切り替えし能力は低く、設置飛び道具が機能しにくいほど差し込み能力の高い相手も苦手。 とにかく触られたら見た目の細さ通りの防御性能の低さを露呈してしまう繊細さを持つ。
オリエ
身長:163cm 体重:48kg(86/56/85) 誕生日:10月7日 血液型:A型
能力名:純潔のEXS「タナトス」
武器名:ルーラー
『虚ろの夜』に現れる異形、“虚無”を討伐する光輪(リヒトクライス)から派遣された執行官の女性。
自身も“虚無”に両親を殺害された孤児であり、両親の仇である“人語を解す虚無”を追っている。
ただ、 モンスターである虚無のみならず、目的のために偽誕者の排除をすることに葛藤がある様子。
リンネ以上にメインヒロインな味付けと評判で、販促の予約特典をリンネを差し置いて占拠する困った娘。やっぱり決め手は色気ですよ。
通称「原田さん」。普段使用している偽名(原田織依)から。
キャラ性能はリーチと回転率を兼ね備えた牽制力の高いインファイターといえる。
チクチクと得意な間合いから相手の牽制技を抑止し、抑止したところからラッシュを掛ける。固まった相手に近づいてしまえば足技からのコンボで崩しに掛かる。
足技系の通常技がやたらと判定が強く「そこです!」「そこです!」と連発されるだけで苦しいキャラもいる程。固めつつ昇りJAからEX精霊召喚の高速中段でコンボに行けることも出来る為、立ち回り・崩し両面で高いトータルスコアを叩き出す。
ただし体力が全キャラの中で最下位なので、起き攻めに負けてしまうと一気にやられてしまう可能性がある。
『Exe:Late』ではハイド等とおなじくコンボ火力やダッシュ攻撃のぶっぱが弱体化された。が、大きな修正点が少ない安定したキャラクターといえる。
クリスチャンでお姉さん系でスカートの中の美脚による足技が主力でバックダッシュはバク転する等、姉妹作の聖職キャラを知る人はニヤリとできる要素盛りだくさん。武器が刺剣で精霊を召喚する攻撃があるなど、レイピアお姉さん(2号)と呼ばれつつあるのは悩ましいところか。
ゴルドー
身長:191cm 体重:80kg 誕生日:6月23日 血液型:O型
能力名:強欲のEXS「スナッチャー」
武器名:ディバウアー
その筋では名の知れた喧嘩屋。傭兵として各地を転々とする男。
今回の騒動に訪れた理由は仕事ではなく、昔馴染みのヒルダ達が『忘却の螺旋』と名乗って馬鹿やってることを聞きつけ、それを嗜めるため。
色々と悪役サイドに通じた謎の多いダークヒーロー的な立ち位置。 ニヒルな語り口調が特徴的で、ハイド達をヤンチャな後輩として見ている節があるなど、設定に反して実は良い兄貴分。
性能は大雑把に言うとゴリ押しキャラ。
普段のリーチは素手であるために短いものの、一部の技で身の丈を超える大鎌を召喚し、画面半分を射程に置くような長大リーチを振り回す。 また、キャラ特性としてコマンド投げでGRDゲージを奪う技も持つ。
相手が飛んだら昇竜「グリムリーパー」で落とし、何か当たったら「モータルスライド→シェイドハーベスト」で引き寄せてコンボ……と、割と単純なルーチンでも十分立ち回れるキャラ。そこから択の数を増やして読みを太くしてゆくことが出来る。連続技も全キャラの中では比較的単純で使い分けもしやすい。
Aエイミングなど必殺技の隙が以外にも小さいので接近戦では優位に立つことが可能、EX必殺技は発生が早く切り替えしにも高性能。
欠点は通常技のリーチの短さ。実は大振りな鎌のリーチの内側に入られると回転の良い通常技が届かない間合いが存在するため、適切な技の振り方を理解するまで敵の眼前で空振りすることも増える。対空技のグリムリーパーに無敵が付いてないのも痛い。
また、『Exe:Late』で遠近両用の頼みの綱であったダッシュ攻撃が弱体化したため、各種脚払いの差込みが重要になるなど、安易な立ち回りができなくなった。
リーチの長さや接近戦も特化した他キャラと比較すると中途半端といえる。個々の技の理解度がモロに出るキャラであり使い手の腕次第で大きく強さが変わるキャラとも言える。
メルカヴァ
身長:210cm 体重:71kg 誕生日:??月??日 血液型:?型
能力名:怪蛇のFLS「ヨルムンガンド」
武器名:―
偽誕者を超越した再誕者(リヴァース)と目される存在。
人語を解するがその姿は“虚無”そのものであり、伸縮する四肢と飛翔を可能にする翼を持つ異形。
今回の登場はあくまで餌である偽誕者を捕食するため。勝利演出でも相手キャラを拉致してゆくあたり抜かりない。
何気に含蓄を伺わせる台詞や、ノイズ掛かった声やシンプルな顔つきなどから、( ◇)人(∵ )あたりのようにマスコット的な扱いに期待するファンがいるとかなんとか。
……とか思ってたらホントにAAが1週間で出来ちゃったから困る。
~~へ ホバクスル!
彡/ ゜皿゜) ウニョーン
(っ 二ニニニニニニニニニニつ
./ (
( / ̄∪
伸縮する手足を利用したアウトレンジを基本に、キャラ特性として「飛行」を持ち、飛行モード等からの奇襲・強襲を狙う荒らしキャラ。ストIII3rdのトゥエルヴにプレイヤーが本当に必要だったものがちゃんと乗ってるイメージで大体あってる。
地上を走る飛び道具として機能する生物を生み出したり、飛び道具に接触せず相手を掴む技があったりと、デカい図体のわりにシューティングやスピードタイプに対するカウンター技に近い要素を持っていたりと荒らし性能はかなりのもの。
初期verではあまりに火力が高かったためかver1,01以降は火力が調整された。
『Exe:Late』でコンボを落としても着地後の無敵が切れる瞬間を狙った攻めにより、攻勢を継続させる事ができるリーチが評価されている。画面端へ追い込んだときのコンボバリエーションも豊富でコツを掴めば自由な戦いができる。
接近されたら切り返しがツライし、姿勢の高さからガード姿勢切り替えバグ連携(F式、鴨音中段と呼ばれるアレ)の餌食になりやすく、まとわりつかれて頻繁に屈伸するメルカヴァさんもまたこのゲームの風物詩であるなど、防御性能は低め。
バティスタ
身長:140cm 体重:32kg(70/49/69) 誕生日:??月??日 血液型:?型
能力名:隷約のFLS「レストリクション」
武器名:紅翼『七花』(こうよく『ななか』)
『自律神経回路(オートノミックナーヴ)』と呼ばれる古代人が作り出した生体兵器。
今回の事件において異常なEXSの増減を確認し、その原因を排除するために長い眠りから目覚めた。
要するにアンドロイドの類なのだが、 どうみても幼い少女、戦闘装備はゴスロリ、ロボ娘めいた無機質な喋りを特徴としているものの、セフセフとかしれっと呟いたり、終始おねむだったりと、あざといまでに萌え要素の塊である。多分、古代人には“俺ら”に近しいセンスがあったのだろう。
また、真っ先に単独記事が作られたのもこの子。→バティスタ(UNI)
「メカ少女といえばこれとかこれとかこれみたいにSTGキャラ」という流行には沿ったが、実はタメキャラの系譜。
レバー後ろ溜め、下溜め、前溜めに上溜め、極め付けにボタン溜めとIW以外の全てのコマンドがホールドを要するため癖の強さはかなりのものだが、緩急のある弾幕による空間制圧力は本作最高峰といえる。
接近戦でも、ジャンプC(通称くるくる~)が判定が強い・多段・めくり性能付きと中々凶悪な技となっており、これを連発されるだけでも危険。いざという時もサマーソルトが無敵・リーチ・火力が揃っていて無茶苦茶強いので何とかなってしまう状況も多い。
本作の飛び道具は空中ガード可能なので、じっくりと見られながら戦うのは不利になりやすいため、適宜接近戦で荒らしてゆくことも必要となる。加えてバティスタの溜め技は溜め時間が長めなので、攻めるも守るも一度決めた方針からの小回りが効きづらい。特に試合のペースが早く、接近戦が脅威となるオリエやリンネは天敵と言えるだろう。
『Exe:Late』では設置飛び道具に引っかかった相手を拾ってもさほどコンボが伸びなくなった。ダッシュ攻撃弱体化もあいまって攻め時の距離感が重要になった。 守勢の強さは相変わらずシューティングキャラ離れしているが。
カウンターヒットを食らわないという滅茶苦茶なキャラ特性を持つ。あまりにもあまりな特性のため稼働当初は「バグじゃねーの」という噂が絶えなかったが、一向に修正される気配がないので仕様らしい。古代人の技術力\パネェへ/
セト
身長:169cm 体重:49kg 誕生日:1月7日 血液型:O型
能力名:穿鎖のEXS「ケーリュケイオン」
武器名:双剣・エリミネーター(封滅の免罪符)
『暗殺者(アサシン)』と呼ばれる少年。何者かの勅命で動いているようだが、真相は明らかではない。
「夜刀の姫君」になにがしの因縁があるようで、今回の事件はその噂を耳にしての行動。
しかし、暗殺者なのに饒舌で、必殺技の名前や台詞回しやゲーム中性能も含めて殺人狂ポエマーの後継かもしれない。
性能は今作随一の近距離型。同じくスピードタイプのリンネとはニュアンスが異なる。
キャラ特性として急降下・空中バックダッシュという2つの空中アクションを持ち、緩急の落差の激しい動きもあって差込み能力が高い。しかしそれは序の口で、本領は起き攻め。時間差で発射される飛び道具を盾にした起き攻めは相手の反撃を許さない強力なセットプレーへと繋がる。コンボを完走できれば火力も非常に高く2セットで相手を殺しきる力を持っているのでワンチャンスを逃がさないようにしたい。
ただし、得物が短いナイフのためリーチ・判定共に最下位クラスであり、正面からのぶつかり合いを避けたいキャラクターでもある。特にリーチが長いキャラや飛び道具で固めてくるバティスタ相手には近づけずに終わることもあるほど各キャラに対しての対策が特に不可欠となる。
頼みの設置型飛び道具も隙が生じる為、闇雲に設置してはその隙に差し込まれて連続技を喰らってしまうという欠点も持つ、総じて使い手の防御性能といかに接近して逃さないかが重要になるキャラと言える。
現状ではプレイヤーの性能、練習量が一番明確に発揮されるキャラであるので、セトを扱う場合攻めのバリエーションを増やすのが重要となるだろう。
『Exe:Late』では無印時代の高火力は鳴りを潜めたが、相変わらず飛び道具との時間差攻撃と機動力による起き攻めは驚異的。
ユズリハ
身長:169cm 体重:53kg(88/57/84) 誕生日:7月20日 血液型:B型
能力名:散華のEXS「無明長夜(エインセル ロスト)」
武器名:菖蒲刀・神路誉(あやめがたな・かみじほまれ)
身の丈を超える長刀を持ち歩いて夜な夜な街に繰り出す物騒なお姉さん。
その地域の守人をしている社の一族で、「虚無」や「夜刀」の話をされていたものの、与太話と一蹴し、両親が伝承を諦めるほどにその性格は大雑把。今回の事件に現れたのも「面白そうだから」という短絡的なポジティブシンキングに由来。
貴重なお姉さん枠のキャラクター。かわいらしい台詞が印象的。\え~るぼ~♪/
性能は抜刀術を使ったトリッキータイプ。空中戦に対応した抜刀術使い(CV.若本)でだいたいあってる。
キャラ特性にある「構え」を起点にして様々な技を繰り出す独特のムーブを持つテクニカルなキャラ。構えからは非常に発生が早く、リーチも長い抜刀術の「咲」、瞬間移動「こっちだよー!」やホップする軌道で攻撃判定を盾に飛び込む「八重一輪」等を持ち、それらを組み合わせればカス当たりのような位置でHITした場合でもフルコンボに行けるようになる。
『Exe:Late』では元々長いコンボを持たなかったキャラであったためコンボ短縮化の修正の影響が少なく、変わらぬ使い味で戦えるキャラであり、相対的に強化されたという評価。
欠点として、「構え」を伴う技は派生しないと隙が大きめ。技の強さを意識させる事でリスクを散らしてゆくというブラフで戦うキャラとも言え、裏を返せば安定行動の少ないキャラといえる。とかくテクニカルな立ち回りへの理解が重要。
ヒルダ
身長:171cm 体重:59kg(94/63/95) 誕生日:11月11日 血液型:AB型
能力名:煌朧のEXS「パラドクス」
武器名:闇の衣(マスカレード)
今回の事件を引き起こした張本人。『虚ろの夜』の中枢である『深淵』で事が成るのを待つ黒幕。
『忘却の螺旋』なる組織の総帥にして優秀なEXS能力者でもあり、偽誕者を超える再誕者に興味を持ち、とある計画を決行した事が本作の物語の発端となる。
気品のある婦人といった出で立ちであるが、快楽主義者である上に物事を深く考えない短絡的思考について他のキャラからお叱りを受けるシーンも多い。どうして『忘却の螺旋』の総帥が成り立っているのか不思議である。
結果的に某ドロンジョ様的な残念な美女といった人物像。(思考はお察しだが知識等の造詣は深い模様)
2012年11月1日にプレイアブル解禁。
「魔女」という通称にたがわず、光を放つ黒い剣を召喚、相手に突き刺す技を主力とし、リーチの長い通常技も絡めた弾幕はシューティングキャラに分類して異論なしといえる。
特に中距離での制圧射撃の密度はかなりのもので、本体から放つ拘束時間の長い技は勿論、地面からせり上がる、天井から落ちてくるといった画面のあちこちから飛来する弾を最大限活かせる間合いでの拘束力は脅威。
ただし、機動力は低く、軌道がゆったりしているため、読まれやすい。防御力の低さも相まって、ワンパターンな弾幕では連携の途切れる部分を狙われやすい。中距離が強く、先手の取りやすいキャラだが、後の先を取られればその脆さを露呈するキャラといえよう。
『Exe:Late』では発生の遅い攻撃の一部が高速化し、自衛力が高まったことから評価が上がってきている。一方でキャラ特性であったはずのゲージ4本という他に類を見ない個性は没収。何故…
エルトナム
身長:161cm 体重:48kg(86/55/83) 誕生日:6月1日 血液型:O型
能力名:精密のEXS「アナライジス」
武器名:エーテライト&ブラックバレル・バレルレプリカ
かつてとある街を吸血鬼の魔の手から救った人物にそっくりな女性。その後、一定の縄張りを持つも、人目を避ける日々を送っているらしく、噂だけが膨れ上がっている。
かなりの几帳面らしく、態度のなってない新人偽誕者を見つけると教育的指導を施して去ってゆく事だけは間違いないらしい。
姉妹作に似た姿、経歴、体格をした女性が登場していたようだが一体何者なんだ・・・。
ただし、グラフィックは完全に新規に作り直されており、鞭のように太かった武器のグラフィックが設定どおりのワイヤー状に見えるように改良されているなど、様々な改訂がされている。勿論、ニヤリとさせる演出も。
尚、公式でパラレルの別人だと宣言されている。 所以、“ゲスト出演”。
ストーリーではメタ発言を自重しなかった本作随一の暴走キャラ。
10月1日後に一定条件を満たせば乱入してくるCPU専用キャラクター。
2012/11/17日に解禁コマンドが発表されたので、使用できないゲーセンでは公式サイトを参考にタイトル画面でコマンドを入力しよう。
キャラクター性能としてはモチーフに準じたものとなっているが、MBAACCで3つに分かれていたスタイルの一部を統合し、本作のシステムに落とし込んだほぼ新設計のキャラといえる。
その独特の技構成から癖のあるインファイターである点も継承している。
セト以上にリーチが短く、発生の早い短射程飛び道具「ホローポイント」やリーチの長い脚払いである「エーテライト・グランド」を起点とした刺しあい能力でフォローが肝要。また、地対空の選択肢が少ない点を理解しないと相手の行動と噛みあう立ち回りが困難である。
『Exe:Late』ではダッシュ攻撃の必殺技キャンセルによりコンボ運搬力が上昇。必殺技頼みのリスキーな中距離戦は避けられないが、相応の火力を得る事となった。
そしてアカツキシナリオにてリンネに別の格闘ゲームを制作している会社と名前が間違われていることが判明。
ケイアス
身長:174cm 体重:57kg 誕生日:12月5日 血液型:A型
能力名:肖影のEXS「アンブラル」
武器名:混沌の法典(ケイアスコード)
『忘却の螺旋』の幹部であり、無能なヒルダに代わって実質的な支配権を持つ男。
同時にゴルドーが組織を去った後も相棒としての付き合いがあり、今回のヒルダの増長を諌める根回しを行ったのもこの男ということになる。
『光輪(リヒトクライス)』 の騎士、ワーグナーを探すべく今回の事件に参戦する。
性格は紳士的で面倒事を基本的に避けたがるが、物事をゲームとして扱う冷徹さの持ち主。
腕力主義っぽい虚ろの夜の社会に身をおくが故の処世術なのだろう。
戦闘スタイルは爬虫類のような大型の虚獣、アジ・ダハーカを操作する。
非常にテクニカルだが、体勢さえできてしまえば広い画面をフルにつかった絶え間ないラッシュを可能とするキャラクター。
このアジ・ダハーカの攻撃判定は強力で巨大。飛び道具も放つためおいそれと安全地帯への籠もりを許さず、不用意に動くと引っかかる。
ケイアスの通常技とアジ・ダカーハの必殺技はパッシングリンクのように互いにキャンセルがかけられるため、疑似的にタンデムアタックが可能となっている。
欠点はタンデム系キャラクターの常で本体の性能はお世辞にも良くないこと。特に切り返し能力は絶望的。
また、操作中のアジ・ダハーカを殴られると本体にもダメージが入り、場合によってはコンボになる。
アジ・ダハーカ操作中は本体の行動が必殺技発動中扱いとして動けない等、分身の扱いもなかなかテクニカル。
アジ・ダハーカの性能は高いものの追従速度が遅く、ステージを素早く駆け回る展開になると置いてけぼりになったり、間合い取りのコントロールが難しい。
アカツキ
身長:5尺8寸(約 175cm) 体重:18貫(67kg) 誕生日:不明 血液型:不明
能力名:迅雷のEXS「電光機関(ブリッツモーター)」
武器名:戦術電光服
旧日本帝国軍、陸軍技官の男。記録上は新兵器の輸送中、北極海で死亡したこととなっているが、冬眠制御の後、50年の月日の後に現代に蘇生した。かつての祖国は様変わりし、右も左も分からぬ世界で任務遂行のために戦い続ける。
(なお、本シナリオは原作において富士に向かう前、すなわち、魏を撃破した後の時系列になり、ヒルダに対して「以前にも似た女を見た」と発言している。マリリンのことかー!)
同人格ゲー界の一つの革命をもたらした『アカツキ電光戦記』からのゲストキャラクター。 エルトナム曰く、『先輩』。メルブラのほうが歴史が長いのに
2013/09/18のバージョンアップでアーケードモード中に専用の演出と共に乱入してくるようになった。10月10日より秋葉原と池袋にて行われたロケテストにて使用可能になり、10月22日から正式にプレイアブルとなった。
本作では貴重な純粋な徒手空拳で戦うキャラクター。
原作と同じく波動昇竜タイプであり、ダッシュもステップタイプである、おなじみの台詞を叫んでくれるなど細かい再現が嬉しいところ。もちろん攻性防禦もフォースファンクションとして実装されている。
BGMは来兎氏によるアカツキ電光戦記のOPである『開戰』のアレンジ『開戰 -Again-』。
原作との大きな違いは原作のB必殺技が無い(C版が特別攻撃版になってしまうので)のとJCが踵落しではなくパンチになっていることぐらい。
原作でのキャラ性能はインファイトに入れば多数の崩しパターンとそこからのコンボで5割近い体力を奪う超火力を自慢とした『近距離戦の鬼』であり、本作でも『神風』を絡めて高火力が叩き出せるなどその路線に変更はない。自分は。
徒手空拳でダッシュがステップ(他キャラはラン)な上にこのゲームは原典とは異なり、化物のような長いリーチを持つキャラクターが多いため攻撃を捌きながら接近するのに非常に苦労する。
キャラの挙動は素直なため初心者でも扱いやすいが、強みを見せるためにはかなり努力をしないと厳しいキャラである。
ナナセ
「ア、アタシにあんなことしたんだから…… 男なら責任取りなさいよねっ!」
身長:159cm 体重:44kg(75/54/80) 誕生日:2月15日 血液型:O型
能力名:旋纏のEXS「ウィンドミル」
武器名:ゼファー
PS3版の新キャラその1、ハイドを執拗に付け狙う謎の少女。ぁたしなどの特徴的なしゃべり方をする中学生。
キャラ性能は昇竜、突進有りのスタンダードキャラよりだがハイド同様に素人剣術なためかリーチが若干短め、フォースファンクションが
ハイジャンプorジャンプ中の軌道変更となっており、本来不可能な地上ジャンプキャンセル経由のダブルエリアルコンボや
相手ガード時のジャンプキャンセル、空中攻撃キャンセルで再度攻撃などが可能。空中で真横と一時的に停滞しその後に地を這う飛び道具、めくりやすいJBジャンプ攻撃、中下段に分かれた各ダッシュ攻撃など色々選択肢がそろっているがやはりリーチ差に大分苦労する。
ビャクヤ
CV:田村睦心
「気にすることなんてない。僕の『生命(いのち)』は姉さんのためにあるんだから」
身長:166cm 体重:50kg 誕生日:12月24日 血液型:A型
能力名:闇鉤のEXS「ケリケラータ」
武器名:八裂の八脚(プレデター)
PS3版の新キャラその2、ツクヨミというクラシカルな様相の少女と常に行動を共にしている謎の少年。
設置物の蜘蛛の巣を張りつつ一定方向に空中移動でき攻撃にも派生できる技を持ち、設置しつつヒット&アウェイ出来る。又FFの蜘蛛の巣を張るフェイント中段や密着で出せばコマンド投げの『そろそろ食べごろかな?』や、無敵対空技に弱いがリーチと判定の塊で用意に相手に接近できるICJ2Cなど武器はそろっている。キャラ特性としてはゴルドーと同じくGRD没収技で、こちらは設置を当てれば回収できるため他キャラと違って気軽に固めに入ってもデメリットが少ないガン攻め特化キャラ。
過剰なまでに有り余りすぎている攻撃手段と引き換えに切り返し手段が全てシステム依存なので自身の攻めは強いが守りが非常に脆いキャラ。勝ったらすごく相手を煽ってくれるのでとっても暖かい気持ちになれる。こいつ凄い雑魚だよwww
よし子フォノン
「せっかく目覚めたマンガの主人公みたいなこのチカラ。カッコ良く使わなくちゃソンだもんなぁ」
身長:157cm 体重:45kg(78/57/82) 誕生日:8月5日 血液型:AB型
能力名:振鳴のEXS「バロックノイズ」
武器名:ムニエル
一言でいうなら女版ハイドというべき、その手の病気を発症してしまっているセンシティブ少女。偽誕者として目覚めたことでそのビョーキはいよいよ確信へと変わってしまい、手に入れたチカラを振るうべく夜な夜な徘徊を続けているが、この夜に集った者の中には「目覚める前の自分」の名と姿を知る者が…。
ゴルドーの鎌をも上回るほどの、とにかく圧倒的、暴力的なまでのリーチを誇る「鞭」使い。このリーチに加えて発生の速い小技と弾と1ゲージ無敵も完備という凄まじい基本スペックが売り。火力?あるよ?
とにかくただ長いリーチを生かして技を置きまくっているだけで強く、飛んで落とすことも弾「滑走アフリクト」を使って有利Fを稼いだり、JCや空中アフリクトを降りながら撃って能動的に触りに行くことも可能ととにかく隙らしい隙がない。なぜこの手のキャラに無敵技があるのか?しいて言うならばゴルドー同様、短いA技のリーチ外からの小技の対処に困るのがポイントか。
全盛期はコレに加えて通称「爆発」という特殊なコンボパーツで火力まで飛びぬけて高かったのだからたまったものではない。どうやらバグだったようでそこは修正されたが、なお平均程度には火力をキープしている。本当に咄嗟の対空に困る他にはほとんど弱みのないハイスペックキャラである。
ミカ
「オリエっちー!このミカちゃんが地の果てまでも助けにいくんゆー!」
身長:142cm 体重:35kg(64/51/70) 誕生日:3月2日 血液型:B型
能力名:激進のEXS「ディーゼル」
武器名:パッヘルベルカノン
オリエと4人チームを組んでいる前衛防御担当の少女んゆ(その他チームメンバーについては下記参照んゆ)。少女というよりは幼女というぐらいの年(公式放送によると12歳前後を想定しているらしいんゆ)だが、親友の手助けをするべく足りてない頭で驀進する暴走特急系で、語尾の「んゆ」がなんとも脱力を誘うが戦闘力だけは組織内でも最強クラスんゆ。 戦 闘 力 だ け は 。なお、武器名でお察しの通りテーマ曲はパッヘルベルのあの名曲がモチーフなんゆ。
コマ投げに加えて脳筋組織光輪の代名詞突進技2つを持つインファイターんゆ。ダッシュ攻撃も優秀なのだがいかんせん素のリーチの貧弱さが泣き所なんゆ。コマ投げはこのゲームの共通仕様でEX版でも暗転後0Fではないが、暗転時間自体相当短いゲーム性なので結局見てからどうこうというのは集中してなきゃ無理なんゆ。ちなみに暗転含めて全体22Fとなっているんゆ。飛べる奴は昆虫なんゆ
その他(非プレイアブルキャラクターや用語等 ※ネタバレ有り)
虚無(イモータル)
UNIの世界に存在する魔物 。人々から喰らった『存在』を行使し、この世に様々な怪異を権限させる。虚無に襲われた人間は無気力な状態になり、やがて死を迎えて新たな虚無と化すが一部のものは偽誕者(インヴァース)となる。本来はこちらの世界には存在せず異世界にいるが、虚ろの夜(うつろのよる)になるとこちらの世界に出没する。
偽誕者(インヴァース)
希に存在する、虚無に襲われた後自我を保って覚醒した人間。虚無と同じく『顕現化』の能力を操る、その名は「生者でも死者でもない生まれ無き者」を表す。 要するに能力バトル作品の能力者総称のそれ。
顕現化(イグジス)
虚無と偽誕者が操る能力の総称。虚無は人々から喰らった『存在』を行使することでこの世に様々な怪異を『顕現』させ、偽誕者は本人の想いやイメージを実体化させるための力となる。英語のexist(存在)に由来 EXSとも表記される。 こちらは特殊能力の総称もしくは能力そのものを指す場合が多い。ゲーム的に言うなら「所持しているゲージ」のことである。
器(ヴェセル)
顕現化(イグジス)が収められる器の意味。人間でいえば肉体に相当する。胸の辺りにあり偽誕者は砕かれるとしばらく満足に動けず、器が回復しきるまで自身の顕現化能力も大幅に落ちる。 顕現化能力の源(核)の事。ゲーム的に言うなら「ゲージのバーそのもの」のことである。
虚ろの夜(うつろのよる)
虚無の住まうとされる異世界への扉が開く夜の事。虚無がこちらの世界へ出没し活発に活動を起こす時間でもある。通常一月に一度、一晩で終わる。
深淵(しんえん)
『虚ろの夜』の中心。これを滅することで虚ろの夜はいったん終わりを迎える。
永劫無限の七日間(セブンデイズイモータル)
従来は一夜で終わる虚ろの夜が、ごくまれに長期に渡って続くことがある、人々はそれを「永劫無限の七日間(セブンデイズイモータル)」と呼び畏れている。初期の宣伝やパンフなどで言われてたが作中では永劫無限(イモータライズ)の言われ方(意味は違うかも?)で呼ばれている。
FLS(ファルス)
英語のfelse(誤った、偽の)が語源となっていて「偽誕者ではない物が扱うEXS(顕現化)」といった意味を持つ。操作キャラで偽誕者でない者としては「メルカヴァ」と「バティスタ」が該当する。尚EXSとFLSは磁石のN極とS極に例えられ、力の源となる点に置いて両者に違いはない。 要するに呼び名が違うだけで「顕現化(イグジス)」と同じ意味。ちなみにゲーム中のゲージ表記も、他キャラはEXSのところメルカヴァとバティスタはFLSとなっており、芸が細かい。
自律神経回路(オートノミックナーヴ)
人の形をした古代の生体兵器、虚無と虚ろの夜を監視するようにプログラムされている。膨大な知識と強大な戦闘力を備えプログラムされた命令を果たすべく感情を排して行動している。バティスタはその内の一体、尚同系機が後二体存在している模様。
再誕者(リヴァース)
偽誕者を超越するといわれる存在で、桁違いの圧倒的な能力を保持している。この世にに6人存在が確認され、判明しているのは光輪の「至光姫」アーデルハイトと「永劫」or「永劫の紡ぎ手」クオン、その他は詳細不明。
能力者(のうりょくしゃ)
偽誕者や非偽誕者を含めた超人的な異能の力を発揮する物たちを総じて呼ぶ通称。
夜刀(ヤト)
能力者によって構成される組織、意味は虚ろの夜に伏す刀「夜刀」との事(リンネストーリー台詞より)本来は虚ろの夜の秩序を守る存在で、虚無を狩り、虚ろの夜を滅し、未熟な物や暴れ者の器を破壊し能力を封じる等の活動をしていたが、顕現化の力に溺れるものがおり、その中の力を持つもの同士で内紛を起こしほとんど滅びた模様(尚内紛と
同時期に光輪に攻め込また「光輪戦争」も又組織の滅びに繋がっている。それが内紛の切っ掛けになったかは不明)。
作中内の判明している純粋な夜刀の人間はリンネ、クオン(リンネの兄でかつての夜刀トップ)、セトのみ。
ワレンシュタインはクオンの盟友兼協力者、ユズリハはかつて夜刀から枝分かれした家系の人間。
「輪廻の秘術(リーンカーネイション)」「久遠の秘術(イーモータライズ)」「免罪封具(免罪武器)」
などの謎が過去の内紛やストーリーに関係している模様。
クオン
「永劫(えいごう=アイオン)」or「永劫の紡ぎ手」の異名を持つこの世にに6人存在が確認される
再誕者(リヴァース)の一人。桁違いの圧倒的な能力を保持しているリンネの兄でかつての夜刀トップ、その身に
「久遠の秘術(イーモータライズ)」を宿し不老の肉体を持つ、久遠の秘術の実験体で有り唯一の成功体である。
今回の虚ろの夜の原因に何らかの関わりがある模様(ヒルダに協力している?)
その姿はケイアスEDで確認できる(画面左側)。
クゥ
リンネの体と行動を共にする謎の生命体。クオンから与えられた本当の名は「軛」。その体には虚無と同じ模様が浮かんでいる。首に皮製の首輪をはめられている。
輪廻の秘術(リーンカーネイション)
夜刀の秘術、輪廻転生。形式的には意識の寄生、転移であり、元の人格を持つ宿主が夜刀の記憶を『思い出した』ような状態にする(元の人格とは共存している形)。リンネは輪廻の秘術の実験体で有り唯一の成功体である。
久遠の秘術(イーモータライズ)
夜刀の秘術、不老の肉体へ変化させる。「永劫」or「永劫の紡ぎ手」クオンは久遠の秘術の実験体で有り唯一の成功体である。
免罪封具(免罪武器)
夜刀の一族に伝わる特殊な封具(武器)宝剣、ハイド所持のインスレーター(断裂の免罪符)セト所持の双剣・エリミネーター(封滅の免罪符)が確認されている。特殊な能力が備わっており本来は武器として使用するものではない。
光輪(リヒトクライス)
現世を守護するべく行動する能力者の集団。アーデルハイトを頂点としたヒエラルキー構造持つ。異常な現象や
能力者の調査・監査は重要な任務であり、執行官はその任務を負っている。組織は秩序の下に統制され多様な役割ごとに職務が細分化されている。尚、虚無によって親を失った孤児を引き取って育てる機関があるなど、その活動は
調査・監査・殲滅だけに留まらない(直営でお嬢様学校も経営)。その昔(何百年か前)アーデルハイトの指示の元
虚ろの夜の調査と称して攻め込む事態となる、その際に配下のワレンシュタインがクオンの男気に惚れ
光輪を裏切って夜刀の側についた為、それを機にアーデルハイトは「男は信用できない」とし、女性組織へと舵をきった過去がある。強さに級位があり 第一位は再誕者「至光姫」アーデルハイト(組織のトップであり不動)
第二位「天臨剣」ゼニス(実質的な最強位、又執行官としてもトップである存在)
第三位は死亡しており該当者がおらず空位。 第四位がそれを殺した「紅騎士」ワーグナーともう一人が該当。
第五位から該当者が多数存在しその一人がオリエとなっている。
尚執行官は基本的に4人一組で行動する。オリエには前衛担当のミカ、後衛担当のカグヤ、斥候担当のレクスの3人の仲間がいる。
なお、ゲーム内用語も厳密には「光輪用語」らしきものがあるようで、オリエのみが名称を正しく呼称する。例として「ヴェールオフ」「チェインシフト」など。
アーデルハイト
光輪(リヒトクライス)のトップにしてこの世にに6人存在が確認される再誕者(リヴァース)の一人、桁違いの圧倒的な能力を保持している。「至光姫」とも。その姿はケイアスEDで確認できる(画面右側)、数百年歳は優に超える模様。
天臨剣(ゼニス)
「天臨剣」の異名を持ち、光輪の級位第二位であり執行官としてもトップの為、第一位の執行官長(エース・オブ・イグゼクター)とも呼ばれる。オリエたちの上司。
ワーグナー
「紅騎士(赤騎士)」の異名を持つ級位第四位の執行官「虚無狩り」ワーグナーとも、虚無狩り、偽誕者狩りに執着し
その行動に光輪内部でも手を焼いている模様(ゴルドーストーリーオリエ談、第三位を殺害している辺りからも伺える)。ゴルドーの虚無落ちした友人を狩ったゴルドーの追い求める仇でもある。
その姿はケイアスEDで確認可能(画面中央)。
カグヤ
オリエの仲間であり4人一組時の役割は後衛火力役、オリエEDでその姿が見れる。
(長髪黒髪に日傘高身長のお嬢様っぽい子)
レクス
オリエの仲間であり4人一組時の役割は斥候役、オリエEDでその姿が見れる(端で本を抱えている子)。
余談だが公式のTwitterアイコンであったり、更にゲーム中カスタマイズアイコンが何種類かあり開発に愛されている。
忘却の螺旋(アムネジア)
新興のならずものの武闘派能力者集団、その出で立ちから光輪やリンネ達と敵対している。トップを
「眩き闇(パラドクス)」ヒルダとする組織(強力な力を持つヒルダをトップとして煽て上げている?)だが
実際の指令系統は幹部のケイアスが握っておりヒルダ自身が基本的な組織運営をしている訳ではない。
虚ろの夜を支配しようという野望を持ち、新興勢力ゆえの小回りと勢いで短期間で実力を付けてきた。
かつてはゴルドーも組織の幹部だったが同じく幹部だったゴルドーの友人が虚無落ちした際「紅騎士」ワーグナーに
狩られた事を切っ掛けに組織を脱退している。ケイアスはその直後に加入したらしい。ケイアス自身は
アムネジアを「光輪」と「永劫」といった強大な力を振るう者(再誕者?)達への抵抗、それに連なる者の吠え面を
見る目的の為、組織の勢力を拡大してる模様 (ゴルドーの仇である 「紅騎士」ワーグナー探しはその一環)。
構成員(幹部かどうかは不明)には
「罪斬りの獣」エンキドゥ、「葬儀屋(ブラックモンガー)」ウヅキ、「道化の王」ジョーカーが存在する。
眩き闇(パラドクス)
ヒルダの通り名。「眩き」「闇」という相反するその名称から逆説、矛盾(=パラドックス)といった意味を示している。偽誕者として圧倒的な力を持つヒルダの能力を示唆するものでもあり、彼女は「光を発する闇色の剣」を射出する能力で戦う。
血塗られた混沌or暴君(ブラッティケイアス)
ケイアスの別名、かつて暴れ回っていた時(アムネジア加入前かも?)にケイアスについた異名。
自らを戒め封じた暴れ者、招かれざる客等とも言われる(ケイアスストーリーヒルダ談)。
罪斬りの獣(エンキドゥ)
ワレンシュタインとの因縁を持つ、忘却の螺旋構成員。家庭用ヒルダEDでAC版と別のものに分岐した際に登場する。
白髪に鍛え上げられた肉体、その身に刻まれた刺青が特徴的な男。
ウヅキ
葬儀屋(ブラックモンガー)の通り名を持つ、忘却の螺旋構成員。家庭用ヒルダEDでAC版と別のものに分岐した際に登場する。眼鏡に黒い三角帽子を被り黒ずくめである、さながら魔女のような格好(ヒルダよりそれっぽい)をしている背の低い女。自身を様付けで名乗り、ヒルダを馬鹿にしているあたり、ヒルダより更にアレな性格と予想される。
CV付だがEDロールには記載が無く声優は不明。
道化の王(ジョーカー)
家庭用ヒルダEDでAC版と別のものに分岐した際に名前だけ登場する、忘却の螺旋構成員。
ツクヨミ
ビャクヤとともに行動する謎の女性。黒いセーラー服を着ており、頭には1輪の白百合を差している。
現在、器(ヴェゼル)割れしており、顕現を使えないただの人である。ビャクヤから姉と呼ばれているが、本当の姉弟ではないらしい。現在はストリクスという存在が中に入っている。ビャクヤとは彼を奴隷として扱う契約をしているらしく、様々な無茶をやらせている。胸にはとある女性に関連して貫かれた傷があり、その女性への償いをするべく彼女を追っている。ヒルダとは前にやりあって返り討ちにあった模様。オリエ家庭用ストーリーで「生命の樹(セフィロト)」という
通り名で呼ばれており(EXS能力名?)有名な偽誕者である模様。
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