VOCALOIDオリジナル曲とは、VOCALOIDを用いて演奏された投稿者オリジナルの楽曲のこと。
または、そうした楽曲の発表動画に付けられるタグのことである。
概要
VOCALOIDのオリジナル曲に関しては、通常の場合、「ミクオリジナル曲」「リンオリジナル曲」などのタグが付けられる。これは主に、メイン歌唱を担当した音源(キャラクター)を示すためである。
しかし次のような理由から、音源名を示さないこのタグが使われる例も見られる。
ただし、これらはあくまで「例の一部」に過ぎず、一般に『その曲(動画)が「VOCALOID」の「オリジナル曲」である事を的確に示しながら、使うにあたってほとんど何の制限も無い(キャラクター、カップリングなど)万能タグ』として使われている。
海外タグ廃止への対応について
ニコニコ動画は、2012年1月15日にスペイン版、ドイツ版の海外タグを廃止しました。しかしこれは事前に一切の説明が無い、かなり唐突な仕様変更でした。そのため何の対応も出来無いままかなりの数のタグが一斉に検索不能となりましたが、それらの中には残念ながら、VOCALOIDのオリジナル曲に関連するものも多数含まれていました。
また、唯一残っていた台湾版タグも10月17日に廃止となったため、かつて40有った検索用タグの枠数も、今後はカテゴリ専用分を入れて11枠(タグロックがあればさらに少ない)しか使用できなくなりました。そのため今後のVOCALOID界においては、必要なタグを動画に貼りきれない事態があちこちで発生すると予想されます。
現在は『キャラクター名 + オリジナル曲』タグが主流となっていますが、もし枠数が足りないような場合には、「タグ戦争」などのトラブルを回避するためにも、この『VOCALOIDオリジナル曲』をそれぞれの音源(キャラクター)専用タグの代わりとして使うことが推奨されます。
VOCALOID以外のオリジナル曲に使用する場合
多数の歌声合成ソフトが普及している現在では、VOCALOID以外の歌声合成音声を用いたオリジナル曲にもVOCALOIDオリジナル曲タグを付けられる機会が増えている。背景として、音楽市場におけるジャンルやカラオケ楽曲の分類で事実上の呼び方としてボーカロイドが定着している実態が挙げられる。
ニコニコでは、2019年のランキング再編前まではカテゴリタグとして「VOCALOID」が、ジャンル制への移行後も「音楽・サウンド」における人気のタグとして採用されている。また「The VOCALOID Collection(ボカコレ)」においても、VOCALOID以外の歌声合成音声の使用が認められており、VOCALOID以外の音声による受賞実績もある。
ただし、あくまでVOCALOIDはヤマハの登録商標であり、ヤマハの公式見解としては一般的な歌声合成音声の総称ではないことに留意したい。[1]
ニコニコにおいては他の歌声合成を用いた動画であってもVOCALOID関連タグの使用は制限されてはいないので、どのタグを付けるかはあくまで動画の投稿者に委ねられる。
関連動画
ユニット、合唱などの例
オリジナル曲数の少ないVOCALOID、キャラの例
その他
関連項目
タグ
- VOCALOIDオリジナル曲の 「 タグ検索 」
音源(キャラクター)別オリジナル曲タグの一覧
大百科の項目
- VOCALOIDオリジナル曲の一覧 / UTAUオリジナル曲の一覧
- VOCALOID-PV / MMD-PV
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脚注
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