WASHIKI(ワシキ)は、ニコニコ動画に演奏動画を投稿しているドラム奏者である。
本名は、若新雄純。NEET株式会社の代表取締役社長を務めるなど、事業家として知られている。
X JAPANの楽曲を、技術的なこと以上にYOSHIKI独自のスタイルを忠実にコピーすることを目標とした激しい叩き方が特徴。
過剰なまでのYOSHIKIを愛する気持ちと、実家の和室で思い切り叩きまくるドラミングのアンバランスさが多くのユーザーの注目の対象となり、「YOSHIKI」が「洋式」とも読めることから、「和室→和式」にかけて「WASHIKI」と命名され、本人もその呼称を使うようになる。
略歴
2008年1月に、数年前(2004年~2006年頃)に録画してあった動画の内の1つをニコニコ動画に投稿する。
YOSHIKIを愛する気持ちがストレートに伝わってくる内容がうけ、残りの録画3つも後日投稿することとなる。
YOSHIKIの叩き方や手癖、首の振り方等まで徹底的にコピーしようとするドラムの内容もさることながら、演奏場所が楽曲の雰囲気とはかけ離れた和室であることがヒットの要因となった。
録画してあった4つを投稿したあとも新作の投稿を望む声があったが、現在はドラムをやめ、また引っ越してドラムを叩ける環境に住んでいないため録音できない日々がしばらく続く。その後2月に帰省した際にいくつか録画してきて、後日それを投稿する。これらの動画はX JAPANの復活コンサート「破壊の夜・無謀な夜・創造の夜」にかけて「帰省の夜」と呼ばれる。
本人より、実家は日本海側の山村地域であることが明かされており、周囲は田んぼのためさほど近所迷惑にはなっていないということであるが、家族が受ける迷惑は計り知れない。
その後長い間動画の投稿がなかったが、8月に『紅』の演奏動画を投稿する。また、この動画の紹介文で予告していた目黒鹿鳴館でのXセッションライブへの参加と、鬼弦曹とのコラボ動画の投稿を10月に果たす。
その後は年に数本投稿される程度であるが、X時代の東京ドーム3days「破滅に向かって」にかけた「障子に向かって」や、インディーズ最後のライブ「爆発寸前GIG」にかけた「家族爆発寸前GIG」」などのタグが付けられている。また、2009年以降の作品はYouTubeにもアップされており、再生回数を伸ばしている。
人物
演奏スタイルから分かる通りYOSHIKIをかなり敬愛している。ドラムを始めたきっかけも中学生の時にYOSHIKIに心酔したことから。
ただしニコニコ動画投稿前のドラマーとしての活動は中3から高校卒業までの4年程度と短く、引っ越してしまってからはドラムは帰省時に少し叩く程度になっていた。また同じ理由で一時期ピアノを習っていたこともあったが現在はほとんど演奏できないらしい。
作品
最初に投稿されたものはデジカメの容量の都合でどれも長さが3分となっていたが、その後は基本的に一曲フルで録画されている。本人よると、ドラムマイクなどは設置されておらずデジカメ内蔵マイクでの一発撮りであるため、音質はさほどよくない。
最新の投稿であるSilent Jealousyでは、冒頭部分を洋室でピアノ演奏してから和室に移動するという演出がなされている。
YouTubeでも再生回数を伸ばしているArt of Life (Radio Edit)。
関連マイリスト
関連項目
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