Windows Phone 7とは、マイクロソフトが開発している携帯電話・携帯情報機器向けOSである。
概要
それまでマイクロソフトが携帯電話向けに提供してきたOS「Windows Mobile」と比べると、ユーザインタフェースがiPhoneやAndroidに近いものに一新されていたり、アプリケーション開発がSilverlightベースになったりと、使い勝手・使い方ともにWindows Mobileとは一線を画すものになっている。Windows CE(組み込み機器向けのWindows OS)をベースにしている点はWindows Mobile 6.xまでと同様であるが、アプリケーションの互換性はなく、6.xまでのソフトは動作しない。[1]
Windows Phone 7が登場した当時に日本国内で一般発売されている機種は存在しなかったが、アプリ開発ツールに付属のエミュレータで試すことができ、その独自のUIや快適な操作感に期待する人も少なくなかったようである。
2011年8月25日、日本語などに対応をしたWindows Phone 7.5(開発コード名:Mango)を搭載したIS12Tが従来の販売圏である欧米に先駆けてauから発売された。これは欧米でのWindows Phone 7.5の公式発表よりも先に日本だけで搭載端末が発売されたことになり、かなり異例であると言える。
アプリケーションの開発は無償で、Windows向けアプリの総合開発環境として高い評価を受けているVisual Studio 2010とExpression Blend 4を利用することができ、C言語系であるC#言語を使って開発することもあって高い開発効率と敷居の低さが特徴である。→ App Hub - ホーム
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関連項目
脚注
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