X・HEROとは、遊戯王OCGに登場するカテゴリ「HERO」に所属するリンクモンスターに使われる名称であり、【X・HERO】として作れるわけではなく既存の「HERO」をサポートするリンクモンスターである。
カード紹介
以下、遊戯王カードWikiより
X・HERO ワンダー・ドライバー/Xtra HERO Wonder Driver
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リンク・効果モンスター
リンク2/光属性/戦士族/攻1900
【リンクマーカー:上/下】
「HERO」モンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのリンク先となる自分フィールドに「HERO」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、
自分の墓地の、「融合」魔法カード、「フュージョン」魔法カード、「チェンジ」速攻魔法カードの内、
いずれか1枚を対象として発動する。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
手札から「HERO」モンスター1体を特殊召喚する。
ジャンプフェスタ2018で販売され、2018年3月10日に一般販売の「PREMIUM PACK 20」に登場。
それぞれのHEROの「フュージョン」カードや、どのHEROでも用いりやすい、マスク系のカードの再利用が可能で、現在の【HERO】は融合する回数も増えているため、このカードが助けになる。
素材指定が「HERO」なため、クロスガイを出せない組み合わせの場合に一度このカードを経由するのも検討出来るかもしれない。【HERO】でも下記のヘルデバイサーがいるため、展開の組み込み方は工夫出来る。
X・HERO ドレッドバスター/Xtra HERO Dread Decimator
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リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/戦士族/攻2500
【リンクマーカー:左下/下/右下】
「HERO」モンスター2体以上
(1):このカード及びこのカードのリンク先の「HERO」モンスターの攻撃力は、
自分の墓地の「HERO」モンスターの種類×100アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
2018年11月23日発売の、「LINK VRAINS PACK 2」で登場。
基本的にはリンク2のX・HEROを挟んでリンク召喚する場合が多いであろう。登場したばかりのこのカードは出す手段に乏しく有用性が見られなかったが、《X・HERO クロスガイ》の登場で状況が一変し、「D-HERO」において採用のしやすいカードとなった。
しかし、基本的に《D-HERO ディストピアガイ》の破壊効果の条件を満たすための存在であり、EXデッキの枠が厳しくなっているためリンク2勢と強力な融合モンスターをどけてまで採用する意味はなくなっている。
種類x100アップと上昇値が低いため、高い攻撃力を見込みにくいが、「HERO」自体の種類の多さを活かすことで3000に届くこともあるだろう。貫通効果がオマケでついている。
X・HERO クロスガイ/Xtra HERO Cross Crusader
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/戦士族/攻1600
【リンクマーカー:左下/右下】
戦士族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
このカードの効果を発動するターン、自分は「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合、
自分の墓地の「D-HERO」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):自分フィールドの「D-HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターとカード名が異なる「HERO」モンスター1体をデッキから手札に加える。
2019年1月12日発売の「DARK NEOSTORM」で登場。
名称から効果までほぼ全て「D-HERO」のサポート。素材は戦士族指定と広いものの、「HERO」以外を素材にすることはほとんどないだろう。あるとするなら《ネオスペース・コネクター》から《N アクア・ドルフィン》を特殊召喚してこの2体でリンク召喚することだろうか。
また、戦士族指定のため一部の「E・HERO」や「E-HERO」を素材に出来ない。
「D-HERO」から他の「HERO」にコネクションするカードとしても有用で、このカード自体も使い終わったら他の「X・HERO」に派生して効果を使うのも有効。
X・HERO ヘル・デバイサー/Xtra HERO Infernal Devicer
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リンク・効果モンスター
リンク2/闇属性/悪魔族/攻1700
【リンクマーカー:左下/下】
「HERO」モンスター2体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
EXデッキの「HERO」融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスターを2体までデッキから手札に加える(同名カードは1枚まで)。
この効果を発動するターン、自分は「HERO」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードのリンク先の悪魔族モンスターの攻撃力・守備力はそのレベル×100アップする。
2019年11月23日発売の、「LINK VRAINS PACK 3」で登場。
EXの融合モンスターを見せて融合素材をサーチするという効果で2体までサーチできるのは嬉しいことだが、ここで注意しなければならないのは「HERO」融合モンスターかつカード名が記されていることが条件であること。
そのため、「HERO」名称でない《レインボー・ネオス》や《Dragoon D-END》は利用できず、同様に汎用的な素材要求の「HERO」は利用できないが、特定のカードが欲しい場合のサーチ効果として動かすことが出来る。以下使用例。
- 《E・HERO シャイニング・ネオス・ウィングマン》等の指定で《E・HERO ネオス》をサーチし、《E・HERO フレイムウィングマン-フレイムシュート》か《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の素材にして、《フェイバリット・コンタクト》で指定しているカードの特殊召喚に繋げる。
- 《E・HERO ネビュラ・ネオス》等の指定で「N(ネオスペーシアン)」をサーチして、《E・HERO コスモ・ネオス》までの素材を揃える。
基本的に環境で使われているのは上の方。
オマケのパンプ効果が悪魔族指定であることからこのカードは「E-HERO」に向けたリンクモンスターでもあるのだろう。
関連動画
関連項目
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