ZIPPEI兄弟とは、日本テレビ系列、朝の情報番組「ZIP!」に出演していた2匹の兄弟犬である。
概要
2008年4月7日、神奈川県で生まれたロシアのシベリアが原産のスピッツ「サモエド」の兄弟犬。
じっぺい兄、じっぺい弟が交代で全国を旅する企画「ZIPPEIスマイルキャラバン」 に出演していた。
兄、弟の間に特に区別は無く、両者とも「じっぺい」と呼ばれ親しまれていた。笑っているように見える口元は”サモエドスペシャル”と呼ばれ、白いもふもふの毛並みと相まって人気犬に成長した。
2012年8月9日、不慮の事故 (高温の車内に取り残されたことに起因する熱中症) により兄弟ともに亡くなった。
ZIPPEI兄弟を含む9匹に何があったか
外部リンクに掲載した4つのニュースをまとめると以下の通り
- 車内残された9匹は、いずれもサモエド犬種である
- 9匹の内7匹が死亡した
- 飼い主は動物取扱業者の責任者だった、車はその飼い主が所有している
- 飼い主は仕事の打ち合わせで車内に犬を残して外出した
- その後、飼い主とは別の人が車を少し動かしたが、その際にはエアコンは動いていた
- 別の人とは何者なのか不明
- 別の人が車を動かしたのは、放置してからどのくらい後なのか不明、動かした理由も不明
- 別の人が車を動かしてから60分~90分後、車に戻るが、エアコンが停止し犬がぐったりしていた
8月21日に、ヤフーやライブドアで配信された新情報(女性自身による取材)
- ZIPPEI兄弟を知る関係者によると、報じられていることはウソばっかりである
- 犬たちは、実際は3~4時間放置されていた
- 犬たちはゲージに入れていたので、犬がエアコンのスイッチを切ることは出来ない状況だった
- 飼い主は、女性である
- 飼い主の本業は歯科衛生士で、犬を10匹以上飼っていたが、多忙で飼育環境は良くなかった
- 8月9日は、カレンダーの撮影と打ち合わせで、1時間ほどで用事は済んだ
- 飼い主のほかには、日テレ関係者や動物プロダクション関係者が居合わせた
- 飼い主は、用事が済んだ後も車に戻らず、スタッフと長々談笑していた
- 車を動かしたのはスタッフで、少なくとも3回以上は移動した
- 車を動かした理由は、撮影中に車を移動してくれと言われたから
- 車を移動してくれと言ったのが誰なのかは、書かれていない
- 車に戻ると、車内は異常な暑さで、5匹の犬は既に亡くなっていた
- ZIPPEI兄弟はかろうじて生きており、救急病院に搬送したが手遅れだった
- 飼い主は、ネットで”犬殺し”とバッシングされているのを知っている
- 飼い主は、自分で車を動かさなかったことを後悔している
ZIPPEI スタッフからのツイート
この1年3ヶ月あまり、全国を旅してきたスマイルキャラバンのじっぺい兄弟が8月9日夕方 息をひきとりました。じっぺいを愛して下さり、応援して下さった皆様、ありがとうございました。じっぺい兄弟、天国で安らかに・・・・今までありがとう。
関連静画
関連商品
関連項目
外部リンク
- ZIPPEIスマイルキャラバン跡地
- じっぺい公式イッター
- 「ZIP!」で人気の兄弟犬ZIPPEIが死ぬ
- 「ZIP!」のZIPPEI兄弟が急死、飼い主の車のエアコン止まり熱中症に。
- 日テレ番組の人気兄弟犬死ぬ=熱中症で―「ZIP!」出演
- 『ZIP!』の人気犬・ZIPPEI兄弟の訃報…ダイスケら出演者が追悼コメントを発表
- ZIPPEI兄弟 訃報に疑問の声「3時間以上放置で飼い主は談笑…」
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