ZOIDS惑星Ziとは、月刊コロコロコミックに連載されていた塩崎雄二による漫画作品である。
概要
上山道郎の「機獣新世紀ZOIDS」が終わった後、2001年12月から連載が開始。
青年雑誌で連載することが多い作者にとっては初めての少年漫画となる。
地球人類が住める新しい星を見つけるため旅立った少年クーゴが事故により地球とよく似た謎の星――惑星Ziに不時着。そこに住む金属生命体「ケーニッヒウルフ」と出会ったところから物語は始まる。
登場人物
- クーゴ
主人公。地球人の少年で、事故により惑星Ziに迷い込んだ。
直後に出会ったケーニッヒウルフを愛機とし、様々な敵と戦っていくことになる。
ケーニッヒがキメラブロックスとの戦いで犠牲になった後はレオブレイズに乗り換えた。
- グゥ
クーゴが訪れた村の暴れん坊。
よそ者嫌いらしく、突如現れたクーゴに対し敵意を剥き出しにしていた。
しかしその後バトルなどを通じて和解、彼の仲間になる。
愛機はライガーゼロイクスだったが、キメラブロックスに破壊されて以降はウネンラギアに乗ることに。
- メイ
クーゴが旅の途中で立ち寄った街で出会った少女。
バスターイーグルを駆り街を守っているウッシータという男の娘。
後にクーゴの仲間となり、ナイトワイズを愛機とした。
パーティー内、というか作中においても貴重な女性要員である。あとエロい。
- プラチ
物語序盤において登場したプラチ団のボス。
台詞の最後にアルファベットをつけることが多い。（例：泣く子も黙るプラチ団団長、プラチ様とは俺のことＤー！）
ダークスパイナーを操りクーゴとグゥの前に立ち塞がったが、協力した2人の前に倒される。
- エーマ
プラチを裏で操っていた黒幕。
オサンゾとは深い因縁で結ばれている模様。
評価
2作目のゾイド漫画としてスタートした本作ではあるが、残念ながら前作に比べるとどうしても評判が悪いのが実情。
理由は人それぞれあると思うが、その1つとしてやたらとコマのコピーが多いなど、手抜きに見える箇所が各所に見られることがあげられる。
また途中から当時賛否両論だったブロックスをメインに扱ったのも原因と言えるかもしれない。
とは言えオリジナルのチェンジマイズゾイドも登場するなど魅力的な点があることも確か。
特に最後に登場したエーマ仕様のロードゲイルは中々かっこいいので、興味のある人は見て見ることをオススメする。
また主観になるが、キメラブロックス初登場時の絶望感はかなりのもので編者は当時ワクワクしながら読んでいた。
何はともかく、決して悪い所ばかりの作品ではないことだけはここに明記しておく。
作者が作者なので女の子もエロいしね！
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関連項目
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