イシュタル(Fate)単語

メソポタミアノダメガミサマ
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イシュタル(Fate)とは、スマホRPGFate/Grand Order」に登場するサーヴァントの1騎である。

CV植田佳奈  絵師森井しづき

Fate世界におけるサーヴァント定義はこちら(サーヴァント(聖杯戦争))を参照のほど。

概要

人理定礎修復のクライマックスの一部の第7章、バビニア編。
レイシフト(タイムワープ)終了直後、右も左もわからぬカルデア一行に思い込みしく言いがかりで喧嘩吹っ掛けて飛び去って行くという大変迷惑な出会いを果たす。

しかして事情を賢王から聞き出してみれば、なんと人理崩壊のとなるこの世界に遣わされた正正銘の女神であったのだ。

元ネタ・来歴

メソポタミア女神、イシュタル(アッカド名)。 イナンナ(シュメル名)とも言われる。
の女人」と称され、特に当時の殿婦(巫女)を中心に大きな信心を集めていた。
富や美の守護である一方、戦場の兆しを伝える戦であり、それらをめると「移ろうもの、栄枯盛衰をる」性であったが故と考えられる。
金星り、美を徴するなど、後のローマ神話ビーナス」の原典ともいえる。

しかしてその性格は、関係者が「駄女神」と口をえるほどのワガママ

父親のアヌは、生み出た各々のに役割の分担を振り終えたのだが、イシュタルには仕事を与えなかった。
(おそらく暇を持て余した)イシュタル父親に嘆願し、父親親バカもあいまって絶世の美貌、豊への権、そして戦の吉兆を伝える、滅亡させずともよいものを滅亡させ、創造せずともよいものを創造するを与えられた。 それをいいことにこの駄女神傲慢ライフが始まる。

駄女神どころか悪辣と言われても仕方がないようなことをやらかしまくってるが、だからこそ罰を当てる祟り的な方向で信心は厚かったのだろうとされている。

人物像

煽情的な露出の多い衣装に身を包み、宝具「マアンナ」で飛び回る快活な黒髪女性
普段の瞳の色は暗い朱色だが、の権を発揮するときは色に変わる。
サーヴァントとして顕現する彼女は、としてのフルスペックで現れることができなかったため、「肉体・魔力・精神性などが近い、聖杯戦争関係者」を依り代、ベースとした疑似サーヴァントという形で縮小して現れている。
そういえば英雄王様は、Fate/EXTRAの依り代ちゃんを見て「あの悪女め(イシュタル)の転生体か?」とコメントされてましたね。
そのため、体・容姿がベースに準ずる形となり、スレンダー少女になってしまった。
Fate世界での女神とは一部を除いてメドゥーサアルテミス槍アルトリアがそうであるように、長身グラマー美女らしい(by.エルドラドのバーサーカーマテリアル) )

イシュタルベースになった彼女率は7:3の割合で構成される新しい性格。
そのため、記憶はイシュタルだが、の強さはそのままに儀で世話焼き、詰めが甘くてうっかりの多いしみやすい女性となっている。
その結果として女神時代のツケを七章の中で支払う羽になるとは思ってなかっただろうが。
お蔭で7章をリードするヒロインである一方、コメディリリーフとして数々のポンコツエピソード危機的状況でも癒ししてくれる。
腐れ縁の金ぴか王様く「依り代のか、父親への依存が消え、自立しはじめた」とのこと。
奈須きのこコメントでは『颯爽生きる責任感のある女』としての部分が大きく反映された状態。

一方で、やはりということから、人間とは価値観が異なる。
サーヴァントとしての在り方も「人間亡を視点から傍観しながら、マスターをからかおう」というスタンス
このあたりをしてゲーム内のマテリアルでは金星(赤い)悪魔と締めくくられている。

間接的には死因となったエルキドゥとは、トムとジェリー的な感覚で殺し合いをする仲。その余波で魔神柱が間20本単位で吹っ飛ぶ。

召喚がったマスターは、今は同僚となった依り代のかつての相棒に対するコメントを聞くことができる。
視点からの彼に対する意見はシリーズファンへのサービスであると同時に辛辣なものとなっている。

サーヴァントとしての能力

スキル

美の顕現:EX→B
美の女神としての恐るべきカリスマ性。他者を惹き付ける。本来は強な誘惑(ゲージ吸収・呪いスキル封印)を体とした複合スキル。依り代の意向によってランクEXから下がっており、単なるカリスマ性の発露に過ぎないが、それでも人のを大きく逸脱している。
ける大王冠:A
を模したスキル。原典において、亡き夫であるタムムスをらせるため、命のめに府へ降りた際に一時失い、る際に取り戻したものと同一と考えられる。
魔力放出(宝石):A+
本来のイシュタル気を自由自在に操り武器に付与させることができたのだが、依り代の宝石にしか充填できなくなった。その操作に慣れないため、魔力放出に時間がかかる。
魔力:A
三小節以下の魔術化する。現代魔術においては一部の大規模魔術を除いてこのサーヴァントに加不可能
単独行動:A
マスターからの魔力供給なく行動することができる。Aならば1週間ほどの現界が維持でき、大きな魔力消費がなければ魔力パスなく戦闘も可
女神核:B
生まれながらにして完成した女神であることを現す固有スキルスキルを含む複合スキル。あらゆる精系の干渉を弾き、体成長もなく、どれだけカロリー摂取しても体が変化しない。疑似サーヴァントゆえにランクは下がっている一方、この高ランクで落ち着いていることから性の強さがい知れるところ。

なお、彼女黄金財産に不自由しない分)を持っていない
それまでは信者の膨大な貢物で生活していたのだが、七章の喫緊の状況でそれが途絶えたことが原因で、カルデアのマスターたちの攻略の糸口にされてしまう。

宝具

山脈震撼す明星の薪 (アンガルタ・キガルシュ)

ランク:A++ / 種別:対山宝具 / レンジ999~??? / 最大捕捉:???

イキり倒してエビフ山を消し飛ばした逸話が元の宝具ゲーム内で採用されているのはこちら。

金星までワープし、金星という管理者権限で「金星と言う概念」をコピーし、それを弾丸にして射出する隕石爆弾

天船 (マアンナ)

彼女が乗っているのような形状の
ワープを搭載し、冥界論、宇宙空間まで飛行できる乗り物
彼女はこれに乗って自由奔放に世界が物顔で飛び回る。

前述の通り盗んだバイク英霊になった際にくっついてきた。
元はガレー(櫂)で乗員数名がしっかり乗り込める大船舶なのだが、英霊になるにあたってその一部を宝具として分離・改造してもってきている。

アーチャー版は首のパーツが一人乗り用のとして機している。
後述のライダー版では櫂の部分をスクーターとして改造している。

天の牡牛 (グガランナ・ストライク)

ランク:A+ / 種別:対軍宝具 / レンジ:1~99 / 最大捕捉:400人

地面が割れは干上がり、荒らし回って多くの人間の命を奪ったと記されるいわば怪獣
失恋の結果、父親を泣き落として頂戴した代物。ガランナを一時的に召喚しその大な蹄によって地上を粉砕せしめる。敵味方問わず大ダメージを与え、一時的な全ステータスランクダウン効果(重圧)を与えるが、イシュタル本人のみ一切ダメージと効果を受けない。物理的にを実体化させている訳ではないため、建築物を破壊することなく「屋内」という間に限定して宝具を使用することも可

Fate/Grand Order7章 及び Fate/strange Fake のネタバレ
実は7章冒頭で彼女と出会ったのは、紛失したこの宝具を探している最中であったため。『Fate/Grand Order』の世界線では使用不可。


しかし、strange Fakeホムンクルス憑依した方のイシュタルによって呼び寄せられたため、7章の舞台となったウルクからは消滅していたのだった。
結果として7章では「私は駄目な女神です」という粘土を下げて立たされる羽になるわけで、とばっちりを受ける形となった。
余談だが、strange Fake作者成田良悟氏はFGO7章配信前に同作でイシュタル登場のプロットを書き上げていたのだが、FGO7章でこのイシュタルが出ると知り、大きく脚本をめることとなったため、事実として4巻は1年近く刊行が遅れたとのこと。

ゲーム内性能

イベント「二代オルタちゃん ~2016クリスマス~」にて先行実装された。
期間限定のアーチャー

そのは『を貢いで高倍率のクリティカル(の乗ったBuster )で殴る』というクリティカルアタッカー
各種スキルがあり、特に『魔力放出宝石)』のタイミング宝具を上手く合わせようとするとターンごとのダメージやNPの計算が難しくなるのだが、その一方でNP効率や攻撃の多段HITにより、初手Arts からのNP効率は悪くない。

更に宝具「山脈震撼す明星」の威は前述の通りトップクラスなので宝具が重ならなくても雑魚散らしぐらいなら十分なので、まさに大敵・小敵を問わず活躍できる5相応のサーヴァントとなっている。
アーチャーなのでクリティカルスターは集まりやすいが、スター生産量に難ありなので、スターを出せるアサシン系などと組み合わせるのが最適。1ターン間隔で色の文字ガンガン敵のHPを削るメインアタッカーらしい動きをしてくれる。

水着Ver

2017年に開催されたFGOイベント『デッドヒートサマーレース! ~希望とイシュタルカップ2017~』においては、新たに見つかった特異点解決のために全財産をかけて特異点を駆け抜けるレース催する。続けて開催された『デスジェイル・サマーエスケイプ ~罪と絶望メイヴ大監~』ではレース途中でメイヴ大監に収監されてしまった水着サーヴァントたちの救出のためにぬいぐるみ姿で監に侵入し、外部と内部を繋ぐ連絡役となる。

女神時代は体術に縁はかったのだが、依代が覚えていた格闘術に魔術や権、マアンナワープを併せた全く新しい格闘技 通称ウルクアーツを操る。

下ネタバレに付き、反転

しかし、その裏では悪巧みを進めており、イベント最終盤にてレースはその隠れ蓑に過ぎなかったことを明かし、水着サーヴァントたちに襲い掛かる。

その意は七章で結局立った活躍が出来なかったことのいせにの権復活させ、ついでに喪失した『の雄』を再生させて全盛期ウルク邪神として復活し、サーヴァントを諸共ケチョンチョンにしてやろうというもの。
流石ウルクの大邪神とまで罵られるほどの所業である。

が、器のせいなのかうっかりが発動し、ここまで隠してきた切り札は粉砕され、の雄は多少、施設に被害をもたらしたが退治。
何事もなく再開したレースフィナーレ、その表式に出資者として「私は駄目な女神です」と彫られたピカ粘土り下げられながら写真永久保存されるとなったのであった。
はて、あのどっかで見た黄金の石の出所やいかに。

相変わらず奔放で独尊を貫く女性。とはいえ、流石に劇中の失態で懲りたのか、版イシュタルよりも邪神駄女神成分は控えめとなっている。
マスターに対しては相変わらずだが、水着霊基特有の嗜好変化から、ことあるごとに旅行へと自分から誘うようになっている。

サーヴァントとしての性能

ゲーム内性能

イベント「デッドヒートサマーレース! ~希望とイシュタルカップ2017~」報酬。
ライダー

NP効率はそこそこ。だが、Arts のNP回収率が多く、「けるの衣」という強バフスキルや、回避・無敵スキル群による生存性により、高い自己完結性を確保している。
イベント配布サーヴァントとしてはなかなかの高性4ですら他クラス5に匹敵するサーヴァントがちらほらいるライダーでもしっかり地位を確保できるライダーといえるだろう。

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水着(ハイレグの上にパーカー)

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イシュタル(Fate)

54 ななしのよっしん
2020/01/19(日) 20:36:46 ID: 1ZSRhjge70
自分をイシュタルだと思い込んでいる遠坂凛
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55 ななしのよっしん
2020/03/12(木) 21:21:42 ID: 9sa9iYPLps
正直残さの表れ方や振る舞い方が異なるだけでギルとはどっちもどっちなもんで結局はお互い理不尽
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63 ななしのよっしん
2022/02/12(土) 12:01:55 ID: etCo36BWbN
なんだろう、憑依元への熱い風評被害自作自作キャラダメージ入れるのか。FateやっててFGOやってないけどこれは酷い
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